5 / 25
5話 セックスへのこだわり
しおりを挟む
そしてコース料理も終盤になり、
これまで全くしもい話はしていなかったが
なぜか次回はホテルに行こうという話になった。
「あ、でも私、ラブホテル好きじゃないんだよね。
タバコ臭いじゃん?
だから普通のビジネスホテルの禁煙ルームのがマシ。」
「ラブホテルでも禁煙のところあるよ。」
「そうなの?」
「うん。この近くにあるし。行ったことない?」
「ない。聞いたことない。」
「じゃあ今度そこに行こう。」
「うん。」
(なんだか彼に言いくるめられて
適当に承諾してしまったな。
料理は豪勢なのにホテルはケチるのか、
だから食通のセックスは期待できねえんだよな。)
さちこの期待値は上がらなかった。
「あとさ、私こだわりが強いから。
仮性包茎の人NGなの。」
「大丈夫。」
(マジか?ひょっとしたら火星人かも
って顔してるけど、まあとりあえず良かった。)
「あと、ランチはエッチする前より
してからのがいいな。
空腹はより感度が増すから。」
「そうなの?」
「うん。そうじゃない?
するときはお酒も呑まないし。」
「え?なんで?」
「エッチな気分にはなるけどいけなくなるから。」
「そうなんだ。」
「男の人はよく女の人を酔わせて
口説こうとするけどあれ逆効果だからね。
確かに開放的な気分にはなるけど
全然気持ちよくないから。
男の人もいきにくくなるから
逆にそのために呑む人もいるのかもしれないけど
柔らかくなるしね。」
「へえーすごいこだわりだね。」
「だってさ、私はセックスは食と同じで
一回一回を大切にしたいの。
一生にできる数が限られてるでしょ?
しかも人生でできる数って食事より
断然少ないじゃん?
だから無駄なことはしたくないの。
せっかくするならより気持ちいいのがいいじゃん。
だから誰とでもとかどうでもいいことはしたくない。」
「ストイックだね。」
「そうかなあ。笑」
「じゃあ今度はホテル行ってからランチしよう。」
「うん。で、長いの?硬いの?」
「俺は身長があるから結構長いと思うよ。」
「それがさあ、そうでもないってことが
あったんだよね~。笑」
(180cmで極小の奴いたからね。
身長と竿は比例しないんだよ。
でもこれ言うとヤリマンに聞こえるから
黙っておこう。)
「でも指は長いでしょ?ほら。」
「確かに。手、大きいね。」
「だから指は届くよ。」
「うん。それはいいね。楽しみ。」
(まあ竿もデカそうな顔ではないし、
期待値上がらんけど、
指長けりゃ最悪なんとかなるか。)
時間がきたので店を出ることにした。
これまで全くしもい話はしていなかったが
なぜか次回はホテルに行こうという話になった。
「あ、でも私、ラブホテル好きじゃないんだよね。
タバコ臭いじゃん?
だから普通のビジネスホテルの禁煙ルームのがマシ。」
「ラブホテルでも禁煙のところあるよ。」
「そうなの?」
「うん。この近くにあるし。行ったことない?」
「ない。聞いたことない。」
「じゃあ今度そこに行こう。」
「うん。」
(なんだか彼に言いくるめられて
適当に承諾してしまったな。
料理は豪勢なのにホテルはケチるのか、
だから食通のセックスは期待できねえんだよな。)
さちこの期待値は上がらなかった。
「あとさ、私こだわりが強いから。
仮性包茎の人NGなの。」
「大丈夫。」
(マジか?ひょっとしたら火星人かも
って顔してるけど、まあとりあえず良かった。)
「あと、ランチはエッチする前より
してからのがいいな。
空腹はより感度が増すから。」
「そうなの?」
「うん。そうじゃない?
するときはお酒も呑まないし。」
「え?なんで?」
「エッチな気分にはなるけどいけなくなるから。」
「そうなんだ。」
「男の人はよく女の人を酔わせて
口説こうとするけどあれ逆効果だからね。
確かに開放的な気分にはなるけど
全然気持ちよくないから。
男の人もいきにくくなるから
逆にそのために呑む人もいるのかもしれないけど
柔らかくなるしね。」
「へえーすごいこだわりだね。」
「だってさ、私はセックスは食と同じで
一回一回を大切にしたいの。
一生にできる数が限られてるでしょ?
しかも人生でできる数って食事より
断然少ないじゃん?
だから無駄なことはしたくないの。
せっかくするならより気持ちいいのがいいじゃん。
だから誰とでもとかどうでもいいことはしたくない。」
「ストイックだね。」
「そうかなあ。笑」
「じゃあ今度はホテル行ってからランチしよう。」
「うん。で、長いの?硬いの?」
「俺は身長があるから結構長いと思うよ。」
「それがさあ、そうでもないってことが
あったんだよね~。笑」
(180cmで極小の奴いたからね。
身長と竿は比例しないんだよ。
でもこれ言うとヤリマンに聞こえるから
黙っておこう。)
「でも指は長いでしょ?ほら。」
「確かに。手、大きいね。」
「だから指は届くよ。」
「うん。それはいいね。楽しみ。」
(まあ竿もデカそうな顔ではないし、
期待値上がらんけど、
指長けりゃ最悪なんとかなるか。)
時間がきたので店を出ることにした。
0
お気に入りに追加
9
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。




セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる