中級編マッチングアプリの男〜防衛省事務官の男〜

椋のひかり~むくのひかり~

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9話 マーキングしようとする男

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「そーいうのしたくないから。」
「そかそか ごめんね。」
「うん。ネグリジェって持ってないし、コスプレ好きなの?」
「セクシーだと興奮するやん。笑」
「ネグリジェが1番興奮するの!?」
「ティーバック。」
「そっか。ティーバック食い込むから持ってるけどはかない。
練習しとくね。何色が好き!?」
「赤とか黒かなぁ。わからんけど。」
「赤か黒ってプロやん。笑」
「練習せんでいいから。笑
来週履いてこなくていいからね。笑」
「わかった。ノーパンで行く。白しか持ってないから。」
「白も好き。やばいね。ボッキして歩けないわ。笑」
「もしノーパンでも内緒にしとくわ。
毛糸のパンツ履いてきたって言うから抑えてね。」
「お泊まりとかよくするの?」
「しない。」
「えらいね。」

(?えらいねってなに?なんか上から判断されてる気がして引っかかる。)

「流石に理由がないから。」
「そういうのはきちんとしてるんやね。」
「礼儀だね。」
「友達できた?近所の人。」
「近所の人はいない。子供いないから付き合いないし。」
「職場の人は?これから出会いがありそうな予感だね。」
「誘われちゃったら困るでしょ!?」
「うん。でも、誘われそうだなぁーと思ってる。」
「誘わないでしょ。」
「どうなんだろうね。」
「断られたら気まずいじゃん。
そんなに職場の人としゃべることないし。
いきなり誘う人いないでしょ。」
「最初は歓迎会して。」
「このご時世だからなかったよ。」
「そこから、LINE聞いて。それからムフフみたいなね。」
「普通はそーいうのあるけど今はないんじゃない。
まず飲み会がないし。」
「確かに。」
「衛さんはそーいうのしてたんだね。」
「してないよ。奥手だから。これからなにするの?」
「今日!?」

(だからいちいち人の1日を詮索するよな。)

「そそ」
「昼寝。」
「もう夕寝だね。眠いの?」
「そだね。さっき外出して汗かいたから。」
「そかそか。」
「汗ひくと眠くならない?」
「ならない。初めて聞いた。」
「ほんとはおナニーの時間だけど生理だから我慢する。」
「そかそか、毎日する?」
「だいたいする。でも衛さんとラインしてたら
ソワソワしてきちゃった。
それこそ会う前におかずにはできないね。笑」
「そかそか、本当に女の人はいろいろやね。」
「みんなしてるよ。知らんけど。笑」
「本当に?」
「だいたいおもちゃは持ってるでしょ。」
「自分の感覚だと3割くらいの人がしてる感じする。
おもちゃはもってないでしょ。見た事ないよ。」
「私の感覚だと8割してる。持ってるよ。」
「見せて。」
「私は持ってない。」
「ほら。」
「マッサージ機を代用してる。」
「そしたらもうそろ出かけるね。」
「そだね。忙しいところありがとう。」
「こちらこそ。またね。」
「楽しんできてね♪行ってらっしゃい!」
「はーい。」
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