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42話 懲りない男
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それから2週間後、彼の誕生日だったので、祝いのメッセージだけは送った。
「お誕生日おめでとう。
先日はありがとう!
素敵な一日を、一年をお過ごし下さい。」
「おはよう。わざわざありがとう~。」
さちこはそのまま既読スルーにした。
5日後、彼から何もなかったかのようなラインがきた。
「こんちは!今日夜また前の店で焼き鳥どう??」
(げ、やっぱあのままブロックすれば良かった。)
「こんにちは。お誘いありがとう。
今日は体調すぐれないからやめとくわ。
ごめんね。」
彼には会いたくないし、考えるだけで気が重くなったので断った。
「そっか。お大事にしてくださいね。」
「ありがとう。」
3週間後、また誘いのラインがきた。
「今日ご飯いかない??」
「いじめなかったらいいよ。」
「いじめてない!洋と和ならどっちがいい??」
「それいじめっ子のセリフだね。
今後女の子を泣かせるようなこと言わないならいいよ。
どっちかというと洋の気分。」
「この前行ったイタリアンどう??」
「うん いいよ。何時?」
「あそこ17:30からだったよね??この前。。。」
「覚えてないけど そうだったかなあ。
履歴見たらこないだ17:00に待ち合わせしたっぽいから
やっぱ17:30じゃない?
「電車 17:32着ので行くわ。」
「サイト見てたけどそう見たいね。オッケー。ではではその頃に駅で。」
「了解です。」
久々に会うと彼は生まれ変わったかのように爽やかな好青年になっていた。
「お誕生日おめでとう。
先日はありがとう!
素敵な一日を、一年をお過ごし下さい。」
「おはよう。わざわざありがとう~。」
さちこはそのまま既読スルーにした。
5日後、彼から何もなかったかのようなラインがきた。
「こんちは!今日夜また前の店で焼き鳥どう??」
(げ、やっぱあのままブロックすれば良かった。)
「こんにちは。お誘いありがとう。
今日は体調すぐれないからやめとくわ。
ごめんね。」
彼には会いたくないし、考えるだけで気が重くなったので断った。
「そっか。お大事にしてくださいね。」
「ありがとう。」
3週間後、また誘いのラインがきた。
「今日ご飯いかない??」
「いじめなかったらいいよ。」
「いじめてない!洋と和ならどっちがいい??」
「それいじめっ子のセリフだね。
今後女の子を泣かせるようなこと言わないならいいよ。
どっちかというと洋の気分。」
「この前行ったイタリアンどう??」
「うん いいよ。何時?」
「あそこ17:30からだったよね??この前。。。」
「覚えてないけど そうだったかなあ。
履歴見たらこないだ17:00に待ち合わせしたっぽいから
やっぱ17:30じゃない?
「電車 17:32着ので行くわ。」
「サイト見てたけどそう見たいね。オッケー。ではではその頃に駅で。」
「了解です。」
久々に会うと彼は生まれ変わったかのように爽やかな好青年になっていた。
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