鈴木亮平似のキン肉マン

６話 FBIの心理テストの答え

「これは、何を重んじてるかがわかるテスト。
花子は愛。
太郎はモラル。
次郎は金。
三郎はセックス。
四郎はビジネスとか家族。
だからさっちゃんは、愛が1番大事で、次に金。
モラルはどうでもいいってこと。
で、セックスもそんなに重要だと思ってないんじゃない？」
「そうなの？そーか。確かに愛は大事！モラルはどうでもいい。
モラルは人によってものさしが違うからね。
セックス、重要じゃないのか。笑」
「俺は太郎はいいけど四郎が一番嫌だった。」
「まあ確かにハイエナ的だよね。」
「俺そういう弱みにつけ込むやつ許せない。」
「でもさ、それで言うと三郎もじゃん。
私は次郎は許せるのは金の話ってキッパリしてるから。
三郎はいかにも弱みにつけ込んでる感じが嫌だね。
でもそれより太郎が一番許せないわ。」
「なんで？」
「だって、太郎はなんのリスクも犯してないのに
花子を責める資格あるの？って思う。
花子は太郎を愛しているが故に苦渋の決断をしたのに
そんな女信じられんって、じゃあお前が来いよ。って思う。
まあ私が花子なら初めからそう思うから
そこまでして自分で会いに行かないと思うけど。笑
もし太郎が同じことして会いに来てくれたら許せるけどな。」
「なるほどね。でもさっちゃんがその結果で良かった。」
「そうなの？」
「俺と似てるから。」
「それ、いつも女の人に聞いてるの？」
「うん。笑」
「へえ。」
「愛がない人だったら嫌だもん。」
「ふーん。」

その後彼は自分の入っている哲学コミュニティの話をし始めた。