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プロローグ 『覚醒』
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俺――河道 春馬は平凡だった。
中学受験が失敗した頃くらいだろうか。両親が俺の才能に対してはっきりとした諦めがついたのは。
『――お前は私たちのような医者になれ』
優秀な両親から小学生の時に言われた言葉を今でも思い出す。
勝手に期待されて、勝手に諦められて。
それでも俺は俺なりに自分の存在価値を見出そうと足掻いていた。
だけど、気付いた時には俺は両親から見向きもされなくなっていた――
【――意識の覚醒を確認しました。】
俺には歳が三つ離れた優秀な弟がいた。
諦められた俺への期待を一身に受けた、優秀な弟。
名前はなんて言ったっけな。物心がついてから会話すら、いや、生きる世界すら違った。
同じ屋根の下で、同じ両親の元で育ったはずなのに、明らかに不平等な愛を受けて。
弟は程なくして医者となった。
【――条件の達成を確認しました。】
親不孝と周りから言われたけど、今思えば俺を産んだ母は俺を子だとも認識してなかったんじゃないかとすら思える。
まぁ追い出されなかっただけマシなんだろうな。欲しいものは手に入ったし、一日中ゲームしていても怒られない、ある意味何不自由のない生活。
……結局、俺の存在価値ってなんだったんだろう。
【職業《付与術師》からシークレット職業《死霊術師》へ《転職》が可能となりました】
…………。
………………。
……………………。
視界に広がるのは闇だった。体は麻痺しているらしく、全身に力が入らない。
真っ暗闇に性別すらはっきりしないロボットのような音声がずっと響いた。
その声に合わせるように、プロジェクターか何かから投射されているような謎の文字が視界の中心で移り変わる。
(職業……?いやいや、転職も何も俺は無職だっての。というか、《付与術師》って漫画でもあんまり聞かなくないか?)
どうやら俺は変な夢を見てるらしい。
ここ最近夜更かししてファンタジー系のアニメや漫画をハマって見続けていたせいか。とうとう夢にまで出てきてしまったようだ。
【《転職》が可能です。Yes or No】
齢三十にして、俺は自分の存在価値を痛感させられた。
(うるさいなぁ……俺は無職だって。夢でいちいち言わなくても自覚してるって)
俺はこのまま一人で死んでいくんだ。葬式に友達なんて来ないし、親だって来てくれるかも分からない。
死んだ時、泣いてくれる人間はいるんだろうか。
(……うるせぇよ)
お節介な声は放っておいて、俺はもう一度寝てみることにした。
夢の中で寝るなんて変な感じだけど、寝たら現実世界に戻れるはずだ――
……………………。
【シークレット職業《死霊術師》に《転職》が可能です。もし拒否した場合は直ちに心臓が停止し、死にます。】
(だ、か、らっ! 夢の中で話しかけてくるなよ! さっきからお前は何言って――)
頭の中で声を荒らげようとした瞬間だった。
俺の記憶が、いや、正確には生前の記憶と言うべきだろうか。それらが頭の中へ一気に流れ込んできた。
それを見た結論から端的に言うとすれば。
(俺は死んだ、のか……?)
そう、思い出した。
アニメを見終えた深夜、小腹が空いた俺は暗い夜道を歩いてコンビニへと向かった。
そしてその帰り道、トラックと衝突した。
(走馬灯にアニメキャラが出てくるなんて相当つまらない人生みたいだな。俺の人生ってやつは……)
死ぬ瞬間に走馬灯的なものを見た気がした。
黒歴史に近い学生時代から今の無職時代までを三十秒程のショートストーリーに仕上がっていたが、その6割くらいがアニメ関連だった。
つまりアニメにハマったここ一年くらいの記憶が俺の人生の六割の思い出を占めていることになる。
……まぁそんなことはどうだっていいか。
まずはこっちの相手をしないとな――
【《転職》が可能です。Yes or No】
【《転職》が可能です。Yes or No】
【《転職》が可能です。Yes or No】
もう少しこの状況に関して説明をして欲しい場面ではあるが、このロボットは現代の技術を持った人工知能より頭が悪いらしく、多分このまま色々話しかけたところでまともに返事をしてくれそうにない。
おそらく大事なところだけを切り取るように開発、あるいは説明させているのだろうか。
どちらにしろ、このままじゃ俺は心臓が停止して死ぬらしい。これが仮に夢だろうが、自害を選ぶのは少し気が引ける。
小学生の頃によく見た自分が死ぬ夢……思い出すだけで気分が悪くなる。
――なんて。動かせない体の代わりに、不満ばかりの頭を動かして、俺はやっとの思いで結論を出した。
(わかったよ! Yesだ! 働いてやるよ! 生きてる時ですらそこまで転職転職って言われなかったっての! ここはリ○ルートか何かですか!)
三十年間の俺のニート人生に終止符を打つ時が来たようだ。
あるいは三十年間の末に始まるというべきだろうか。無の人生からの一転。
……
【《転職》を承認しました。】
…………
【シークレット職業《死霊術師》へ《転職》が完了しました。《固有スキル:無からの覚醒》を獲得しました。】
………………
【『――――』と詠唱後、使用可能になります。】
……………………
【前職《付与術師》の《固有スキル:魔力付与》 の引き継ぎに成功しました】
止めどなく表示される理解できない言葉の羅列。それらを理解しようとした刹那。
ブチッと切れるような感覚で、俺の意識は遠のき始めた。
【アルト・エンリアの意識との融合に成功しました――】
まるで麻酔をかけられたかのような感覚だった。
(なんだよ、やっぱり夢じゃない、か……)
そこで俺の意識は再び途絶えた。
結局俺は死ぬまで、自分の存在価値を自覚することは無かったみたいだな……。
…………。
………………。
……………………。
中学受験が失敗した頃くらいだろうか。両親が俺の才能に対してはっきりとした諦めがついたのは。
『――お前は私たちのような医者になれ』
優秀な両親から小学生の時に言われた言葉を今でも思い出す。
勝手に期待されて、勝手に諦められて。
それでも俺は俺なりに自分の存在価値を見出そうと足掻いていた。
だけど、気付いた時には俺は両親から見向きもされなくなっていた――
【――意識の覚醒を確認しました。】
俺には歳が三つ離れた優秀な弟がいた。
諦められた俺への期待を一身に受けた、優秀な弟。
名前はなんて言ったっけな。物心がついてから会話すら、いや、生きる世界すら違った。
同じ屋根の下で、同じ両親の元で育ったはずなのに、明らかに不平等な愛を受けて。
弟は程なくして医者となった。
【――条件の達成を確認しました。】
親不孝と周りから言われたけど、今思えば俺を産んだ母は俺を子だとも認識してなかったんじゃないかとすら思える。
まぁ追い出されなかっただけマシなんだろうな。欲しいものは手に入ったし、一日中ゲームしていても怒られない、ある意味何不自由のない生活。
……結局、俺の存在価値ってなんだったんだろう。
【職業《付与術師》からシークレット職業《死霊術師》へ《転職》が可能となりました】
…………。
………………。
……………………。
視界に広がるのは闇だった。体は麻痺しているらしく、全身に力が入らない。
真っ暗闇に性別すらはっきりしないロボットのような音声がずっと響いた。
その声に合わせるように、プロジェクターか何かから投射されているような謎の文字が視界の中心で移り変わる。
(職業……?いやいや、転職も何も俺は無職だっての。というか、《付与術師》って漫画でもあんまり聞かなくないか?)
どうやら俺は変な夢を見てるらしい。
ここ最近夜更かししてファンタジー系のアニメや漫画をハマって見続けていたせいか。とうとう夢にまで出てきてしまったようだ。
【《転職》が可能です。Yes or No】
齢三十にして、俺は自分の存在価値を痛感させられた。
(うるさいなぁ……俺は無職だって。夢でいちいち言わなくても自覚してるって)
俺はこのまま一人で死んでいくんだ。葬式に友達なんて来ないし、親だって来てくれるかも分からない。
死んだ時、泣いてくれる人間はいるんだろうか。
(……うるせぇよ)
お節介な声は放っておいて、俺はもう一度寝てみることにした。
夢の中で寝るなんて変な感じだけど、寝たら現実世界に戻れるはずだ――
……………………。
【シークレット職業《死霊術師》に《転職》が可能です。もし拒否した場合は直ちに心臓が停止し、死にます。】
(だ、か、らっ! 夢の中で話しかけてくるなよ! さっきからお前は何言って――)
頭の中で声を荒らげようとした瞬間だった。
俺の記憶が、いや、正確には生前の記憶と言うべきだろうか。それらが頭の中へ一気に流れ込んできた。
それを見た結論から端的に言うとすれば。
(俺は死んだ、のか……?)
そう、思い出した。
アニメを見終えた深夜、小腹が空いた俺は暗い夜道を歩いてコンビニへと向かった。
そしてその帰り道、トラックと衝突した。
(走馬灯にアニメキャラが出てくるなんて相当つまらない人生みたいだな。俺の人生ってやつは……)
死ぬ瞬間に走馬灯的なものを見た気がした。
黒歴史に近い学生時代から今の無職時代までを三十秒程のショートストーリーに仕上がっていたが、その6割くらいがアニメ関連だった。
つまりアニメにハマったここ一年くらいの記憶が俺の人生の六割の思い出を占めていることになる。
……まぁそんなことはどうだっていいか。
まずはこっちの相手をしないとな――
【《転職》が可能です。Yes or No】
【《転職》が可能です。Yes or No】
【《転職》が可能です。Yes or No】
もう少しこの状況に関して説明をして欲しい場面ではあるが、このロボットは現代の技術を持った人工知能より頭が悪いらしく、多分このまま色々話しかけたところでまともに返事をしてくれそうにない。
おそらく大事なところだけを切り取るように開発、あるいは説明させているのだろうか。
どちらにしろ、このままじゃ俺は心臓が停止して死ぬらしい。これが仮に夢だろうが、自害を選ぶのは少し気が引ける。
小学生の頃によく見た自分が死ぬ夢……思い出すだけで気分が悪くなる。
――なんて。動かせない体の代わりに、不満ばかりの頭を動かして、俺はやっとの思いで結論を出した。
(わかったよ! Yesだ! 働いてやるよ! 生きてる時ですらそこまで転職転職って言われなかったっての! ここはリ○ルートか何かですか!)
三十年間の俺のニート人生に終止符を打つ時が来たようだ。
あるいは三十年間の末に始まるというべきだろうか。無の人生からの一転。
……
【《転職》を承認しました。】
…………
【シークレット職業《死霊術師》へ《転職》が完了しました。《固有スキル:無からの覚醒》を獲得しました。】
………………
【『――――』と詠唱後、使用可能になります。】
……………………
【前職《付与術師》の《固有スキル:魔力付与》 の引き継ぎに成功しました】
止めどなく表示される理解できない言葉の羅列。それらを理解しようとした刹那。
ブチッと切れるような感覚で、俺の意識は遠のき始めた。
【アルト・エンリアの意識との融合に成功しました――】
まるで麻酔をかけられたかのような感覚だった。
(なんだよ、やっぱり夢じゃない、か……)
そこで俺の意識は再び途絶えた。
結局俺は死ぬまで、自分の存在価値を自覚することは無かったみたいだな……。
…………。
………………。
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