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第三章 アップデートしてゆこう
第17話 〈潮氷〉製作秘話
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仁海と、叔父、毅の電話はまだ続いていた。
「そうだ、ヒトミ、実は、俺も電話しようと思っていたトコだったんだよ」
「いったい、何? ツヨシ」
「もう、イト姉の物真似は十分だから」
「分かったよ。オイちゃん、ところで、話って何?」
「この後、午前中に、業者さんが氷を持ってきてくれる事になっているから」
「そうなんだ。で、わたしは、いったい何をすればよいの?」
「難しいことは何もないよ。氷と伝票を受けとって、例の白い箱、冷凍庫の左にブツを入れといてくれれば、それでいいから」
「オーケー。オイちゃん、受けとったら、LINE入れとくよ。あと、何か緊急の要件があった場合には電話して。わたしも、分かんないことがあったら電話するから」
その後、なかなか氷業者が来ないまま正午になりかけたので、仁海は、食べそこなっていた遅い朝食兼昼食を、このタイミングで摂ってしまおう、と考え、叔父が買っておいてくれた冷蔵庫のレトルト食品をレンジに入れ、タイマーを捻った。
やがて、タイマー・ゼロを告げるレンジの「チン」の音が鳴ったのとほぼ同時に、店の訪問者を告げる「ピンポン」が、仁海の耳に届いた。
ジーンズ製のエプロンを掛けながら、「あいよおおおぉぉぉ~~~」と、祖父の口癖を小声で真似た後で、仁海は、「はあああぁぁぁ~~い」と、店の入り口に聞こえるような声量で声をあげたのであった。
店に出た仁美は、そこにいた中年男性に声を掛けた。
「いらっしゃいませ。何をさしあげましょうか? アオイソメですか?」
研修の時に叔父は、仁海に「エサだけ売ってくれれば、それでいいから」と言っていたのだが、朝一の卸の釣り船やさんの対応の後、午前中に売れたのは、実際にアオイソメだけであった。
ここまでのところ、本当にエサしか売れていなかったので、仁海は、目の前のお客さんが求めているのは〈アオ〉だと思ったのだ。
「いえ、自分、氷問屋の者なんですけど……。あれっ!? 初めての方ですよね、おばあちゃんは?」
「祖母は、八月の末に……」
午前中に店に来た何人かの常連さんにも、同じような事を訊かれ、仁海は祖母の死の事を伝えてきた。
その中には、店で手を合わせてくれるお客さんもおり、その氷問屋も、脱帽すると二階の方に顔を向け、両の掌を合わせると、「南無妙法蓮華経」と唱えてくれたのであった。
しばしの間、沈黙が訪れたのだが、氷業者の方から口火を切ってきた。
「さて、氷、どこに運びましょうか? いつもの場所でいいのかな?」
問屋は、冷凍車から氷が入った発砲スチロールを降ろすと、台車に乗せた氷を店の入り口まで運んできた。
「いつもの場所ってどこだったんですか?」
「あそこですよ」
業者が人差し指で指した先には、店の中ほどに置いてある、例の白い箱があった。
「それじゃ、ちゃっちゃと入れちゃいましょうか?」
氷業者は、冷蔵庫左側の冷凍庫の扉を開けた。
「いや……、氷屋さんに、そこまでやってもらうのは申し訳ない気が……」
「おばあちゃんの頃も、自分が氷入れまでサービスでやっていたのですよ。おばあちゃん小柄だったし、台を置いて、冷凍庫に氷を入れようとすると、腕が箱の奥まで届かなかったし。氷を入れるくらいナンクルない事ですよ。あと、入れ方にはちょっとしたコツがあって……」
業者は、冷凍庫の中を見て、売れ残りの氷の配置を確認し、瞬時に戦術を構築したようであった。
冷凍庫の中は、異世界ファンタジーの収納ボックスとは違って、中が亜空間になってはいない。つまり、無限に物が入るわけではない、限りあるスペースなので、うまく氷を入れてゆかないと、買った氷すべてを入れる事ができなくなる。
氷は常温で保存できない品物なので、冷凍庫に〈絶対〉に入れ切らねばならないのだ。
「じゃ、この潮氷を入れてきますね。要は、テトリスと同じ要領で」
そう言いながら、氷業者さんは、手慣れた感じで、氷を詰め出したのだった。
口笛交じりで、氷屋が氷をテトリスするのを、黙って見ていただけの仁海は、やがて手持無沙汰になって、氷屋に話掛けだした。
「この氷って、真水じゃなくって海水で作っているんですよね?」
「その通りですよ」
「海水で氷を作るのって、普通の家庭じゃできないんですよね、たしか?」
「一般のご家庭で作れないから、うちの商売も成り立つって話で」
仁海は、叔父から聞いた話を思い出しながら話を続けた。
「海水で作った氷って、〈潮氷(しおごおり)〉て言うんですよね?」
「お嬢さん、よくご存じで」
「少しは勉強したので」
「潮氷って、塩分を含んでいるから、真水よりも冷えが良いんですよね?」
「その通りですよ」
そして、仁海は、叔父から教えてもらった話を、自信まんまんで語ったのだった。
「潮氷を使うのって、真水で作った氷が水と混ざると塩分濃度が下がって、せっかくの釣った魚が水っぽくなっちゃうって話ですよね?」
「あぁ、それね……」
氷を全て入れ終わった氷業者は、空になった発砲スチロールを載せた台車を、店の入り口まで押してゆき、仁海から受け取りのサインをもらいながら話を続けた。
「塩分濃度を保つために、海水で氷を作るうんぬんってのは、実は、後付けなんですよ」
「どうゆう事ですか?」
「そもそも、海水で氷を作るようになったのは、水道の水で氷を作ろうとすると、凍るときに膨張して、型入れの容器が割れちゃうんですよ。そこで、真水ではなく、海水で氷を作ってみたら、なんと容器が割れずに済んだので、以後、海水で氷を作るようになったのです」
「釣りで潮氷を使うってのは?」
「それは、まあ、どっちかって言うと、後付けの理由ですね」
「ほ、ホントですかあああぁぁぁ~~~!?」
仁海は、型入れの容器が割れないようにするための海水利用という真の理由に、思わず、驚きの叫びをあげてしまったのであった。
「それにしても、よく、海水で作るって発想の転換ができましたよね?」
「あっ、それは、まったくの偶然で」
「『偶然』?」
「うちの目の前が海だったんで、単に、それを汲んで使ってみたんですよ」
「えっ !」
「海水なら、水代、ロハでしょ?」
それにしても、水をキンキンに冷やして、かつ、水の塩分濃度を下げない目的で使う〈潮氷〉には、とんだ作成秘話があったものである。
氷業者の対応が終わって、そんな事を考えながら、仁海がお勝手に戻ってみると、レンジで温めた冷凍食品は完全に冷えてしまっていたのであった。
「そうだ、ヒトミ、実は、俺も電話しようと思っていたトコだったんだよ」
「いったい、何? ツヨシ」
「もう、イト姉の物真似は十分だから」
「分かったよ。オイちゃん、ところで、話って何?」
「この後、午前中に、業者さんが氷を持ってきてくれる事になっているから」
「そうなんだ。で、わたしは、いったい何をすればよいの?」
「難しいことは何もないよ。氷と伝票を受けとって、例の白い箱、冷凍庫の左にブツを入れといてくれれば、それでいいから」
「オーケー。オイちゃん、受けとったら、LINE入れとくよ。あと、何か緊急の要件があった場合には電話して。わたしも、分かんないことがあったら電話するから」
その後、なかなか氷業者が来ないまま正午になりかけたので、仁海は、食べそこなっていた遅い朝食兼昼食を、このタイミングで摂ってしまおう、と考え、叔父が買っておいてくれた冷蔵庫のレトルト食品をレンジに入れ、タイマーを捻った。
やがて、タイマー・ゼロを告げるレンジの「チン」の音が鳴ったのとほぼ同時に、店の訪問者を告げる「ピンポン」が、仁海の耳に届いた。
ジーンズ製のエプロンを掛けながら、「あいよおおおぉぉぉ~~~」と、祖父の口癖を小声で真似た後で、仁海は、「はあああぁぁぁ~~い」と、店の入り口に聞こえるような声量で声をあげたのであった。
店に出た仁美は、そこにいた中年男性に声を掛けた。
「いらっしゃいませ。何をさしあげましょうか? アオイソメですか?」
研修の時に叔父は、仁海に「エサだけ売ってくれれば、それでいいから」と言っていたのだが、朝一の卸の釣り船やさんの対応の後、午前中に売れたのは、実際にアオイソメだけであった。
ここまでのところ、本当にエサしか売れていなかったので、仁海は、目の前のお客さんが求めているのは〈アオ〉だと思ったのだ。
「いえ、自分、氷問屋の者なんですけど……。あれっ!? 初めての方ですよね、おばあちゃんは?」
「祖母は、八月の末に……」
午前中に店に来た何人かの常連さんにも、同じような事を訊かれ、仁海は祖母の死の事を伝えてきた。
その中には、店で手を合わせてくれるお客さんもおり、その氷問屋も、脱帽すると二階の方に顔を向け、両の掌を合わせると、「南無妙法蓮華経」と唱えてくれたのであった。
しばしの間、沈黙が訪れたのだが、氷業者の方から口火を切ってきた。
「さて、氷、どこに運びましょうか? いつもの場所でいいのかな?」
問屋は、冷凍車から氷が入った発砲スチロールを降ろすと、台車に乗せた氷を店の入り口まで運んできた。
「いつもの場所ってどこだったんですか?」
「あそこですよ」
業者が人差し指で指した先には、店の中ほどに置いてある、例の白い箱があった。
「それじゃ、ちゃっちゃと入れちゃいましょうか?」
氷業者は、冷蔵庫左側の冷凍庫の扉を開けた。
「いや……、氷屋さんに、そこまでやってもらうのは申し訳ない気が……」
「おばあちゃんの頃も、自分が氷入れまでサービスでやっていたのですよ。おばあちゃん小柄だったし、台を置いて、冷凍庫に氷を入れようとすると、腕が箱の奥まで届かなかったし。氷を入れるくらいナンクルない事ですよ。あと、入れ方にはちょっとしたコツがあって……」
業者は、冷凍庫の中を見て、売れ残りの氷の配置を確認し、瞬時に戦術を構築したようであった。
冷凍庫の中は、異世界ファンタジーの収納ボックスとは違って、中が亜空間になってはいない。つまり、無限に物が入るわけではない、限りあるスペースなので、うまく氷を入れてゆかないと、買った氷すべてを入れる事ができなくなる。
氷は常温で保存できない品物なので、冷凍庫に〈絶対〉に入れ切らねばならないのだ。
「じゃ、この潮氷を入れてきますね。要は、テトリスと同じ要領で」
そう言いながら、氷業者さんは、手慣れた感じで、氷を詰め出したのだった。
口笛交じりで、氷屋が氷をテトリスするのを、黙って見ていただけの仁海は、やがて手持無沙汰になって、氷屋に話掛けだした。
「この氷って、真水じゃなくって海水で作っているんですよね?」
「その通りですよ」
「海水で氷を作るのって、普通の家庭じゃできないんですよね、たしか?」
「一般のご家庭で作れないから、うちの商売も成り立つって話で」
仁海は、叔父から聞いた話を思い出しながら話を続けた。
「海水で作った氷って、〈潮氷(しおごおり)〉て言うんですよね?」
「お嬢さん、よくご存じで」
「少しは勉強したので」
「潮氷って、塩分を含んでいるから、真水よりも冷えが良いんですよね?」
「その通りですよ」
そして、仁海は、叔父から教えてもらった話を、自信まんまんで語ったのだった。
「潮氷を使うのって、真水で作った氷が水と混ざると塩分濃度が下がって、せっかくの釣った魚が水っぽくなっちゃうって話ですよね?」
「あぁ、それね……」
氷を全て入れ終わった氷業者は、空になった発砲スチロールを載せた台車を、店の入り口まで押してゆき、仁海から受け取りのサインをもらいながら話を続けた。
「塩分濃度を保つために、海水で氷を作るうんぬんってのは、実は、後付けなんですよ」
「どうゆう事ですか?」
「そもそも、海水で氷を作るようになったのは、水道の水で氷を作ろうとすると、凍るときに膨張して、型入れの容器が割れちゃうんですよ。そこで、真水ではなく、海水で氷を作ってみたら、なんと容器が割れずに済んだので、以後、海水で氷を作るようになったのです」
「釣りで潮氷を使うってのは?」
「それは、まあ、どっちかって言うと、後付けの理由ですね」
「ほ、ホントですかあああぁぁぁ~~~!?」
仁海は、型入れの容器が割れないようにするための海水利用という真の理由に、思わず、驚きの叫びをあげてしまったのであった。
「それにしても、よく、海水で作るって発想の転換ができましたよね?」
「あっ、それは、まったくの偶然で」
「『偶然』?」
「うちの目の前が海だったんで、単に、それを汲んで使ってみたんですよ」
「えっ !」
「海水なら、水代、ロハでしょ?」
それにしても、水をキンキンに冷やして、かつ、水の塩分濃度を下げない目的で使う〈潮氷〉には、とんだ作成秘話があったものである。
氷業者の対応が終わって、そんな事を考えながら、仁海がお勝手に戻ってみると、レンジで温めた冷凍食品は完全に冷えてしまっていたのであった。
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