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一巡目(二〇二二)
第102匙 食に関するタブー問題は難しい:アロマズオブインディア(B24)
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軽めのカレーにしよう、という当初の予定とは違って、この日の一食目に、量が多めのライスカレーとミニ蕎麦のセットを選んでしまった書き手だったのだが、それでも、計画通りに、カレー提供店を〈連荘〉する事にした。
かくして、この日二軒目に訪れたのが、岩本町の「煉(れん)」からも程近い、淡路町の「アロマズオブインディア」であった。
この店は、「インディア」という、その店名が示しているように、インド料理店である。
ところで、一概に、インドカレーといっても、北インドのカレーと南インドのカレーとでは、同じインドカレーでも、その特徴は大きく異なっている。それは、既に何軒かのインド料理店の訪問の際に実感した事柄であった。
さらに言うと、同じ北インドでも、州によって、それぞれの特徴に違いが認められる。
アロマズオブインディアは、北インドのカレー店で、この日のランチとして提供されていたのは、以下の五種類のカレーであった。
「チキンバターマサラ」、「キーマとマッシュルーム」、「シュリンプドピヤジャ」、「サグエッグ」、「ダールダドゥカ」
そして、この日の書き手は、一種のカレーのAセット、「シュリンプドピヤジャ」、いわゆる、エビカレーを選択したのであった。
ちなみに、初来店から約一か月後の年末に再訪した時の「本日のカレー」は、「キーマとマッシュルーム」の代わりに「キーマとナスカレー」、「サグエッグ」の代わりに「サグチキン」、「ダールダドゥカ」の代わりに「ダール豆とたまごカレー」と三種類のカレーが入れ替わっていたのだが、この時の書き手は、二種のカレーのBセット、すなわち、「キーマとナスカレー」と「シュリンプドピヤジャ」を注文したのであった。
さて、入店し、注文した後しばしの間、書き手は、店内の掲示物に目をやっていたのだが、その中に『safari12月号』という雑誌の記事のコピーがあって、その記事において、この店、アロマズオブインディアの事が紹介されていた。その内容を抜粋してみると、以下のようになる。
北インドは、トルコ系イスラム王朝・ムガル帝国の影響を強く受けている地域で、パンジャーブ州は、インド有数の良質な小麦と乳製品の産地で、ターバンを巻いたシク教徒のお膝元でもある。彼らは、食べ物の禁忌がないため、肉をよく食べる。そして、インド最北部のジャンムー・カシミール州は、肉を使った辛く味わいが深いカレーが多く、他の地域では菜食のヒンドゥー教の最高位のカーストの人も羊などの肉を食べるという。パンジャーブ州の主食は小麦で作ったナンやチャパティなのだが、カシミールにおける主食は米、との事であった。
店についてこのような記事が書かれている、という事は、この「アロマズオブインディア」は、北インドの、具体的には、〈ジャンムー・カシミール州〉か、あるいは〈パンジャーブ州〉の店なのかもしれない。
こういった記事を読んだ書き手は、パンジャーブ州について調べてみる気になったのである。
パンジャーブとは、インドの北西部からパキスタンに渡る地域である。
歴史的に言うと、インドとパキスタンの分割の際に、パンジャーブは、インドとパキスタンそれぞれに分割された。
そのパンジャーブは大河に囲まれた地域で、それゆえに、小麦や米の生産量が高い穀倉地帯で、その結果、パンジャーブは、豊かな食文化を誇っているのだ。
このパンジャーブ地方には、イスラーム教徒、ヒンドゥー教徒、そして、シク教徒の信者がいて、かつて、イギリスの統治時代には、各宗教の信者が入り混じっていたらしい。しかし、分割後、イスラーム教徒の大半はパキスタン領に、ヒンドゥー教徒とシク教徒はインド領に住むようになった、との事である。
さて、シク教とは、十六世紀に、イスラーム教の影響を受け、ヒンドゥー教を改革し、師(グル)・ナーナクによって、ラホールを拠点に創始された宗教で、シク教の特徴とは、一神教の信仰と偶像崇拝の否定で、さらに言うと、カースト制度を認めない。
〈シク〉とは〈弟子〉の意味で、彼らが、グル(師)であるナーナクの教えを忠実に守っている事から、シク教と呼ばれているのだそうだ。
十六世紀に創始されたシク教は、その後、十九世紀には、西北インドに〈シク王国〉を建国し、〈シク戦争〉でイギリスと戦ったのであった。
現在、パキスタンからインドのパンジャーブ地方に約一千万人、そしてさらに、世界各地に約千二百万人のシク教徒がいるらしいのだが、インドでは、シク教徒は人口全体の二パーセントに過ぎないのだそうだ。
ちなみに、シク教徒であるかどうかの識別は実に容易いそうで、男性は全て、獅子の心を持ったという意味の〈シン(グ)〉、女性は全て、王女の意味の〈コウル〉という名字なのだそうだ。
さらに、男女ともに宗教的象徴として、右手首に鋼鉄の腕輪を身に付け、さらに、宗教的なシンボルとして、シク教徒は髪を切る事が許されないので、頭に、色鮮やかなターバンを巻いている、という。
アロマズオブインディアの料理人がターバンを巻いていたかどうかまでは確認できていないので、この店が、シク教徒の店かどうかは知るべくもないのだが、先に見た記事を参照し、この店のウリの一つが〈ナン〉である事を鑑みるのならば、「アロマズオブインディア」は、北インドの〈パンジャーブ地方〉由来の店なのかもしれない、と書き手は漠然と考えたのであった。
ここまで調べて遂に、パンジャーブ地方のシク教徒の〈食〉の問題について、書き手は調べ始める事にした。
書き手は、「シク教徒は食に関する禁忌は無い」という先の記事を読んだ時には、シク教徒は、イスラームやヒンドゥーのように豚や牛を食べない分けではない、と勝手に解釈していたのだが、どうもそうではないようだ。
既に確認したように、シク教徒の多くはパンジャーブ地方在住なので、その地方の料理は、〈パンジャーブ料理〉と呼ばれている。
そして、料理店のパンジャーブ料理と家庭のパンジャーブ料理はかなり違っていて、料理店では、大量のギー油やバターが使われ、家庭では、小麦粉や米、野菜などがスパイスで味付けされるのだそうだ。
そしてさらに、パンジャーブ料理は、基本的に菜食料理であるらしい。
あれっ!?
シク教って、肉を食べ、食のタブーがないはずでは?
書き手は疑問を抱いてしまった。
ここで知っておかねばならないのは、シク教における〈ランガル〉という習慣である。
ランガルとは、パンジャーブ語で〈無料で食事を提供する〉という意味で、シク教においては、シク教寺院における共同食堂・無料食堂の事を指し、このシク教独特の慣習は、第三代目のグル〈グル・アマル・ダース〉の時代に制度として始まり、以来、五百年以上続いているという。そして、ランガルにおいては、性別・民族・国籍・身分・肌の色などの区別なく、だれでも、床に座って無料で食事をとる事ができ、しかも、お代わりも自由とのことである。
書き手が確認したランガルの料理は、甘いミルク粥、チャパティ、ムングダールカレー、ひよこ豆カレー、水という構成だったのだが、ランガルのメニューは日によって変わるらしい。
とまれ、いずれにせよ、ランガルにおいて提供される料理は全て、菜食主義(ベジタリアン)料理なのだそうだ。
まとめてみると、シク教徒は、野菜や穀物、昆布や海苔といった海藻、乳製品全般を食べるのは無問題なのだが、これに対して、肉類、魚類、魚介類、卵類といった動物系は基本的に口にせず、調味料に関しても、ゼラチンやラードといった動物性の調味料は使わないらしい。
それは、シク教では、儀式的に屠殺した肉を食べることは禁じられているからだそうだ。
ちなみに、〈儀式的屠殺〉とは、食料にする目的で動物を屠殺する事で、例えば、イスラーム教の〈ハラール〉やユダヤ教の〈コーシャ〉が儀式的屠殺にあたる。
ということは、翻って考えてみると、シク教では屠殺した家畜の肉を食べる事がタブーな分けであって、狩猟による野生動物の肉を食べる事は無問題という事になるのであろうか?
さらに調べてみたところ、やむにやまれぬ事情、例えば、戦時中などでサバイバル生活を余儀なくされ、ベジタリアン料理を準備できない場合には、自ら動物を狩って、それを食べるのは、例外的に許されるらしい。ということは、緊急事態においてジビエを食べるのはタブーではなく、〈シク教において食のタブーがない〉とは、こういった文脈における言説なのかもしれない。
とはいえども、圧倒的な情報不足で、上記の考えは仮説の域を出ないので、いつかどこかでインドに詳しい人に質問してみたいものである。
とまれかくまれ、このようにシク教における食の問題を調べてみると、チキンやエビを食材に使っている「アロマズオブインディア」は、少なくとも、シク教系のインドレストランではないように思われる。
それにしても、だ。
日本のどこかに、シク教系のインド料理を提供している、パンジャーブ・レストランは存在しないものであろうか?
シク教について調べながら、そんな考えを抱いた書き手であった。
〈訪問データ〉
アロマズオブインディア;淡路町
B24
十一月二十八日・月・十三時五十五分
ランチセット・Aセット(シュリンプドピヤジャ):八〇〇円(現金)
〈再訪〉
十二月二十七日・火・十四時半
ランチセット・Bセット(キーマとナスカレー;シュリンプドピヤジャ):一一〇〇円(現金)
〈参考資料〉
「アロマズオブインディア」、『神田カレー街 公式ガイドブック 2022』、二十七ページ。
〈WEB〉
「シク教」、『世界史の窓』、二〇二三年六月十六日閲覧。
「シク教の食生活」;「ランガル(共同食堂)とは?」、『シク教ヲシル』、二〇二三年六月十六日閲覧。
「インドの多様性(5)― 多宗教国家の食文化」、『外資系転職求人Daijob.com』、二〇二三年六月十六日閲覧。
『儀式的屠殺』、二〇二三年六月十六日閲覧。
かくして、この日二軒目に訪れたのが、岩本町の「煉(れん)」からも程近い、淡路町の「アロマズオブインディア」であった。
この店は、「インディア」という、その店名が示しているように、インド料理店である。
ところで、一概に、インドカレーといっても、北インドのカレーと南インドのカレーとでは、同じインドカレーでも、その特徴は大きく異なっている。それは、既に何軒かのインド料理店の訪問の際に実感した事柄であった。
さらに言うと、同じ北インドでも、州によって、それぞれの特徴に違いが認められる。
アロマズオブインディアは、北インドのカレー店で、この日のランチとして提供されていたのは、以下の五種類のカレーであった。
「チキンバターマサラ」、「キーマとマッシュルーム」、「シュリンプドピヤジャ」、「サグエッグ」、「ダールダドゥカ」
そして、この日の書き手は、一種のカレーのAセット、「シュリンプドピヤジャ」、いわゆる、エビカレーを選択したのであった。
ちなみに、初来店から約一か月後の年末に再訪した時の「本日のカレー」は、「キーマとマッシュルーム」の代わりに「キーマとナスカレー」、「サグエッグ」の代わりに「サグチキン」、「ダールダドゥカ」の代わりに「ダール豆とたまごカレー」と三種類のカレーが入れ替わっていたのだが、この時の書き手は、二種のカレーのBセット、すなわち、「キーマとナスカレー」と「シュリンプドピヤジャ」を注文したのであった。
さて、入店し、注文した後しばしの間、書き手は、店内の掲示物に目をやっていたのだが、その中に『safari12月号』という雑誌の記事のコピーがあって、その記事において、この店、アロマズオブインディアの事が紹介されていた。その内容を抜粋してみると、以下のようになる。
北インドは、トルコ系イスラム王朝・ムガル帝国の影響を強く受けている地域で、パンジャーブ州は、インド有数の良質な小麦と乳製品の産地で、ターバンを巻いたシク教徒のお膝元でもある。彼らは、食べ物の禁忌がないため、肉をよく食べる。そして、インド最北部のジャンムー・カシミール州は、肉を使った辛く味わいが深いカレーが多く、他の地域では菜食のヒンドゥー教の最高位のカーストの人も羊などの肉を食べるという。パンジャーブ州の主食は小麦で作ったナンやチャパティなのだが、カシミールにおける主食は米、との事であった。
店についてこのような記事が書かれている、という事は、この「アロマズオブインディア」は、北インドの、具体的には、〈ジャンムー・カシミール州〉か、あるいは〈パンジャーブ州〉の店なのかもしれない。
こういった記事を読んだ書き手は、パンジャーブ州について調べてみる気になったのである。
パンジャーブとは、インドの北西部からパキスタンに渡る地域である。
歴史的に言うと、インドとパキスタンの分割の際に、パンジャーブは、インドとパキスタンそれぞれに分割された。
そのパンジャーブは大河に囲まれた地域で、それゆえに、小麦や米の生産量が高い穀倉地帯で、その結果、パンジャーブは、豊かな食文化を誇っているのだ。
このパンジャーブ地方には、イスラーム教徒、ヒンドゥー教徒、そして、シク教徒の信者がいて、かつて、イギリスの統治時代には、各宗教の信者が入り混じっていたらしい。しかし、分割後、イスラーム教徒の大半はパキスタン領に、ヒンドゥー教徒とシク教徒はインド領に住むようになった、との事である。
さて、シク教とは、十六世紀に、イスラーム教の影響を受け、ヒンドゥー教を改革し、師(グル)・ナーナクによって、ラホールを拠点に創始された宗教で、シク教の特徴とは、一神教の信仰と偶像崇拝の否定で、さらに言うと、カースト制度を認めない。
〈シク〉とは〈弟子〉の意味で、彼らが、グル(師)であるナーナクの教えを忠実に守っている事から、シク教と呼ばれているのだそうだ。
十六世紀に創始されたシク教は、その後、十九世紀には、西北インドに〈シク王国〉を建国し、〈シク戦争〉でイギリスと戦ったのであった。
現在、パキスタンからインドのパンジャーブ地方に約一千万人、そしてさらに、世界各地に約千二百万人のシク教徒がいるらしいのだが、インドでは、シク教徒は人口全体の二パーセントに過ぎないのだそうだ。
ちなみに、シク教徒であるかどうかの識別は実に容易いそうで、男性は全て、獅子の心を持ったという意味の〈シン(グ)〉、女性は全て、王女の意味の〈コウル〉という名字なのだそうだ。
さらに、男女ともに宗教的象徴として、右手首に鋼鉄の腕輪を身に付け、さらに、宗教的なシンボルとして、シク教徒は髪を切る事が許されないので、頭に、色鮮やかなターバンを巻いている、という。
アロマズオブインディアの料理人がターバンを巻いていたかどうかまでは確認できていないので、この店が、シク教徒の店かどうかは知るべくもないのだが、先に見た記事を参照し、この店のウリの一つが〈ナン〉である事を鑑みるのならば、「アロマズオブインディア」は、北インドの〈パンジャーブ地方〉由来の店なのかもしれない、と書き手は漠然と考えたのであった。
ここまで調べて遂に、パンジャーブ地方のシク教徒の〈食〉の問題について、書き手は調べ始める事にした。
書き手は、「シク教徒は食に関する禁忌は無い」という先の記事を読んだ時には、シク教徒は、イスラームやヒンドゥーのように豚や牛を食べない分けではない、と勝手に解釈していたのだが、どうもそうではないようだ。
既に確認したように、シク教徒の多くはパンジャーブ地方在住なので、その地方の料理は、〈パンジャーブ料理〉と呼ばれている。
そして、料理店のパンジャーブ料理と家庭のパンジャーブ料理はかなり違っていて、料理店では、大量のギー油やバターが使われ、家庭では、小麦粉や米、野菜などがスパイスで味付けされるのだそうだ。
そしてさらに、パンジャーブ料理は、基本的に菜食料理であるらしい。
あれっ!?
シク教って、肉を食べ、食のタブーがないはずでは?
書き手は疑問を抱いてしまった。
ここで知っておかねばならないのは、シク教における〈ランガル〉という習慣である。
ランガルとは、パンジャーブ語で〈無料で食事を提供する〉という意味で、シク教においては、シク教寺院における共同食堂・無料食堂の事を指し、このシク教独特の慣習は、第三代目のグル〈グル・アマル・ダース〉の時代に制度として始まり、以来、五百年以上続いているという。そして、ランガルにおいては、性別・民族・国籍・身分・肌の色などの区別なく、だれでも、床に座って無料で食事をとる事ができ、しかも、お代わりも自由とのことである。
書き手が確認したランガルの料理は、甘いミルク粥、チャパティ、ムングダールカレー、ひよこ豆カレー、水という構成だったのだが、ランガルのメニューは日によって変わるらしい。
とまれ、いずれにせよ、ランガルにおいて提供される料理は全て、菜食主義(ベジタリアン)料理なのだそうだ。
まとめてみると、シク教徒は、野菜や穀物、昆布や海苔といった海藻、乳製品全般を食べるのは無問題なのだが、これに対して、肉類、魚類、魚介類、卵類といった動物系は基本的に口にせず、調味料に関しても、ゼラチンやラードといった動物性の調味料は使わないらしい。
それは、シク教では、儀式的に屠殺した肉を食べることは禁じられているからだそうだ。
ちなみに、〈儀式的屠殺〉とは、食料にする目的で動物を屠殺する事で、例えば、イスラーム教の〈ハラール〉やユダヤ教の〈コーシャ〉が儀式的屠殺にあたる。
ということは、翻って考えてみると、シク教では屠殺した家畜の肉を食べる事がタブーな分けであって、狩猟による野生動物の肉を食べる事は無問題という事になるのであろうか?
さらに調べてみたところ、やむにやまれぬ事情、例えば、戦時中などでサバイバル生活を余儀なくされ、ベジタリアン料理を準備できない場合には、自ら動物を狩って、それを食べるのは、例外的に許されるらしい。ということは、緊急事態においてジビエを食べるのはタブーではなく、〈シク教において食のタブーがない〉とは、こういった文脈における言説なのかもしれない。
とはいえども、圧倒的な情報不足で、上記の考えは仮説の域を出ないので、いつかどこかでインドに詳しい人に質問してみたいものである。
とまれかくまれ、このようにシク教における食の問題を調べてみると、チキンやエビを食材に使っている「アロマズオブインディア」は、少なくとも、シク教系のインドレストランではないように思われる。
それにしても、だ。
日本のどこかに、シク教系のインド料理を提供している、パンジャーブ・レストランは存在しないものであろうか?
シク教について調べながら、そんな考えを抱いた書き手であった。
〈訪問データ〉
アロマズオブインディア;淡路町
B24
十一月二十八日・月・十三時五十五分
ランチセット・Aセット(シュリンプドピヤジャ):八〇〇円(現金)
〈再訪〉
十二月二十七日・火・十四時半
ランチセット・Bセット(キーマとナスカレー;シュリンプドピヤジャ):一一〇〇円(現金)
〈参考資料〉
「アロマズオブインディア」、『神田カレー街 公式ガイドブック 2022』、二十七ページ。
〈WEB〉
「シク教」、『世界史の窓』、二〇二三年六月十六日閲覧。
「シク教の食生活」;「ランガル(共同食堂)とは?」、『シク教ヲシル』、二〇二三年六月十六日閲覧。
「インドの多様性(5)― 多宗教国家の食文化」、『外資系転職求人Daijob.com』、二〇二三年六月十六日閲覧。
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