目立ちたくないので転生特典は魔力ゼロでお願いしますっ!

 銀行強盗の銃乱射事件に巻き込まれて死んでしまった主人公。
 神は本来死ぬはずではなかった主人公に転生特典を与え、異世界に行くように伝える。
「転生特典は魔力ゼロでお願いしますっ」
 目立ちたくないがゆえに決めた特典だったが、転生先では魔力ゼロは神と等しい存在だった。
「こ、こんなのって、こんなのないって! 絶対に魔力を手に入れてやるんだから――!」
 これはちょっとあほの子が普通に戻ろうとして、英雄の道を歩んでしまうお話。
「いやいや絶対に目立たない平穏ライフをしてやるんだからねっ」
 希望は必ずしも叶うとは限らない。

※小説家になろう、ハーメルンと重複投稿しています。
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