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第54幕 お茶会
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お兄ちゃんの家を出て、大神先輩に家に向かっている。
お兄ちゃんにさわ呼びされるのは何年振りだろう?
2人ともいつの間にか名前呼びになってた。
いつからそうなったのかな?
お兄ちゃんがあの人と付き合い出した頃かな。
正直あの時から心配だった。
お兄ちゃんに何か起こるじゃないかって。
結果そうだった……。
でも……。
きっとまたやり直せる。
お父さんとお母さんは死んじゃったけど……。
私達兄妹なら…。
すーちゃんは元気かな?
たしか5歳だから、人間年齢でいうと30歳ぐらいだも思う。
そう見えないぐらい小さくて可愛いんだけどね。
私が来るといつも足にくっついてくる。
証拠探しって言われてもな…。
どうすればわかんない。
先輩の家には妖怪のフィギュアがたくさんあるぐらい。
私はにわかだけど、ある程度ならわかる。
あの3階立てマンションの2階だ。
階段を登り、先輩の部屋の前に立った。
チャイムを鳴らし、しばらくしてから先輩が出てきた。
「さわちゃんいらっしゃい。」
「大神先輩こんにちは!」
「おじゃまします。」
家に上がる。
毎回思うけど、すごく綺麗にされてる。
私の部屋と大違いだ。
周りを見てたらすーちゃんがきた。
私の足にくっつく。
「すーちゃん久しぶり!元気だった?」
私はしゃがんで頭を撫でる。
すーちゃんはいい子だ。
噛んだり、引っ掻いたりしない。
誰に対しても平等に懐くのだ。
全人類がすーちゃんのようだったら、お兄ちゃんも苦しい思いしなくて済んだのかな?
「よかった。すーも嬉しそうで。」
「すーってすぐ足にくっつくの!」
「見た目もすねこすりみたいだなって名前をすーにしたの。」
「確か猫の姿した妖怪ですよね!」
「かわいーですよね!」
「さわちゃんも詳しいんだね。」
「友和とも色々話をしたな………。」
少し寂しそうな顔をした。
「お茶入れてくるからそこでゆっくりしてて。」
「あとクッキーも焼いてるから。」
「ありがとうございます!」
ソファに座り、周りを見回す。
飾られてる妖怪のフィギュアが目についた。
立ち上がり、近くで見てみる。
色々な妖怪がいる。
アマビエ、一つ目小僧、かわうそ、バックベアード……。
可愛い妖怪が並んでる横にバックベアードってインパクトあるな…。
確かアメリカの妖怪だった気がする。
うん?
何か箱が置いてある。
ハートの絵にビーンズで飾り付けられてる。
自作みたいだけど、他のフィギュアと比べて感じが違う。
まるで宝箱のように。
なんでここに飾られてるんだろ。
あまりここら辺をまじまじと見たことがなかったから気づかなかった。
しちゃいけないことだと思うけど…。
こっそり中身を見てみよう。
中に写真が入っていた。
これは………。
高校時代のお兄ちゃんと先輩だ。
まだお兄ちゃんの顔は今よりやつれてないし、隈も酷くない。
2人とも楽しそうに写真に写っている。
先輩……。
お兄ちゃんのことやっぱり好きだったのかな?
写真以外に何かある。
USBだ。
なんで写真と一緒にあるんだろう。
まるで隠すかのように……。
「お待たせー。」
先輩が戻ってきた。
私は右手にUSBを握ったまま箱を閉めた。
「どうしたの?そんなところで?」
「あっ…。いやー。いつ見てもこのフィギュアすごいなって思って……。」
「そうでしょー。集めるの大変だったよ。」
たしかに高価そう。
「ちなみにこの箱はなんですか?」
箱についてどう反応するか聞いてみる。
「それね。高校時代に作ったものなの。」
「何か入れ物作りたいなって思って。」
「そうなんですね!中身は何が入ってるんですか?」
「……」
「作ったはいいけど空っぽなんだ~。」
「まだ入れるもの決まってなくて……。」
どうしてだろう?
そんな嘘つく必要あるのかな?
写真1枚とUSB……。
このUSBのことバレたくないとか?
「さわちゃんのためにクッキー焼いたよ!」
星、ハート、丸などいろんな形がある。
「わー。おいしそう!」
「ありがとうございます!」
ソファに戻った。
左隣に先輩が座る。
右のポケットにUSBを入れたからバレないかな…。
「紅茶も入れてきたから。」
「さわちゃんはアールグレイが好きでしょ。」
「大好きです!」
「いただきます。」
クッキーも紅茶もすごく美味しい。
「おいしー。」
「先輩の作ったクッキー最高ですね!」
「ありがとう。さわちゃん」
先輩は近くに来たすーちゃんを膝の上に置いて
「最近友和はどう?元気にしてる?」
「んー。最近いろいろあって落ち込みがちかなー。」
「そうなんだ……。」
「……。」
「実は少し前に会ったの。」
「お店で。」
先輩が働いてるって言ってたキャバクラのことかな?
「友和がキャバクラに?」
本当はお兄ちゃんから行っていたことは聞いている。
「そうなの……。」
「私余計なこと喋っちゃって……すごくショックを受けてた。」
「壊れたように笑い出しちゃって…。」
「悪いことしちゃったな…。」
先輩が暗い顔をした。
「だ、大丈夫ですよ!」
「先輩は何も悪くないんですから。」
「本当に友和を傷つけたのは先輩じゃないですよ!」
先輩が少し微笑みながら
「……ありがとう。」
「友和もさ、綾葉はこの世にいないんだからもう前を向いていいじゃないかって思うんだけどね。」
「ね?すーもそう思わない?」
すーちゃんを撫でながら言った。
少し沈黙のあと
「さわちゃんはどう?区役所のお仕事は?」
「退屈ですね。いつもいつも同じことの繰り返しで。」
「今はお盆休みですけど……。」
「先輩はどうなんですか?」
「いつも通り!」
「おっさんのお話しをいつも聞いてるよ。」
「まあそれも楽しいんだけどね。」
「楽しい?」
「うん!」
「いろんな人が来るからさ。」
「お仕事でも恋愛でも、いろんな経験した人がきてね。」
「話を聞くだけでも、私自身の経験にもなるから楽しいよ!」
「でも…。」
「でも?」
「私も一生この仕事で生きてくわけじゃないし……。」
「他に探さなきゃなって思ってる。」
「それか私をもらってくれる人がいたら、嬉しいんだけどね。」
寂しそうに微笑んだ。
「きっと見つかりますよ!」
「先輩美人だし、人もいいし。」
「ありがとう。」
「さわちゃんはお兄さんと同じで優しいんだね。」
「本当のこと言っただけですよ~。」
少し嬉しい。
「もし結婚式とかあったらぜひ呼んでくださいね!」
「必ず呼ぶね。楽しみにしてて!」
「まあその前に彼氏だけどね。」
私達は笑った。
笑い終わった後、先輩が
「そういえば……。」
「お父さんとお母さんの事件ニュースで見たよ。」
「………。」
「なんていうか、その…」
「大丈夫ですよ!先輩。」
「私も友和も大丈夫ですから!」
「そ、そう。それならよかった。」
「私もお父さん亡くしているから……。」
「何かあったら言ってね。」
「ありがとうございます!」
そろそろ先輩は仕事の事もあるし、そろそろお暇しようかな?
すーちゃんにも会えたし。
「今日は美味しいクッキーや紅茶ありがとうございました。そろそろお暇しますね。」
「そう?またきてね。すーも喜ぶから。」
先輩が膝からすーちゃんを下ろす。
すーちゃんがつぶらな瞳で私を見る。
可愛すぎる!
「すーちゃんまたくるからね。」
と撫でる。
「先輩。またよろしくお願いします。」
私は扉まで向かった。
私が扉を開けて出ようとすると
「待って!」
呼び止められた。
「どうしました?」
「………………………………。」
「ううん。なんでもない。」
「また来てね。」
「はい!」
大神さんの家を出た。
最後何を言いたかったんだろ?
まあいいや。
でもどうしよう。
USBつい咄嗟に持ってきちゃったけど…。
たしかお兄ちゃんの家にパソコンあるから、一緒に見てみよう。
何が入っているんだろ?
お兄ちゃんにLemonしよ。
お兄ちゃんにさわ呼びされるのは何年振りだろう?
2人ともいつの間にか名前呼びになってた。
いつからそうなったのかな?
お兄ちゃんがあの人と付き合い出した頃かな。
正直あの時から心配だった。
お兄ちゃんに何か起こるじゃないかって。
結果そうだった……。
でも……。
きっとまたやり直せる。
お父さんとお母さんは死んじゃったけど……。
私達兄妹なら…。
すーちゃんは元気かな?
たしか5歳だから、人間年齢でいうと30歳ぐらいだも思う。
そう見えないぐらい小さくて可愛いんだけどね。
私が来るといつも足にくっついてくる。
証拠探しって言われてもな…。
どうすればわかんない。
先輩の家には妖怪のフィギュアがたくさんあるぐらい。
私はにわかだけど、ある程度ならわかる。
あの3階立てマンションの2階だ。
階段を登り、先輩の部屋の前に立った。
チャイムを鳴らし、しばらくしてから先輩が出てきた。
「さわちゃんいらっしゃい。」
「大神先輩こんにちは!」
「おじゃまします。」
家に上がる。
毎回思うけど、すごく綺麗にされてる。
私の部屋と大違いだ。
周りを見てたらすーちゃんがきた。
私の足にくっつく。
「すーちゃん久しぶり!元気だった?」
私はしゃがんで頭を撫でる。
すーちゃんはいい子だ。
噛んだり、引っ掻いたりしない。
誰に対しても平等に懐くのだ。
全人類がすーちゃんのようだったら、お兄ちゃんも苦しい思いしなくて済んだのかな?
「よかった。すーも嬉しそうで。」
「すーってすぐ足にくっつくの!」
「見た目もすねこすりみたいだなって名前をすーにしたの。」
「確か猫の姿した妖怪ですよね!」
「かわいーですよね!」
「さわちゃんも詳しいんだね。」
「友和とも色々話をしたな………。」
少し寂しそうな顔をした。
「お茶入れてくるからそこでゆっくりしてて。」
「あとクッキーも焼いてるから。」
「ありがとうございます!」
ソファに座り、周りを見回す。
飾られてる妖怪のフィギュアが目についた。
立ち上がり、近くで見てみる。
色々な妖怪がいる。
アマビエ、一つ目小僧、かわうそ、バックベアード……。
可愛い妖怪が並んでる横にバックベアードってインパクトあるな…。
確かアメリカの妖怪だった気がする。
うん?
何か箱が置いてある。
ハートの絵にビーンズで飾り付けられてる。
自作みたいだけど、他のフィギュアと比べて感じが違う。
まるで宝箱のように。
なんでここに飾られてるんだろ。
あまりここら辺をまじまじと見たことがなかったから気づかなかった。
しちゃいけないことだと思うけど…。
こっそり中身を見てみよう。
中に写真が入っていた。
これは………。
高校時代のお兄ちゃんと先輩だ。
まだお兄ちゃんの顔は今よりやつれてないし、隈も酷くない。
2人とも楽しそうに写真に写っている。
先輩……。
お兄ちゃんのことやっぱり好きだったのかな?
写真以外に何かある。
USBだ。
なんで写真と一緒にあるんだろう。
まるで隠すかのように……。
「お待たせー。」
先輩が戻ってきた。
私は右手にUSBを握ったまま箱を閉めた。
「どうしたの?そんなところで?」
「あっ…。いやー。いつ見てもこのフィギュアすごいなって思って……。」
「そうでしょー。集めるの大変だったよ。」
たしかに高価そう。
「ちなみにこの箱はなんですか?」
箱についてどう反応するか聞いてみる。
「それね。高校時代に作ったものなの。」
「何か入れ物作りたいなって思って。」
「そうなんですね!中身は何が入ってるんですか?」
「……」
「作ったはいいけど空っぽなんだ~。」
「まだ入れるもの決まってなくて……。」
どうしてだろう?
そんな嘘つく必要あるのかな?
写真1枚とUSB……。
このUSBのことバレたくないとか?
「さわちゃんのためにクッキー焼いたよ!」
星、ハート、丸などいろんな形がある。
「わー。おいしそう!」
「ありがとうございます!」
ソファに戻った。
左隣に先輩が座る。
右のポケットにUSBを入れたからバレないかな…。
「紅茶も入れてきたから。」
「さわちゃんはアールグレイが好きでしょ。」
「大好きです!」
「いただきます。」
クッキーも紅茶もすごく美味しい。
「おいしー。」
「先輩の作ったクッキー最高ですね!」
「ありがとう。さわちゃん」
先輩は近くに来たすーちゃんを膝の上に置いて
「最近友和はどう?元気にしてる?」
「んー。最近いろいろあって落ち込みがちかなー。」
「そうなんだ……。」
「……。」
「実は少し前に会ったの。」
「お店で。」
先輩が働いてるって言ってたキャバクラのことかな?
「友和がキャバクラに?」
本当はお兄ちゃんから行っていたことは聞いている。
「そうなの……。」
「私余計なこと喋っちゃって……すごくショックを受けてた。」
「壊れたように笑い出しちゃって…。」
「悪いことしちゃったな…。」
先輩が暗い顔をした。
「だ、大丈夫ですよ!」
「先輩は何も悪くないんですから。」
「本当に友和を傷つけたのは先輩じゃないですよ!」
先輩が少し微笑みながら
「……ありがとう。」
「友和もさ、綾葉はこの世にいないんだからもう前を向いていいじゃないかって思うんだけどね。」
「ね?すーもそう思わない?」
すーちゃんを撫でながら言った。
少し沈黙のあと
「さわちゃんはどう?区役所のお仕事は?」
「退屈ですね。いつもいつも同じことの繰り返しで。」
「今はお盆休みですけど……。」
「先輩はどうなんですか?」
「いつも通り!」
「おっさんのお話しをいつも聞いてるよ。」
「まあそれも楽しいんだけどね。」
「楽しい?」
「うん!」
「いろんな人が来るからさ。」
「お仕事でも恋愛でも、いろんな経験した人がきてね。」
「話を聞くだけでも、私自身の経験にもなるから楽しいよ!」
「でも…。」
「でも?」
「私も一生この仕事で生きてくわけじゃないし……。」
「他に探さなきゃなって思ってる。」
「それか私をもらってくれる人がいたら、嬉しいんだけどね。」
寂しそうに微笑んだ。
「きっと見つかりますよ!」
「先輩美人だし、人もいいし。」
「ありがとう。」
「さわちゃんはお兄さんと同じで優しいんだね。」
「本当のこと言っただけですよ~。」
少し嬉しい。
「もし結婚式とかあったらぜひ呼んでくださいね!」
「必ず呼ぶね。楽しみにしてて!」
「まあその前に彼氏だけどね。」
私達は笑った。
笑い終わった後、先輩が
「そういえば……。」
「お父さんとお母さんの事件ニュースで見たよ。」
「………。」
「なんていうか、その…」
「大丈夫ですよ!先輩。」
「私も友和も大丈夫ですから!」
「そ、そう。それならよかった。」
「私もお父さん亡くしているから……。」
「何かあったら言ってね。」
「ありがとうございます!」
そろそろ先輩は仕事の事もあるし、そろそろお暇しようかな?
すーちゃんにも会えたし。
「今日は美味しいクッキーや紅茶ありがとうございました。そろそろお暇しますね。」
「そう?またきてね。すーも喜ぶから。」
先輩が膝からすーちゃんを下ろす。
すーちゃんがつぶらな瞳で私を見る。
可愛すぎる!
「すーちゃんまたくるからね。」
と撫でる。
「先輩。またよろしくお願いします。」
私は扉まで向かった。
私が扉を開けて出ようとすると
「待って!」
呼び止められた。
「どうしました?」
「………………………………。」
「ううん。なんでもない。」
「また来てね。」
「はい!」
大神さんの家を出た。
最後何を言いたかったんだろ?
まあいいや。
でもどうしよう。
USBつい咄嗟に持ってきちゃったけど…。
たしかお兄ちゃんの家にパソコンあるから、一緒に見てみよう。
何が入っているんだろ?
お兄ちゃんにLemonしよ。
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