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第四章 都市防衛戦の波乱

神殿の攻略5【カルマ編】

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最近クトゥルフ要素が後書きのニャル様しかいないからそろそろ新しい神話生物を出そうか検討中な作者です。

食屍鬼は定番だし……そう言えば出しやすいやつが居ますよね。
まぁ誰とはいいませんがどうみても甲殻類なのに分類的には菌糸類なアイツ……科学都市で出しやすそう。

●次の話ですが来週にします。戦闘描写が大変なのとモチベがちょっとヤバイのですみません。


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◇scene ~カルマ~


 しばらくしてカオスな状況がランとボルのお陰で何とか収まり私は椅子に座った状態でクリムを抱えていた。
ボルもといボルガルトとランが非難の目を向けてくるがスルースキルを遺憾なく発揮して知らぬ存ぜぬで通す。……まぁシリアスはちゃんとするから大丈夫。

話を切り替えるためか、骨で呼吸も必要ないはずなのにボルが咳払いをしてから話を切り出してきた。

『正直、シリアスが続けられる気がしないが……取り敢えず、何故我輩がカルマに精神魔術をかけたかだったか?』

「ああ」

『ならば答えは簡単だ。我輩が暇だったからだ』

「「「「は?」」」」

 クリム以外の全員の声が揃った。
えっ?私に混乱を付与した理由ってそれですか?
頭が混乱してますよ、今……。
クリムがコテンと首を傾げてるのに癒されながら私は視線で話を促す。

『もっと詳しく言うならば我輩はロード。ロードとは人類に試練を与え成長を促す存在だ。基本的には正義感の強い生物や能力の高い生物が成りやすく知性があることでロードになる可能性があるのだ。そしてロードとなった生物は不老不死となり永遠に試練を与えるダンジョンに閉じ込められる。』

「それが、どうしたの?」

 当然の疑問をユリが口にすると仰々しく腕を上げながらボルガルトが答える。

『うむ。我輩は自身から望みロードとなったのだ…………が如何せん暇過ぎるのだ。一応人間の精神を持つ者として永遠を過ごすのは自我の崩壊を招き得ないからな。我輩は外を見る魔術を使い遊具を再現してそれで時間を忘れて遊べば良いのでは?と天才的発想に至ったのだが遊び相手のいないゲームは楽しくなくてな。そこの精神の強いカルマを眷属として不老化させて我輩とずっと一緒にゲームをしてもらおうかと』

 途中で肩をガクリと落としながら語った内容は私にとってボルのことをコイツ馬鹿か?と失礼ながら思ってしまうほどに酷い内容だった。
確か1400年ほど待ってたとか言ってましたし既に人間の理性失っててもおかしくないのですよね。
 私に撫でられて恍惚とした表情だった(表情筋は全く動いてない)クリムが強い眼光でボルのことを見ながら重い口を開く。

「私からカルマを奪ったらダメ、だよ?」

 たったそれだけの言葉。それなのにボルガルトは生前ですら味わったことのない恐怖に見舞われる。
目の前の彼女の瞳はまるで深淵の如き闇で到底自分では見通せぬだろうということが理解してしまう。
その上、彼女の漆黒の瞳を見つめているとまるで呑み込まれるかのように錯覚するほどの何かを感じ取る。

 急に硬直したボルを不審に思いながらも今、思い出したことを呟く。

「そういえば……ボルと戦わなくても良いのですか?」

「どういうことなの?」

「……あぁ、なるほど。多分カルマ様は“階層ボスであろうボルガルトさんと戦わなくても良いのか”と聞いているのですわ。」

「えぇ……。」

肯定するように頷くとユリの怪訝そうな顔は一転して呆れたような表情となる。

「……お兄ちゃん、圧縮言語は私が分からないから辞めてね。」

「?」

「あ、ダメなやつだこれ。」

 何がダメなやつなんでしょうね?
まぁともかくその答えを聞こうと首をボルの方向に向けると何やらガタガタと高いステータスのせいなのだろうか、超高速で震えて姿がぶれているボルがいた。
え?何か怖いものでもあったのでしょうか?
クリムに話を聞いても気が付いたら震えてたらしく知らないとのこと。

 取り敢えず精神分析(物理)グーパンチで正気を取り戻してもらい先程の疑問を質問してみるとこのような回答が返ってきた。

『う、うむ。それだったら我輩自体はボスではないので問題ないのだが……』

何やら言い辛そうに口を開くと

『その~だな。何というか……お主らがオーク達を倒しまくったせいでボスモンスターが呼べないのだ。』

 ボル曰く。ダンジョンはとあるポイントでモンスターを召喚するのだが私達がボスオークの配下達を倒しまくったせいでそれが通路と低層の召喚の分しかなくなり、最下層である20階層のボスなんて喚んだら、このダンジョンが機能停止してしまうのだとか。

「それは……」

「なんというか……」

「「「…………」」」(目逸らし)

 あれ?これやらかした?
私達は意気揚々とボスを倒そうとしていたので肩透かしを食らった気分である。まぁ自業自得なのだが……。

『ま、まぁ特別強いわけでもなかったからな。運が良かったと考えるが良い。』

むー……やる気があった分。何だか消化不良ですね。
私よりも遥かに高い身長を持つボルを目を細めつつ眺めていると赤い眼光を私から逸らしたり、服を整えるなど落ち着きがなくなってくる。
少しだけ殺気を出してみると骸骨なはずなのに何故だか、だらだらと滝のような汗をかいているように見えてくる。

「お兄ちゃん、やめたげてボルガルトさんが困っちゃってるから……というか、クリムも同調しないで」

 ユリがボルを可哀想だなぁと哀れみの視線を向けていたが何故でしょうね。
私はただ見つめていただけだというのに……クリムと顔を見合わせて首を傾げているとランが

「兄貴……クリムと会ってから知能が下がってないか?クリムとイチャイチャすんのはいいけどもう少し気を引き締めてといた方がいいんじゃないか?」

 むぅ、一理ある。仕方がないですね……気を引き締めるの疲れるから嫌なんですよ。
今はダンジョン内ですしここにいるメンバーはボルガルトを除き身内ですから気が抜きやすいのですけどね……まぁ確かに気を緩めすぎもいけませんね。

「で、どうします? このダンジョンから脱出して今から別のダンジョンにでも突撃しますか?」

「いや、俺とユリさ。会社の方から電話がかかってきてこれで最後だからって午後から休日出勤しなきゃならないんだよ。」

「ホントせっかくの長期休みなのにやめてほしいよね。」

 ユリが迷惑そうな顔をしていた……普段からは想像がつきませんがこの双子って人気モデルなんですよね。
しかもファンクラブが出来るくらいの……別に嫉妬はしてないですけどユリは見てて微笑ましいけどランは……うん、最近ハーレムメンバーに同情できるようになってきましたからね。
さすがに鈍感すぎて乾いた笑い声しかでてこないくらいです。

「わたくしは特に予定はありませんが……クリムはどうですの?」

「………」

 クリムの様子がおかしかった。別に表情は分かってないが目が色々と物語っていた。
凄い動揺しているようみたいで目があらぬ方向に泳いでいる。

「……予定、あるんですね。」

「ない」

「嘘を付くのはダメですわよ。わたくしはもう辞退しましたが今日は有力な企業やらの橋渡しパーティーがあったはずですわ。」

「……辞退した。」

「ハァ……大事なパーティーをすっぽかしてまでカルマ様と一緒にいたいのかしら?」

「パーティーは大丈夫。私の代わりに弟を送ったから」

 どうやら何処の家族でも弟の扱いは雑なようでクリムの代わりに弟君が送られたらしい。
ちなみに弟君の名前はカスミで由来は霞草から、その花言葉である無邪気という言葉通りの性格に育ち、口下手な姉とは全く違い社交的で産まれた頃からクリムと一緒にいたせいか私を兄のように慕ってくれている可愛い子である。
見た目は完全なる可愛い系ショタだからそう言うのが好きそうなお姉さんには好かれそうである。

「カスミくん……」

あぁ、何故だろうか。晴天に親指を立てているカスミくんの姿が……。

『ん"ん"っ!』

とダンジョンのはずなのに晴天の幻覚を見ていた私はボルのまるで自己主張するかのような咳払いで意識が戻される。

『そ、そこまで言うのならば我輩が相手になってやっても良いぞ?』

「え? 私達は何も──」

『ええい!我輩が相手になってやろう!』

捲し立てるように言い切ると何処からか骨でできた趣味の悪い杖を持ちマントをバサバサと激しく揺らしながらボルは告げる。

『我が名はボルガルト・ロード!試練を与えるロードにして鬼を従える者である!勇敢なる探索者よ!武器を構え、強大なる我輩を討ち取ってみせよ。』

戦いを宣言したボルは仰々しく、もとい厨二病が好みそうなカッコいい動きをしていた。


【Tips】ロードとは。ロードは力強き者が死してなる者と強き意志や力を持つ者が自ら望んでなる方法がある。どちらもダンジョンの主人となり奥で挑戦者を待ち構えて試練を与えることになる。
その代わりと言ってはなんだがロードとなったものは不老不死となり世界の滅亡まで消えることがなくなる。


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【スケジュール】
11月1日日曜日 18時ごろ
11月6日金曜日 18時

【ニャルの語り】

やっほー、ニャル様だぞ?
質問が大量に来てボクはとっても嬉しいよ。
いつか2桁となった暁には適当にお祝いするからほどほどに期待しておいてね!
さてと。みんな楽しみであろう回答タイムだ。
じっくりと読みたまえ……今回、まさか狼に質問する人がいるとは思わなくて探すのに苦労したからね。
まぁ良い暇つぶしになったよ。

@ニャル様「は?なんでパワーアップしてんの?弱体化してくんね?」

フハハハ!ボクに弱体化だって?そんなの無理に決まってるじゃないか!
ボクにも成長は止められないのだよ。弱体化の魔術?んなもん使うわけがないじゃないか!

@ニャル様「最近再放送しているどっかのにゃる様は別の個体なのですかね?あんまクトゥルフ詳しくなくて…」

ふむ多分それってメタイ這い寄る混沌のことだよね。
ボクと彼女の違いは個体か、種族なのだよ。
ボクはニャルラトホテプという名前を持つ個体でメタイ方はニャルラトホテプという種族で邪神ではなく異星人ということになってるんだ。
ボクはアニメの方しか見たことないけど某ライダーに変身したりして意外と戦闘力はあるっぽいけどよく分からないし本当に千の姿を持つかも分からないんだよね。
え、フォーク?何だかボクの体が震えてる気がするんだけど……気のせいかな?

@カルマくん「ニャル以外だったら誰に行ってた?」

えっとそれは信仰している神を言う時のことでしょうか?
そうですね……イグ様は蛇にされそうで怖いですし。
クトゥグアは……個人的に嫌で……。
クトゥルフ?海に引き込まれるのはさすがに勘弁です。
ハスターは…何というか、うん。エピソード自体はあまり知らないけど憑依されたら怖いよね。
ノーデンス……まぁ咄嗟にニャルと浮かんだだけだからよく考えたら彼だよね。他の神と比較的人間に友好的だしニャルと敵対してるから少しは守ってくれそうだし……ノーデンスにしとけば良かったですね。

@ラン「ツッコミお疲れ様です 突っ込むときに気を付けていることはありますか?」

む、俺か。まぁ常識的なこと言ってるだけだからツッコミと言えるかは分からないが取り敢えずおかしな点を正論で叩く。
これに限るな……というか兄貴が変な行動を取るせいで俺やユリがツッコミになるんだよ。
今は出てないが俺達の姉であるスミレ姉は草薙家特有のスキルである天然のレベルが高いから俺達は兄貴とスミレ姉のツッコミをいつもしてたんだよな。
姉と兄がぽわぽわしてて妹と弟がしっかりするってどうなんだよ……普通逆だろ。

@不憫な狼へ「女体化しない?」

※以下特別意訳

なぬ!?我々に質問をくれる素晴らしきお方がいたとは……。
女体化?一体それに何の利点が……不憫じゃなくなる?可愛くなる?みんなに愛される?あの銀色の悪魔に蹂躙されなくなるのか!?
………女体化。検討しておこう。
ちなみに我々は銀色の悪魔に倒された狼達の無念な想いが蓄積し出来たので狼以外の姿にもなれるから女体化は出来なくはないのだ。狼としてのメスではなく人間としてのメスだな。
実現に向けて練習するので是非待っていてくれ!
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