信仰者はVRを突き抜ける。 〜混沌なる世界で 神は微笑む〜

むに

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第一章 混沌の目覚め

ダンジョン

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やっぱり、気分転換するとアイデアが湧く湧く!
自分は今プリヤを見ているのですが美遊との百合っぷりがたまらないです。

あと最近、FGOのフレガチャでアンリマユとか言う星0のくせに星5よりも出づらいキャラが出ました。自分クトゥルフだと40%くらいしか幸運が無い気がするのですけど最近運が良いんですよね。


……まぁそれだけ不幸な事が返ってくるのですが、
もう階段で足を滑らすのは勘弁してほしい。




––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––





◇move ~混沌都市ケーオス 原初の草原~



 私は昼飯を食べた後直ぐに狼狩りをしているのですが


『RESULT』

戦闘時間:45秒

入手アイテム
【嬲り殺しにされた狼の死体】×5

能力アップ
【STR+1】【AGI+1】【VIT+1】【MND+1】


「……伸びが悪い」


これ、数十匹程倒してこの結果である。
正直効率が悪い、この狼が私にとって強敵では無いからだろう、もっと強い敵出ないと成長しづらい



HP生命力:36
SP気力:20

STRストロングス:15 (+3%)
VITバイタリティ:12
MAGマジック:4
MNDマインド:16 (+2%)
AGLアジリティ:9
DEXデックス:7
LUKラック:9

BATTLEバトル
格闘4 防御3

MAGICマジック
回復3 神聖2

ASSISTアシスト
鑑定2 識別3 武道3 身軽3 筋力3 精神2 解体3


『ABILITY』

ATTACKアタック
【格闘】
1 正拳 (SP1)
2 突進 (SP1)
3 蹴撃 (SP1)
4 縮地 (SP2)

【防御】 
1 受身 (SP1)
2 反撃 (SP3)
3 根性 (SP2)

MAGICマジック
【回復】
1 ケア (SP3)

【神聖】
1 ピリファイ (SP5)

ASSISTアシスト
【解体】
1 瞬間解体 (SP1)




 軽く掲示板に目を通してみたところ原始の草原にはダンジョンがあるらしい

その名も【初心の迷宮】、まんまである
たまに運営のネーミングセンスを疑いたくなりますね。


掲示板曰く、混沌都市から行ける全てのフィールドのモンスターが出てくるのだとか
これは行くしか無いと情報を頼りに草原を突き進むと


「これか」


草原が続いているかと思いきやそこには階段があった運営……適当過ぎでは? ここら辺の草むらは私の腰辺りまでありますから下手すれば足を滑らして落ちますよ? いえ……それを考えているのでしょう“あの”運営ですし


 そんな事はさて置きダンジョン内に入ってみようと階段を降りて行く、だんだんと地下特有の冷たい空気を感じる。私の服装は夏仕様ですので正直肌寒いですし帰ったら何か上から着る物でも買いましょう

階段を降り切るとそこには石畳の床と石レンガで出来た壁のまさしくダンジョンと言った場所であった。


「………」


目の前に一本の道しか無いのでずっと歩き続けているのだが私の足音がするだけでモンスターの一匹も出てこやしない、ここではなかったのでしょうか? 
しかし何故こんな場所があるのかも謎ですし取り敢えず突き進みましょう。





◇skip ~十分後~


「おや?」


しばらく歩き続けると小部屋のような場所に辿り着いた、見渡しても道などなく宝箱なども無いしモンスターも居なかった。



「うーん、デマを掴んだのでしょうか? それとも私が道を間違えたとか? 確かに地味に大変な道のりでしたし武術を嗜んでいる私で無かったら大変でしたし」


私もおかしいと思ったんです。私の進行方向に何故か流れの激しい川があったり、その先に森があって何故か方向感覚が狂ったり、森を抜けたかと思うと切り立った崖で木をクッションにしてなんとか無事に飛び降りて、無駄に高い草むらを歩き回ってやっと見つけたのですから…………アレ? 何故私はこんな道とも呼べない場所を歩いていたんだ?

それに気が付いた瞬間、私は崩れ落ちました。


「………またですか!」


私は方向音痴で地図があれば行けるんですけど言葉や文字だけでの説明だと完全に迷ってしまうのです。
さすがにゲーム内ではマップあるし大丈夫と思っていたらこれですよ、マップを見てみると街とかなり離れてますし、正直言うと帰るの無理です。


帰れないという憂鬱な気持ちを気合いで吹き飛ばし、
取り敢えず何かあるかもしれないのでこの部屋を探索してみる事にした。


「やっぱり、何もありませんねぇ」


そう、本当に無いのだ、隠しボタンでも無いかと這いつくばったり、いろんな場所を触ったりしたのだが隠しボタンのたぐいも無し、まさかまさかの成果無しと言う結果に


私はここまでの疲れを癒すため壁にもたれ掛かろうとらしたら、ガコンッ!と言う音と共に私が居た部屋はどんどん遠くなるのが見えて私は何か硬い物にぶつかったかと思うと意識が暗転したことだけは覚えている。





【Tips】状態異常というものは厄介である。気絶していたら死亡していたなんてこともザラにある。
大抵の状態異常は時間経過で治るが一部のものは特殊な方法でしか解除不能のものもある。

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––


おまけ

カルマさんは自身の言う通り完全に行き先を間違えてます。初心の迷宮はカルマの行き先の真逆にある洞窟です。

カルマの入った場所は【■■により削除されました。】です。
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