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第二章 王都改革編
69、石鹸作り
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「じゃあ火をつけますね」
俺は会議室の真ん中に戻って低い椅子に座り、二人にも椅子を勧めて三人で石造りのテーブルを囲むように腰掛けた。そしてまずは魔法陣を描き、テーブルに火を二箇所発現させる。
「普通の火と同じくらい熱いので、手などを近づけないように気を付けてください」
二人にそう忠告をして、鍋を火の上に置いてもらった。そして片方に魔法陣魔法で水を入れる。
「ファビアン様には、シールの実から油を取り出す方をお願いしても良いでしょうか? あまり火を強くしてないので焦げないと思いますが、定期的に混ぜるのを忘れずにお願いします」
「分かった。定期的にとはどの程度だ?」
「そうですね、できれば五分に一度ほど。しかし正確ではなく体感で構いません」
俺のその言葉に頷き、ファビアン様がシールの実を手にしたのを確認して、俺はマティアスの方に向き直った。
「マティアスは俺と一緒にルコの木をお願いしても良い?」
「もちろん。細かく割くって言ってたけど、どのくらいにすれば良いの?」
「一つやってみるね」
木箱からルコの太い枝を取り出して、その枝にナイフを浅く当てて皮を剥ぐように滑らせた。すると少しだけ剥ぎ取られた枝が鍋に貯めた水の中に落ちる。
「こんな感じ」
「……結構細かいんだね。大変そうだ」
「もう少し粗くても良いんだけど、そうすると煮込まないといけない時間が増えるんだ。だから最終的には、ここで頑張った方が早く終わるよ」
「了解、じゃあ頑張るよ」
そうして俺達は、ほとんど話もせずに黙々と作業を開始した。ナイフが枝を削ぐ音と、硬い皮がバリバリと剥がされて内皮がプツンと破られる音。そんな音だけが会議室に響いている。
なんだか心地良いな……こういう何も考えずに無心でできる仕事もたまには良い。いつも頭を使って緊張してばかりだから。
ファビアン様とマティアスも同じことを考えているのか、穏やかなどこか楽しそうな表情で作業を続けている。
「戻りました」
そんな静かな空間にシリルが戻ってきた。手にはレードルを二つ持っているので、問題なく借りれたようだ。
「シリルありがとう。そこに置いておいてくれる?」
「はい。……私は何をすれば良いでしょうか?」
レードルを俺が示した場所に置いたシリルが、俺達の作業の様子を興味深げに眺めながらそう言った。
「シリルにはオレンの葉を刻んで欲しいんだけど……ちょっと待ってて、どの程度まで刻むのか見本を見せるから」
「かしこまりました」
それから手に持っていたルコの枝を全て細かく割いてから、ナイフを置いてシリルと共に部屋の端に向かった。
そして椅子に座ってナイフを手に持つ。本当は立った方がやりやすいんだけど、俺の背が低いので立っているとテーブルが高すぎるのだ。
「やってみるから見ててね」
オレンの葉は他の植物の葉と違って、柔らかさがほとんどない質感だ。だからこそ細かく刻みやすいとも言う。
俺は縦に細かく刻んでから逆方向にまた刻み、それからは無差別にとにかくナイフを振り下ろし続けた。そして粉状の一歩手前ほどで手を止める。
「このぐらいまで細かくなれば良いかな」
「ここまで細かくするのですね」
「うん。粗いとざらざらした感触が強く出ちゃって、肌を痛めるから」
逆にそのザラザラが良いとかでわざと粗くして作っている石鹸もあったけど、今はまだ少数の好みに合わせて石鹸を作り替えることはできない。もう少し余裕ができたら、自然といろんな石鹸が開発されるだろう。
「じゃあお願いしても良い?」
「もちろんです。ここにある葉は全て刻んでしまって良いですか?」
「うん、お願い。刻んだ葉はそこの器にまとめておいて」
俺はそこまで説明すると、ナイフを置いて椅子から立ち上がった。そしてシリルが作業を開始するのを見届けて自分の席に戻る。
そしてそれからは無心でルコの枝を細かく割き続けた。
「このぐらいで良いかな?」
マティアスが鍋を覗き込んでそう声を発したことで、ハッと我に返った。思わずぼーっと作業をしていた。慌てて中を覗いてみると、少し多すぎるぐらいのルコの枝が鍋に詰まっている。
「もう十分だね。ここからは最低一時間、木ベラで混ぜながらずっと煮込み続けるんだ。ちょっとやってみるね」
木ベラで混ぜる意味は焦げないようにというよりかは、混ぜながらルコの枝をギュッと押しつけることによって、必要な成分が水の中に溶けやすくするためだ。だから力を入れて鍋の底に押し付けるようにして混ぜていく。
これ……子供の体では予想以上に大変かも。
「思ってたより大変かもしれない。一時間は辛い……」
「ちょっとやってみても良い?」
「うん、ありがと」
「……本当だ、かなり力が必要だね」
それから体感では数十分間、俺とマティアスで交代しながら頑張って鍋を混ぜ続けた。しかしさすがに限界が来ている。これはシリルに頼んだ方が良いかも。
「マティアス、シリルに、続きを頼む?」
息を切らせながらそう問いかけると、額に汗をかいたマティアスが力なく頷いた。
「シリル、ちょっとこっちに来てくれる?」
「はい!」
シリルは呼びかけるとすぐに駆けつけてくれた。というよりも、さっきから俺とマティアスがかなり苦戦してるのにファビアン様もシリルも気づいていて、いつ声をかけられても良いように心構えをしてくれてたんだと思う。
「お待たせいたしました」
「突然呼んでごめんね。凄く申し訳ないんだけど……この鍋を木ベラで混ぜて欲しいんだ。鍋の底に押し付けるように力を入れて。俺とマティアスだと力不足で……」
「かしこまりました。私のことはいつでも呼んでください。マティアス様、代わります」
「うん、シリル、ありがと」
マティアスから木ベラを受け取ったシリルは、両手で持ち力を入れて混ぜ始めた。さっきまでよりも明らかに成分が滲み出ている。俺達が頑張って透明から少しだけ濁ってきたかな……程度だったのに、シリルが混ぜ始めた途端に色がどんどん濃くなっていく。
「うわぁ、全然違う。シリルって力あるんだね」
「体が大きいですから。マティアス様とフィリップ様も成長されれば力がつくと思います」
シリルはひょろっとしてるように見えるけど、背は高いし重いものを持ち上げているところも見たことがあるし、割と筋肉がついてるんだよね。背が高くて筋肉までついてるとか……羨ましい。
「これはいつまでやれば良いのでしょうか?」
「この水が黒に近くなるまでやって欲しいんだ。泥水と同じぐらいかな」
「かしこまりました。ではここは私が引き受けます。フィリップ様、オレンの葉があと十枚ほど残っていますので、お願いしても良いでしょうか?」
「もちろん。じゃあここはよろしくね」
それから俺はオレンの葉を刻み、マティアスはファビアン様の手伝いをして作業は進んでいった。そして俺が葉を刻み終わった頃に、ちょうどルコ水が出来上がり、シール油も熱されてサラサラになったようだ。
俺は会議室の真ん中に戻って低い椅子に座り、二人にも椅子を勧めて三人で石造りのテーブルを囲むように腰掛けた。そしてまずは魔法陣を描き、テーブルに火を二箇所発現させる。
「普通の火と同じくらい熱いので、手などを近づけないように気を付けてください」
二人にそう忠告をして、鍋を火の上に置いてもらった。そして片方に魔法陣魔法で水を入れる。
「ファビアン様には、シールの実から油を取り出す方をお願いしても良いでしょうか? あまり火を強くしてないので焦げないと思いますが、定期的に混ぜるのを忘れずにお願いします」
「分かった。定期的にとはどの程度だ?」
「そうですね、できれば五分に一度ほど。しかし正確ではなく体感で構いません」
俺のその言葉に頷き、ファビアン様がシールの実を手にしたのを確認して、俺はマティアスの方に向き直った。
「マティアスは俺と一緒にルコの木をお願いしても良い?」
「もちろん。細かく割くって言ってたけど、どのくらいにすれば良いの?」
「一つやってみるね」
木箱からルコの太い枝を取り出して、その枝にナイフを浅く当てて皮を剥ぐように滑らせた。すると少しだけ剥ぎ取られた枝が鍋に貯めた水の中に落ちる。
「こんな感じ」
「……結構細かいんだね。大変そうだ」
「もう少し粗くても良いんだけど、そうすると煮込まないといけない時間が増えるんだ。だから最終的には、ここで頑張った方が早く終わるよ」
「了解、じゃあ頑張るよ」
そうして俺達は、ほとんど話もせずに黙々と作業を開始した。ナイフが枝を削ぐ音と、硬い皮がバリバリと剥がされて内皮がプツンと破られる音。そんな音だけが会議室に響いている。
なんだか心地良いな……こういう何も考えずに無心でできる仕事もたまには良い。いつも頭を使って緊張してばかりだから。
ファビアン様とマティアスも同じことを考えているのか、穏やかなどこか楽しそうな表情で作業を続けている。
「戻りました」
そんな静かな空間にシリルが戻ってきた。手にはレードルを二つ持っているので、問題なく借りれたようだ。
「シリルありがとう。そこに置いておいてくれる?」
「はい。……私は何をすれば良いでしょうか?」
レードルを俺が示した場所に置いたシリルが、俺達の作業の様子を興味深げに眺めながらそう言った。
「シリルにはオレンの葉を刻んで欲しいんだけど……ちょっと待ってて、どの程度まで刻むのか見本を見せるから」
「かしこまりました」
それから手に持っていたルコの枝を全て細かく割いてから、ナイフを置いてシリルと共に部屋の端に向かった。
そして椅子に座ってナイフを手に持つ。本当は立った方がやりやすいんだけど、俺の背が低いので立っているとテーブルが高すぎるのだ。
「やってみるから見ててね」
オレンの葉は他の植物の葉と違って、柔らかさがほとんどない質感だ。だからこそ細かく刻みやすいとも言う。
俺は縦に細かく刻んでから逆方向にまた刻み、それからは無差別にとにかくナイフを振り下ろし続けた。そして粉状の一歩手前ほどで手を止める。
「このぐらいまで細かくなれば良いかな」
「ここまで細かくするのですね」
「うん。粗いとざらざらした感触が強く出ちゃって、肌を痛めるから」
逆にそのザラザラが良いとかでわざと粗くして作っている石鹸もあったけど、今はまだ少数の好みに合わせて石鹸を作り替えることはできない。もう少し余裕ができたら、自然といろんな石鹸が開発されるだろう。
「じゃあお願いしても良い?」
「もちろんです。ここにある葉は全て刻んでしまって良いですか?」
「うん、お願い。刻んだ葉はそこの器にまとめておいて」
俺はそこまで説明すると、ナイフを置いて椅子から立ち上がった。そしてシリルが作業を開始するのを見届けて自分の席に戻る。
そしてそれからは無心でルコの枝を細かく割き続けた。
「このぐらいで良いかな?」
マティアスが鍋を覗き込んでそう声を発したことで、ハッと我に返った。思わずぼーっと作業をしていた。慌てて中を覗いてみると、少し多すぎるぐらいのルコの枝が鍋に詰まっている。
「もう十分だね。ここからは最低一時間、木ベラで混ぜながらずっと煮込み続けるんだ。ちょっとやってみるね」
木ベラで混ぜる意味は焦げないようにというよりかは、混ぜながらルコの枝をギュッと押しつけることによって、必要な成分が水の中に溶けやすくするためだ。だから力を入れて鍋の底に押し付けるようにして混ぜていく。
これ……子供の体では予想以上に大変かも。
「思ってたより大変かもしれない。一時間は辛い……」
「ちょっとやってみても良い?」
「うん、ありがと」
「……本当だ、かなり力が必要だね」
それから体感では数十分間、俺とマティアスで交代しながら頑張って鍋を混ぜ続けた。しかしさすがに限界が来ている。これはシリルに頼んだ方が良いかも。
「マティアス、シリルに、続きを頼む?」
息を切らせながらそう問いかけると、額に汗をかいたマティアスが力なく頷いた。
「シリル、ちょっとこっちに来てくれる?」
「はい!」
シリルは呼びかけるとすぐに駆けつけてくれた。というよりも、さっきから俺とマティアスがかなり苦戦してるのにファビアン様もシリルも気づいていて、いつ声をかけられても良いように心構えをしてくれてたんだと思う。
「お待たせいたしました」
「突然呼んでごめんね。凄く申し訳ないんだけど……この鍋を木ベラで混ぜて欲しいんだ。鍋の底に押し付けるように力を入れて。俺とマティアスだと力不足で……」
「かしこまりました。私のことはいつでも呼んでください。マティアス様、代わります」
「うん、シリル、ありがと」
マティアスから木ベラを受け取ったシリルは、両手で持ち力を入れて混ぜ始めた。さっきまでよりも明らかに成分が滲み出ている。俺達が頑張って透明から少しだけ濁ってきたかな……程度だったのに、シリルが混ぜ始めた途端に色がどんどん濃くなっていく。
「うわぁ、全然違う。シリルって力あるんだね」
「体が大きいですから。マティアス様とフィリップ様も成長されれば力がつくと思います」
シリルはひょろっとしてるように見えるけど、背は高いし重いものを持ち上げているところも見たことがあるし、割と筋肉がついてるんだよね。背が高くて筋肉までついてるとか……羨ましい。
「これはいつまでやれば良いのでしょうか?」
「この水が黒に近くなるまでやって欲しいんだ。泥水と同じぐらいかな」
「かしこまりました。ではここは私が引き受けます。フィリップ様、オレンの葉があと十枚ほど残っていますので、お願いしても良いでしょうか?」
「もちろん。じゃあここはよろしくね」
それから俺はオレンの葉を刻み、マティアスはファビアン様の手伝いをして作業は進んでいった。そして俺が葉を刻み終わった頃に、ちょうどルコ水が出来上がり、シール油も熱されてサラサラになったようだ。
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