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第3章 黒山編
104、幸せな夜
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リルンとデュラ爺のために取り分けた夕食は、二人の好みに合うよう意識して料理を選んだ。
リルンの皿はパンが中心で、おかずはパンに合うものという基準だ。そしてデュラ爺の皿は基本的にバランスよく取り分けたが、肉は多めにしてある。
「できたぞ~」
「デュラ爺、食事用の台を出してくれる?」
俺たちが二人の大皿を持って外に出ると、二人は嬉しそうだ。ラトほど分かりやすくはないけど、リルンの尻尾がふさふさ揺れていたり、デュラ爺の目が細められていたりですぐに分かる。
デュラ爺が異空間から二人用の食事台を取り出してくれたので、俺たちはその台に皿をドンっと載せた。
「二人ともこれで問題ないか?」
俺の問いかけに、さっそくパンを頬張るリルンはおざなりに頷いた。
『うむ、問題ないぞ』
『わしも十分じゃ。美味そうな食事じゃな』
デュラ爺はしっかりと答えてくれて、一番に口へと運んだのは大きな赤身ステーキだ。二人が幸せそうに食事を始めたのを確認し、俺たちも中に戻ることにする。
「じゃあ、足りないものがあったら言ってくれ」
「おかわりもできるからね」
『了解した』
『その時には声を掛ける』
一仕事終えて離れの中に戻ると、やっぱり室内は空気があまり動かないからか、いい匂いが充満していた。
さっそく木の実の盛り合わせを食べ進めているラトと、二人のために切り分けたステーキの一部を食べ始めていたスーちゃんに続き、まずは席につく。
「じゃあ、俺たちも食べるか」
「うん。もうお腹ぺこぺこ」
そんな話をして笑い合って、さっそく気になる料理に手を伸ばした。俺はまずゴロッと切られた野菜と肉が入っている煮込み料理を器によそい、スプーンで豪快に掬う。
それを口に運ぶと――口の中には幸せが広がった。
「美味い!」
「本当だね。エリク、この揚げ物も美味しいよ」
フィーネが示した揚げ物は、肉汁がたっぷりと閉じ込められていて最高の美味しさだった。肉に野菜にとお腹を満たし、たまにパンも口に運ぶ。
「スーちゃん、何か食べづらいものがあったら取り分けようか?」
夢中で卵料理を食べていたスーちゃんに声を掛けると、スーちゃんはさっきまで俺が食べていた煮込みを示した。
『それを食べたいわ。せっかく綺麗になった体を汚したくないから、パンで挟んでくれないかしら』
確かに煮込み料理はスプーンで食べないと、口の周りが汚れてしまうだろう。
「分かった。ちょっと待っててな」
スーちゃんはラトみたいに分かりやすい可愛さはなくて、どちらかと言えばツンツンしてるんだけど、もうその時点で可愛い。こうして思わず世話を焼いてしまうぐらいには。
いつもはそっけない感じなのに、たまに心を許してくれてるのが分かると一気に落ちるんだよな……スーちゃん、悪い女だ。女なのかは分からないけど。
そんな馬鹿なことを考えながら、スーちゃん用のパンを一口サイズでいくつも作った。我ながら悪くない出来だ。
「はい、スーちゃん。これでいいか?」
差し出した皿に無言で視線を向けたスーちゃんは、一番手前にあったパンを口の中に入れる。そして数回咀嚼して頬を緩めた。
『この煮込み料理とパン、美味しいわね』
「それなら良かった」
『……ありがとう』
スーちゃんの照れながらの感謝の言葉に悶えつつ、それを表には出さずなんとか平常心で答える。
「――いつでも言ってくれ。ラ、ラトは何か他のものを食べるか?」
動揺を隠すためラトに問いかけると、あまりにもいつも通りの答えが返ってきた。
『僕は木の実でいい!』
そんなラトに平常心を取り戻しつつ、また自分の食事を進める。
「エリク、これ凄く美味しいよ。温泉の蒸気を使った蒸し料理だと思う。このピリ辛ソースをつけて食べるといくらでも食べられそう」
フィーネが珍しく無邪気に瞳を輝かせていて、俺は気になってフィーネが食べてる料理に手を伸ばした。
蒸されている野菜や肉をフォークで刺してタレに潜らせ、口に運ぶと……。
「本当だ、これめっちゃ美味い」
「だよね! ゆで卵も美味しいよ。温泉で茹でてるんだと思うけど、いつもより塩味と旨味が強い感じ」
ゆで卵も口に運んでみると、確かにいつものゆで卵と一味違った。塩を付けなくても美味しく食べられる。
「本当にいつものと違うな。これパンに挟みたいかも」
「それ絶対に美味しいね」
温泉街特有の料理はどれもとても美味しく、次々と手が伸びる。
『私もその野菜をタレにつけて食べたいわ』
スーちゃんの要望に答えて、美味しそうなところを厳選してタレに潜らせる。ラトは……まだ木の実に夢中で、外に視線を向けると二人の料理も十分に残ってそうだ。
それを確認して、俺はまた気になる料理に手を伸ばした。温泉街でのゆったりとした時間は、とても幸せな雰囲気で過ぎていった。
リルンの皿はパンが中心で、おかずはパンに合うものという基準だ。そしてデュラ爺の皿は基本的にバランスよく取り分けたが、肉は多めにしてある。
「できたぞ~」
「デュラ爺、食事用の台を出してくれる?」
俺たちが二人の大皿を持って外に出ると、二人は嬉しそうだ。ラトほど分かりやすくはないけど、リルンの尻尾がふさふさ揺れていたり、デュラ爺の目が細められていたりですぐに分かる。
デュラ爺が異空間から二人用の食事台を取り出してくれたので、俺たちはその台に皿をドンっと載せた。
「二人ともこれで問題ないか?」
俺の問いかけに、さっそくパンを頬張るリルンはおざなりに頷いた。
『うむ、問題ないぞ』
『わしも十分じゃ。美味そうな食事じゃな』
デュラ爺はしっかりと答えてくれて、一番に口へと運んだのは大きな赤身ステーキだ。二人が幸せそうに食事を始めたのを確認し、俺たちも中に戻ることにする。
「じゃあ、足りないものがあったら言ってくれ」
「おかわりもできるからね」
『了解した』
『その時には声を掛ける』
一仕事終えて離れの中に戻ると、やっぱり室内は空気があまり動かないからか、いい匂いが充満していた。
さっそく木の実の盛り合わせを食べ進めているラトと、二人のために切り分けたステーキの一部を食べ始めていたスーちゃんに続き、まずは席につく。
「じゃあ、俺たちも食べるか」
「うん。もうお腹ぺこぺこ」
そんな話をして笑い合って、さっそく気になる料理に手を伸ばした。俺はまずゴロッと切られた野菜と肉が入っている煮込み料理を器によそい、スプーンで豪快に掬う。
それを口に運ぶと――口の中には幸せが広がった。
「美味い!」
「本当だね。エリク、この揚げ物も美味しいよ」
フィーネが示した揚げ物は、肉汁がたっぷりと閉じ込められていて最高の美味しさだった。肉に野菜にとお腹を満たし、たまにパンも口に運ぶ。
「スーちゃん、何か食べづらいものがあったら取り分けようか?」
夢中で卵料理を食べていたスーちゃんに声を掛けると、スーちゃんはさっきまで俺が食べていた煮込みを示した。
『それを食べたいわ。せっかく綺麗になった体を汚したくないから、パンで挟んでくれないかしら』
確かに煮込み料理はスプーンで食べないと、口の周りが汚れてしまうだろう。
「分かった。ちょっと待っててな」
スーちゃんはラトみたいに分かりやすい可愛さはなくて、どちらかと言えばツンツンしてるんだけど、もうその時点で可愛い。こうして思わず世話を焼いてしまうぐらいには。
いつもはそっけない感じなのに、たまに心を許してくれてるのが分かると一気に落ちるんだよな……スーちゃん、悪い女だ。女なのかは分からないけど。
そんな馬鹿なことを考えながら、スーちゃん用のパンを一口サイズでいくつも作った。我ながら悪くない出来だ。
「はい、スーちゃん。これでいいか?」
差し出した皿に無言で視線を向けたスーちゃんは、一番手前にあったパンを口の中に入れる。そして数回咀嚼して頬を緩めた。
『この煮込み料理とパン、美味しいわね』
「それなら良かった」
『……ありがとう』
スーちゃんの照れながらの感謝の言葉に悶えつつ、それを表には出さずなんとか平常心で答える。
「――いつでも言ってくれ。ラ、ラトは何か他のものを食べるか?」
動揺を隠すためラトに問いかけると、あまりにもいつも通りの答えが返ってきた。
『僕は木の実でいい!』
そんなラトに平常心を取り戻しつつ、また自分の食事を進める。
「エリク、これ凄く美味しいよ。温泉の蒸気を使った蒸し料理だと思う。このピリ辛ソースをつけて食べるといくらでも食べられそう」
フィーネが珍しく無邪気に瞳を輝かせていて、俺は気になってフィーネが食べてる料理に手を伸ばした。
蒸されている野菜や肉をフォークで刺してタレに潜らせ、口に運ぶと……。
「本当だ、これめっちゃ美味い」
「だよね! ゆで卵も美味しいよ。温泉で茹でてるんだと思うけど、いつもより塩味と旨味が強い感じ」
ゆで卵も口に運んでみると、確かにいつものゆで卵と一味違った。塩を付けなくても美味しく食べられる。
「本当にいつものと違うな。これパンに挟みたいかも」
「それ絶対に美味しいね」
温泉街特有の料理はどれもとても美味しく、次々と手が伸びる。
『私もその野菜をタレにつけて食べたいわ』
スーちゃんの要望に答えて、美味しそうなところを厳選してタレに潜らせる。ラトは……まだ木の実に夢中で、外に視線を向けると二人の料理も十分に残ってそうだ。
それを確認して、俺はまた気になる料理に手を伸ばした。温泉街でのゆったりとした時間は、とても幸せな雰囲気で過ぎていった。
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