プライド

東雲 乱丸

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私立波野ヶ谷高校編

塞翁が馬

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 休み時間になると、クラスメイト達は直之の周りに集まり質問攻めを始める。
「内田君、本当に大丈夫なの?」
「記憶喪失って大変じゃない?」
「何かあったら遠慮なく言ってくれよ」
様々な言葉をかけられたが、直之はそれにまともに取り合う事が出来ない。
何故なら、直之の尻のプラグがまだ振動しているからだ。
クラスメイト達の話を聞きながらも、直之は必死に平静を保つ事に精一杯であった。
そんな中、一人の男子生徒が教室を訪れる。
成田健一郎だ。
「内田君、あないな事があったのに無事で良かったで。またよろしゅうな」
健一郎はそう言うと、まるで恋人のように直之に抱きついた。
二大アイドルのその様子を見た女子達は、黄色い悲鳴を上げている。
「成田君って内田君と仲良かったっけ?」
誰かがそう尋ねると、健一郎は爽やか過ぎる程の笑顔で答えた。
「いやぁ、僕と内田君は少し前に仲良うなったんや。お互いにちょいとした秘密を共有してる間柄なんよ。おっと、どないな秘密かは聞かんといてなぁ」
それを聞いた女子達が色めき立つ。
だが、そんな事を気にする余裕も無く、直之は必死に絶頂を耐えていた。
しかし、それも長くは続きそうにない。
時雄が直之の背後に回り、耳元で囁く。
(イッちゃえよ、変態……)
直之は必死に耐えようとするが、我慢すればするほどアナルの感覚が鋭敏になり、脳髄を痺れるような快感が駆け巡る。
「なんや顔色良うないけど、いけるかぁ?あまり無理したらあかんで」
その様子に気づいたのか、健一郎は一瞬ニヤリと笑い直之に問いかける。
「お、おう……心配かけて悪い……」
そう答えるのがやっとだった。

 スピーカーから予鈴の鐘の音が鳴り響くと、クラス中が慌ただしくなる。
「ほな、僕は行くわ。また来るさかい」
そう言って、健一郎は去り際にさりげなく直之の逞しく発達した筋肉質な胸板に手を伸ばした。
とっさの出来事に直之はその手を振り払う事も出来ず、されるがままに乳首を摘まれる。
その瞬間、直之の理性が決壊した。
今まで感じた事の無い快感が押し寄せ、全身が痙攣したかのように震えた。
(あっ!ダメッ!イクッ!)
ジュピュッ!!ジュピュッ!!ドクッ……ドクッ……
ズボンの中で生暖かい感覚が広がり、股間が濡れていく。
みるみる染みが広がり太腿を伝って床へと滴り落ちた。
同時に、直之の意識が暗転していく。
それは射精の余韻なのか、それとも現実逃避によるものなのか。
どちらにせよ、それは心地良いものだった。

 気が付くと、直之は保健室のベッドの上にいた。
カーテンの向こう側から話し声が聞こえる。
どうやら、養護教諭と誰かがいるようだ。
「…………ました。私は何も見ていません…………ですね?」
「そう…………良いんだよ。じゃ、…………平気だね?」
(もしかして、俺の事を話してんのか?)
直之は恐る恐るカーテンを開けると、そこには養護教諭と話している時雄と竜治の姿があった。
二人は直之に気づくと小さく笑う。
「起きたんだね、直之」
時雄はいつも通りの口調で話しかけてくる。
「急に痙攣しだして気絶するからびっくりしたよ。まあ、身体は問題無いらしいよ?ね、先生」
時雄は養護教諭に確認を取る。
「え、ええ……もう教室に戻っても……平気……ですよ」
少し引きつった表情で養護教諭は答えた。
直之は制服を身に着けると、時雄と竜治に連れられて教室へと向かう。
「皆がいるのにイクなんて、変態にも程があるだろ?」
「バレないように取り繕うの大変だったんだよ。感謝してよね」
竜治は蔑むように言い放ち、時雄は不満そうな表情を浮かべる。
その言葉に直之は何も言えず俯くしかなかった。

 昼休憩になり、昼食を食べ終えた直之を時雄と竜治が特別教室棟にあるトイレへと連れ出す。
そして、誰もいない事を確認すると、個室に二人を押し込んだ。
直之は嫌な予感がしながらも、二人の言葉を待つ。
すると、時雄が口を開いた。
「お前の存在意義って何だと思う?……なあ、変態」
自分の存在意義とは……。
その問いに対する回答は一つしかないだろう。
直之は覚悟を決めると、羞恥心で顔を真っ赤にしながら、それでもはっきりと口にする。
「俺は……変態豚奴隷なので……ご主人様のチンポをしゃぶって精子を飲んだり……尻の穴をマンコ代わりに使われるために存在しています……」
一言発する度に肉棒がピクンと反応してしまう。
恥ずかしい言葉を言っているだけなのに、何故か興奮している自分がいる。
そんな自分に戸惑いながらも、直之は最後まで言い切った。
 その言葉を待っていたかのように、二人はニヤリと笑みを浮かべる。
竜治はベルトを外すと、ズボンとパンツを脱いだ。
既に勃起している剛直は臍まで届くほど反り返っている。
それを手で掴んで扱きながら、竜治は直之に言った。
「ほら、ちゃんとお願いしろよ?変態」
直之はゴクリと唾を飲み込むと、ゆっくりと膝をつく。
目の前には竜治の巨根があり、そこから漂う雄の匂いが鼻腔を刺激する。
「お願いします……どうかこの卑しい変態豚野郎の汚らしい舌で、そのチンポをしゃぶらせて下さい……俺の口を性処理に使って下さい……」
まるで娼婦のように淫らに腰を振り、媚びるように懇願した。
「良いぜ、好きなだけしゃぶれよ。ただし、歯を立てたらお仕置きだからな?」
その言葉に直之の喉が鳴る。
まるで催眠術をかけられているかのように、直之は無意識のうちに舌を出して亀頭に這わせた。
チロ……チュパッ……レロッ……
卑猥な水音が静かなトイレに響き渡る。
 最初は遠慮がちだった動きも徐々に大胆になっていった。
裏筋やカリ首など、敏感な部分を重点的に攻めていく。
さらに玉袋を口に含んで転がすように舐めると、竜治の口から吐息が漏れた。
竜治の反応を見て、直之はさらに激しくなる。
ジュポッ!ジュプッ!ジュルルルッ!
直之は夢中で竜治のモノを貪り続けた。
竜治の我慢汁が溢れ出し、直之はそれを飲み込んでいく。
直之の口元は唾液とカウパー液でベタベタになっていた。
竜治は射精が近いのか、時折ビクビクと痙攣するように震える。
直之は竜治の射精を促すように強く吸い付いた。
「ぐっ……そろそろ出すぞ!」
竜治の言葉を聞いて、直之はより一層深く咥え込み、頭を前後に動かしてピストン運動を繰り返す。
そして竜治は絶頂を迎えると同時に剛直を口から引き抜き、大量の白濁液を直之の顔面に放出した。
ドピュッドピューー!ビュルルルー!!
直之は一滴残らず全て受け止めると、尿道に残っているものも吸い取って綺麗にし、竜治の股間に顔を埋めてペロペロと掃除を始める。
直之の端正な顔を自らの吐き出した欲望で汚していく事に征服感を覚えたのか、竜治は満足そうにその様子を眺めていた。
しばらくして、直之はようやく竜治から離れる。
口内に溜まったものをゴクリと嚥下すると、直之は蕩けた表情を浮かべた。
それを見た時雄は、直之の背後に回り込むと、彼の制服のボタンを外していく。
そして露わになった胸板に手を添えると、乳首を摘まんだ。
すると、直之の身体がビクンと跳ね上がる。
抵抗する事も無く、むしろ直之は自ら進んで快感を受け入れようとしていた。
時雄は直之の耳元で囁く。
「今日は放課後までここで性処理便器として過ごすんだ。いいね?」
無言で直之はコクりと小さくうなずくと、時生が直之にタオルで目隠しをした。
視界を遮られた事で不安になる直之だったが、そんな事はお構いなしに、時雄はトイレ前の教室の扉を開けて呼びかける。
「じゃ、君達も便器使っていいよ」
 そこには数人の生徒が時雄から連絡を貰って集まっていた。
「いいかい?目隠しは取ったらダメだよ。ケツマンコはうるさくなるから、今日は口マンコだけね。それとこれは他言無用、もし口外するような事があったらコイツよりもっと酷い目に合わせるから」
男子生徒達は興奮を抑えきれない様で返事をすると、我先にとトイレに入り直之の口内へ己の分身を差し込んだ。
いきなり口の中に入ってきた異物に驚きながらも、直之は必死に舌を動かして奉仕する。
ジュポ……グポッ……ヌチャ……
淫靡な水音が響き渡り、直之の口からはだらしなく唾液が流れ落ちた。
(こいつって内田だよな?)
(ああ、間違いない。あのイケメンがこんなにチンポ大好きだったなんて)
男子生徒達のそんな言葉が耳に入ってくる。
しかし、今の直之にとってはそんな事はどうでも良かった。
ただひたすらに、この時間が早く終わるよう肉棒にしゃぶりつく。
(コイツの口の中気持ち良すぎ……)
直之のフェラチオに魅せられ、男子生徒たちは腰を動かすスピードを上げる。
やがて限界を迎えたのか、一人の少年が直之の口の中で果てた。
ドクンドクンと脈打つ肉棒からは、濃厚で粘り気のある精液が放たれ、直之は喉を鳴らしながら飲み込んでいく。
やがて肉棒の脈動が収まると、直之は口を離し、次の者に交代する。
喉奥を突かれる度に嗚咽が漏れるが、それでも懸命に舌を絡めた。
両手にも肉棒を握らされ、休む間もなく扱かされる。
その繰り返しを何度も行い、昼休憩の終わりを告げるチャイムが鳴るが、放課後まで直之は解放されない。
直之は授業中や休み時間もトイレから出る事は無く、放課後までひたすら肉欲を満たす為だけの玩具として口内を犯され続けた。

 そして放課後になると、時雄と竜治は再び特別教室棟にあるトイレへと向かう。
直之は個室に放置されており、顔中精液まみれの状態でピクピクと痙攣していた。
意識はあるが、顎が外れているのか口を閉じる事が出来ないようで、半開きの口からは舌が出ている。
どう見てもレイプされた直後のような有様だが、ズボンには染みが出来ており、勃起しているのが見て取れた。
二人はニヤリと笑うと、ゆっくりと直之の元へ歩み寄る。
そして、直之の口に自らの剛直を押し込む。
直之は苦しげな表情を浮かべるも、すぐにそれを受け入れて舌を動かす。
直之の口内で、二人のモノはさらに膨張していった。
時雄は直之の頭を掴んで前後に動かし、喉の奥へと亀頭を突き入れる。
喉を塞がれ呼吸もままならない状態だが、直之は必死に奉仕を続ける。
そして時雄が限界を迎えた。
ドピュッ!ビュルルルーー!ビューッ!ビュッ!
流し込まれる大量の精液は鼻からも逆流し始めた。
時雄は満足そうに直之の口内から陰茎を引き抜くと、今度は竜治が入れ替わりで挿入する。
そして再び喉奥まで突き入れられ、
しばらくすると竜治の射精が近いのか腰の動きが激しくなり始めた。
そして、竜治が絶頂を迎えると同時に精液を放出する。
ビュルルルーー!ビュク!ビュク!ビュク!
直之はゴクンと飲み干すと、尿道に残っているものも吸い取った。

 二人が離れると、直之は息を整えながら四肢を投げ出しその場に座り込んだ。
「お疲れさん、じゃ今日は帰っていいよ。また明日もよろしくな」
そう言うと、時雄は直之の肩をポンと叩き、竜治と共にその場を去っていった。
一人残された直之は立ち上がる事も出来ず、ただただぼんやりと思考を停止している。
しかし、直之の身体は快楽を求め熱を帯び疼いていた。
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