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徐々に覚醒めていく本能
抱かれる
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翌朝、直之が目を覚ました時にはもう昼過ぎになっていた。
身体の疲労感はなく、むしろ調子が良いくらいだ。
しかし朝勃ちしたペニスが下着に擦れる感覚に、昨夜の事を思い出し身体が小さく震え出す。
昨日あれだけ射精したのに、身体はまだ熱く疼いている。
それどころか身体の奥底から湧き上がる欲望に身体中を蝕まれ、今にも爆発してしまいそうな感覚に苛まれる。
自然と手が下腹部に向かい、指先が朝勃ちに触れるとビクンッと肉棒が大きく跳ねた。
直之は無意識のうちに自慰を始めてしまう。
「んっ……あぁ……」
下着の上から軽く撫でるだけで快感が走り、甘い声が漏れてしまった。
直之は我慢出来ずに下着を下ろし、直に触り始める。
ゴシゴシッ……シュッシュッ……
直之の手の動きが徐々に速くなり、やがて絶頂を迎えようとしていた。
しかし、どんなに気持ち良くても射精する事はなかった。
直之の頭の中には、あの暗示が鮮明に残っているからだ。
肉棒から透明な我慢汁だけがダラダラ垂れ落とされる。
「うぅ……イキたい……」
それでも直之は手を止めず、ひたすら扱き続けていた。
すると突然、男達が部屋に入ってきた。
「おっと、お楽しみ中だったか?」
体斗がニヤニヤしながら言う。
直之はその声で我に返った。
慌てて起き上がり、朝勃ちを下着へ押し込んだ。
「おはようさん、よく眠れたか?その様子じゃ、疲れは取れたみたいだな」
那技はニヤリと笑い、直之の隣に腰掛けた。
直之は気恥ずかしさで顔を真っ赤にし俯いた。
「いたぶられてチンポぶっ込まれなきゃ一人で射精も出来ないのにね。もっと酷い目に遭わせてあげようか?」
体斗はケラケラ笑った。
直之は昨夜の電気責めを思い出し身体が小さく震え、これから行われる事に恐怖しながらも、どこか期待してしまう自分に気付き戸惑っていた。
「そう怖がるな。今日は大人のセックスってやつを教えてやるよ」
そう言って那技は肩を抱き寄せた。
直之は緊張で表情が強張っている。
そして那技が直之の頬に手を当て唇を重ねると、驚いて直之は男を突き放した。
「な、何するんだ!」
思わず叫んでしまう。
「散々チンポ咥えてきてんだ。今さらキス位で驚くなよ」
那技は平然と答える。
直之は何も言えずにいた。
確かに今まで毎日のように口を犯されてきたが、男に唇を許したのは初めてだった。
体斗は直之の反応を楽しむように見つめ、カメラを回している。
「まずはキスの仕方を教えるぞ。舌を出してみろ」
直之は言われた通り、恐る恐る口を開き舌を出した。
那技はすかさずその舌を吸い込み、自分の唇で挟んだ。
そしてそのまま、ゆっくりと唇を重ねていく。
二人の唾液が混ざり合い、ピチャッと音が響く。
直之は初めての感覚に身を震わせた。
男の柔らかい唇の感触と温もりを感じながら、互いの粘膜が激しく絡み合う。
(なんだこれ……こんなの知らない……)
直之は戸惑いながらも、次第に興奮が高まっていた。
ペニスは再び勃起し始め、下着の中で苦しそうにしている。
直之の顔は赤く染まり、呼吸も荒くなっていく。
那技が唇を離すと、名残惜しそうに銀色の糸が引いた。
直之はトロンとした目つきになり、身体からは力が抜けてしまっていた。
「これが本当のキスってやつだ。気持ち良いだろ?」
無言のまま直之は小さくコクンとうなずく。
「今度は舌を絡ませながら吸うようにしてみろ」
直之は言われるまま、ゆっくり顔を寄せていき、再び唇を重ねる。
クチュ……チュクッ……
お互いの舌を絡め合わせ、いやらしい水音を響かせる。
那技の手が直之の身体に触れ、優しく撫で回す。
背中から脇腹、胸へと筋肉の窪みを滑るように移動していく。
やがて乳首に到達すると、指先でクリッと摘まむ。
「んんっ……ふぅー……んっ」
直之はビクンっと反応したが、すぐに甘い吐息を漏らした。
両方の突起を弄られる度に、快感で全身が痺れるような感覚に襲われる。
股間はますます膨らみを増していく。
我慢汁でビチャビチャになり、下着が張りつき肉棒がくっきり浮き出てしまっている。
直之は次第に我慢出来なくなり、無意識のうちに腰を動かしていた。
「どうした?もう我慢出来ないか?」
直之は恥ずかしさから顔を背ける。
男の口が耳元へ近づき囁いた。
「もっと楽しませてくれよ」
そして耳を舐められ、甘噛みされる。
ゾワリとするような刺激に、直之は身を捩らせた。
那技の舌はそのまま首筋をなぞり、鎖骨へ下りてくる。
「あっ……あっ……くぅっ··」
同時に両手で左右の乳首をコリッコリと転がされ、直之は喘ぎ声を抑えられない。
やがて男の舌が盛り上がった筋肉の丘を登り始める。
抵抗する事も出来ず、直之はされるがままに受け入れてしまう。
那技は片方の乳首を口に含み、もう片方は手で愛撫する。
「あぁ……あっ!ああぁ!」
直之が身体を大きく仰け反らせ、悲鳴のような声で叫ぶ。
乳首はピンと硬く尖りきり、感度が増しているようだ。
那技は口に含んだ方を強く吸い上げ、もう一方は爪で引っ掻いたり押し潰したりして責め立てる。
「ひぐぅ……うくっ··や、ヤバい……ッ!イキそう……!」
「まだダメだ、我慢しろ」
直之は鼠径部に力を込め、必死に射精を抑え込もうとする。
しかし那技はさらに激しく舌を動かし、唾液でヌルヌルになった乳頭を擦る。
その瞬間、直之は身体中を羽毛で撫でられたようなゾクゾクっとした感覚に襲われた。
「あぁっ!あぁっ!あぁーっ!」
ドクッ……ドクッ……
下半身に一度も触れられる事なく、直之は甘イキしていた。
白濁液が下着の中に溢れ出し、繊維からぷくーっと滲み出ている。
「気持ち良かっただろ?」
ニヤつきながら那技は言う。
直之は何も答えられず、ただ荒い呼吸を繰り返していた。
「本イキはまだお預けだ」
那技の舌が、今度は下腹部の方へ移動していく。
板チョコを溶かすように熱い舌が腹筋を這い回り、男の右手が下着に手を掛け引き下ろす。
ブルンッと勢い良く飛び出した肉棒は萎える事なくガチガチに勃起し、己の白濁液で竿全体をテカテカに濡らしていた。
那技の右手が、そっと肉棒を握る。
そして先端に触れるか触れないかの距離を保ちながら、焦らすかのようにゆっくりと上下運動を繰り返す。
直之の肉棒はビクビク震え、我慢汁が滴り落ちる。
那技の舌は臍の周りをグルッと一周すると、そのまま肉棒の根元まで辿る。
「オレを見ろ。目をそらすなよ」
そう言うなり、裏スジに沿って舌を這わせ、カリの部分を刺激する。
「はぁんんっ……ふぅ……んんっ……」
直之は身体を震わせながら、声を押し殺すようにして耐えていた。
指先で尿道口を刺激しながら、那技は亀頭から根本にかけて一気に舐めあげる。
「はんっ!!……んんっ……」
クチャッ……ぺチャッ……
卑猥な音が響き渡り、直之の理性を徐々に削っていく。
「やはりクソでかいな……よく見とけよ」
那技は一旦舌を離すと、口を限界まで開けてゆっくりと肉棒を飲み込んでいく。
ハムッ!ング……ング……
直之は言い付け通りまじまじと男を見る。
その口は大きく開かれ、自分のモノが半分近く飲み込まれている。
口の端からは唾液が流れ落ち、喉には太い血管が浮き出ており、時折喉仏がゴクリと動く。
そして何より、那技の瞳だ。
獲物を狙う蛇のように鋭い眼光を放ち、直之を射抜いている。
直之はその視線にすら興奮を覚えてしまう。
(あぁ……やべぇ……俺、フェラチオされてる……)
その凶器とも言える程の巨根のため口で咥え込める女はおらず、直之は今まで口淫の経験が無かった。
初めて味わう快感に、直之は頭が真っ白になっていく。
グポッ!ヌプッ!ズリュッ!
那技の舌が絡み付き、唾液が潤滑油となって滑りが良くなる。
男の口内は熱く、膣では感じられない生々しい刺激を与えてくる。
「あぁ……あぁあぁぁ……」
那技は肉棒を咥えたまま右手は陰茎を握り込み、左手は陰嚢を揉みほぐす。
舌の動きは激しさを増し、凄まじい吸引力に口内が真空状態になり、直之は一瞬意識が飛びそうになる。
「くぅぅうっ!!やばい……これマジでヤバいって……んはぁっ!」
ジュルッ!グチュッグチャッ!
那技の口からは下品な水音が漏れ出し、直之の聴覚を犯していく。
舌使いは的確かつ大胆であり、直之はすぐにでも射精してしまいそうな程追い詰められていた。
しかし、あと一歩というところで射精に至らない。
それどころか、さらに射精欲が高められてしまっている。
まるでスロー再生されているような、射精寸前の状態をキープしたまま攻められているような感覚だった。
那技は肉棒から口を離し、直之の顔を上目使いで見つめながらニヤリと笑う。
そして右手を激しく動かしながら肉棒の先端をチロチロッと舌先で弄ぶ。
「はぁあぁぁあっ!ダメだダメだダメだっ!!」
直之は腰を突き上げ、身体を痙攣させながら悶絶する。
那技はその様子を楽しむように眺めると、今度は右手で根元を強く握ったまま舌先だけで裏スジをなぞり上げる。
「はぁあんんんんんんんんんんっ!!!!」
直之は背中を大きく仰け反らせ、ガクガクと震える。
そして次の瞬間、大量の精液が勢い良く飛び出した。
ビュルルッ!!ビュッビューーーーーーーーーッ!!!
噴水のような射精に、那技の顔が白濁色に染まっていく。
それでも那技の舌は肉棒から離れず、最後の一滴まで味わうかのように肉棒を舐め続けていた。
ゴクッ……ゴクッ……
那技が喉を鳴らしながら飲み干していく。
やがて肉棒が解放されると、那技は顔に付着したザーメンを指で掬い取り、そのまま自分の口に運ぶ。
ペロッ……ピチャッピチャッ……
指の間から糸を引きながら垂れ落ちるザーメンを舌で絡めとり、口の中で転がして味を確かめる。
「青臭くて苦いな。若さの象徴といったところか」
そう言って指についたものを舐め取る。
(すごい……これが……本当のフェラ……)
直之は自分の股間に視線を向ける。
そこには未だに衰えることなく勃起した肉棒があった。
「これで終わりじゃねえようだな」
那技はニヤリと笑みを浮かべる。
その言葉に肉棒はビクンと反応した。
身体の疲労感はなく、むしろ調子が良いくらいだ。
しかし朝勃ちしたペニスが下着に擦れる感覚に、昨夜の事を思い出し身体が小さく震え出す。
昨日あれだけ射精したのに、身体はまだ熱く疼いている。
それどころか身体の奥底から湧き上がる欲望に身体中を蝕まれ、今にも爆発してしまいそうな感覚に苛まれる。
自然と手が下腹部に向かい、指先が朝勃ちに触れるとビクンッと肉棒が大きく跳ねた。
直之は無意識のうちに自慰を始めてしまう。
「んっ……あぁ……」
下着の上から軽く撫でるだけで快感が走り、甘い声が漏れてしまった。
直之は我慢出来ずに下着を下ろし、直に触り始める。
ゴシゴシッ……シュッシュッ……
直之の手の動きが徐々に速くなり、やがて絶頂を迎えようとしていた。
しかし、どんなに気持ち良くても射精する事はなかった。
直之の頭の中には、あの暗示が鮮明に残っているからだ。
肉棒から透明な我慢汁だけがダラダラ垂れ落とされる。
「うぅ……イキたい……」
それでも直之は手を止めず、ひたすら扱き続けていた。
すると突然、男達が部屋に入ってきた。
「おっと、お楽しみ中だったか?」
体斗がニヤニヤしながら言う。
直之はその声で我に返った。
慌てて起き上がり、朝勃ちを下着へ押し込んだ。
「おはようさん、よく眠れたか?その様子じゃ、疲れは取れたみたいだな」
那技はニヤリと笑い、直之の隣に腰掛けた。
直之は気恥ずかしさで顔を真っ赤にし俯いた。
「いたぶられてチンポぶっ込まれなきゃ一人で射精も出来ないのにね。もっと酷い目に遭わせてあげようか?」
体斗はケラケラ笑った。
直之は昨夜の電気責めを思い出し身体が小さく震え、これから行われる事に恐怖しながらも、どこか期待してしまう自分に気付き戸惑っていた。
「そう怖がるな。今日は大人のセックスってやつを教えてやるよ」
そう言って那技は肩を抱き寄せた。
直之は緊張で表情が強張っている。
そして那技が直之の頬に手を当て唇を重ねると、驚いて直之は男を突き放した。
「な、何するんだ!」
思わず叫んでしまう。
「散々チンポ咥えてきてんだ。今さらキス位で驚くなよ」
那技は平然と答える。
直之は何も言えずにいた。
確かに今まで毎日のように口を犯されてきたが、男に唇を許したのは初めてだった。
体斗は直之の反応を楽しむように見つめ、カメラを回している。
「まずはキスの仕方を教えるぞ。舌を出してみろ」
直之は言われた通り、恐る恐る口を開き舌を出した。
那技はすかさずその舌を吸い込み、自分の唇で挟んだ。
そしてそのまま、ゆっくりと唇を重ねていく。
二人の唾液が混ざり合い、ピチャッと音が響く。
直之は初めての感覚に身を震わせた。
男の柔らかい唇の感触と温もりを感じながら、互いの粘膜が激しく絡み合う。
(なんだこれ……こんなの知らない……)
直之は戸惑いながらも、次第に興奮が高まっていた。
ペニスは再び勃起し始め、下着の中で苦しそうにしている。
直之の顔は赤く染まり、呼吸も荒くなっていく。
那技が唇を離すと、名残惜しそうに銀色の糸が引いた。
直之はトロンとした目つきになり、身体からは力が抜けてしまっていた。
「これが本当のキスってやつだ。気持ち良いだろ?」
無言のまま直之は小さくコクンとうなずく。
「今度は舌を絡ませながら吸うようにしてみろ」
直之は言われるまま、ゆっくり顔を寄せていき、再び唇を重ねる。
クチュ……チュクッ……
お互いの舌を絡め合わせ、いやらしい水音を響かせる。
那技の手が直之の身体に触れ、優しく撫で回す。
背中から脇腹、胸へと筋肉の窪みを滑るように移動していく。
やがて乳首に到達すると、指先でクリッと摘まむ。
「んんっ……ふぅー……んっ」
直之はビクンっと反応したが、すぐに甘い吐息を漏らした。
両方の突起を弄られる度に、快感で全身が痺れるような感覚に襲われる。
股間はますます膨らみを増していく。
我慢汁でビチャビチャになり、下着が張りつき肉棒がくっきり浮き出てしまっている。
直之は次第に我慢出来なくなり、無意識のうちに腰を動かしていた。
「どうした?もう我慢出来ないか?」
直之は恥ずかしさから顔を背ける。
男の口が耳元へ近づき囁いた。
「もっと楽しませてくれよ」
そして耳を舐められ、甘噛みされる。
ゾワリとするような刺激に、直之は身を捩らせた。
那技の舌はそのまま首筋をなぞり、鎖骨へ下りてくる。
「あっ……あっ……くぅっ··」
同時に両手で左右の乳首をコリッコリと転がされ、直之は喘ぎ声を抑えられない。
やがて男の舌が盛り上がった筋肉の丘を登り始める。
抵抗する事も出来ず、直之はされるがままに受け入れてしまう。
那技は片方の乳首を口に含み、もう片方は手で愛撫する。
「あぁ……あっ!ああぁ!」
直之が身体を大きく仰け反らせ、悲鳴のような声で叫ぶ。
乳首はピンと硬く尖りきり、感度が増しているようだ。
那技は口に含んだ方を強く吸い上げ、もう一方は爪で引っ掻いたり押し潰したりして責め立てる。
「ひぐぅ……うくっ··や、ヤバい……ッ!イキそう……!」
「まだダメだ、我慢しろ」
直之は鼠径部に力を込め、必死に射精を抑え込もうとする。
しかし那技はさらに激しく舌を動かし、唾液でヌルヌルになった乳頭を擦る。
その瞬間、直之は身体中を羽毛で撫でられたようなゾクゾクっとした感覚に襲われた。
「あぁっ!あぁっ!あぁーっ!」
ドクッ……ドクッ……
下半身に一度も触れられる事なく、直之は甘イキしていた。
白濁液が下着の中に溢れ出し、繊維からぷくーっと滲み出ている。
「気持ち良かっただろ?」
ニヤつきながら那技は言う。
直之は何も答えられず、ただ荒い呼吸を繰り返していた。
「本イキはまだお預けだ」
那技の舌が、今度は下腹部の方へ移動していく。
板チョコを溶かすように熱い舌が腹筋を這い回り、男の右手が下着に手を掛け引き下ろす。
ブルンッと勢い良く飛び出した肉棒は萎える事なくガチガチに勃起し、己の白濁液で竿全体をテカテカに濡らしていた。
那技の右手が、そっと肉棒を握る。
そして先端に触れるか触れないかの距離を保ちながら、焦らすかのようにゆっくりと上下運動を繰り返す。
直之の肉棒はビクビク震え、我慢汁が滴り落ちる。
那技の舌は臍の周りをグルッと一周すると、そのまま肉棒の根元まで辿る。
「オレを見ろ。目をそらすなよ」
そう言うなり、裏スジに沿って舌を這わせ、カリの部分を刺激する。
「はぁんんっ……ふぅ……んんっ……」
直之は身体を震わせながら、声を押し殺すようにして耐えていた。
指先で尿道口を刺激しながら、那技は亀頭から根本にかけて一気に舐めあげる。
「はんっ!!……んんっ……」
クチャッ……ぺチャッ……
卑猥な音が響き渡り、直之の理性を徐々に削っていく。
「やはりクソでかいな……よく見とけよ」
那技は一旦舌を離すと、口を限界まで開けてゆっくりと肉棒を飲み込んでいく。
ハムッ!ング……ング……
直之は言い付け通りまじまじと男を見る。
その口は大きく開かれ、自分のモノが半分近く飲み込まれている。
口の端からは唾液が流れ落ち、喉には太い血管が浮き出ており、時折喉仏がゴクリと動く。
そして何より、那技の瞳だ。
獲物を狙う蛇のように鋭い眼光を放ち、直之を射抜いている。
直之はその視線にすら興奮を覚えてしまう。
(あぁ……やべぇ……俺、フェラチオされてる……)
その凶器とも言える程の巨根のため口で咥え込める女はおらず、直之は今まで口淫の経験が無かった。
初めて味わう快感に、直之は頭が真っ白になっていく。
グポッ!ヌプッ!ズリュッ!
那技の舌が絡み付き、唾液が潤滑油となって滑りが良くなる。
男の口内は熱く、膣では感じられない生々しい刺激を与えてくる。
「あぁ……あぁあぁぁ……」
那技は肉棒を咥えたまま右手は陰茎を握り込み、左手は陰嚢を揉みほぐす。
舌の動きは激しさを増し、凄まじい吸引力に口内が真空状態になり、直之は一瞬意識が飛びそうになる。
「くぅぅうっ!!やばい……これマジでヤバいって……んはぁっ!」
ジュルッ!グチュッグチャッ!
那技の口からは下品な水音が漏れ出し、直之の聴覚を犯していく。
舌使いは的確かつ大胆であり、直之はすぐにでも射精してしまいそうな程追い詰められていた。
しかし、あと一歩というところで射精に至らない。
それどころか、さらに射精欲が高められてしまっている。
まるでスロー再生されているような、射精寸前の状態をキープしたまま攻められているような感覚だった。
那技は肉棒から口を離し、直之の顔を上目使いで見つめながらニヤリと笑う。
そして右手を激しく動かしながら肉棒の先端をチロチロッと舌先で弄ぶ。
「はぁあぁぁあっ!ダメだダメだダメだっ!!」
直之は腰を突き上げ、身体を痙攣させながら悶絶する。
那技はその様子を楽しむように眺めると、今度は右手で根元を強く握ったまま舌先だけで裏スジをなぞり上げる。
「はぁあんんんんんんんんんんっ!!!!」
直之は背中を大きく仰け反らせ、ガクガクと震える。
そして次の瞬間、大量の精液が勢い良く飛び出した。
ビュルルッ!!ビュッビューーーーーーーーーッ!!!
噴水のような射精に、那技の顔が白濁色に染まっていく。
それでも那技の舌は肉棒から離れず、最後の一滴まで味わうかのように肉棒を舐め続けていた。
ゴクッ……ゴクッ……
那技が喉を鳴らしながら飲み干していく。
やがて肉棒が解放されると、那技は顔に付着したザーメンを指で掬い取り、そのまま自分の口に運ぶ。
ペロッ……ピチャッピチャッ……
指の間から糸を引きながら垂れ落ちるザーメンを舌で絡めとり、口の中で転がして味を確かめる。
「青臭くて苦いな。若さの象徴といったところか」
そう言って指についたものを舐め取る。
(すごい……これが……本当のフェラ……)
直之は自分の股間に視線を向ける。
そこには未だに衰えることなく勃起した肉棒があった。
「これで終わりじゃねえようだな」
那技はニヤリと笑みを浮かべる。
その言葉に肉棒はビクンと反応した。
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