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螺旋
八幡の藪知らず
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その日は朝から直之は両手を頭の後ろで組まされスクワットをさせられていた。
「152···153···154···」
脇の下からはフェロモンが分泌されてるかの如く汗が滲み、淫猥な匂いを放ってる。
「171····172····173····」
ガニ股に開かれた足の間から、アナルに埋め込まれた五つのローターのコードがプラプラ揺れる。
「196·····197······」
鍛え上げられた筋肉を見せ付けるように、とうに限界を超えた太腿やふくらはぎがプルプル震え続けている。
「198·······199········」
苦痛で歪む顔が、まるで快感を感じている時のように艶かしい。
「2·········0··········0!」
直之は倒れ込むように床へ突っ伏す。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
荒い呼吸でビクビクと痙攣している様は、イッた後のようで卑猥に見えた。
「それじゃ、ご褒美あげるよ。ケツ向けな」
そう言って体斗は直之のアナルに挿入された全てのローターのスイッチを入れた。
ヴィィイイン!!ブゥウウン!!ヴーーーーン!!
「うぐぅおおおぉおーーっ!!」
アナルの中でローター同士がぶつかり合いガチャガチャ音を立てる。
直之は絶叫し、激しく身悶える。
肉棒が痛々しいほど勃起し、先端から大量の我慢汁を垂れ流す。
その時だった。
ガタッ!
部屋の明り取りの小窓に人影が映る。
(あれは……エイトさん!?)
そこには直之が本来生活している学生寮の近所に住んでいるエイトの姿があった。
エイトの表情から察するに、今の状況を見られたようだ。
「くっ……」
恥ずかしさから直之は身を捩り痴態を隠そうとするが、限界を超えた脚が震えうまく動くことが出来ない。
「ちっ!おいお前ら、さっさと捕まえてこい!」
瑛心が命令すると、二人の男は慌てて部屋を飛び出していった。
「くそっ!離せ……離せよ!」
逃げ切れなかったエイトは必死に抵抗するが、腕を捻りあげられているため何も出来ない。
「大人しくしろ!」
那技がエイトの腹を殴った。
「ぐうぇえぇ……」
胃液を吐き出し、苦しそうな声を上げる。
すぐさま体斗が暴れるエイトを押さえつけ、注射器を取り出した。
中には得体の知れない液体が入っている。
「や、止めろーっ!」
怯える様子を楽しむようにニヤリと笑い、針を突き立てた。
プスリ……
「あぁっ……!」
冷たい感覚に身体を震わせる。
「な、何を……」
徐々に頭がボーッとし、全身が熱くなる。
「ふ、あ……はあ……はあ……」
エイトの目はトロンとしだし、全身の力が完全に抜けてしまった。
「戻るぞ」
男達はエイトを縛り、抱えあげた。
部屋に戻った男達はドスンとエイトを放り投げた。
「すまん、直之君……」
エイトは虚ろな目で直之を見上げ言った。
「どうして、ここに?」
直之の問いに、エイトは答えた。
「前に君の友達がここから出てきて、君の事を何か言ってたのが気になって……今日は会社が休みだったから……調べに来たら、君が……その……」
言いづらそうにしている。
恐らくあの場面を目撃し、ショックを受けているのだろう。
「げふっ!」
体斗がエイトを蹴り飛ばし言う。
「お喋りはもういいかな?ねえ、コイツどうする?」
「面倒な事になると困るな」
瑛心はエイトのスマホを取り上げ、無理やり顔を向かせロックを解除した。
「俺が中をチェックする間に、剥いて縛り付けとけ」
「やめろっ!エイトさんは関係無いだろ!」
直之は叫ぶが男達が聞き入れる訳もない。
エイトの服を破り取り全裸にすると、手足をベルトで固定し大の字に吊るされた。
「ほう……」
ひとしきりスマホを見終えた瑛心は直之とエイトを交互に見ながら思考を巡らせ、男達にこう言った。
「こいつは商品じゃねえから何をしても構わねえ。薬も鞭もじゃんじゃん使って……壊せ!」
体斗は再び注射器を取り出す。
「や、やめてくれ……」
エイトは恐怖でガタガタと震えだす。
「大丈夫だよ、すぐにキマって気持ちよーくなるから」
体斗はそう言うとプスっとエイトの腕に針を突き立て、中の液体を注入していく。
「うぅ……」
身体をビクンビクンさせ、エイトの目つきが変わる。
「飴だけもらえると思うなよ!」
那技が鞭を手にし、振り上げる。
ピシィイッ!!
「ひぎぃいっ!!」
エイトは悲鳴を上げ、背中に赤いミミズ腫れが出来る。
「へっ、良い声で泣くじゃねぇか。まだまだいくぞ!」
バシッ!ベシィンッ!
「あぐっ!いぎっ!あああっ!」
何度も鞭で打たれ、エイトは涙を流し苦痛に耐える。
だが次第に表情は蕩けたものに変わっていき、腰をクネクネさせる。
「感じてんの?キマってきたね」
エイトの股間を見て、体斗は嘲笑いながら言う。
「ち、違う……オレは……あぁんっ!」
否定しようとするが、乳首をキツく摘ままれると甘い声を出してしまう。
「おいおい、もうこんなにしてんじゃん!この変態野郎!」
体斗はエイトの我慢汁でベチョベチョになったペニスを握りしめ、乱暴に上下に擦り上げた。
グチュッグチョッ!
「はんっ!」
エイトは上体を仰け反らせ、そこに那技が鞭を打つ。
ピシャアッ!!
「ぎゃあぁぁぁああぁぁあぁーーッ!」
強烈な痛みに絶叫する。
「やめろぉぉぉーーッ!お前らの目的は俺だろっ!?いたぶるなら俺をいたぶれぇぇーーッ!!」
直之は叫ばずにはいられなかった。
瑛心はニヤリと笑うと、直之に近付き言った。
「くぅ……、知り合いを助けるために自分が代わりになるってか?泣かせるねぇ。残念だがお前は大切な商品だ。身体に傷を残す訳にはいかねえんだよっ!」
ドスッ!
「がふっ……!」
直之は腹を蹴られ、息が詰まる。
「大人しく見ていろ!」
そう言い放つと、男達の方に向き直った。
「ほら、もっと泣かせろ」
那技は、エイトの尻へ思い切り鞭を振り下ろした。
バチィイインッ!!
「ぎゃうんっ……」
犬のような鳴き声を上げるエイトのその目は焦点を失い、口元からはヨダレが垂れている。
「もう一本いっとく?これで完全に頭がイカレちゃうだろうけどねっ!」
そう言って体斗は注射器を取り出したが、それを直之が必死に止める。
「頼む!やめてやってくれ!俺なら何でもするから!頼む……」
涙目になりながら懇願する。
「何でもするんだな?じゃあアイツを見逃して欲しいなら、まずは……」
瑛心は、エイトを指差しながら言った。
「アイツをフェラしてこい」
散々男達のペニスをしゃぶらされてきた直之にはそれは難しい事ではなかった。
エイトの前に膝を付き顔を見上げる。
「な、直之君……オレ……」
身体中に血を滲ませ息も絶え絶えだったエイトだが、そんな直之を見て陰茎が一層硬くそそり立った。
「俺なんかでスイマセン。でも大丈夫、任せて下さい」
直之は優しく微笑みかけると、ゆっくりとエイトのモノを口に含んだ。
「ううっ……ああぁぁ……」
エイトはビクビク震えながら、快感に悶える。
ジュルルルッ!
カポッ!カポッ!
淫靡な音が部屋の中に響く。
直之は喉の奥まで使って、激しくストロークする。
薬をキメられ感度が上がっているうえに、男達にフェラテクを叩き込まれている直之の舌技で、エイトはすぐに限界を迎えた。
ドピュッドビュッ!ビュビューッ!
ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ……
直之の口に大量の精液が流れ込んでくる。
ゴクンッ……
全て飲み干すと口を離した。
「これで満足だろ。エイトさんを解放してやってくれ」
「フェラ如きで済む訳ねえだろ。次はこいつのケツマンコを犯せ!」
直之は困惑し、思わず聞き返す。
「えっ……?」
「聞こえなかったのか?こいつを犯して、孕ませろと言ってんだよっ!!」
瑛心は怒鳴りつけ、直之を蹴り飛ばした。
「ぐあっ!」
床に転がる直之へ体斗が歩み寄り、髪を掴んで無理矢理立たせる。
「お前は僕達に逆らえない。分かるよね?さあ、どうする?このままだとコイツは壊れちゃうかもなぁ」
「……分かりました。やります……」
直之は唇を噛み締めると、覚悟を決めたように言った。
「オマエは普通じゃイケないから、コレを貸してあげるよ」
体斗はそう言うと直之のアナルからローターを引き抜き、代わりに極太バイブを挿入し手元のリモコンのスイッチを入れた。
ヴィィィン!ヴィンヴィン!
「ひぎぐっ……!ああぁぁぁぁ……」
たちまち直之のペニスが固くなり、先端からは我慢汁が溢れ出す。
意を決してエイトの後ろへ回り、その肛門をまじまじと見つめる。
そこはヒクつき、まるで直之を誘っているようだった。
しかし、その穴は直之の巨根を受け入れるには小さすぎる。
「ローションを……」
直之は催促するが、瑛心は非情に告げる。
「俺は犯せと言ってんだ。レイプするのに、いちいちローションなんか使わねえだろうがっ!!」
「オ、オレは平気だから……やってくれ」
エイトが直之を庇う。
直之は諦め、せめてもと自分の唾を己の肉棒に塗りながら語りかけた。
「エイトさん、ゴメン……俺のせいで……」
そう言いながら腰を掴むと、ゆっくり自分の巨根を押し当てた。
ズプッ……!
亀頭が少し入った所で、それ以上進めなくなる。
それでも直之は構わず、力を込めて押し込んだ。
ミチッ!メリッ!
鈍い音を立てて直之の肉棒がめり込む。
同時に、凄まじい痛みがエイトを襲った。
「ぎゃああああああ!!!」
絶叫を上げるエイトの声に直之は一瞬怯むが、すぐにピストン運動を開始した。
パンッ!パァンッ!!
激しい音が部屋に響き渡る。
その度に、直之のモノが根本まで突き刺さる。
グチュッ、ヌチャッ!
結合部からは、鮮血が滴っていた。
「スイマセン……スイマセン……」
そう言いながらも直之の腰の動きは止まらない。
グリュッ!グリュッ!
直之の肉棒は軽くS字結腸まで届き、大きく張ったカリがエイトの内蔵を引きずり出そうと引っかかる。
「ぐはぁぁぁあああーッ!」
何度も謝りながら直之は抽挿を繰り返す。
しかしエイトの雄叫びは苦しさから出たものではない。
薬の効果もあり感度が爆上がりしているエイトにS字結腸の刺激は衝撃的過ぎた。
「こいつのチンポはどうだ?」
瑛心がエイトに聞く。
「ぐあっ!ぎ、気持ぢいいっす!たまんねえっす!」
「だろうな。お前、こいつが好きなんだろ?」
「な、何を言ってんだ!?そんな訳……」
エイトは否定する。
「嘘言ってんじゃねえよ、こいつの写真ばっかじゃねえか」
そう言うとエイトのスマホを取り出した。
そのフォルダには直之の柔道着からはだけた身体や、サーフィンをしている股間を隠し撮りした写真が何枚も収まっていた。
「年下の高校生に犯されたかったんだろ、変態野郎!」
スマホの画面を見て、直之も察したようだ。
「そ、そうだったんだ……」
腰を振りながらも、悲しげに呟く。
(気のいいお兄さんと思っていたのに、ずっと性的な目で見られてたのか……)
ショックを受けつつも、興奮してしまう自分がいた。
それに気付いた瑛心は再びエイトに聞く。
「どうして欲しいんだ?言ってみろ」
すると、エイトは躊躇いながらも口を開いた。
「もっと犯して欲しいっす!俺をメチャクチャにして欲しいっす!!」
その言葉を聞くと、直之のピストンが激しくなった。
ドチュンッ!バチュンッ!
「あぁぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!イイッ!イクゥウウッ!!」
ビクビクッ!ビュルルルーッ!
エイトは白濁液を撒き散らしトコロテンした。
しかしまだ射精していない直之は、そのままピストンを続ける。
パンッ!パンッ!パンッ!
直之の巨根で突かれる度に、エイトのペニスから精液が噴き出す。
その快感で直之の肉棒を締め付けてしまう。
その結果、より一層強く感じてしまう。
「ひぎぃいいっ!ダメぇえっ!壊れるぅうっ!!」
直之はラストスパートをかける。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
激しく打ち付ける音と共に、エイトが喘ぐ。
「あうっ!んおっ!ぐあっ!」
久々の肉肌の感触に、直之も限界を迎えようとしていた。
「出る……出る……イ、イキそう……」
「そら、イケよ!気持ちよくぶっぱなしな!」
体斗はバイブのリモコンを強へ変える。
ヴィィィィィィンッ!ヴィィィィンヴィィィィンッ!
強烈な振動と共に射精感が一気に昂る。
「うっ……中に出すよ……イク、イクッ、イクーーーッ!!」
直之がそう宣言して更に速く腰を動かす。
そして遂にその時が来た。
ドピュルルルルルルルルーッ!!
ビューッ!!
ビュッ!!
ドクンドクンッ!!!
大量の精子がエイトの中に注ぎ込まれる。
直之の巨根がエイトのアナルに根元まで挿入され、直腸の熱が伝わってきた。
「あ、熱い……」
あまりの気持ち良さに、思わず声が出てしまう。
直之は最後の一滴まで注ぎ込もうと、腰を密着させたまま余韻に浸っていた。
グボッ……
やがて直之がゆっくりと肉棒を引き抜く余震がダメ押しとなりエイトは静かに意識を失った。
その尻穴はぽっかり開いたまま、そこから直之の精液と裂け出た鮮血が混じり合いピンクになった陰液が溢れ出していた。
瑛心はその様子を見て満足そうに言う。
「おい、そいつをつまみ出せ」
気絶しているエイトを男達が担いで連れ出す。
直之はただそれを見送る事しか出来なかった。
「安心しな、殺しゃしねえよ」
そう言うと瑛心は直之の肩に手を置くと耳元で囁く。
「アイツにとっては最高の時間だったろうさ。まぁお前に出会わなければ狂う事もなかっただろうけどな……」
それだけ言い残して去って行った。
残された直之は呆然と立ち尽くす。
その目には涙を浮かべていた。
(エイトさんは無事だろうか……)
――俺のせいで、俺の知らない所で、俺が関わっていない所で誰かが傷ついていく――
その事実に直之の心はズタボロにされていた。
「152···153···154···」
脇の下からはフェロモンが分泌されてるかの如く汗が滲み、淫猥な匂いを放ってる。
「171····172····173····」
ガニ股に開かれた足の間から、アナルに埋め込まれた五つのローターのコードがプラプラ揺れる。
「196·····197······」
鍛え上げられた筋肉を見せ付けるように、とうに限界を超えた太腿やふくらはぎがプルプル震え続けている。
「198·······199········」
苦痛で歪む顔が、まるで快感を感じている時のように艶かしい。
「2·········0··········0!」
直之は倒れ込むように床へ突っ伏す。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
荒い呼吸でビクビクと痙攣している様は、イッた後のようで卑猥に見えた。
「それじゃ、ご褒美あげるよ。ケツ向けな」
そう言って体斗は直之のアナルに挿入された全てのローターのスイッチを入れた。
ヴィィイイン!!ブゥウウン!!ヴーーーーン!!
「うぐぅおおおぉおーーっ!!」
アナルの中でローター同士がぶつかり合いガチャガチャ音を立てる。
直之は絶叫し、激しく身悶える。
肉棒が痛々しいほど勃起し、先端から大量の我慢汁を垂れ流す。
その時だった。
ガタッ!
部屋の明り取りの小窓に人影が映る。
(あれは……エイトさん!?)
そこには直之が本来生活している学生寮の近所に住んでいるエイトの姿があった。
エイトの表情から察するに、今の状況を見られたようだ。
「くっ……」
恥ずかしさから直之は身を捩り痴態を隠そうとするが、限界を超えた脚が震えうまく動くことが出来ない。
「ちっ!おいお前ら、さっさと捕まえてこい!」
瑛心が命令すると、二人の男は慌てて部屋を飛び出していった。
「くそっ!離せ……離せよ!」
逃げ切れなかったエイトは必死に抵抗するが、腕を捻りあげられているため何も出来ない。
「大人しくしろ!」
那技がエイトの腹を殴った。
「ぐうぇえぇ……」
胃液を吐き出し、苦しそうな声を上げる。
すぐさま体斗が暴れるエイトを押さえつけ、注射器を取り出した。
中には得体の知れない液体が入っている。
「や、止めろーっ!」
怯える様子を楽しむようにニヤリと笑い、針を突き立てた。
プスリ……
「あぁっ……!」
冷たい感覚に身体を震わせる。
「な、何を……」
徐々に頭がボーッとし、全身が熱くなる。
「ふ、あ……はあ……はあ……」
エイトの目はトロンとしだし、全身の力が完全に抜けてしまった。
「戻るぞ」
男達はエイトを縛り、抱えあげた。
部屋に戻った男達はドスンとエイトを放り投げた。
「すまん、直之君……」
エイトは虚ろな目で直之を見上げ言った。
「どうして、ここに?」
直之の問いに、エイトは答えた。
「前に君の友達がここから出てきて、君の事を何か言ってたのが気になって……今日は会社が休みだったから……調べに来たら、君が……その……」
言いづらそうにしている。
恐らくあの場面を目撃し、ショックを受けているのだろう。
「げふっ!」
体斗がエイトを蹴り飛ばし言う。
「お喋りはもういいかな?ねえ、コイツどうする?」
「面倒な事になると困るな」
瑛心はエイトのスマホを取り上げ、無理やり顔を向かせロックを解除した。
「俺が中をチェックする間に、剥いて縛り付けとけ」
「やめろっ!エイトさんは関係無いだろ!」
直之は叫ぶが男達が聞き入れる訳もない。
エイトの服を破り取り全裸にすると、手足をベルトで固定し大の字に吊るされた。
「ほう……」
ひとしきりスマホを見終えた瑛心は直之とエイトを交互に見ながら思考を巡らせ、男達にこう言った。
「こいつは商品じゃねえから何をしても構わねえ。薬も鞭もじゃんじゃん使って……壊せ!」
体斗は再び注射器を取り出す。
「や、やめてくれ……」
エイトは恐怖でガタガタと震えだす。
「大丈夫だよ、すぐにキマって気持ちよーくなるから」
体斗はそう言うとプスっとエイトの腕に針を突き立て、中の液体を注入していく。
「うぅ……」
身体をビクンビクンさせ、エイトの目つきが変わる。
「飴だけもらえると思うなよ!」
那技が鞭を手にし、振り上げる。
ピシィイッ!!
「ひぎぃいっ!!」
エイトは悲鳴を上げ、背中に赤いミミズ腫れが出来る。
「へっ、良い声で泣くじゃねぇか。まだまだいくぞ!」
バシッ!ベシィンッ!
「あぐっ!いぎっ!あああっ!」
何度も鞭で打たれ、エイトは涙を流し苦痛に耐える。
だが次第に表情は蕩けたものに変わっていき、腰をクネクネさせる。
「感じてんの?キマってきたね」
エイトの股間を見て、体斗は嘲笑いながら言う。
「ち、違う……オレは……あぁんっ!」
否定しようとするが、乳首をキツく摘ままれると甘い声を出してしまう。
「おいおい、もうこんなにしてんじゃん!この変態野郎!」
体斗はエイトの我慢汁でベチョベチョになったペニスを握りしめ、乱暴に上下に擦り上げた。
グチュッグチョッ!
「はんっ!」
エイトは上体を仰け反らせ、そこに那技が鞭を打つ。
ピシャアッ!!
「ぎゃあぁぁぁああぁぁあぁーーッ!」
強烈な痛みに絶叫する。
「やめろぉぉぉーーッ!お前らの目的は俺だろっ!?いたぶるなら俺をいたぶれぇぇーーッ!!」
直之は叫ばずにはいられなかった。
瑛心はニヤリと笑うと、直之に近付き言った。
「くぅ……、知り合いを助けるために自分が代わりになるってか?泣かせるねぇ。残念だがお前は大切な商品だ。身体に傷を残す訳にはいかねえんだよっ!」
ドスッ!
「がふっ……!」
直之は腹を蹴られ、息が詰まる。
「大人しく見ていろ!」
そう言い放つと、男達の方に向き直った。
「ほら、もっと泣かせろ」
那技は、エイトの尻へ思い切り鞭を振り下ろした。
バチィイインッ!!
「ぎゃうんっ……」
犬のような鳴き声を上げるエイトのその目は焦点を失い、口元からはヨダレが垂れている。
「もう一本いっとく?これで完全に頭がイカレちゃうだろうけどねっ!」
そう言って体斗は注射器を取り出したが、それを直之が必死に止める。
「頼む!やめてやってくれ!俺なら何でもするから!頼む……」
涙目になりながら懇願する。
「何でもするんだな?じゃあアイツを見逃して欲しいなら、まずは……」
瑛心は、エイトを指差しながら言った。
「アイツをフェラしてこい」
散々男達のペニスをしゃぶらされてきた直之にはそれは難しい事ではなかった。
エイトの前に膝を付き顔を見上げる。
「な、直之君……オレ……」
身体中に血を滲ませ息も絶え絶えだったエイトだが、そんな直之を見て陰茎が一層硬くそそり立った。
「俺なんかでスイマセン。でも大丈夫、任せて下さい」
直之は優しく微笑みかけると、ゆっくりとエイトのモノを口に含んだ。
「ううっ……ああぁぁ……」
エイトはビクビク震えながら、快感に悶える。
ジュルルルッ!
カポッ!カポッ!
淫靡な音が部屋の中に響く。
直之は喉の奥まで使って、激しくストロークする。
薬をキメられ感度が上がっているうえに、男達にフェラテクを叩き込まれている直之の舌技で、エイトはすぐに限界を迎えた。
ドピュッドビュッ!ビュビューッ!
ドクッ!ドクッ!ドクッ!ドクッ……
直之の口に大量の精液が流れ込んでくる。
ゴクンッ……
全て飲み干すと口を離した。
「これで満足だろ。エイトさんを解放してやってくれ」
「フェラ如きで済む訳ねえだろ。次はこいつのケツマンコを犯せ!」
直之は困惑し、思わず聞き返す。
「えっ……?」
「聞こえなかったのか?こいつを犯して、孕ませろと言ってんだよっ!!」
瑛心は怒鳴りつけ、直之を蹴り飛ばした。
「ぐあっ!」
床に転がる直之へ体斗が歩み寄り、髪を掴んで無理矢理立たせる。
「お前は僕達に逆らえない。分かるよね?さあ、どうする?このままだとコイツは壊れちゃうかもなぁ」
「……分かりました。やります……」
直之は唇を噛み締めると、覚悟を決めたように言った。
「オマエは普通じゃイケないから、コレを貸してあげるよ」
体斗はそう言うと直之のアナルからローターを引き抜き、代わりに極太バイブを挿入し手元のリモコンのスイッチを入れた。
ヴィィィン!ヴィンヴィン!
「ひぎぐっ……!ああぁぁぁぁ……」
たちまち直之のペニスが固くなり、先端からは我慢汁が溢れ出す。
意を決してエイトの後ろへ回り、その肛門をまじまじと見つめる。
そこはヒクつき、まるで直之を誘っているようだった。
しかし、その穴は直之の巨根を受け入れるには小さすぎる。
「ローションを……」
直之は催促するが、瑛心は非情に告げる。
「俺は犯せと言ってんだ。レイプするのに、いちいちローションなんか使わねえだろうがっ!!」
「オ、オレは平気だから……やってくれ」
エイトが直之を庇う。
直之は諦め、せめてもと自分の唾を己の肉棒に塗りながら語りかけた。
「エイトさん、ゴメン……俺のせいで……」
そう言いながら腰を掴むと、ゆっくり自分の巨根を押し当てた。
ズプッ……!
亀頭が少し入った所で、それ以上進めなくなる。
それでも直之は構わず、力を込めて押し込んだ。
ミチッ!メリッ!
鈍い音を立てて直之の肉棒がめり込む。
同時に、凄まじい痛みがエイトを襲った。
「ぎゃああああああ!!!」
絶叫を上げるエイトの声に直之は一瞬怯むが、すぐにピストン運動を開始した。
パンッ!パァンッ!!
激しい音が部屋に響き渡る。
その度に、直之のモノが根本まで突き刺さる。
グチュッ、ヌチャッ!
結合部からは、鮮血が滴っていた。
「スイマセン……スイマセン……」
そう言いながらも直之の腰の動きは止まらない。
グリュッ!グリュッ!
直之の肉棒は軽くS字結腸まで届き、大きく張ったカリがエイトの内蔵を引きずり出そうと引っかかる。
「ぐはぁぁぁあああーッ!」
何度も謝りながら直之は抽挿を繰り返す。
しかしエイトの雄叫びは苦しさから出たものではない。
薬の効果もあり感度が爆上がりしているエイトにS字結腸の刺激は衝撃的過ぎた。
「こいつのチンポはどうだ?」
瑛心がエイトに聞く。
「ぐあっ!ぎ、気持ぢいいっす!たまんねえっす!」
「だろうな。お前、こいつが好きなんだろ?」
「な、何を言ってんだ!?そんな訳……」
エイトは否定する。
「嘘言ってんじゃねえよ、こいつの写真ばっかじゃねえか」
そう言うとエイトのスマホを取り出した。
そのフォルダには直之の柔道着からはだけた身体や、サーフィンをしている股間を隠し撮りした写真が何枚も収まっていた。
「年下の高校生に犯されたかったんだろ、変態野郎!」
スマホの画面を見て、直之も察したようだ。
「そ、そうだったんだ……」
腰を振りながらも、悲しげに呟く。
(気のいいお兄さんと思っていたのに、ずっと性的な目で見られてたのか……)
ショックを受けつつも、興奮してしまう自分がいた。
それに気付いた瑛心は再びエイトに聞く。
「どうして欲しいんだ?言ってみろ」
すると、エイトは躊躇いながらも口を開いた。
「もっと犯して欲しいっす!俺をメチャクチャにして欲しいっす!!」
その言葉を聞くと、直之のピストンが激しくなった。
ドチュンッ!バチュンッ!
「あぁぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!イイッ!イクゥウウッ!!」
ビクビクッ!ビュルルルーッ!
エイトは白濁液を撒き散らしトコロテンした。
しかしまだ射精していない直之は、そのままピストンを続ける。
パンッ!パンッ!パンッ!
直之の巨根で突かれる度に、エイトのペニスから精液が噴き出す。
その快感で直之の肉棒を締め付けてしまう。
その結果、より一層強く感じてしまう。
「ひぎぃいいっ!ダメぇえっ!壊れるぅうっ!!」
直之はラストスパートをかける。
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!
激しく打ち付ける音と共に、エイトが喘ぐ。
「あうっ!んおっ!ぐあっ!」
久々の肉肌の感触に、直之も限界を迎えようとしていた。
「出る……出る……イ、イキそう……」
「そら、イケよ!気持ちよくぶっぱなしな!」
体斗はバイブのリモコンを強へ変える。
ヴィィィィィィンッ!ヴィィィィンヴィィィィンッ!
強烈な振動と共に射精感が一気に昂る。
「うっ……中に出すよ……イク、イクッ、イクーーーッ!!」
直之がそう宣言して更に速く腰を動かす。
そして遂にその時が来た。
ドピュルルルルルルルルーッ!!
ビューッ!!
ビュッ!!
ドクンドクンッ!!!
大量の精子がエイトの中に注ぎ込まれる。
直之の巨根がエイトのアナルに根元まで挿入され、直腸の熱が伝わってきた。
「あ、熱い……」
あまりの気持ち良さに、思わず声が出てしまう。
直之は最後の一滴まで注ぎ込もうと、腰を密着させたまま余韻に浸っていた。
グボッ……
やがて直之がゆっくりと肉棒を引き抜く余震がダメ押しとなりエイトは静かに意識を失った。
その尻穴はぽっかり開いたまま、そこから直之の精液と裂け出た鮮血が混じり合いピンクになった陰液が溢れ出していた。
瑛心はその様子を見て満足そうに言う。
「おい、そいつをつまみ出せ」
気絶しているエイトを男達が担いで連れ出す。
直之はただそれを見送る事しか出来なかった。
「安心しな、殺しゃしねえよ」
そう言うと瑛心は直之の肩に手を置くと耳元で囁く。
「アイツにとっては最高の時間だったろうさ。まぁお前に出会わなければ狂う事もなかっただろうけどな……」
それだけ言い残して去って行った。
残された直之は呆然と立ち尽くす。
その目には涙を浮かべていた。
(エイトさんは無事だろうか……)
――俺のせいで、俺の知らない所で、俺が関わっていない所で誰かが傷ついていく――
その事実に直之の心はズタボロにされていた。
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