プライド

東雲 乱丸

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内田直之編

まだ諦めを覚えていない者

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 あれから数日。
直之はいつものように男達に犯され続けたが、射精させてもらえずにいた。
女とヤッた日でもオナニーをする程の溢れる青い性欲で、最低でも一日三回は射精する直之にとって射精出来ない事の方が、もはや犯されるよりも辛かった。

 「あっ……うぅ……」
直之の肛門にはアナルパールが挿入されており、それを上下に動かされる度に腸壁が擦れる。
直之は顔を真っ赤にして耐えるが、体は正直に反応してしまい、勃起した肉棒からは先走り汁が垂れ流し状態になっている。
しかし、どんなに懇願しても許可がなければ射精する事はできない。
直之は涙を流しながら、ひたすらにこの地獄のような時間が終わるのを待つしかなかった。
「おい!気持ちいいか?」
那技がアナルパールを激しく抽挿する。
直之の口からは喘ぎ声が漏れるばかりで言葉にならない。
那技はそんな様子を楽しむように、執拗に前立腺を刺激し続ける。
直之の腰が激しく痙攣し始めると、今度は一気に引き抜く。
そしてまた挿入し、引き抜きを繰り返す。
ズプッ……ヌポッ…… ヌポッ!グポッ!
卑猥な音を立てながらアナルパールが出入りしているが、何度も絶頂を迎えそうになると寸前で止められてしまう。
 直之の頭の中には、既に理性など残ってはいなかった。
今はただ、射精したいという欲望だけが渦巻いている。
「お願いだからイカせてくれーっ!!」
直之は涙を浮かべ、哀願するように叫んだ。
「もう限界か?まだ駄目だぞ」
しかし、それは逆効果だったようで、男達をより一層興奮させただけだった。
「ホント、いい顔するなぁ。撮れ高バッチリだよ」
体斗がニヤつきながら、涙を流す直之の顔から再びアナルをカメラで撮っていく。
(そろそろだな……)
那技は時折、直之の肉棒を触り限界点を見極めながら更にアナルパールのピストン運動を続けていく。
 やがて六つにきれいに割れた腹直筋がギューっとへこみ始めた。
「あぁっ!イクッ!!」
直之がそう言った瞬間―――
「おっと、イかせねぇよ」
アナルパールが引き抜かれ、肛門は魚の口のようにパクパク脈打つ。
「あぁ……っ」
直之の表情に絶望の色が広がる。
あと少しでイケたはずなのに……。
目から大粒の涙が流れる。
「お前だけ楽しむなんてズルいだろ?オレも楽しませてもらうぜ」
 那技は直之の乳首を捻り上げた。
ここ数日の調教で学習した、しゃぶれの合図だ。
「う、内田直之……ご、ご主人様のオチンポを、しゃぶらせて頂きます……」
直之が四つん這いになり、那技のズボンを脱がす。
「しっかり舐めろよ」
亀頭をチロチロと舐めた後、直之は一気に喉奥までくわえ込んだ。
ジュポッ……ジュポッ……ジュポッ……
卑猥な音が響く。
「んっ……んむっ……」
口いっぱいに広がる雄の匂いと苦味に身体が熱くなる。
「ほら、もっと吸え」
「ふぁい…んっ……んぷっ……」
直之のフェラチオは拙いながらも必死さが伝わってくる。
カポッ……カポッ……
チュパッ……チュパッ……
直之は一通り吸い付くと、次は舌先で裏筋を丁寧になぞっていく。
「出すぞ」
那技が直之の頭を掴み、激しく腰を振り始める。
ギュプッ! ギュプッ!
直之の頬に、那技の陰毛に当たる。
「イクッ……」
大量の精液が直之の口に放たれた。
ドプッ……ドプッ……ドプッ……
「んんっ!!」
ゴクッ……ゴクッ……ゴクン……
涙目になりながら、尿道に残る分も吸い出し全て飲み終える。
「全部飲んだか?」
「はい」
「じゃあ口開けてカメラに見せろ」
直之は口を開け、全て飲み込んだ事を証明してみせた。
「よし、ちゃんと飲めて偉いな」
那技は直之の頭を撫でる。
「ありがとうございます。ザーメン頂戴しました……」
そう言うと、直之の硬く勃起させた肉棒が揺れた。

 「よし、左手だけ自由にしてやるから30秒だけチンポいじってイイぞ。ただし、0.1秒でもオーバーしたら……分かってんな?」
直之の肉棒から一気に我慢汁が溢れ出す。
「あ、ありがとうございます!内田 直之、30秒間デカチンポ弄らせて頂きます!」
那技は直之の手錠を外し満足そうに笑みを浮かべた。
「始めろ」
直之は自分の肉棒を掴むと、直之は夢中で手を動かす。
「んっ……んうっ……」
グチュグチュグチュ……
先走り汁がダラダラと垂れ落ちる。
那技はその様子を楽し気に眺めていた。
直之の呼吸が激しくなる。
もうすぐ射精しそうだ。
しかし、カウントダウンが始まる―――
3、2、1……
「時間だ。チンポから手を離せ」
しかし、あと少しというところで止められてしまう。
「はい……」
直之は名残惜しそうに肉棒を離す。
ねちゃっとした我慢汁が糸を引き、肉棒は激しく何度もビクついている。
「あはははっ、切ねえか?」
「お、お願いです……射精……射精させて下さい……」
オモチャを取り上げられた子供のようにボロボロと涙を流し直之は懇願する。
「それはお前の態度次第だな」
那技はニヤリと笑った。

 「ねぇ、そろそろ飯食いに行こうよ」
「もうそんな時間か。じゃあコイツを縛り上げるの手伝ってくれ」
直之は猿轡を咬まされたうえ両手両足をそれぞれ鎖で繋がれ、身動きする事も喋る事も出来なくなった。
「さっきは態度が良かったから、貞操帯は勘弁してやる」
「ケツもプラグじゃなくてバイブにしてあげるよ。ただし2本だけどねっ」
体斗は直之のアナルにバイブを2本ねじ込んだ。
「んん……っ」
直之の腸内を甘い快感が走る。
「勝手にイカないようにスイッチは入れないであげるよ」
「ほら、早く行くぞ!」
男達は直之を置いて部屋を出て行った。

 直之は全裸のまま放置され、ただひたすら耐えるしかない。
(畜生!この隙に何とか……)
僅かな希望を信じ暴れる。
鍛えあげられた全身の筋肉が隆起し、艶めかしく日焼けした肌を汗が伝う。
しかし、鎖がガチャガチャと鳴るだけで拘束は解けない。

その時だった。
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