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第一章 悪の拠点づくり
42.最後はパフパフでおやすみなさい
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「ん・・・・あれ?」
俺は目を覚ました。どうやら絶頂と血を吸われた快楽で意識を離してしまったらしい。
はっきりしないぼんやりする頭に、先ほどまでのマーカラとの情事が浮かぶ。
気持ちよかったなあ・・・。
「起きて早々、顔がニヤけているぞ。」
緩み切った顔の俺に鋭いツッコミが入る。
声の先にはマーカラがいる。
棺から少し離れた場所にカフェテーブルと椅子が用意されていて、マーカラはそこで紅茶を楽しんでいる。心なしか、肌艶がよく、ほくほくしている気がする。
「一緒に紅茶でもどうだ?
なかなかの奉仕っぷりだったからな。労ってやろう。」
テーブルにはティーカップがもう一セット置いてあった。繊細な絵柄が焼き付けられた高そうなカップだ。そのカップに同じ柄のティーポットが紅茶を注ぐ。
主語はティーポットで間違っていない。
ティーポットが独りでに浮き上がって、カップに紅茶を注いだのだ。
「ほえぇぇぇ。」
間抜けな声を出して感心しつつ、俺はやはり普通ではない所にいることを再認識する。
そして俺はマーカラの棺から出る。
脱ぎ散らかしてあったはずなのに綺麗にたたまれている服のパンツとズボンだけ穿いて、マーカラの前に座る。
その時にちらっと棺を見る。
棺の中で寝ていたなんて、なんだか俺が吸血鬼になったみたい・・・
「吸血鬼にでもなった気分か?」
俺の思考に言葉を被せて、マーカラは薄ら笑いを浮かべる。
視線だけで俺の感情を読んだマーカラ。本当に聡いから怖い。
「望むのなら、吸血鬼にしてやってもいいぞ。」
ありがたい申し出ではあるが、俺は吸血鬼にはなりたくない。
昼間に活動したいし、太陽サンサン浴びたいからー!
「いやいや、勘弁してください。2度目の人生をもっと楽しみたいんで・・・。」
「2度目?」
あっ、やばい。口が滑った。俺は慌てて口を押さえる。
「そうか・・・なるほど、そういうことか・・・。」
マーカラはすでに結論に達している。ばれてしまったみたいだ。
「異常なまでの魔力、この世界では考えられん行為。お前は転生者だな?」
考えられん行為って、牙を舐めたことを言っているのかなどと考えつつ、俺は大人しく頷いた。
「フフフ。益々お前に興味が沸いたぞ。
どうだ?本当に吸血鬼にならんか?
お前と一緒なら未来永劫において退屈などするまい。共に生きよう。
もっとも、嫌がるお前を無理やり吸血鬼にしてもいいが。ん?」
マーカラは興奮して、カップを置いて俺に顔を近づけてきた。
マーカラの言葉は半分脅しなような気もするが、なんとかこの場を逃れなければならない。
どうする?
必死で考えながら、余裕を見せるフリをして紅茶を口に運ぶ。ローズヒップの赤い紅茶がすっぱい。
俺の目の前に顔を突き出して、期待した眼差しを向けるマーカラ。
それならば・・・。
「んぐっ。」
俺は顔を突き出したマーカラの唇を俺の唇で奪った。
軽く触れただけでなく、そのまま舌もぐいいと差し入れる。マーカラの舌はローズヒップの味がする。本当にすっぱい。俺はちょっと苦手だな、この紅茶。
驚いた顔をしたマーカラだが、一度目だけで笑みを浮かべた後、目を閉じて舌の感触を楽しみ始めた。
カチャカチャッ。
マーカラが目を閉じた隙に俺は腰を浮かせて、ズボンを下ろした。
そして、マーカラから口を離す。
もう終わりか?という感じで、もの欲し気に顎が上がるマーカラ。
マーカラはゆっくりと目を開ける。
その視界には俺の股間が目に入る。もちろん、俺は頑張って息子をいきり立たせた。
どうやって?
無粋な!もちろん自分でしごいてですよ!
「俺が吸血鬼になったら、こんな美味しい血は味わえなくなってしまいますよ。」
は、恥ずかしい。恥も外聞もない一世一代のセリフ。顔も、なんとか決まっているはず!
俺のそんな心内をよそに、一瞬呆気にとられキョトンとするマーカラ。
だが、すぐにいやらしく口を綻ばす。
「クハハハハ!
本当に、本当に面白い男だ!さらにお前が欲しくなった!
だが、我慢しよう。お前の言う通り、生温かくてこんなおいしい血は吸血鬼となったら失われてしまうからな!」
大笑いするマーカラ。その瞳にはうっすら涙さえ浮かんでいる。よほど面白かったのだろう。
冷酷な吸血鬼の瞳に浮かぶ涙と笑顔。ギャップあるその綺麗さが、馬鹿なことをしてドキドキしている俺の心臓の鐘をさらに早く叩く。
あまりにも久しぶりに浮かんだ自分の涙を嬉々として指で拭うマーカラ。
その涙を一瞥した後、
カプッ。
マーカラは椅子に座ったままの状態で、俺の亀頭を噛んだ。
もちろんそのまま血を吸っている。その手は血を搾り取るように、俺の陰茎をしごく。
「アオォォォォォン!」
開いている窓から、どこかで鳴く狼の遠吠えが聞こえる。まだ見ぬ仲間を探しているのか、一匹狼のようだ。
「アオォォォン!!!!」
これはその狼の遠吠えに応えるかのような・・・・俺の、俺の遠吠えにも似た絶叫・・・。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ああ・・・やっと解放された・・・。」
身も心もぐったりなった俺は、ネロの館に転移してもらえた。
首と亀頭に歯型ならぬ牙型を付けての、疲労困憊のご帰還だ。
転移されたのが元のトイレの中だったから、そのまま自分の部屋に向かう。
相当に時間が経っているだろうから、ネロやブラフたちも解散しているだろう。
そういえば、ブラフはどこに泊まるのだろうか・・・。
自分の部屋に向かう途中は娼婦たちの部屋がある。
夜も更けている。当然、アチラコチラから嬌声が聞こえる。
今の自分にとっては雑音にしか聞こえない。
「ほーら、どうだい。気持ちいいかーい?」
ふと通った部屋の前からは男性の声が聞こえた。
なんだか、聞き覚えがある声だ。
「便利な鎖でねっ。締めるも緩めるもピンポイントで出来ちゃうわけさっ!」
「ああ~そこそこ~もうちょっとつよく~。」
気になって立ち止まってしまったが・・・。
「・・・・・・・。」
ブラフだな。しかも指圧の魔法って・・・タフムーラスの鎖だったのか・・・。
今度ばかりはタフムーラスを憐れんでおこう。
今頃必死に鎖を引っ張っているタフムーラスを・・・。
「ふうっ。」
部屋についた俺はおもむろに寝台にうつ伏せに飛び込む。身体が重い。
前回ほどではないが、ステータスはまた状態異常でHPが激減しているのだろう。貧血気味だ。
まどろむ意識の中、俺の顔に何か柔らかいものが触れているのに気付いた。
「んっ・・・?」
重い瞼を開けると、ブルーの下着が付いた柔らかい胸が当たっている。
「あっ、すみません。起こしてしまいましたか・・・。」
その胸の主は女神だった。俺の寝台に、下着姿で侵入してきたのだ。
なぜ下着姿なのかは、この際置いておこう。
「女神の癒し・・・。」
言葉とともに女神の胸の周りに青白い魔法陣が浮かぶ。
俺の首の牙型が癒されて消えていく。俺の状態異常も治っていく。
「よく、わかったな。マーカラに連れていかれたって。」
「はい。ネロさんがきっとそうだろうから心配いらないって言ってまして。」
「なるほど、ネロはいきなり消えちゃうのを知っているもんね。」
「はい。」
久々に感じる女神の胸。マーカラよりは大きいから、俺の顔は柔らかく包まれているような気がする。気持ちいい。
ああ、これって俗にいうパフパフなのか・・・。
「気持ちいいから、しばらくこのままでいい?」
「はあい。」
女神はちょっと抜けた感じで快い返事をくれた。
なんだかとても癒されている気がする。
ふうぅ、疲れた。リンゼロッテとの投獄といい、先ほどのマーカラといい、なんと激しい一日だったことか。
今日はぐっすり眠りたい。
みなさん、おやすみなさい。よい夢を。
カオスゲージ
〔Law and order +++[63]++++++ Chaos〕
俺は目を覚ました。どうやら絶頂と血を吸われた快楽で意識を離してしまったらしい。
はっきりしないぼんやりする頭に、先ほどまでのマーカラとの情事が浮かぶ。
気持ちよかったなあ・・・。
「起きて早々、顔がニヤけているぞ。」
緩み切った顔の俺に鋭いツッコミが入る。
声の先にはマーカラがいる。
棺から少し離れた場所にカフェテーブルと椅子が用意されていて、マーカラはそこで紅茶を楽しんでいる。心なしか、肌艶がよく、ほくほくしている気がする。
「一緒に紅茶でもどうだ?
なかなかの奉仕っぷりだったからな。労ってやろう。」
テーブルにはティーカップがもう一セット置いてあった。繊細な絵柄が焼き付けられた高そうなカップだ。そのカップに同じ柄のティーポットが紅茶を注ぐ。
主語はティーポットで間違っていない。
ティーポットが独りでに浮き上がって、カップに紅茶を注いだのだ。
「ほえぇぇぇ。」
間抜けな声を出して感心しつつ、俺はやはり普通ではない所にいることを再認識する。
そして俺はマーカラの棺から出る。
脱ぎ散らかしてあったはずなのに綺麗にたたまれている服のパンツとズボンだけ穿いて、マーカラの前に座る。
その時にちらっと棺を見る。
棺の中で寝ていたなんて、なんだか俺が吸血鬼になったみたい・・・
「吸血鬼にでもなった気分か?」
俺の思考に言葉を被せて、マーカラは薄ら笑いを浮かべる。
視線だけで俺の感情を読んだマーカラ。本当に聡いから怖い。
「望むのなら、吸血鬼にしてやってもいいぞ。」
ありがたい申し出ではあるが、俺は吸血鬼にはなりたくない。
昼間に活動したいし、太陽サンサン浴びたいからー!
「いやいや、勘弁してください。2度目の人生をもっと楽しみたいんで・・・。」
「2度目?」
あっ、やばい。口が滑った。俺は慌てて口を押さえる。
「そうか・・・なるほど、そういうことか・・・。」
マーカラはすでに結論に達している。ばれてしまったみたいだ。
「異常なまでの魔力、この世界では考えられん行為。お前は転生者だな?」
考えられん行為って、牙を舐めたことを言っているのかなどと考えつつ、俺は大人しく頷いた。
「フフフ。益々お前に興味が沸いたぞ。
どうだ?本当に吸血鬼にならんか?
お前と一緒なら未来永劫において退屈などするまい。共に生きよう。
もっとも、嫌がるお前を無理やり吸血鬼にしてもいいが。ん?」
マーカラは興奮して、カップを置いて俺に顔を近づけてきた。
マーカラの言葉は半分脅しなような気もするが、なんとかこの場を逃れなければならない。
どうする?
必死で考えながら、余裕を見せるフリをして紅茶を口に運ぶ。ローズヒップの赤い紅茶がすっぱい。
俺の目の前に顔を突き出して、期待した眼差しを向けるマーカラ。
それならば・・・。
「んぐっ。」
俺は顔を突き出したマーカラの唇を俺の唇で奪った。
軽く触れただけでなく、そのまま舌もぐいいと差し入れる。マーカラの舌はローズヒップの味がする。本当にすっぱい。俺はちょっと苦手だな、この紅茶。
驚いた顔をしたマーカラだが、一度目だけで笑みを浮かべた後、目を閉じて舌の感触を楽しみ始めた。
カチャカチャッ。
マーカラが目を閉じた隙に俺は腰を浮かせて、ズボンを下ろした。
そして、マーカラから口を離す。
もう終わりか?という感じで、もの欲し気に顎が上がるマーカラ。
マーカラはゆっくりと目を開ける。
その視界には俺の股間が目に入る。もちろん、俺は頑張って息子をいきり立たせた。
どうやって?
無粋な!もちろん自分でしごいてですよ!
「俺が吸血鬼になったら、こんな美味しい血は味わえなくなってしまいますよ。」
は、恥ずかしい。恥も外聞もない一世一代のセリフ。顔も、なんとか決まっているはず!
俺のそんな心内をよそに、一瞬呆気にとられキョトンとするマーカラ。
だが、すぐにいやらしく口を綻ばす。
「クハハハハ!
本当に、本当に面白い男だ!さらにお前が欲しくなった!
だが、我慢しよう。お前の言う通り、生温かくてこんなおいしい血は吸血鬼となったら失われてしまうからな!」
大笑いするマーカラ。その瞳にはうっすら涙さえ浮かんでいる。よほど面白かったのだろう。
冷酷な吸血鬼の瞳に浮かぶ涙と笑顔。ギャップあるその綺麗さが、馬鹿なことをしてドキドキしている俺の心臓の鐘をさらに早く叩く。
あまりにも久しぶりに浮かんだ自分の涙を嬉々として指で拭うマーカラ。
その涙を一瞥した後、
カプッ。
マーカラは椅子に座ったままの状態で、俺の亀頭を噛んだ。
もちろんそのまま血を吸っている。その手は血を搾り取るように、俺の陰茎をしごく。
「アオォォォォォン!」
開いている窓から、どこかで鳴く狼の遠吠えが聞こえる。まだ見ぬ仲間を探しているのか、一匹狼のようだ。
「アオォォォン!!!!」
これはその狼の遠吠えに応えるかのような・・・・俺の、俺の遠吠えにも似た絶叫・・・。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「ああ・・・やっと解放された・・・。」
身も心もぐったりなった俺は、ネロの館に転移してもらえた。
首と亀頭に歯型ならぬ牙型を付けての、疲労困憊のご帰還だ。
転移されたのが元のトイレの中だったから、そのまま自分の部屋に向かう。
相当に時間が経っているだろうから、ネロやブラフたちも解散しているだろう。
そういえば、ブラフはどこに泊まるのだろうか・・・。
自分の部屋に向かう途中は娼婦たちの部屋がある。
夜も更けている。当然、アチラコチラから嬌声が聞こえる。
今の自分にとっては雑音にしか聞こえない。
「ほーら、どうだい。気持ちいいかーい?」
ふと通った部屋の前からは男性の声が聞こえた。
なんだか、聞き覚えがある声だ。
「便利な鎖でねっ。締めるも緩めるもピンポイントで出来ちゃうわけさっ!」
「ああ~そこそこ~もうちょっとつよく~。」
気になって立ち止まってしまったが・・・。
「・・・・・・・。」
ブラフだな。しかも指圧の魔法って・・・タフムーラスの鎖だったのか・・・。
今度ばかりはタフムーラスを憐れんでおこう。
今頃必死に鎖を引っ張っているタフムーラスを・・・。
「ふうっ。」
部屋についた俺はおもむろに寝台にうつ伏せに飛び込む。身体が重い。
前回ほどではないが、ステータスはまた状態異常でHPが激減しているのだろう。貧血気味だ。
まどろむ意識の中、俺の顔に何か柔らかいものが触れているのに気付いた。
「んっ・・・?」
重い瞼を開けると、ブルーの下着が付いた柔らかい胸が当たっている。
「あっ、すみません。起こしてしまいましたか・・・。」
その胸の主は女神だった。俺の寝台に、下着姿で侵入してきたのだ。
なぜ下着姿なのかは、この際置いておこう。
「女神の癒し・・・。」
言葉とともに女神の胸の周りに青白い魔法陣が浮かぶ。
俺の首の牙型が癒されて消えていく。俺の状態異常も治っていく。
「よく、わかったな。マーカラに連れていかれたって。」
「はい。ネロさんがきっとそうだろうから心配いらないって言ってまして。」
「なるほど、ネロはいきなり消えちゃうのを知っているもんね。」
「はい。」
久々に感じる女神の胸。マーカラよりは大きいから、俺の顔は柔らかく包まれているような気がする。気持ちいい。
ああ、これって俗にいうパフパフなのか・・・。
「気持ちいいから、しばらくこのままでいい?」
「はあい。」
女神はちょっと抜けた感じで快い返事をくれた。
なんだかとても癒されている気がする。
ふうぅ、疲れた。リンゼロッテとの投獄といい、先ほどのマーカラといい、なんと激しい一日だったことか。
今日はぐっすり眠りたい。
みなさん、おやすみなさい。よい夢を。
カオスゲージ
〔Law and order +++[63]++++++ Chaos〕
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読んでいただいた方、興味を持っていただいた方、ありがとうございます。ほとんどエロな話ですが、楽しんでいただけたら幸いです。本年もよろしくお願いいたします!
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