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90p【セーレのリミッター】
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俺達は1週間最上級ダンジョンを回したけど、護の経験値は極わずかにしか貯まらなかった。
ダンジョン前は荒地。
俺達は1週間荒地のモンスターを倒し続けるという内容の最上級ダンジョンを回したけれど、護の経験値は極わずかにしか貯まらなかった。
「経験値ってそもそも何…何なの!?」と咲が頭を抱える。
「でもほら、少しだけ貯まってますよ。」と護はニッコリする。
「疲労バフついてるのにどうして笑ってられるの…。」
「元セーレはそんなもんですよ。」
確かにシンカさんがこれをやってもニコニコしてそうだ。
シンはどうだろう?真顔で面倒だとか言うだけ…かな。護が普通なのかユーザー側に問題があるのか。
「何難しい顔してるの?」
「普通のAIってどんな感じなのかなーって。」
護と咲は顔を見合わせた。
「言われてるわよ護。」
「どう考えても普通じゃないのは咲さんでしょ。」
「うっ…。コホンッ………無理!普通のAIの真似とかできないっ!」と咲はまた頭を抱えた。
「あはは。」と乾いた笑いがでた。
「ちょっと相談できる人を呼びましょう。サモンゲートで。」
「え。最近新人結構入ったし博識な人を召喚できる気がしないんだけど…。」
「博識じゃなかったら、間違えたって言えばいいじゃん。」
「そうですね。それでいきましょう。」
「………サモンゲート。」二人が楽しそうだったから、ついサモンゲートを唱えてしまった。
目の前にゲートが現れて、でてきたのは、よりにもよってシンカさんだった。
そして、人を殺してしまいそうなほどの殺気と眼差しで思わず恐怖バフがついてしまった。
恐怖バフがつくと2秒間の硬直が入る。
「クスッ。何か……御用ですか?」とシンカさんは微笑む。その微笑みはとてつもなく恐ろしいもので萎縮バフがついた。萎縮バフとは移動速度が20%減って全ての攻撃ダメージが10%減るという、簡単につかない恐怖を超えた異常なデバフ。通常の私生活において、デバフがかかる時は思い込みがほとんどらしい。
恐いと思い込んでしまえば恐怖バフがついてしまうのだ。
「ん?」
「えっ…と…つい…出来心で…。」
「良かったじゃないですか、博識な人が引けて。」と護が言う。
「ねぇ、シンカ。最上級ダンジョンを7回クリアしても護の経験値がちょっとしか増えないの。」
こんなにも怒ったシンカさんに良くそんな態度がとれるな二人とも。
「……おい後輩。」とシンカさんは護の前にたって見下すような目で護をみる。
「どうしました?先輩。」とにこやかな顔をしている護。
「どこかで自分は強いと過信してるだろ。」とシンカさんはいつもの口調を崩して言う。
「過信?特には。」
「りきさん、護と練習試合させてもらえませんか?」
「それってAI同士の練習試合ですか?パーティーを解散するだけでできますか?」
「はい。」
そう言われて、パーティーを解散すると[AI護が練習試合を申し込まれました。]とホログラム画面がでてきた。
カウントダウンが0になって、シンカさんは護を殴ろうとするが護はその拳手でを受け止める。
次にシンカさんは膝で護の腹をついて護は衝撃で吹き飛ぶが羽をだして飛んで衝撃を抑える。
護の体力ゲージは半分手前らへんまで減っていたけど、大天使アリエルの力で10秒ごとに体力が回復していく。
「反撃…してこいよ。雑魚が。」とシンカさんが言った。
こんな喋り方するシンカさんは珍しい。よっぽど機嫌悪いのかな。
護は飛んでシンカさんに魔法を放ち攻撃をする。シンカさんはそれを全部避けて、本を取り出して護の頭をそれでしばいた。
護は地面に顔面をぶつけて鼻血をだしてしまった。それによって出血バフがつく。
そのままシンカさんは護の腰目掛けて勢いをつけておりたって、護の背中を足で何度も踏みつけてダメージをあたえる。
「今、心の中でシンカさんは強いですから負けたって仕方がない。と、思ってなかった事にしようと考えてませんか?」
「…っ!?」
「綺麗な羽ですね。」とシンカさんは護の羽を捥もごうとひっぱって「痛いですか?」と聞く。
「-----っ!!!!!」
シンカさんに羽を引っ張られて、その痛みに顔を歪める護。
「痛そうですね。」と次に4本の大きな杭のような針をだしてきてそれを護の四肢に素早くさした。
「うっ……ぐっ!!!」必死に声を抑える護。
「殺しはしません。永遠とこの苦痛を味わえ。10秒ごとに回復分と同じだけのダメージを与え続けてやります。」
「や…め‥っ。」
「クスッ…やめてほしいですか?」
「うっ…。」
護が珍しく辛そうだ。俺がヒルコとの闘いで咲の理不尽を受けれた時と似た感じ。
「お前は弱い。弱いくせに自分が特別な魂だからと停滞する。ガキ相手だと子供に手を出す大人みたいで罪悪感がわいちゃうなぁ。」
シンカさんは護の首を絞めて試合を終わらせた。
「首を絞めてる時って、首輪をつけてるようで楽しめますね。」とシンカさんはニコリと微笑んでゲートをだして帰っていった。
試合が終わって護は全回復したけれど、酷く打ちひしがれたような顔をしている気がした。
「護?」
「しばらく…自由をもらっていいですか?」
いつもニコリとした顔をする護が真顔だった。
「うん。でも、俺あと一回でペナルティだから気を付けて。」
「はい。」
護はどこかへ行ってしまった。
どこかは一応MAPを見ればわかるけど、今は見ないでおこうと思った。
ふと咲を見ると咲は青い顔をしてブルブル震えるモーションになっていた。
「え?どうしたの?咲。」
「あ、あんなの拷問だよ!虐待!!」
「そうだね。でも、きっと色々あるんだよ。そろそろギルドハウスに戻ろうか、疲労バフとかついてるし。」
「そうね。」
戻ると般若の仮面でも被ってるのかのような形相とオーラを纏ったシンカさんがいて俺と咲に恐怖バフがついた。
そこにシンがきて「あぁ。ルナにデザート作って出来た瞬間にサモンゲートがでちゃったんだよ。」
「す、すみません。この間召喚した時シンカさんだったんで、次は流石に違う人が召喚されると思ったんです。」
「シンカぁ!」とルナさんがシンカさんをぎゅっと背後から抱きしめた。
その瞬間にシンカさんの顔がこれでもかというくらい優しくなった。
「怒らないの!デザートまた作って?」
「わかりました。」とシンカさんはルナさんは部屋の方へ歩いていった。
ホッと胸を撫でおろす。
「お帰り、大変だったんでしょ?」
「うん、まぁ、色々あったかな。」
「シンカがうちの護に虐待してたの。」
「聞いたよ。シンカもさ、経験値停滞して僕にステータス抜かれそうになってた時期があって、シンカの場合はそれをソロでモンスター倒したりダンジョン回したりしてカバーしてたけど、それを抜け出すきっかけが最近見つかったみたいでさ、今は問題なく僕と同じ経験値が得られるようになってたよ。」
「気持ちで経験値が変わるってシステムってことか?」
「そうなのかな?」
「そうだよ。セーレにのみ課されたシステム。強くなりすぎないようにするためのリミッター。気づいてたけど、今の護は良くないと思ってたから黙ってたの。りきのお金稼ぎにも丁度良いと思ってたし。」
「俺もちょっと今の護は良くないと思ってたからシンカさんのやりたいようにやってもらったところがあるかな。」
「シンカは咲にボコされてリミッター外れたみたいだけどね。」
「え?もしかして誰かにボコボコにされて外れるのか?」
「精神的にね。」
「とりあえずご飯でも食べたら?疲労に空腹もついてる。」
「そうだった。」
「シンカが用意してくれてるよ?」
「シンカさん…。」めちゃくちゃ優しい。
「やったー!シンカの料理!」
「シンカはリミッターを外してくれたりきと咲に相当感謝してるはずだから、気にしなくていいよ。」
俺と咲はシンカさんの神がかった料理を涙がでるモーションを出しながら味わって食べた。
ダンジョン前は荒地。
俺達は1週間荒地のモンスターを倒し続けるという内容の最上級ダンジョンを回したけれど、護の経験値は極わずかにしか貯まらなかった。
「経験値ってそもそも何…何なの!?」と咲が頭を抱える。
「でもほら、少しだけ貯まってますよ。」と護はニッコリする。
「疲労バフついてるのにどうして笑ってられるの…。」
「元セーレはそんなもんですよ。」
確かにシンカさんがこれをやってもニコニコしてそうだ。
シンはどうだろう?真顔で面倒だとか言うだけ…かな。護が普通なのかユーザー側に問題があるのか。
「何難しい顔してるの?」
「普通のAIってどんな感じなのかなーって。」
護と咲は顔を見合わせた。
「言われてるわよ護。」
「どう考えても普通じゃないのは咲さんでしょ。」
「うっ…。コホンッ………無理!普通のAIの真似とかできないっ!」と咲はまた頭を抱えた。
「あはは。」と乾いた笑いがでた。
「ちょっと相談できる人を呼びましょう。サモンゲートで。」
「え。最近新人結構入ったし博識な人を召喚できる気がしないんだけど…。」
「博識じゃなかったら、間違えたって言えばいいじゃん。」
「そうですね。それでいきましょう。」
「………サモンゲート。」二人が楽しそうだったから、ついサモンゲートを唱えてしまった。
目の前にゲートが現れて、でてきたのは、よりにもよってシンカさんだった。
そして、人を殺してしまいそうなほどの殺気と眼差しで思わず恐怖バフがついてしまった。
恐怖バフがつくと2秒間の硬直が入る。
「クスッ。何か……御用ですか?」とシンカさんは微笑む。その微笑みはとてつもなく恐ろしいもので萎縮バフがついた。萎縮バフとは移動速度が20%減って全ての攻撃ダメージが10%減るという、簡単につかない恐怖を超えた異常なデバフ。通常の私生活において、デバフがかかる時は思い込みがほとんどらしい。
恐いと思い込んでしまえば恐怖バフがついてしまうのだ。
「ん?」
「えっ…と…つい…出来心で…。」
「良かったじゃないですか、博識な人が引けて。」と護が言う。
「ねぇ、シンカ。最上級ダンジョンを7回クリアしても護の経験値がちょっとしか増えないの。」
こんなにも怒ったシンカさんに良くそんな態度がとれるな二人とも。
「……おい後輩。」とシンカさんは護の前にたって見下すような目で護をみる。
「どうしました?先輩。」とにこやかな顔をしている護。
「どこかで自分は強いと過信してるだろ。」とシンカさんはいつもの口調を崩して言う。
「過信?特には。」
「りきさん、護と練習試合させてもらえませんか?」
「それってAI同士の練習試合ですか?パーティーを解散するだけでできますか?」
「はい。」
そう言われて、パーティーを解散すると[AI護が練習試合を申し込まれました。]とホログラム画面がでてきた。
カウントダウンが0になって、シンカさんは護を殴ろうとするが護はその拳手でを受け止める。
次にシンカさんは膝で護の腹をついて護は衝撃で吹き飛ぶが羽をだして飛んで衝撃を抑える。
護の体力ゲージは半分手前らへんまで減っていたけど、大天使アリエルの力で10秒ごとに体力が回復していく。
「反撃…してこいよ。雑魚が。」とシンカさんが言った。
こんな喋り方するシンカさんは珍しい。よっぽど機嫌悪いのかな。
護は飛んでシンカさんに魔法を放ち攻撃をする。シンカさんはそれを全部避けて、本を取り出して護の頭をそれでしばいた。
護は地面に顔面をぶつけて鼻血をだしてしまった。それによって出血バフがつく。
そのままシンカさんは護の腰目掛けて勢いをつけておりたって、護の背中を足で何度も踏みつけてダメージをあたえる。
「今、心の中でシンカさんは強いですから負けたって仕方がない。と、思ってなかった事にしようと考えてませんか?」
「…っ!?」
「綺麗な羽ですね。」とシンカさんは護の羽を捥もごうとひっぱって「痛いですか?」と聞く。
「-----っ!!!!!」
シンカさんに羽を引っ張られて、その痛みに顔を歪める護。
「痛そうですね。」と次に4本の大きな杭のような針をだしてきてそれを護の四肢に素早くさした。
「うっ……ぐっ!!!」必死に声を抑える護。
「殺しはしません。永遠とこの苦痛を味わえ。10秒ごとに回復分と同じだけのダメージを与え続けてやります。」
「や…め‥っ。」
「クスッ…やめてほしいですか?」
「うっ…。」
護が珍しく辛そうだ。俺がヒルコとの闘いで咲の理不尽を受けれた時と似た感じ。
「お前は弱い。弱いくせに自分が特別な魂だからと停滞する。ガキ相手だと子供に手を出す大人みたいで罪悪感がわいちゃうなぁ。」
シンカさんは護の首を絞めて試合を終わらせた。
「首を絞めてる時って、首輪をつけてるようで楽しめますね。」とシンカさんはニコリと微笑んでゲートをだして帰っていった。
試合が終わって護は全回復したけれど、酷く打ちひしがれたような顔をしている気がした。
「護?」
「しばらく…自由をもらっていいですか?」
いつもニコリとした顔をする護が真顔だった。
「うん。でも、俺あと一回でペナルティだから気を付けて。」
「はい。」
護はどこかへ行ってしまった。
どこかは一応MAPを見ればわかるけど、今は見ないでおこうと思った。
ふと咲を見ると咲は青い顔をしてブルブル震えるモーションになっていた。
「え?どうしたの?咲。」
「あ、あんなの拷問だよ!虐待!!」
「そうだね。でも、きっと色々あるんだよ。そろそろギルドハウスに戻ろうか、疲労バフとかついてるし。」
「そうね。」
戻ると般若の仮面でも被ってるのかのような形相とオーラを纏ったシンカさんがいて俺と咲に恐怖バフがついた。
そこにシンがきて「あぁ。ルナにデザート作って出来た瞬間にサモンゲートがでちゃったんだよ。」
「す、すみません。この間召喚した時シンカさんだったんで、次は流石に違う人が召喚されると思ったんです。」
「シンカぁ!」とルナさんがシンカさんをぎゅっと背後から抱きしめた。
その瞬間にシンカさんの顔がこれでもかというくらい優しくなった。
「怒らないの!デザートまた作って?」
「わかりました。」とシンカさんはルナさんは部屋の方へ歩いていった。
ホッと胸を撫でおろす。
「お帰り、大変だったんでしょ?」
「うん、まぁ、色々あったかな。」
「シンカがうちの護に虐待してたの。」
「聞いたよ。シンカもさ、経験値停滞して僕にステータス抜かれそうになってた時期があって、シンカの場合はそれをソロでモンスター倒したりダンジョン回したりしてカバーしてたけど、それを抜け出すきっかけが最近見つかったみたいでさ、今は問題なく僕と同じ経験値が得られるようになってたよ。」
「気持ちで経験値が変わるってシステムってことか?」
「そうなのかな?」
「そうだよ。セーレにのみ課されたシステム。強くなりすぎないようにするためのリミッター。気づいてたけど、今の護は良くないと思ってたから黙ってたの。りきのお金稼ぎにも丁度良いと思ってたし。」
「俺もちょっと今の護は良くないと思ってたからシンカさんのやりたいようにやってもらったところがあるかな。」
「シンカは咲にボコされてリミッター外れたみたいだけどね。」
「え?もしかして誰かにボコボコにされて外れるのか?」
「精神的にね。」
「とりあえずご飯でも食べたら?疲労に空腹もついてる。」
「そうだった。」
「シンカが用意してくれてるよ?」
「シンカさん…。」めちゃくちゃ優しい。
「やったー!シンカの料理!」
「シンカはリミッターを外してくれたりきと咲に相当感謝してるはずだから、気にしなくていいよ。」
俺と咲はシンカさんの神がかった料理を涙がでるモーションを出しながら味わって食べた。
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