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88p【新人を迎えた晩餐。】
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オレオ君をギルドハウスに連れて帰り、一応ギルド加入テストを受けてもらった。
それが終わればすっかり夜になっていて、一緒に晩餐に出席する。
今日は現実世界で日曜日だから人数が多くて、いつもの大広間じゃなくて王宮の広間で開かれていた。
広間入り口でルナさん型のAIが公開ホログラム画面をだしていて、画面を見てみると席を表示していた。
俺はいつも通りシュガーさんの隣で隣にオレオ君その隣に咲でその隣にジャンさんの名前が書かれていた。
向かい側はいつも通りソウジュンさんガウルさん。新しくサイファーさん、にー湯kenさんが向かい側にいるようだった。護だけAIだけが座るテーブルに配置されていた。
「あ…。んー…。」
「どうしたの?」と咲が俺の顔を覗き込む。
「いや、護だけ席が離れてるから…。」
「気にしなくていいですよ。咲さんは元ユーザーに近い存在ですから普通席で当然です。」
「ありがとう。」
広間に入ってみると幹部席はいつもより長くて、朝と夜の幹部達が座っている。
机もいつもの3倍近くあるし、日曜日凄すぎる。ハリーなんちゃらみたいな光景だ。
「わぁ!凄い人。凄いや…。」
オレオ君も驚いていた。
「オレオ君って、答えたくなかったら答えなくていいんだけどさ…何歳?」
「10歳ですよ。」
「じゅっ!?」
「りきさんは?」
「俺は16歳。もうちょっとで17歳かな。」
「あんまり変わらないですね。」
…………え?
シュガーさんが既に座っていて その隣俺が座った。にー湯kenさんの姿はなかった。恐らく、ヒルデさんのところかな。
「お?この広間で隣が埋まるの珍しいな。」
「こんばんは。俺も初めてきました。」
「初めてではないだろ。まぁ、席に座るのは初めてかもなぁ。」
「そ、そうですね。」
「その、小さいのが新入りか。」とガウルさんがオレオ君を見ていた。
「ヌーカーのオレオです。よろしくお願いします。」
「…よろしく。………りきと咲の子供みたいだな。」
確かに席順的にはそうかも。
「はっはっはっは!たしかになぁ!!!」とソウジュンさんが大笑いする。
「とうとうヤっちまったか?」
「やってませんよ!今日チュートリアル学校で勧誘してきた人です!」
「俺らの班、ヌーカーが少ねぇから助かるなぁ。まぁ、色々と経験不足があるだろうけどよぉ。」
「……チュートリアル学校からルナ班…?珍しい。」
ガウルさんはじっとオレオ君を見つめて観察していた。
「そういえばそうだな。絶対無理に近いもんなぁ、ルナ班は。」
「もともと俺が勧誘した人はルナ班に入れるような感じだったんですけど、オレオ君は加入テストでもルナ班決定だったそうです。」
「まじかよ!珍しいな。むしろ…怪しい。」とシュガーさんが驚く。
「怪しいけど、声を聞いた感じスパイとか無理だろ。」とサイファーさんが言った。
「え。僕の声そんなに幼いですか?」
「んー…声変わりまだなんだなって感じ。」
「声変わり…?」
「中学生か高校生くらいになると声が低くなるんだ。」
「へぇ…。」
「というか、どうして見た目を幼いエルフ型にしたんだ?」
「あ、えっと、なるべく現実世界と一緒にしようと思って。」
そうか…俺も最初はじめた時、背丈に違和感が感じるからなるべく同じサイズのにしたなぁ。
「ま。それが多いよな。俺だってそうだったし。」とシュガーさん。
時間になって晩餐が開かれた。
幹部会議で決まったサモンゲートのお試しの日とこれからのギルド員強化の話が終わってから、新人加入報告がはじまった。
「変態紳士…じゃなかったわね。マーマパパとエムルン班新人20名 ジョンナムとレイニー班新人14名 スノーポークとスドー班新人36名 Shiftと東屋班6名 ラートとアロー班40名 ダリアとルピネル班25名 ユナとパンデミック卿班32名 千翠とMr.DADA班120名 ルナ班………1?あれ?…打ち間違いかしら?」
クスクスと笑い声が聞こえる。変態紳士さんは名前を変更したらしくて、マーマパパになっていた。
「ルナ…ごめん。うちは一人なんだ。」
「りき!!1日時間あってどーして一人なの!!」とルナさんは俺に指をさす。
みんなの視線が痛いです、ルナさん(泣き)
いつの間にかルナさんの前まで移動していたオレオ君はルナさんを見て「うわぁ・・・!」と言う。
「……。」ルナさんは真顔でオレオ君を見る。
「本物のお姫様だ!!姫様!僕頑張るから、姫様の為に頑張ります。」
「期待してるわ。」と、優しく微笑むルナさん。
「はい!」
またクスクスと笑い声が聞こえ、オレオ君が席に戻ってきた。
「僕おかしかったかな。」
おかしかったけど、真実を告げるには若過ぎる気がした。
「ううん。気にしなくていいよ。頑張ろう。」
「うん!」
「えっと、で、ルナ班新人1名。計294名。これからよろしく。古参はしっかりサポートしてあげて。それからもう一つ。ギルドポイントと資金が貯まったので24時間最高級食堂を設置しました。」
皆が歓喜した。
「やっとかぁ。長かったなぁ。」
「これでギルドハウスに引きこもれる。」とサイファーさんが呟く。
「いや、外いけよ。タンクだろ?」
「うっ…。」
「最高級って…高そうですね。」
「あー。違う違う、そういう意味の最高級じゃない。下級から最高級までの食堂があってだな、最高級ってのは食事に+効果が付くんだ。つまりシンカの料理と同等なものがでてくる食堂ってことだ。値段は素材の原価になるだろうから安いはずだぜ。」
「あぁ、なるほど。じゃあこれからは朝起きたら食堂へ行かないといけない感じなんですかね?」
「さぁなぁ。シンカにちゃんと聞いとけよ。」
「はい。」
晩餐が終わって、新人の人は早速自室を探しへ行くみたいでオレオ君も古参の人について行った。
幹部席にまだ座ってるシンのところへ行く。
「あー、シン。朝食ってこれからどうなる?」
「え?あぁ。どうしよう?ルナ。」とシンは隣に座っているルナさんに聞く。
「まだ、シンカの料理よ。」
「そうですね。現実世界時間で1年間は食べ続けてもらわないと今の幹部達には追いつけないでしょうし。」とルナさんの隣に座ってたシンカさんが言う。
「わかりました。じゃあ、また明日な。シン。」
「うん。」
自室に戻ると護が本を読んでいた。
「護…ここにいたのか。姿が見えなかったから気になってたんだ。」
「それはすみません。気になるとは思ってませんでした。最近は自由に好きな事をさせてもらったんで配慮が足りませんでしたね。」
そう、最近護はセーレという仕事をしなくて良くなり、ある程度の自由を与えて羽を伸ばしてもらっていた。
「うん、特別とはいえ、俺の大事な仲間だから。その、いないと心配になるから連絡だけ入れてほしいかも。」
「わかりました。りきは優しいですね。ほんと。」
「ほんと。優しい!」と咲が俺に勢いよく抱き着く。
「うわっ。ちょっと…。」と俺はよろける。
「イチャつくなら外でどうぞ。」とニッコリ笑う護。
その夜、夢を見た。
スーツを着た、黒髪の男の人が陽子の頭を撫でる。
大人一人入ってそうな沢山のカプセル。
「おやすみ…。」それは陽子の声だった。
スーツの男はカプセルの中で眠っている。
「勝つのは…私。」
目が覚めると、朝で右隣には咲が寝ていたけど、左隣で眠っていた護が丁度目覚めたようだった。
「どうかしました?ぼーっとして。」
護が目を擦りながら起き上がった。
「えっと、夢を見て…。」
「………【リアル】内で夢?」
「うん。」
「……それは変ですね。【リアル】内で夢を見るなんて、予知夢スキルを持ってるか何かじゃないと…。どんな夢でしたか?」
「スーツを着た男の人が咲の頭を撫でてた。現実世界で。それから「おやすみ…勝つのは私」って咲が言ってて、男はカプセルで眠っててって夢だから、めちゃくちゃだなぁ。護も夢を見たりするのか?」
「いえ、基本的にAIは夢を見ません。僕らセーレは特別で訓練を受けていた時代は見ていましたけど、この世界に降り立った瞬間から全く見なくなりました。まぁ、AIですから、見ていた夢も夢かどうか怪しいですけどね。」
「なるほど。」
「りきの場合、咲さんとの事で色々と疲労してるからそういうものを見てしまったのかもしれませんね。」
確かに考えないようしようと思ってたものが溢れてしまったのかもしれない。
「うん。」
それが終わればすっかり夜になっていて、一緒に晩餐に出席する。
今日は現実世界で日曜日だから人数が多くて、いつもの大広間じゃなくて王宮の広間で開かれていた。
広間入り口でルナさん型のAIが公開ホログラム画面をだしていて、画面を見てみると席を表示していた。
俺はいつも通りシュガーさんの隣で隣にオレオ君その隣に咲でその隣にジャンさんの名前が書かれていた。
向かい側はいつも通りソウジュンさんガウルさん。新しくサイファーさん、にー湯kenさんが向かい側にいるようだった。護だけAIだけが座るテーブルに配置されていた。
「あ…。んー…。」
「どうしたの?」と咲が俺の顔を覗き込む。
「いや、護だけ席が離れてるから…。」
「気にしなくていいですよ。咲さんは元ユーザーに近い存在ですから普通席で当然です。」
「ありがとう。」
広間に入ってみると幹部席はいつもより長くて、朝と夜の幹部達が座っている。
机もいつもの3倍近くあるし、日曜日凄すぎる。ハリーなんちゃらみたいな光景だ。
「わぁ!凄い人。凄いや…。」
オレオ君も驚いていた。
「オレオ君って、答えたくなかったら答えなくていいんだけどさ…何歳?」
「10歳ですよ。」
「じゅっ!?」
「りきさんは?」
「俺は16歳。もうちょっとで17歳かな。」
「あんまり変わらないですね。」
…………え?
シュガーさんが既に座っていて その隣俺が座った。にー湯kenさんの姿はなかった。恐らく、ヒルデさんのところかな。
「お?この広間で隣が埋まるの珍しいな。」
「こんばんは。俺も初めてきました。」
「初めてではないだろ。まぁ、席に座るのは初めてかもなぁ。」
「そ、そうですね。」
「その、小さいのが新入りか。」とガウルさんがオレオ君を見ていた。
「ヌーカーのオレオです。よろしくお願いします。」
「…よろしく。………りきと咲の子供みたいだな。」
確かに席順的にはそうかも。
「はっはっはっは!たしかになぁ!!!」とソウジュンさんが大笑いする。
「とうとうヤっちまったか?」
「やってませんよ!今日チュートリアル学校で勧誘してきた人です!」
「俺らの班、ヌーカーが少ねぇから助かるなぁ。まぁ、色々と経験不足があるだろうけどよぉ。」
「……チュートリアル学校からルナ班…?珍しい。」
ガウルさんはじっとオレオ君を見つめて観察していた。
「そういえばそうだな。絶対無理に近いもんなぁ、ルナ班は。」
「もともと俺が勧誘した人はルナ班に入れるような感じだったんですけど、オレオ君は加入テストでもルナ班決定だったそうです。」
「まじかよ!珍しいな。むしろ…怪しい。」とシュガーさんが驚く。
「怪しいけど、声を聞いた感じスパイとか無理だろ。」とサイファーさんが言った。
「え。僕の声そんなに幼いですか?」
「んー…声変わりまだなんだなって感じ。」
「声変わり…?」
「中学生か高校生くらいになると声が低くなるんだ。」
「へぇ…。」
「というか、どうして見た目を幼いエルフ型にしたんだ?」
「あ、えっと、なるべく現実世界と一緒にしようと思って。」
そうか…俺も最初はじめた時、背丈に違和感が感じるからなるべく同じサイズのにしたなぁ。
「ま。それが多いよな。俺だってそうだったし。」とシュガーさん。
時間になって晩餐が開かれた。
幹部会議で決まったサモンゲートのお試しの日とこれからのギルド員強化の話が終わってから、新人加入報告がはじまった。
「変態紳士…じゃなかったわね。マーマパパとエムルン班新人20名 ジョンナムとレイニー班新人14名 スノーポークとスドー班新人36名 Shiftと東屋班6名 ラートとアロー班40名 ダリアとルピネル班25名 ユナとパンデミック卿班32名 千翠とMr.DADA班120名 ルナ班………1?あれ?…打ち間違いかしら?」
クスクスと笑い声が聞こえる。変態紳士さんは名前を変更したらしくて、マーマパパになっていた。
「ルナ…ごめん。うちは一人なんだ。」
「りき!!1日時間あってどーして一人なの!!」とルナさんは俺に指をさす。
みんなの視線が痛いです、ルナさん(泣き)
いつの間にかルナさんの前まで移動していたオレオ君はルナさんを見て「うわぁ・・・!」と言う。
「……。」ルナさんは真顔でオレオ君を見る。
「本物のお姫様だ!!姫様!僕頑張るから、姫様の為に頑張ります。」
「期待してるわ。」と、優しく微笑むルナさん。
「はい!」
またクスクスと笑い声が聞こえ、オレオ君が席に戻ってきた。
「僕おかしかったかな。」
おかしかったけど、真実を告げるには若過ぎる気がした。
「ううん。気にしなくていいよ。頑張ろう。」
「うん!」
「えっと、で、ルナ班新人1名。計294名。これからよろしく。古参はしっかりサポートしてあげて。それからもう一つ。ギルドポイントと資金が貯まったので24時間最高級食堂を設置しました。」
皆が歓喜した。
「やっとかぁ。長かったなぁ。」
「これでギルドハウスに引きこもれる。」とサイファーさんが呟く。
「いや、外いけよ。タンクだろ?」
「うっ…。」
「最高級って…高そうですね。」
「あー。違う違う、そういう意味の最高級じゃない。下級から最高級までの食堂があってだな、最高級ってのは食事に+効果が付くんだ。つまりシンカの料理と同等なものがでてくる食堂ってことだ。値段は素材の原価になるだろうから安いはずだぜ。」
「あぁ、なるほど。じゃあこれからは朝起きたら食堂へ行かないといけない感じなんですかね?」
「さぁなぁ。シンカにちゃんと聞いとけよ。」
「はい。」
晩餐が終わって、新人の人は早速自室を探しへ行くみたいでオレオ君も古参の人について行った。
幹部席にまだ座ってるシンのところへ行く。
「あー、シン。朝食ってこれからどうなる?」
「え?あぁ。どうしよう?ルナ。」とシンは隣に座っているルナさんに聞く。
「まだ、シンカの料理よ。」
「そうですね。現実世界時間で1年間は食べ続けてもらわないと今の幹部達には追いつけないでしょうし。」とルナさんの隣に座ってたシンカさんが言う。
「わかりました。じゃあ、また明日な。シン。」
「うん。」
自室に戻ると護が本を読んでいた。
「護…ここにいたのか。姿が見えなかったから気になってたんだ。」
「それはすみません。気になるとは思ってませんでした。最近は自由に好きな事をさせてもらったんで配慮が足りませんでしたね。」
そう、最近護はセーレという仕事をしなくて良くなり、ある程度の自由を与えて羽を伸ばしてもらっていた。
「うん、特別とはいえ、俺の大事な仲間だから。その、いないと心配になるから連絡だけ入れてほしいかも。」
「わかりました。りきは優しいですね。ほんと。」
「ほんと。優しい!」と咲が俺に勢いよく抱き着く。
「うわっ。ちょっと…。」と俺はよろける。
「イチャつくなら外でどうぞ。」とニッコリ笑う護。
その夜、夢を見た。
スーツを着た、黒髪の男の人が陽子の頭を撫でる。
大人一人入ってそうな沢山のカプセル。
「おやすみ…。」それは陽子の声だった。
スーツの男はカプセルの中で眠っている。
「勝つのは…私。」
目が覚めると、朝で右隣には咲が寝ていたけど、左隣で眠っていた護が丁度目覚めたようだった。
「どうかしました?ぼーっとして。」
護が目を擦りながら起き上がった。
「えっと、夢を見て…。」
「………【リアル】内で夢?」
「うん。」
「……それは変ですね。【リアル】内で夢を見るなんて、予知夢スキルを持ってるか何かじゃないと…。どんな夢でしたか?」
「スーツを着た男の人が咲の頭を撫でてた。現実世界で。それから「おやすみ…勝つのは私」って咲が言ってて、男はカプセルで眠っててって夢だから、めちゃくちゃだなぁ。護も夢を見たりするのか?」
「いえ、基本的にAIは夢を見ません。僕らセーレは特別で訓練を受けていた時代は見ていましたけど、この世界に降り立った瞬間から全く見なくなりました。まぁ、AIですから、見ていた夢も夢かどうか怪しいですけどね。」
「なるほど。」
「りきの場合、咲さんとの事で色々と疲労してるからそういうものを見てしまったのかもしれませんね。」
確かに考えないようしようと思ってたものが溢れてしまったのかもしれない。
「うん。」
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