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56p【ジャン】
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「不味い事になった。」とシンさんが焦っているような怒っているような、何とも言えない顔をして廊下を歩く。
「え?何がですか?」
急ぎ足のシンさんについて歩く。
「ヒルデガーデンの副官二人がログインできないわけがない。現実世界で何かあったかもしれない。」
「そういえば、僕もドルガバの人に特定されてたんですよ。」
「なんだって!?詳しく教えて。」
「うん、咲を迎えに近所の花屋に入って、AIチップを読み込む為に電源を入れたんだ。で、咲の名前を登録してすぐにバトルを挑まれて、そのまま初心者村の闘技場にとばされたんだ。なんとかギリギリ勝ったけど。相手はヒルコさんのAIを使ってるようだった。」
「契約切りしてまで付けたって事か。僕ちょっと千翠さんと話があるから適当に過ごしてて。ギルドハウスの外へはでないように。」とシンさんは慌てて走って千翠さんの部屋へ向かった。
「何かあったのかな?」と咲。
「さぁ?色々あるんだと思う。あ。そうだ。咲の装備見てみてもいい?」
「えー、りきのえっち。」と顔を赤らめる咲。
「なっ!?」
「冗談だよ。いいよ。」と意地悪く笑う咲。
咲の装備を覗かせてもらうと、基本は布装備だけど僕の装備と比べたら馬鹿強かった。
僕の装備は千翠さんからもらった星5レアなのに、それより少し高い能力があるように見えた。
「これ、どうやって作ったの?製作者が全部名前バグじゃないか。」
「秘密。でも、誰かに画面覗かれるような事があると不味いかな?そうだ!明日ジャンって人のところ連れてってよ。」
「え!?ジャンさんが住んでるのはドルガバの中心部で、入国した瞬間バトル挑まれそうで怖いんだけど。」
「もぉ。弱虫だなぁ。」
装備を見ていると基本的にぶっとんだ能力を持つ装備が多くて、例えばダメージ吸収。これがついた装備が何個かあって、この効果を防具につけるのに大金がいる事だけわかる。しかもガチャからでる能力石を防具製作スキルを上げてる人に合成してもらってつけるしかない。いったい何がどうなって最初からこんなに装備が強いんだ?
つまり、咲の装備がめちゃくちゃチートしてるという事だけわかった。
僕、とんでもない兵器みたいなのAIにしちゃった。
装備を見てたらあっという間に晩餐の時間になって、僕と咲は大広間へ向かった。
「ふぅー間に合ったぜ!!」とシュガーさんが現れた。
「あ!シュガーさん!」
「誰だテメェ。」
「え?」
「はっはっはっは!誰かと思えばリキじゃねーか!」とソウジュンさんが笑いながら向かいの席に座った。
(あぁ、イメチェンしたのをすっかり忘れてた。)
「なんだリキかぁ!ずいぶん思い切ったイメチェンしたじゃねーかぁ!で、隣の可愛い子はもしかして?」
「はじめまして、りきのAIの咲です。」
「言ってた花屋のAIかぁ!思ってたより、その、強そうだな。」
「え?わかるんですか?」
「その着てるドレスは期間限定イベントで2着しか配布されなかったレア中のレア装備だ。それをどうやって手に入れたか気になるくれぇにな。」
「えぇ…マジですか。」
(それってとんでもなく目立つんじゃないのか?)
「わっはっはっは!着てる奴二人はもう有名人だからなぁ!3着目があると不自然だよなぁ!」
「えぇ!!?あの、シュガーさん。お願いがあるんですが。」
「ん?」
「僕をもう一度ジャンさんのところへ連れていってくれませんか!?」
「…その必要はねぇぜ。」と真剣な顔になるシュガーさん。
ルナさんがシンさんにエスコートされて大広間に入ってきた。
「みんなー今日は大事な話があるのー!聞いて!」
大広間の電気が少し暗くなって、スポットライトが扉の前にたかれた。
「ドルガバの専用防具職人、ジャンが正式にミルフィオレに加入してくれる事になりました!!」
扉が開いて、ボロボロに破けたマントを着たジャンさんが入ってきた。
すると、目の前に小さなホログラム画面がでてきて[ジャン様がギルドに加入しました。]と表示された。
「うおーー!!」という歓声が沸いた。
「凄い咲、よかっ……咲?」
ふと咲を見れば咲は涙を流していた。
「ジャン。思い出した。小さい頃、お世話になった。ううん、ずっとお世話になってた伯父さん。」
晩餐が終わって、人が少なくなってからジャンさんのところへ行った。
「ジャンさん!」と僕は声をかけてみた。
「ん?君は…。あぁ、見た目が変わって分からなかったよ。何かようですか?」
「はい、あの、僕のAIの防具を叩きなおしてもらってもいいですか?」
「えぇ。そうなるだろうと思っていました。話はルナから聞いてます。いいだろう。部屋へきてください。」
僕と咲とジャンさんはジャンさんの部屋へ移動した。
「って、僕の部屋の隣じゃないですか。」
「さぁ、どうぞ。」
入ってみると、ドルガバにあったお店の中と全く同じ内装の部屋だった。
「どうぞ掛けて。」
僕はソファーに座って、咲は立ったままでいた。
「美道おじさん?」
「やっぱり君は陽子なのか?」
「うん…。」
「行方が分からなくなって3、4年。心配したよ。君がミルフィオレにいるのを聞いて、安心してドルガバを抜けてこれたよ。ずっと、またドルガバに戻ってくるんじゃないかって思っていてね。」
「美道おじさん、いえ、ジャン。聞いて、私…記憶が曖昧になっちゃってて、色々分からなくなってるの。今はリキの家に住んでる。それは絶対に必要な事で、しばらく一緒に住む事にしたの。」
「そうか。事情が色々ありそうだな。」
「うん。」
「現実世界に戻ったらでいい。電話をくれ。電話番号はメールしておく。」
「うん。」
「で、どの防具を叩きなおせばいい?」
「あー、それがね。全部なの。」
「…だろうとは思ってたよ。」と不器用に微笑むジャンさん。
それから咲の防具は全て製作者ジャンになり、ドレスは見た目がかわって淡いピンクとエーリカ色の生地が見事に咲の可愛さを引き立てる。あと、ところどころについてるリボンも可愛い。
「えーお花はないの?」
「これは、ミーナと君にはこれが似合うんじゃないかと昔考えていたデザインなんだ。」
「そうなんだ…。そっか、じゃあ大切に着る。」
「ああ。そうしてくれ。」
「え?何がですか?」
急ぎ足のシンさんについて歩く。
「ヒルデガーデンの副官二人がログインできないわけがない。現実世界で何かあったかもしれない。」
「そういえば、僕もドルガバの人に特定されてたんですよ。」
「なんだって!?詳しく教えて。」
「うん、咲を迎えに近所の花屋に入って、AIチップを読み込む為に電源を入れたんだ。で、咲の名前を登録してすぐにバトルを挑まれて、そのまま初心者村の闘技場にとばされたんだ。なんとかギリギリ勝ったけど。相手はヒルコさんのAIを使ってるようだった。」
「契約切りしてまで付けたって事か。僕ちょっと千翠さんと話があるから適当に過ごしてて。ギルドハウスの外へはでないように。」とシンさんは慌てて走って千翠さんの部屋へ向かった。
「何かあったのかな?」と咲。
「さぁ?色々あるんだと思う。あ。そうだ。咲の装備見てみてもいい?」
「えー、りきのえっち。」と顔を赤らめる咲。
「なっ!?」
「冗談だよ。いいよ。」と意地悪く笑う咲。
咲の装備を覗かせてもらうと、基本は布装備だけど僕の装備と比べたら馬鹿強かった。
僕の装備は千翠さんからもらった星5レアなのに、それより少し高い能力があるように見えた。
「これ、どうやって作ったの?製作者が全部名前バグじゃないか。」
「秘密。でも、誰かに画面覗かれるような事があると不味いかな?そうだ!明日ジャンって人のところ連れてってよ。」
「え!?ジャンさんが住んでるのはドルガバの中心部で、入国した瞬間バトル挑まれそうで怖いんだけど。」
「もぉ。弱虫だなぁ。」
装備を見ていると基本的にぶっとんだ能力を持つ装備が多くて、例えばダメージ吸収。これがついた装備が何個かあって、この効果を防具につけるのに大金がいる事だけわかる。しかもガチャからでる能力石を防具製作スキルを上げてる人に合成してもらってつけるしかない。いったい何がどうなって最初からこんなに装備が強いんだ?
つまり、咲の装備がめちゃくちゃチートしてるという事だけわかった。
僕、とんでもない兵器みたいなのAIにしちゃった。
装備を見てたらあっという間に晩餐の時間になって、僕と咲は大広間へ向かった。
「ふぅー間に合ったぜ!!」とシュガーさんが現れた。
「あ!シュガーさん!」
「誰だテメェ。」
「え?」
「はっはっはっは!誰かと思えばリキじゃねーか!」とソウジュンさんが笑いながら向かいの席に座った。
(あぁ、イメチェンしたのをすっかり忘れてた。)
「なんだリキかぁ!ずいぶん思い切ったイメチェンしたじゃねーかぁ!で、隣の可愛い子はもしかして?」
「はじめまして、りきのAIの咲です。」
「言ってた花屋のAIかぁ!思ってたより、その、強そうだな。」
「え?わかるんですか?」
「その着てるドレスは期間限定イベントで2着しか配布されなかったレア中のレア装備だ。それをどうやって手に入れたか気になるくれぇにな。」
「えぇ…マジですか。」
(それってとんでもなく目立つんじゃないのか?)
「わっはっはっは!着てる奴二人はもう有名人だからなぁ!3着目があると不自然だよなぁ!」
「えぇ!!?あの、シュガーさん。お願いがあるんですが。」
「ん?」
「僕をもう一度ジャンさんのところへ連れていってくれませんか!?」
「…その必要はねぇぜ。」と真剣な顔になるシュガーさん。
ルナさんがシンさんにエスコートされて大広間に入ってきた。
「みんなー今日は大事な話があるのー!聞いて!」
大広間の電気が少し暗くなって、スポットライトが扉の前にたかれた。
「ドルガバの専用防具職人、ジャンが正式にミルフィオレに加入してくれる事になりました!!」
扉が開いて、ボロボロに破けたマントを着たジャンさんが入ってきた。
すると、目の前に小さなホログラム画面がでてきて[ジャン様がギルドに加入しました。]と表示された。
「うおーー!!」という歓声が沸いた。
「凄い咲、よかっ……咲?」
ふと咲を見れば咲は涙を流していた。
「ジャン。思い出した。小さい頃、お世話になった。ううん、ずっとお世話になってた伯父さん。」
晩餐が終わって、人が少なくなってからジャンさんのところへ行った。
「ジャンさん!」と僕は声をかけてみた。
「ん?君は…。あぁ、見た目が変わって分からなかったよ。何かようですか?」
「はい、あの、僕のAIの防具を叩きなおしてもらってもいいですか?」
「えぇ。そうなるだろうと思っていました。話はルナから聞いてます。いいだろう。部屋へきてください。」
僕と咲とジャンさんはジャンさんの部屋へ移動した。
「って、僕の部屋の隣じゃないですか。」
「さぁ、どうぞ。」
入ってみると、ドルガバにあったお店の中と全く同じ内装の部屋だった。
「どうぞ掛けて。」
僕はソファーに座って、咲は立ったままでいた。
「美道おじさん?」
「やっぱり君は陽子なのか?」
「うん…。」
「行方が分からなくなって3、4年。心配したよ。君がミルフィオレにいるのを聞いて、安心してドルガバを抜けてこれたよ。ずっと、またドルガバに戻ってくるんじゃないかって思っていてね。」
「美道おじさん、いえ、ジャン。聞いて、私…記憶が曖昧になっちゃってて、色々分からなくなってるの。今はリキの家に住んでる。それは絶対に必要な事で、しばらく一緒に住む事にしたの。」
「そうか。事情が色々ありそうだな。」
「うん。」
「現実世界に戻ったらでいい。電話をくれ。電話番号はメールしておく。」
「うん。」
「で、どの防具を叩きなおせばいい?」
「あー、それがね。全部なの。」
「…だろうとは思ってたよ。」と不器用に微笑むジャンさん。
それから咲の防具は全て製作者ジャンになり、ドレスは見た目がかわって淡いピンクとエーリカ色の生地が見事に咲の可愛さを引き立てる。あと、ところどころについてるリボンも可愛い。
「えーお花はないの?」
「これは、ミーナと君にはこれが似合うんじゃないかと昔考えていたデザインなんだ。」
「そうなんだ…。そっか、じゃあ大切に着る。」
「ああ。そうしてくれ。」
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