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2 自業自得 後編 ー はじめと犬つがいだってよ *エロ回です。苦手な方は回れ右!!
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「あ、んんっ。はぁん」
(何だこの声?どっから出てんだよ!!)
さっきから自分の声じゃないみたいな甘い声が止められない。鼻にかかった高い声はまるで女の子で。
「やっやっ、だめぇ」
(気持ちよすぎてだめになるって!!やばい!なんだこれ?)
そんな俺の声を聞いてどう思ってるのか、背後からくちくちと俺の後ろの穴に指をいれ攻める彼は静かで、俺の羞恥心が煽られる。
どうなんだよ。男なのに初めて後ろをさわられてるのに、この圧倒的メス感。ありもしない子宮が疼くようで。奥までもっともっと奥まで欲しくて腰が揺れる。
( なんで!!俺どうしちゃったんだよ!!)
俺の意思に反してもじもじと動く腰が恥ずかしくて、恥ずかしくて、枕を抱き込んで顔をうずめた。
「はじめ」
つぷりと二本に増やされた指がさっきと違った刺激をあたえる。
思わず枕から顔を上げてはくはくと声を出さずに喘いでいたらカプリとうなじを噛まれた。ちりりとはしった痛みがとろけかけた意識を引きずり戻す。
「よ、はねsぅう」
後ろを向いて尻の状況を確認したかったのに途中で顎をすくわれ口を塞がれる。ヨハネスが俺を甘やかす舌使いで攻めてくるからまた意識が溶ける。
(だめ、んんんん)
さっきと違う場所をすられて走る甘い刺激にこらえていた声が溢れ出した。
「んん゛っつ。あぁあ゛ん。いやっいぃい」
なんだコレなんだコレなんだコレ!!
きゅうきゅうとヨハネスの指を締め付ける後ろの穴が恥ずかしくてヨハネスのことを見れない。
「ほんとかわいい」
耳元でヨハネスのかすれた声がささやく。
「ちゃんと中でいけるようにしてあげるね♡」
「ん゛ん!!」
また俺の中でぐにぐにと動きを変える指にはぁはぁと息が上がる。気持ちが良すぎて開いた口からよだれがたれてくる。みっともない。こんなのほんとに獣じゃん。
やばい。頭おかしくなってきてる。本当にヨハネスの頭にケモミミが見えるしなんならフサフサのしっぽまで見えるんだけど。おれまだ酔ってんのかな?
「ひゃぁん」
俺のいいところを見つけたヨハネスは執拗に一点を擦り攻めてくる。前立腺ってやつをこすられてるせいで俺の息子もガチガチで苦しい。必死に枕に顔を当てて腰をあげてるけど本当はもうイキたくてしかたがない。
自分で自分を触ろうとした手を抑えられて恨めがましくヨハネスを見てしまう。
「もう我慢できないの?」
うんうんとうなずくとふふふと笑って甘い顔でキスされた。ケモミミつけててもイケメンだなおい。やばい。やばい。男同士とかもうどうでもいい。超絶きもちいいんだけど。舌と舌をすり合わせてとろとろの快感がお腹の中をあつくする。舌で上から指で下から体の中をクチュクチュにかき回される感覚に興奮が高まる。気持ちよすぎて苦しいのに・・・・
(ヨハネスのキス美味しい)
ずっとキスしてたい。そう思った俺の気持ちも知らずヨハネスの唇が離れる。
「じゃあ食べてあげるね」
パクリと口に含まれてネトリと舌がうごくとその快感にあっというまに達してしまう。
「ひぁん!あ、ご、ごめん゛んっ」
びゅるびゅるとヨハネスの口の中に俺の精液が吐き出される。ヨハネスはそれをゴクリと飲み干すとペロペロと俺の陰茎を舐め回した。
「ん、ん゛っ。やめ、や、今敏感だからぁ」
吐精したせいで一瞬落ち着いた興奮が後ろの穴の中でまた指が動かされたせいで戻ってくる。
「はじめ、もう、いいかな?」
腹ばいにされ腰を持ち上げられる。振り返りピトリと当てられた巨大なヨハネスの一物を見て正気が戻る。
(俺のより全然でけぇ!!)
「ムリムリムリムリ!!そんなの入んない!」
逃げようともがくと強い力で腰をしっかりと掴まれて動けない。
「大丈夫。ね、もうこんなにひくひく欲しがってるから。ゆっくり、息吐いて」
そういうヨハネスを肯定するようにヒクヒクとヨハネスの一物にキスをする俺の入り口にヌプリヌプリと数回出し入れされこわばりが緩んでくる。
「や、なんか、変だから、ちょちょちょ!!」
指より圧倒的な存在感の肉棒がずずずっと奥へ侵入してくる。気持ちいいような怖いような身体が開かれていく感じに息が止まる。
(なんかなんか変!!)
「僕たちつがいだから、最後までしたら絶対きもちいいから、ね、もうすぐだからね、奥で受け止めてね。そしたらちゃんとつがえるから」
そう言ってさっきよりもリズムをあげてヨハネスが腰をふりだした。
(つがえるって?何?)
ずんずんと腰をふりたてられチカチカと視界に星が飛び始める。
(や、やばい、と、とぶ!)
意識を手放す寸前ヨハネスが低く唸った。
「うぅぅ、あぁぁ、だめだ、ごめん、はじめ、ごめん」
グルルと低い唸り声が耳元で響く。とすんと俺の顔の横に立てられたのは獣の足、に見える何か?
振り向くとそこには大きな大きなモフモフした・・・・
(へ・・・・いぬ?)
さっきまで後ろに居たのはヨハネスだったはず。
なのになんか大きな犬が、俺の背中にまたがってるんだけど?
(へ?へ?へ?どういうこと?)
唖然とする俺は尻の中にまだナニかが入ってるのに気づく。
ハァハァと舌を出して俺にのしかかる犬が動くと俺の中でナニかが動く。当然その正体に気がつくわけで。
(ちょっと待ってちょっと待て!!)
ずんずんとつかれ俺の奥まで犬のペニスが侵入してくる。
「や、やだ、やだ、ヨハネス!助けて!!」
いきなり犬にバックから突き立てられててることに気づいた俺はパニックになって無茶苦茶に手を振り回す。
ぐるるるる。
喉の奥から響く重低音の唸り声に恐怖心が掻き立てられる。枕に顔を押し当てて現実逃避にはしった俺の首後ろに突然鋭い痛みがはしった。
(激いてえ!!)
首の痛みに呼吸が止まった俺の奥をえぐるように犬は動きさらに奥の奥まで犯される。ぐりゅぐりゅと奥の壁をすられ俺はメス犬代わりに犯されてるんだって屈辱で涙が溢れる。
(なのに、なのに・・・・)
「あ、や、や、ややぁや!!あん、あっあぁん。ん゛ん゛ん゛」
何が嫌って、なんで俺は気持ちよくなってきてんの?犬が俺を突くたびにヨハネスに抱かれてたときよりもっと甘い声が俺から洩れる。
もう、気持ちよさの限界だとおもってんのに犬が腰を振り立てるたびに快感が俺の意識をふっとばす。
とうとう後ろからつかれていただけなのに俺は吐精してしまった。ビュルビュルと止まらない自分の精液が腹にぶつかる。同時に犬が腹の中で熱い大量の精液をぶちまけているのに気づく。温かい精液が俺の太ももへと漏れ溢れていく。
(最悪だ・・・・犬にやられてイッちまった)
がくりと頭をおとして枕がつめたくなるほどよだれをこぼしていることに気づいた。
(絶望しかねぇ。獣姦がきもちいいとか・・・・ド変態じゃん・・・・てかヨハネスどこだよ。背中から犬とってくれよ)
『気持ちよかった?はじめ』
優しくヨハネスがささやいてくる。頭に直接響くようなささやき声。
「いい悪いの問題じゃない。獣姦でロストバージンとかどんなディープなエロゲだよ」
『ごめん。はじめが可愛すぎてちょっと獣性が暴走しちゃった』
(・・・・)
「はぁっ?」
ぺろりとおれの頬を舐めるのは金色の瞳のでっかい犬。金太郎より野性味が強いピンと立った耳、りりしい面構えのヨハネスの髪色と同じ暗い金色の毛の犬。
『ごめんね。痛かった?でもちゃんとつがえたからこの姿でも意思疎通ができるんだよ』
ぐるぐると喉の奥から甘えるような音を立てる、犬。
でもたしかに俺に話しかけてきてる。頭の中に直接。
「俺の頭おかしくなったのか?それともヨハネスが犬で腹話術してるの?」
『だから僕だってば。僕ヨハネス。はじめと番になれてうれしいなぁ。すっごくかわいくて気持ちいいとか僕の番は最高だよ。はじめ、一生大事にするからね』
わふわふと顔をすりつけしっぽをふり、獣姿で喜びを顕にするのが本当にヨハネスらしいと理解した俺はベッドに沈み込んだ。
(何が何だか分からないけど、超疲れた)
手を伸ばした先にあるモフモフした毛皮。ヨハネスと同じ匂いで安心する。
(とりあえず無理。寝る。説教は後で……)
そして気を失うように眠った俺はそれから毎日デロデロに甘やかされちゃうんだけど、それはまた別のお話。
ちなみに本来の姫初めは1月2日の行事だと余計な情報をヤマトが送ってきたせいで1月2日も一日中甘く啼かされっぱなしになった俺はあったことないヤマトのことを絶対許さないって心に刻んだ。
(何だこの声?どっから出てんだよ!!)
さっきから自分の声じゃないみたいな甘い声が止められない。鼻にかかった高い声はまるで女の子で。
「やっやっ、だめぇ」
(気持ちよすぎてだめになるって!!やばい!なんだこれ?)
そんな俺の声を聞いてどう思ってるのか、背後からくちくちと俺の後ろの穴に指をいれ攻める彼は静かで、俺の羞恥心が煽られる。
どうなんだよ。男なのに初めて後ろをさわられてるのに、この圧倒的メス感。ありもしない子宮が疼くようで。奥までもっともっと奥まで欲しくて腰が揺れる。
( なんで!!俺どうしちゃったんだよ!!)
俺の意思に反してもじもじと動く腰が恥ずかしくて、恥ずかしくて、枕を抱き込んで顔をうずめた。
「はじめ」
つぷりと二本に増やされた指がさっきと違った刺激をあたえる。
思わず枕から顔を上げてはくはくと声を出さずに喘いでいたらカプリとうなじを噛まれた。ちりりとはしった痛みがとろけかけた意識を引きずり戻す。
「よ、はねsぅう」
後ろを向いて尻の状況を確認したかったのに途中で顎をすくわれ口を塞がれる。ヨハネスが俺を甘やかす舌使いで攻めてくるからまた意識が溶ける。
(だめ、んんんん)
さっきと違う場所をすられて走る甘い刺激にこらえていた声が溢れ出した。
「んん゛っつ。あぁあ゛ん。いやっいぃい」
なんだコレなんだコレなんだコレ!!
きゅうきゅうとヨハネスの指を締め付ける後ろの穴が恥ずかしくてヨハネスのことを見れない。
「ほんとかわいい」
耳元でヨハネスのかすれた声がささやく。
「ちゃんと中でいけるようにしてあげるね♡」
「ん゛ん!!」
また俺の中でぐにぐにと動きを変える指にはぁはぁと息が上がる。気持ちが良すぎて開いた口からよだれがたれてくる。みっともない。こんなのほんとに獣じゃん。
やばい。頭おかしくなってきてる。本当にヨハネスの頭にケモミミが見えるしなんならフサフサのしっぽまで見えるんだけど。おれまだ酔ってんのかな?
「ひゃぁん」
俺のいいところを見つけたヨハネスは執拗に一点を擦り攻めてくる。前立腺ってやつをこすられてるせいで俺の息子もガチガチで苦しい。必死に枕に顔を当てて腰をあげてるけど本当はもうイキたくてしかたがない。
自分で自分を触ろうとした手を抑えられて恨めがましくヨハネスを見てしまう。
「もう我慢できないの?」
うんうんとうなずくとふふふと笑って甘い顔でキスされた。ケモミミつけててもイケメンだなおい。やばい。やばい。男同士とかもうどうでもいい。超絶きもちいいんだけど。舌と舌をすり合わせてとろとろの快感がお腹の中をあつくする。舌で上から指で下から体の中をクチュクチュにかき回される感覚に興奮が高まる。気持ちよすぎて苦しいのに・・・・
(ヨハネスのキス美味しい)
ずっとキスしてたい。そう思った俺の気持ちも知らずヨハネスの唇が離れる。
「じゃあ食べてあげるね」
パクリと口に含まれてネトリと舌がうごくとその快感にあっというまに達してしまう。
「ひぁん!あ、ご、ごめん゛んっ」
びゅるびゅるとヨハネスの口の中に俺の精液が吐き出される。ヨハネスはそれをゴクリと飲み干すとペロペロと俺の陰茎を舐め回した。
「ん、ん゛っ。やめ、や、今敏感だからぁ」
吐精したせいで一瞬落ち着いた興奮が後ろの穴の中でまた指が動かされたせいで戻ってくる。
「はじめ、もう、いいかな?」
腹ばいにされ腰を持ち上げられる。振り返りピトリと当てられた巨大なヨハネスの一物を見て正気が戻る。
(俺のより全然でけぇ!!)
「ムリムリムリムリ!!そんなの入んない!」
逃げようともがくと強い力で腰をしっかりと掴まれて動けない。
「大丈夫。ね、もうこんなにひくひく欲しがってるから。ゆっくり、息吐いて」
そういうヨハネスを肯定するようにヒクヒクとヨハネスの一物にキスをする俺の入り口にヌプリヌプリと数回出し入れされこわばりが緩んでくる。
「や、なんか、変だから、ちょちょちょ!!」
指より圧倒的な存在感の肉棒がずずずっと奥へ侵入してくる。気持ちいいような怖いような身体が開かれていく感じに息が止まる。
(なんかなんか変!!)
「僕たちつがいだから、最後までしたら絶対きもちいいから、ね、もうすぐだからね、奥で受け止めてね。そしたらちゃんとつがえるから」
そう言ってさっきよりもリズムをあげてヨハネスが腰をふりだした。
(つがえるって?何?)
ずんずんと腰をふりたてられチカチカと視界に星が飛び始める。
(や、やばい、と、とぶ!)
意識を手放す寸前ヨハネスが低く唸った。
「うぅぅ、あぁぁ、だめだ、ごめん、はじめ、ごめん」
グルルと低い唸り声が耳元で響く。とすんと俺の顔の横に立てられたのは獣の足、に見える何か?
振り向くとそこには大きな大きなモフモフした・・・・
(へ・・・・いぬ?)
さっきまで後ろに居たのはヨハネスだったはず。
なのになんか大きな犬が、俺の背中にまたがってるんだけど?
(へ?へ?へ?どういうこと?)
唖然とする俺は尻の中にまだナニかが入ってるのに気づく。
ハァハァと舌を出して俺にのしかかる犬が動くと俺の中でナニかが動く。当然その正体に気がつくわけで。
(ちょっと待ってちょっと待て!!)
ずんずんとつかれ俺の奥まで犬のペニスが侵入してくる。
「や、やだ、やだ、ヨハネス!助けて!!」
いきなり犬にバックから突き立てられててることに気づいた俺はパニックになって無茶苦茶に手を振り回す。
ぐるるるる。
喉の奥から響く重低音の唸り声に恐怖心が掻き立てられる。枕に顔を押し当てて現実逃避にはしった俺の首後ろに突然鋭い痛みがはしった。
(激いてえ!!)
首の痛みに呼吸が止まった俺の奥をえぐるように犬は動きさらに奥の奥まで犯される。ぐりゅぐりゅと奥の壁をすられ俺はメス犬代わりに犯されてるんだって屈辱で涙が溢れる。
(なのに、なのに・・・・)
「あ、や、や、ややぁや!!あん、あっあぁん。ん゛ん゛ん゛」
何が嫌って、なんで俺は気持ちよくなってきてんの?犬が俺を突くたびにヨハネスに抱かれてたときよりもっと甘い声が俺から洩れる。
もう、気持ちよさの限界だとおもってんのに犬が腰を振り立てるたびに快感が俺の意識をふっとばす。
とうとう後ろからつかれていただけなのに俺は吐精してしまった。ビュルビュルと止まらない自分の精液が腹にぶつかる。同時に犬が腹の中で熱い大量の精液をぶちまけているのに気づく。温かい精液が俺の太ももへと漏れ溢れていく。
(最悪だ・・・・犬にやられてイッちまった)
がくりと頭をおとして枕がつめたくなるほどよだれをこぼしていることに気づいた。
(絶望しかねぇ。獣姦がきもちいいとか・・・・ド変態じゃん・・・・てかヨハネスどこだよ。背中から犬とってくれよ)
『気持ちよかった?はじめ』
優しくヨハネスがささやいてくる。頭に直接響くようなささやき声。
「いい悪いの問題じゃない。獣姦でロストバージンとかどんなディープなエロゲだよ」
『ごめん。はじめが可愛すぎてちょっと獣性が暴走しちゃった』
(・・・・)
「はぁっ?」
ぺろりとおれの頬を舐めるのは金色の瞳のでっかい犬。金太郎より野性味が強いピンと立った耳、りりしい面構えのヨハネスの髪色と同じ暗い金色の毛の犬。
『ごめんね。痛かった?でもちゃんとつがえたからこの姿でも意思疎通ができるんだよ』
ぐるぐると喉の奥から甘えるような音を立てる、犬。
でもたしかに俺に話しかけてきてる。頭の中に直接。
「俺の頭おかしくなったのか?それともヨハネスが犬で腹話術してるの?」
『だから僕だってば。僕ヨハネス。はじめと番になれてうれしいなぁ。すっごくかわいくて気持ちいいとか僕の番は最高だよ。はじめ、一生大事にするからね』
わふわふと顔をすりつけしっぽをふり、獣姿で喜びを顕にするのが本当にヨハネスらしいと理解した俺はベッドに沈み込んだ。
(何が何だか分からないけど、超疲れた)
手を伸ばした先にあるモフモフした毛皮。ヨハネスと同じ匂いで安心する。
(とりあえず無理。寝る。説教は後で……)
そして気を失うように眠った俺はそれから毎日デロデロに甘やかされちゃうんだけど、それはまた別のお話。
ちなみに本来の姫初めは1月2日の行事だと余計な情報をヤマトが送ってきたせいで1月2日も一日中甘く啼かされっぱなしになった俺はあったことないヤマトのことを絶対許さないって心に刻んだ。
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