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おまけの話(らぶえっち本番編3)
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快楽を知ってしまった穴の入口が、何かを誘うようにヒクヒクと震えている。
誘いを察したゆう君の硬くて熱くて太いのが、ゆっくりと私の穴に侵入してきた。
初めて貫かれた時のような勢いや痛みは無い。
圧迫感で私の身体が緊張するたびに、優しいキスや淫らなキスで緊張を解される。
トン、と一番奥を突かれた時には、緊張による身体の強張りはすっかり無くなっていた。
それどころか、むしろ気持ちいい。
「陽奈……」
ゆう君に、ぎゅッと身体を抱きしめられる。
「気持ち、よすぎ。ごめんな、陽奈は痛いのに」
「ゆう君……私も、気持ちいい……」
「っ!」
「ァンッ」
私のナカで、硬くて熱くて太いゆう君のにググッと力が入り大きくなったような気がした。
「陽奈、あんまり可愛いこと言わないで。俺、すぐにダメになりそう」
普段しっかりしているゆう君が、ダメに?
「ゆう君がダメになるところ、たくさん見せて」
「っ、だからそうやって可愛く煽らないでっ」
「え、あっ、んんッ」
ゆう君の硬くて熱くて太いのが、ズチュ……と音を立てながら私のナカの壁を擦り始めた。
すぐにダメになりそうって、ゆう君は言ってたのに。
奥の方をズンズン突かれて目の前がチカチカしてしまった私には、ダメになったゆう君を見る余裕が全然ない。
ゆう君が小さく呻いた直後にお腹の奥が熱くなった瞬間、幸福感に包まれて涙が零れたことだけは辛うじて憶えている。
「服、着ないと……」
くたくたの身体に鞭打って起きようとした、のに。
ゆう君の腕に包まれて身体を閉じ込められてしまった。
まるで、腕枕をされながら抱きしめられているように。
「疲れただろ、このまま少し寝たら。ディナーの時間には間に合うように起こすから」
小さな子どもを寝かしつけるように私の頭を撫でて、ゆう君はまた私を甘やかそうとする。
でもね、ゆう君。
婚姻届を出す記念の日だから、と言って事前にゆう君が予約してくれたレストランに間に合えばいいだけじゃなくて……
「かのこおばさん達がいつ帰ってくるか分からないでしょ?」
義父母が帰ってきた時に裸でいるわけにはいかない。
「大丈夫、今日は佐藤さんの家に行ってるから。あの家に行くと少なくとも夜8時までは帰って来ない」
――あれ?
「ゆう君、いつ親が帰ってくるか分からないから、声抑えてって言ってたよね」
悪戯っぽい表情で、ゆう君が笑った。
「ごめんな、陽奈が可愛くて、つい」
いつ帰ってくるか分からないって、嘘だったの!?
自分が嘘つかれるのは大嫌いなくせに!?
ぷぅと思いきり頬を膨らませる。
私は怒っているぞと、ゆう君を威嚇するように。
「陽奈、可愛い」
ゆう君は嬉しそうに目を細めて、私の事をギュッと抱きしめた。
今のが可愛いって、ゆう君、なぜ!?
ゆう君は、可愛いの基準が特殊なのかな。
ずっと好きだったゆう君から可愛いとたくさん言われて結婚できるなんて。
人生って、本当に何が起こるかわからない。
座薬を自分でお尻に挿入しようとしていたら、初恋の幼馴染に「大丈夫?」と声をかけられ末永く溺愛されました。
【完】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【あとがき】
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
なんだかおまけのさらにおまけの話が一番長くなってしまい恐縮です……。
この話の他にもいくつか小説を投稿していますので、もしよかったら作者名「弓はあと」で検索してみてください。
お時間がありましたら閲覧していただけると嬉しいです。
今後もどうぞ末永くよろしくお願いいたします♪
誘いを察したゆう君の硬くて熱くて太いのが、ゆっくりと私の穴に侵入してきた。
初めて貫かれた時のような勢いや痛みは無い。
圧迫感で私の身体が緊張するたびに、優しいキスや淫らなキスで緊張を解される。
トン、と一番奥を突かれた時には、緊張による身体の強張りはすっかり無くなっていた。
それどころか、むしろ気持ちいい。
「陽奈……」
ゆう君に、ぎゅッと身体を抱きしめられる。
「気持ち、よすぎ。ごめんな、陽奈は痛いのに」
「ゆう君……私も、気持ちいい……」
「っ!」
「ァンッ」
私のナカで、硬くて熱くて太いゆう君のにググッと力が入り大きくなったような気がした。
「陽奈、あんまり可愛いこと言わないで。俺、すぐにダメになりそう」
普段しっかりしているゆう君が、ダメに?
「ゆう君がダメになるところ、たくさん見せて」
「っ、だからそうやって可愛く煽らないでっ」
「え、あっ、んんッ」
ゆう君の硬くて熱くて太いのが、ズチュ……と音を立てながら私のナカの壁を擦り始めた。
すぐにダメになりそうって、ゆう君は言ってたのに。
奥の方をズンズン突かれて目の前がチカチカしてしまった私には、ダメになったゆう君を見る余裕が全然ない。
ゆう君が小さく呻いた直後にお腹の奥が熱くなった瞬間、幸福感に包まれて涙が零れたことだけは辛うじて憶えている。
「服、着ないと……」
くたくたの身体に鞭打って起きようとした、のに。
ゆう君の腕に包まれて身体を閉じ込められてしまった。
まるで、腕枕をされながら抱きしめられているように。
「疲れただろ、このまま少し寝たら。ディナーの時間には間に合うように起こすから」
小さな子どもを寝かしつけるように私の頭を撫でて、ゆう君はまた私を甘やかそうとする。
でもね、ゆう君。
婚姻届を出す記念の日だから、と言って事前にゆう君が予約してくれたレストランに間に合えばいいだけじゃなくて……
「かのこおばさん達がいつ帰ってくるか分からないでしょ?」
義父母が帰ってきた時に裸でいるわけにはいかない。
「大丈夫、今日は佐藤さんの家に行ってるから。あの家に行くと少なくとも夜8時までは帰って来ない」
――あれ?
「ゆう君、いつ親が帰ってくるか分からないから、声抑えてって言ってたよね」
悪戯っぽい表情で、ゆう君が笑った。
「ごめんな、陽奈が可愛くて、つい」
いつ帰ってくるか分からないって、嘘だったの!?
自分が嘘つかれるのは大嫌いなくせに!?
ぷぅと思いきり頬を膨らませる。
私は怒っているぞと、ゆう君を威嚇するように。
「陽奈、可愛い」
ゆう君は嬉しそうに目を細めて、私の事をギュッと抱きしめた。
今のが可愛いって、ゆう君、なぜ!?
ゆう君は、可愛いの基準が特殊なのかな。
ずっと好きだったゆう君から可愛いとたくさん言われて結婚できるなんて。
人生って、本当に何が起こるかわからない。
座薬を自分でお尻に挿入しようとしていたら、初恋の幼馴染に「大丈夫?」と声をかけられ末永く溺愛されました。
【完】
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【あとがき】
最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。
なんだかおまけのさらにおまけの話が一番長くなってしまい恐縮です……。
この話の他にもいくつか小説を投稿していますので、もしよかったら作者名「弓はあと」で検索してみてください。
お時間がありましたら閲覧していただけると嬉しいです。
今後もどうぞ末永くよろしくお願いいたします♪
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