【R18】自分でお尻に挿入しようとしていたら、初恋のハイスぺ幼馴染に「大丈夫?」と声をかけられ溺愛されました。

弓はあと

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 痛みを訴える私の声に驚いたのか、ゆう君の身体がビクッと固まった。
 私の前の穴は、ゆう君が挿入したモノによる圧迫感が凄い。

「ご、ごめんっ! そんなに痛かったか」
「ぁああっ、んっ!」

 ズルリ、と引き抜かれる感覚でさえ、今の私には痛いくらいの刺激。
 涙がポロポロ零れてしまう。

「痛いよぅ……」
「傷になってないか、見せて」

 私の両膝を掴んで少し開いたところを、ゆう君が覗き込む。
 思いっきり、顔を近づけて。

「血は出てるけど……、傷にはなってなさそうかな」

 あまりの出来事に、涙が一瞬で止まった。
 慌てて股間を手で隠そうとしたのに、両手ともゆう君の手に捕まって指を絡められてしまう。

「やだっ、見ちゃダメ、ゆう君。結婚する相手にしか見せちゃダメって言ったのは、ゆう君だよ」
「陽奈……俺じゃ、ダメかな。結婚する相手」

 え……?

「ゆ、ゆう君? 別に私の大事なところを見たからって責任取る必要なんて無いよ」
「責任なんかじゃない。陽奈が好きだから結婚したい」

 いきなりの展開に、頭の中が大混乱。

「一昨日の誕生日に告白しようと思ってプレゼントを渡したとき、貰えないって断られて告白するまでもなく振られたのは分かってるけど」

 え、え、え???

「やっぱり諦められない。陽奈が、好きだ。ずっとずっと、陽奈が生まれた時から、ずっと好きだった」

 なんてことだろう、少し前まで痔の座薬が入らなくて奮闘していた私なのに。

「陽奈、結婚しよう。陽奈は、俺と結婚するの嫌?」

 今、長年片思いをしてきた初恋の人からプロポーズをされている。

 嬉しい……けど、いろんな意味で、恥ずかしい。

「私もゆう君の事が好きだから、結婚するのは嫌じゃ、ない。股間に向かって話されてるのは、ちょっと嫌だけど」
「あ……、ごめん。告白なんてしたの初めてだから、目を合わせるのがなんか恥ずかしくて」

 ゆう君、股間を見られている私の方が、遥かに恥ずかしいと思うよ。

 上半身を起こして座ったゆう君に、頭を優しく撫でられた。

「明日、陽奈のご両親が夜勤から戻ったら結婚することを報告しよう。プロポーズは改めて明日の夜にきちんとさせてほしい。それにデートも、これからたくさんしよう」

 ゆう君、普通はデートをたくさんしてからプロポーズして両親への挨拶では?

 そんな疑問が頭に浮かんだけれど、ニコ、とゆう君に微笑まれ、普通じゃなくてもまぁいいか、と浮かんだ疑問はフッと消えていった。





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