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9(陽奈の心の声無しバージョン)
しおりを挟む※前の話と内容はまったく同じになりますので、読み飛ばしていただいて差し支えありません。
9話(陽奈の心の声無しバージョン)です。
9話のセリフはそのまま。
地の文は大幅に削除&修正しています。
陽奈の心の声が無かったらどんな感じかなぁ、と思いつきで書いてしまいました……。
お気に入りが激減しないか、心配……。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「ゆう、くん……な、んで……ゆび……?」
「陽奈が可愛いこと言ったりするから」
とろとろの蜜を指で掻き混ぜられ、陽奈の蜜壺が熱く滾っていく。
敏感な陰核を軽く押し潰されながら捏ねられ、愉悦の証とも言える蜜が溢れ出て止まらない。
「蕩けるくらい、たくさん解してあげたくなった」
ふたりの他に誰もいない静かな家の中で、グチュグチュと卑猥な音と官能的な陽奈の嬌声が甘く響いている。
前と後ろの穴を指で責められ、快感に震える陽奈の身体。
何度も、何度も。
感じていることを隠しきれず、淫らに揺れた。
「……ゆび……ィ、ャ……」
「指、嫌? さっき触ったらきゅうッて締まったこの辺りは? ここも嫌?」
蜜壺の浅いところを擦ると、ビクンッと陽奈の身体が大きく跳ねる。
快楽を憶えさせるように同じところを執拗に撫でていると、とろぉ……と蜜口から次から次へと新たな蜜が零れてきた。
「ゆ、くんッ、だめっ、ァンッ、らめっえっ」
「本当に、ダメ? こんなに可愛く腰を揺らしてるのに?」
言葉では拒絶しているのに、ヌルヌルに蕩けてきた陽奈の身体は節くれ立った男の指を増やしても難なくそれを咥え込む。
長い指が身体のナカで蠢くたびに、陽奈の身体がビクビクと蠱惑的に揺れた。
まるで男の興奮を誘っているかのように。
「ャ、も、おかし、な、ちゃ……からぁ……」
「おかしくなって、いいよ」
今でさえ妖艶な陽奈の姿。
おかしくなったら、いったいどうなってしまうのだろう。
「ゆぅ、くん、の……、ほし、ぃの……」
「っ! 陽奈、俺の、欲しい……?」
彼女は気付いているのだろうか。
男の理性を吹き飛ばす爆弾のスイッチに、手をかけてしまったことに。
「ゆび、じゃ……ない、の……を、いれ、て……ゆ、くん」
「ダメだよ……陽奈……」
「おね、がい……ゆぅ、く……」
「陽奈に、痛い思いをさせたくない……」
陽奈が爆弾のスイッチを、チョンチョン指でつついてくる。
今にも押してしまいそうで、怖い。
「痛く、て、い、から……おね、が、ぃ……」
「本当に……いいのか……陽奈……?」
「い、いの……奥、まで、入れ、て……」
あっけなく爆弾が投下されて、理性が粉々に打ち砕かれた。
続いてミサイルの発射準備が始まる。
「奥……まで……?」
「ん……ゆ、くん、の……いれ、て……」
可愛らしい最高司令官から、ミサイル発射の最終命令が下された。
理性が消し飛んだ男には、もう抗う事ができない。
「陽奈、挿れる、よ……」
「ゆぅ、くん……」
ふたりの唇が重なる。
柔らかい、愛しい人の唇の感触。
「陽奈、好きだ……」
長年の想いが伝えられると、発令に従って欲望の塊という名のミサイルが勢いよく発射された。
「ィッタァ――ッ!!」
静かな夜に、最高司令官の絶叫が響く。
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