15 / 28
プロハーレムマスター(笑)編
現役アイドルとの甘いデート
しおりを挟む
珍しくその日は、予定が空いていたので朝からやっと勉強できると思っていたら、大迫留理の襲撃があった。
「お兄さま~!服買って~!」
「この間買ってやったばかりじゃんか!」
「でも秋の新作も出ているしぃ。」
「まだ夏なのに、秋の新作かよ、わけわかめ。」
時々留理は俺に服を買わせる。インステでは、どうもファッションリーダーとして知られ、カリスマ的な存在としてかなりのフォロワーがいるらしい。ネットの連中はどうせ、CM会社からもらっているんだとか、単なる宣伝のための服飾ブランドの試供品だとか、芸能事務所が与えているんだとか、はたまた太いパパでもいるのではないかと様々な憶測を呼んでいるらしい。パパではなく俺が買わされてるだけだけどな。
「へへ、今日は、こんな感じで変装して見ました~!」
今日は、ちょっとお姉さん風で、まあ大学生に見えないこともない。ただ、よく見るとえらい若いことがわかるけど。しかしメイクって怖い。ウィグをつけてサングラスをして、高めのヒールなんかで、全然アイドルだとわからん。
「私だって、親でもわからないんだもん、コアなファンでも見破れないよ。」
まあ、そうかもな。俺的には、面倒なんで、外商の人にお願いすることが多いけど、やっぱり足で探したいということで、時々付き合わされるんだよね。正直めんどい。
いつものように2、3軒回っていたら、ポツポツ降ってきた。うーん、にわか雨かと思っていたら、一気に、天気が崩れて豪雨になった。
「うわーヒッドイ雨!せっかくのお兄さまとのデートなのに。」
「まあ、デートじゃないんですけどね。」
さっきまで、晴れていたのに、いきなりの雨だ。現役アイドルは俺の手をとって走り出した。まあ、普通だったら羨ましいって思うかもしれないけど、まあ、妹みたいなもんだからね。すると、留理が立ち止まった。
「ねえ、休んで行こうか。」
するとそこは、いわゆるそういうホテルの前だった。
「ば、ばか、おま!」
「お兄さま、違うんだって。今日この格好だから、誰も変に思わないだろうし、カラオケもできるっていうし、一度入って見たかったんだ~。でもこういうことって一人で来られないし。ねお願い。」
「ま、おまえとじゃ。そんなことにもならないだろうしな。いいぜ。」
俺たちは、部屋に入った。中は案外広くて清潔だった。まあ、値段も結構したからね。
さっとシャワーを浴びたら、カラオケタイムだ。
「今日はお兄さまのためだけのコンサート!ルリルリタイムだよー!」
留理は自分の曲を選ぶと、俺のためだけにミニコンサートをしてくれた。こんな現役アイドルに、身近で歌ってもらえるなんて、ある人々からとってすれば、信じられないほど、凄いことなんだろうな、と俺は思った。しかも、かなり上手で留理のくせに可愛い。俺はさすがアイドルだけのことはあるなぁーと留理をちょと見直した。
「どうしたの。お兄さま、にやにやして。」
「いや、実は留理も結構アイドルしてたんだな、って思うとおかしくて。」
「ああ、ひどーい。私は、超絶美形なアイドルなんだから、いーだ。」
可愛く、イーと舌をだしているところもなかなか様になっている。
「さあ、お兄さまも歌って歌って。」
俺はカラオケはあまり好きではないが、どうせ、ここには俺と留理しかいないんだし、練習だと思ってと、かなり歌って疲れた。
「はい、お兄さま、オレンジジュース。」
「お、気がきくな、サンキュー!」
オレンジジュースを飲み干した途端、留理がにやりと笑った。ま、まさか。
「くくく、お兄さま。脇が甘い。ついに仕留めましたわ。留理ちゃんの華麗なるニート生活大大チャーンス!」
留理は、俺にもたれかかると、俺のシャツのボタンを脱がせ始めた。そして、スンスンと俺の匂いを嗅ぎ始めた。
「ああ、お兄さまの匂い、たぎる~!」
そして手は俺のジーンズへと。俺、大ピンチ!
するとドアがバン!と開いた。
「そこまでですわ!」
そこには、紗羅が顔を般若のようにして立っていた。
「ど、どうして・・・・・。完璧な作戦だと思ったのに・・・・・。」
呆然とする留理。
「それは、ボクから説明させてヨ。」
輝が得意そうにひょこっと紗羅の後ろから顔をのぞかせた。
「本妻の紗羅お姉さんとの取引で、いろいろ動いてたんだヨ、ボク。」
「ふふふ、言ったじゃないですか。マスコミは使えるって。」
「まず、シェンパイの携帯、GPSをトラッキングしております!」
な、なんだってー!俺の位置情報が筒抜けだったのか。おお、あぶね、オタクのちょっとヤバ目の店行かなくてよかったーセーフ!
「ちなみに、孝様が先日お買いになった、イヤラシイゲームは、全てこちらで処分させていただきました。」
バレてたー!この後どんな仕打ちになるかーーーーーーーー。
「とはいえ、この状況を使わない手はありませんねえ。」
ハラリと服を脱ぎ出す紗羅。
「ここで、既成事実を作ってしまえば・・・・ふふふ。」
「えーひ、ひどい。私が、ここまでお膳立てしたのに。」
「私の下につけば、輝さんの次ぐらいに、孝様を味わわせてあげてもよくてよ。」
ゴクリ、と留理が喉をならす。
「どうせあなたは、楽な生活がしたいんでしょう?させてあげますわ。本妻の邪魔さえせず、わきまえて生活したら、そうですね。年間5億程度は差し上げても良くてよ。」
「奥様、お願いいたします。」
すぐ転びやがった。
輝も嬉々として服を脱ぎ出した。
「しぇんぱーい、悪く思わないでね。ボク、こんなんだからうまくできる自信ないけど、紗羅様のナイスボディもあるし、ちゃんとできるよね。」
何をだ!15禁を超えてしまうぞ!!!
「くくく、俺には秘密兵器がいるのだ!霞!カモーン!」
ところが霞も入ってきてもじもじ服を脱ぎ出した。なんですとーーー!!!!し、しまった忘れてた。こいつの使命は妾になることであって、俺のボディガードは二の次さんの次だった~!!!!
「し、しかたがない。奥の手だ。楓、いるんだろう!大きな貸しになるぞ。20でどうだ。」
「30で。」
「25。」
「30で。」
「ああ、わかった俺を助けろ!」
そこで、ゆらりと、霞が立ち上がった。下着でも迫力が違う。
「させませんわ!」
しかし、その時、閃光弾が炸裂。すぐに、その後、ガスが部屋に充満した。
さすがの、霞もなにもできず俺は助けられた。しかし、いきなりの光で、目が眩んでいる。
「たかくん。大丈夫。休んで行く?」
「・・・・・・いえ。もう結構です。」
楓に手を引かれて俺は、そういえば、小学校の時もこいつに助けてもらったことあったよなあと懐かしく思うのだった。
「なあ、楓。俺のこと噛んだあの犬から、お前助けてくれたよな。覚えてるか。」
「もちろん。かわいそうにあの犬、あの後、すっかり歯がガタガタになって、柔らかいものしか食べられなくなったのよ。」
俺は何があっても楓だけは敵にすまいとブルブル震えるのだった。
「お兄さま~!服買って~!」
「この間買ってやったばかりじゃんか!」
「でも秋の新作も出ているしぃ。」
「まだ夏なのに、秋の新作かよ、わけわかめ。」
時々留理は俺に服を買わせる。インステでは、どうもファッションリーダーとして知られ、カリスマ的な存在としてかなりのフォロワーがいるらしい。ネットの連中はどうせ、CM会社からもらっているんだとか、単なる宣伝のための服飾ブランドの試供品だとか、芸能事務所が与えているんだとか、はたまた太いパパでもいるのではないかと様々な憶測を呼んでいるらしい。パパではなく俺が買わされてるだけだけどな。
「へへ、今日は、こんな感じで変装して見ました~!」
今日は、ちょっとお姉さん風で、まあ大学生に見えないこともない。ただ、よく見るとえらい若いことがわかるけど。しかしメイクって怖い。ウィグをつけてサングラスをして、高めのヒールなんかで、全然アイドルだとわからん。
「私だって、親でもわからないんだもん、コアなファンでも見破れないよ。」
まあ、そうかもな。俺的には、面倒なんで、外商の人にお願いすることが多いけど、やっぱり足で探したいということで、時々付き合わされるんだよね。正直めんどい。
いつものように2、3軒回っていたら、ポツポツ降ってきた。うーん、にわか雨かと思っていたら、一気に、天気が崩れて豪雨になった。
「うわーヒッドイ雨!せっかくのお兄さまとのデートなのに。」
「まあ、デートじゃないんですけどね。」
さっきまで、晴れていたのに、いきなりの雨だ。現役アイドルは俺の手をとって走り出した。まあ、普通だったら羨ましいって思うかもしれないけど、まあ、妹みたいなもんだからね。すると、留理が立ち止まった。
「ねえ、休んで行こうか。」
するとそこは、いわゆるそういうホテルの前だった。
「ば、ばか、おま!」
「お兄さま、違うんだって。今日この格好だから、誰も変に思わないだろうし、カラオケもできるっていうし、一度入って見たかったんだ~。でもこういうことって一人で来られないし。ねお願い。」
「ま、おまえとじゃ。そんなことにもならないだろうしな。いいぜ。」
俺たちは、部屋に入った。中は案外広くて清潔だった。まあ、値段も結構したからね。
さっとシャワーを浴びたら、カラオケタイムだ。
「今日はお兄さまのためだけのコンサート!ルリルリタイムだよー!」
留理は自分の曲を選ぶと、俺のためだけにミニコンサートをしてくれた。こんな現役アイドルに、身近で歌ってもらえるなんて、ある人々からとってすれば、信じられないほど、凄いことなんだろうな、と俺は思った。しかも、かなり上手で留理のくせに可愛い。俺はさすがアイドルだけのことはあるなぁーと留理をちょと見直した。
「どうしたの。お兄さま、にやにやして。」
「いや、実は留理も結構アイドルしてたんだな、って思うとおかしくて。」
「ああ、ひどーい。私は、超絶美形なアイドルなんだから、いーだ。」
可愛く、イーと舌をだしているところもなかなか様になっている。
「さあ、お兄さまも歌って歌って。」
俺はカラオケはあまり好きではないが、どうせ、ここには俺と留理しかいないんだし、練習だと思ってと、かなり歌って疲れた。
「はい、お兄さま、オレンジジュース。」
「お、気がきくな、サンキュー!」
オレンジジュースを飲み干した途端、留理がにやりと笑った。ま、まさか。
「くくく、お兄さま。脇が甘い。ついに仕留めましたわ。留理ちゃんの華麗なるニート生活大大チャーンス!」
留理は、俺にもたれかかると、俺のシャツのボタンを脱がせ始めた。そして、スンスンと俺の匂いを嗅ぎ始めた。
「ああ、お兄さまの匂い、たぎる~!」
そして手は俺のジーンズへと。俺、大ピンチ!
するとドアがバン!と開いた。
「そこまでですわ!」
そこには、紗羅が顔を般若のようにして立っていた。
「ど、どうして・・・・・。完璧な作戦だと思ったのに・・・・・。」
呆然とする留理。
「それは、ボクから説明させてヨ。」
輝が得意そうにひょこっと紗羅の後ろから顔をのぞかせた。
「本妻の紗羅お姉さんとの取引で、いろいろ動いてたんだヨ、ボク。」
「ふふふ、言ったじゃないですか。マスコミは使えるって。」
「まず、シェンパイの携帯、GPSをトラッキングしております!」
な、なんだってー!俺の位置情報が筒抜けだったのか。おお、あぶね、オタクのちょっとヤバ目の店行かなくてよかったーセーフ!
「ちなみに、孝様が先日お買いになった、イヤラシイゲームは、全てこちらで処分させていただきました。」
バレてたー!この後どんな仕打ちになるかーーーーーーーー。
「とはいえ、この状況を使わない手はありませんねえ。」
ハラリと服を脱ぎ出す紗羅。
「ここで、既成事実を作ってしまえば・・・・ふふふ。」
「えーひ、ひどい。私が、ここまでお膳立てしたのに。」
「私の下につけば、輝さんの次ぐらいに、孝様を味わわせてあげてもよくてよ。」
ゴクリ、と留理が喉をならす。
「どうせあなたは、楽な生活がしたいんでしょう?させてあげますわ。本妻の邪魔さえせず、わきまえて生活したら、そうですね。年間5億程度は差し上げても良くてよ。」
「奥様、お願いいたします。」
すぐ転びやがった。
輝も嬉々として服を脱ぎ出した。
「しぇんぱーい、悪く思わないでね。ボク、こんなんだからうまくできる自信ないけど、紗羅様のナイスボディもあるし、ちゃんとできるよね。」
何をだ!15禁を超えてしまうぞ!!!
「くくく、俺には秘密兵器がいるのだ!霞!カモーン!」
ところが霞も入ってきてもじもじ服を脱ぎ出した。なんですとーーー!!!!し、しまった忘れてた。こいつの使命は妾になることであって、俺のボディガードは二の次さんの次だった~!!!!
「し、しかたがない。奥の手だ。楓、いるんだろう!大きな貸しになるぞ。20でどうだ。」
「30で。」
「25。」
「30で。」
「ああ、わかった俺を助けろ!」
そこで、ゆらりと、霞が立ち上がった。下着でも迫力が違う。
「させませんわ!」
しかし、その時、閃光弾が炸裂。すぐに、その後、ガスが部屋に充満した。
さすがの、霞もなにもできず俺は助けられた。しかし、いきなりの光で、目が眩んでいる。
「たかくん。大丈夫。休んで行く?」
「・・・・・・いえ。もう結構です。」
楓に手を引かれて俺は、そういえば、小学校の時もこいつに助けてもらったことあったよなあと懐かしく思うのだった。
「なあ、楓。俺のこと噛んだあの犬から、お前助けてくれたよな。覚えてるか。」
「もちろん。かわいそうにあの犬、あの後、すっかり歯がガタガタになって、柔らかいものしか食べられなくなったのよ。」
俺は何があっても楓だけは敵にすまいとブルブル震えるのだった。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
学年一の不良が図書館で勉強してた。
山法師
恋愛
春休み。4月になったら高校2年になる成川光海(なりかわみつみ)は、2年の予習をしようと、図書館に来た。そしてそこで、あり得ないものを見る。
同じクラスの不良、橋本涼(はしもとりょう)が、その図書館で、その学習席で、勉強をしていたのだ。
「勉強、教えてくんねぇ?」
橋本に頼まれ、光海は渋々、橋本の勉強を見ることに。
何が、なんで、どうしてこうなった。
光海がそう思う、この出会いが。入学して、1年経っての初の関わりが。
光海の人生に多大な影響を及ぼすとは、当の本人も、橋本も、まだ知らない。
◇◇◇◇◇◇◇◇
なるべく調べて書いていますが、設定に緩い部分が少なからずあります。ご承知の上、温かい目でお読みくださると、有り難いです。
◇◇◇◇◇◇◇◇
他サイトでも掲載しています。
王子殿下の慕う人
夕香里
恋愛
エレーナ・ルイスは小さい頃から兄のように慕っていた王子殿下が好きだった。
しかし、ある噂と事実を聞いたことで恋心を捨てることにしたエレーナは、断ってきていた他の人との縁談を受けることにするのだが──?
「どうして!? 殿下には好きな人がいるはずなのに!!」
好きな人がいるはずの殿下が距離を縮めてくることに戸惑う彼女と、我慢をやめた王子のお話。
※小説家になろうでも投稿してます
本日、私の大好きな幼馴染が大切な姉と結婚式を挙げます
結城芙由奈
恋愛
本日、私は大切な人達を2人同時に失います
<子供の頃から大好きだった幼馴染が恋する女性は私の5歳年上の姉でした。>
両親を亡くし、私を養ってくれた大切な姉に幸せになって貰いたい・・・そう願っていたのに姉は結婚を約束していた彼を事故で失ってしまった。悲しみに打ちひしがれる姉に寄り添う私の大好きな幼馴染。彼は決して私に振り向いてくれる事は無い。だから私は彼と姉が結ばれる事を願い、ついに2人は恋人同士になり、本日姉と幼馴染は結婚する。そしてそれは私が大切な2人を同時に失う日でもあった―。
※ 本編完結済。他視点での話、継続中。
※ 「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています
※ 河口直人偏から少し大人向けの内容になります
粗暴で優しい幼馴染彼氏はおっとり系彼女を好きすぎる
春音優月
恋愛
おっとりふわふわ大学生の一色のどかは、中学生の時から付き合っている幼馴染彼氏の黒瀬逸希と同棲中。態度や口は荒っぽい逸希だけど、のどかへの愛は大きすぎるほど。
幸せいっぱいなはずなのに、逸希から一度も「好き」と言われてないことに気がついてしまって……?
幼馴染大学生の糖度高めなショートストーリー。
2024.03.06
イラスト:雪緒さま
旦那の真実の愛の相手がやってきた。今まで邪魔をしてしまっていた妻はお祝いにリボンもおつけします
暖夢 由
恋愛
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
---------------------------------------------
※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
王妃の仕事なんて知りません、今から逃げます!
gacchi
恋愛
側妃を迎えるって、え?聞いてないよ?
王妃の仕事が大変でも頑張ってたのは、レオルドが好きだから。
国への責任感?そんなの無いよ。もういい。私、逃げるから!
12/16加筆修正したものをカクヨムに投稿しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる