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しおりを挟む「薬だ。手に取って自分で慣らせ」
ガラス容器に入った透明の液体。手へ出すとひんやり冷たくぬるっとしている。
少女は大きく息をつき、意を決したように座ったままおずおずとパンツの中へ手を入れ秘部を触る。冷たい薬が自分の熱で生温かく馴染む。滑らかになったソコを自分の指で数回擦った。
一番敏感な急所を触れるのは怖くて、最初は陰部全体に薬を馴染ませるように撫でまわした。次第に薬とは別に、秘部より熱い蜜がとろっと溢れてくるのが分かった。そこまでくると、媚薬の効果が出てきたのか体全体が熱く、頭もぽーっとして思考を鈍らされているのが分かる。
その様子を腕を組んで見つめるレギウス。媚薬で思考が鈍りながらも、恥ずかしさのあまり、たどたどしくなる指。彼を伺うように目線を上げると、厳しい目つきの彼とばちっと目が合う。
「生ぬるいな」
慣らす様子を見ていたレギウスが、一言吐き捨て短くため息をつく。
「下着も脱がずにそれで慣らしているつもりか。ちゃんとやらないと痛い思いをすることになるぞ。それとも、俺を受け入れるにはそんな児戯で事足りると?」
怒られていると思ったのか、ミーアは泣きそうになりながら謝るしかなかった。
「……っご、ごめんなさい」
ミーアという少女だと思って接すると、どうしても居た堪れさに苛まれる。淫魔だと思いこんでしまった方が楽だ。
しかし、目の前の少女があまりに健気なため、そう易々と淫魔だとは思い込ませてくれないのが、これまた難儀。
心頭滅却。
そうだ、淡々とこなさなくては。この行為には種族の未来がかかってる。
彼女がいくら幼気だからといって、無闇に感情移入してはならない。冷静に考えろ。淫魔の確認と子を成すことが一番の目的だ。目的の為ならば、目の前の彼女がどんなに泣き喚いて嫌がろうが、無理矢理ことを運ぶのみ。
この行為に、優しさなんていらない。
「……横になれ、やってやる」
まるで慣れていない彼女の様子に、黙って待っていられる程寛容でもなく、か細い肩を掴んで押し倒した。
片腕の羽織を捲り上げ、鍛え抜かれた筋肉質な肩から下の右腕が露わになる。
この腕で何匹の巨大で屈強なモンスターを倒してきたのだろう。同じ手でミーアの体に触れるのだ。小さな体は怖くて身震いがした。いとも簡単にパンツを脱がされ、大きな骨太な手で太ももを押し付け、秘部を光の下へ晒されてしまった。
「え、えっ、やあぁっ」
横に転がされてから一瞬のできごとだった。抵抗しているはずなのに、全くかなわない。思わず両手で顔を隠す。恥ずかしさのあまりに顔から火が出そうだ。
じんわり涙が込み上げてくる。そんなところを人に見せるのはもちろん初めてだ。
何をされるのか全身体を強張らせていると、唐突に今まで触れていなかった花芯を指の腹で撫でられ思わず短い悲鳴をあげ腰を浮かせた。
直接的な刺激に、思わず反射的に抵抗してしまう。
「や、だめっ、だめ、で、す……っ」
「反応は良いな。自分で触ったことは?」
ブンブンと顔を横に振る。嘘じゃない、本当だ。体を洗っていて変な気分になったことはあるが、そこをそんな風に触ったことはない。
花芯から中の方へ移動すると、太い指がにゅるっと入ってきて思わず太ももが戦慄いた。自分の指とは全く違う、硬くて太い異質なもの。その指がお腹側の粘膜をひっかくように擦られ、反射的に声が出た。
そのまま中を探るように指が蠢き、やがてビクッと反応する箇所を暴かれると、そこを重点的に責められるようになった。
もちろん花芯も放っておかれることなく、手の掌底部分で刺激され続けている。
「あっ、あ、だめ、やっ」
同時に急所を刺激され、自分でも聞いたことのないような高い声が止まらない。あまりの刺激の強さに彼の手に手を伸ばして動きを制止しようとしたが、逆にその手を取られベッドに縫い付けられてしまった。
細い手首は彼の大きな手で容易にまとめられてしまう。少しでも本気の力を出せば、折れてしまいそうな体と力の差だ。
「な、や、やめて、だめ」
秘部を大きな片手で蹂躙されながら、既に固く主張していた胸の可愛いらしい頂きを口に含まれた。
新しい刺激にまた体がのけ反る。
「ひゃっ!」
やだ、やだ、体がおかしい。
こんなこと続けられたらおかしくなる。
全身で彼から与えられる強い刺激を享受する。まるで女性の体を熟知しているように、泣きどころを容赦なく刺激してくる。
結果、自分でも驚く位、勝手に分かりやすく反応する体と、強制的に押し出される声。
媚薬で快感を助長され思考を鈍らされているのに、この耐えがたい羞恥心だけは取り去ってくれない。
絶えまない初めての性感に、あっ、やあっと反射的に声を上げながら涙をぼろぼろ流す他なかった。
「……、作業とするには、なかなかきついな」
ボソッと独り言のようにレギウスから出た言葉。
息も絶え絶えのミーアだったが、その言葉を聞いて心臓がきゅっと苦しくなった。
ミーアは彼の想い人でもなんでもない、今日初めて出会った者同士。それでも彼だって男だ、魅惑的な女性が相手だったら楽しませることができるだろう。
しかし残念ながら、そんな魅力は自分には持ち合わせていない。
ただ、彼から与えられる初めての強い性感に、体をビクビクさせて、はしたなく声を出すことしかできない。
「あ、ごめ、なさい」
元から思考が後ろ向きであったミーア。そして男性経験は皆無だ。彼の苦々しい様子を、少女はそう察し謝ることしかできなかった。
ただ、実際はそんな意図はなく、彼女を勘違いさせてしまったことに気付いたレギウスはすぐに否定して本音を漏らした。
「あー、違う。謝るな。理性が保つか不安になっただけだ」
「ど、いう意味、ですか?」
「思った以上に煽られて、加減できるか分からん」
「は、」
言っている意味が分からなかった。聞き直そうとしたが、また彼の指が動き出し意識を全てそちらへ持っていかれてしまう。
レギウスはなるべく目の前の彼女と会話したくなく、また行為に集中した。
脱力しきった両腕を解放し、片手は胸の飾りへ、もう片方の手はそのまま秘部の方を続けて刺激する。
レギウスは狩猟民族の長として、この行為を任務のように淡々とこなしたかったのに。しかし、目の前の少女の痴態に、正直参っていた。
初めてのはずなのに、どこもかしこも、どうしてこうも敏感なのだろうか。誘惑的な甘く誘うような声を出す女達とはまるで違う、強い刺激に戸惑いながらもその性感に抗えず勝手に押し出される悲鳴のような声、自分の意思ではどうにもできず体をびくつかせる姿。
それら彼女の取り繕わない素直に反応する体が、普段硬派過ぎる位硬派で簡単に女に靡かないレギウスをこれでもかという位煽った。
これも中に淫魔を飼っているせいなのか、見た目は初心な少女でも中身は淫魔。
理性を保ててるうちに淫魔を引き出さなくては。と、気を引き締めるレギウスだった。
一方、淫魔が自分に封じられているなんて知らないミーアは、初めての性感に飲み込まれながらも、なんとか目の前の恩人を楽しませなくてはと考えていた。
気に入られてあわよくばこの集落に身を置かせて欲しい、それもあるが一番は彼への恩義に精一杯自分ができる方法で尽くしたかったのだ。
さっきモンスターを前にして、そこで潰えたと覚悟したこの命。それこそ命懸けで助けてくれた彼に返す恩義は、こんなことでは返し尽くせない。
意を決したように、下唇をきゅっと噛む。
そうだまだ始まったばかりなのに、こんなことで根をあげてちゃいけない。どうにか、正気を保ったまま頑張らないと。必要のない人間はまた捨てられてしまう。
ふと、彼の顔にまた影がさすのが見えて、不穏な雰囲気にミーアの不安が募る。
自分の顔を見ないように、行為にだけ集中する彼の姿に、あぁやっぱり、我慢しなきゃ、我慢しなきゃと自分へ言い聞かせる。
なのに、体は言うことを聞いてくれない。
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