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50.ハピちゃんの今までの努力が実を結ぶ時
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『セレンお兄ちゃんも、モグーお兄ちゃんも凄いね!! ぼくもいっぱい練習したら、お兄ちゃん達みたいに凄いこと、できるようになるかな』
『うん!! でも、本当にいっぱい練習しないといけないんだよ』
『学校にも行って、他の魔獣を観察もするんだぞ』
『でもきっと、頑張れば強くなれる。一緒に頑張る!!』
『うん!! ぼくハピちゃんお兄ちゃんと、一緒に頑張る!!』
セレンとモグーは、これから更に頑張って、もっともっと強くなるって。そしてハピちゃんと子ベアーは一緒に頑張ろうって、次の目標ができたみんな。僕もみんなに負けないように頑張らないと、と思いながら。最後の水撒きをしようとする。
「僕がここからここまで巻くから、みんなは……」
それぞれ水を撒いてもらう場所を決める。水魔法を使えるのは僕とハピちゃん。だから僕達はそのまま魔法で水撒きをするけれど。他のみんなはバケツに汲んであげた水を、手でバシャバシャ撒く感じだ。
セレンもモグーも、いつも攻撃する時の手の動きが早いから、ただ手で水を撒くだけでも、かなりの広範囲に、多くも少なくもなく、綺麗に水を撒く事ができるんだ。
それから初めての子ベアーだったけど。住んでいた森の湖で、よく水遊びをしていたみたいで、教えたら上手に手で水を撒いていた。
そうしてどんどん水を撒いていった僕達。セレンとモグーのおかげで、今日は予定よりも早くここまでの作業が終わったから。別の畑の水撒きもする事に。
子ベアーが1番楽しそうにやっていて。それに湖でよく遊んでいたって言っていたから、水遊び感覚で楽しいんだろう。
そうだな。後でお母さんに聞いてみないと分からないけど。ほら、体が弱いって事は、体が冷えるとかで、あんまり水遊びはダメって言われるかもしれないし。
でも聞いてみて、遊んでも良いっていうのなら、ここに小さな池を作ってあげても良いかもな。セレン達も喜ぶだろうし。いつもは街の中心辺りにある噴水で、時々遊ばせてあげてるんだよ。
「さぁ、みんな。頼んだ場所の水撒きは終わった?」
『うん!! 終わった!!』
『こっちも終わりだぞ!!』
『ボクも終わり!!』
『終わったぁ!!』
「じゃあみんな僕の方へ来て!! それからハピちゃん、いつもみたいによろしくね!」
『任せる!!』
任せる!! じゃなくて、任せて!! だよ。ハピちゃん以外のみんなが僕の所に集まる。
『ハピちゃんお兄ちゃん、これから何かするの?』
『ハピちゃんはお水の魔法が得意なんだよ。だから飛びながら、僕達よりも綺麗に、全体的にお水が撒けるんだ!』
『俺達がうまく水が撒けなかったところも、ハピちゃんのおかげでバッチリなんだぞ!!』
『綺麗に水を撒く?』
「こんな水魔法をやるんだよ」
僕は水魔法で柔らかい、シュワシュワシュワって感じのシャワーみたいな水を出す。
「ハピちゃんは飛べるから、畑の奥の方まで飛んでいって、水を撒いてくれるんだ」
『綺麗なお水!! ハピちゃんお兄ちゃん、このお水を飛んで撒いてくれるの?』
「うん」
『わあぁぁぁ、ハピちゃんお兄ちゃんも、お兄ちゃん達みたいに凄いねぇ!!』
『じゃあ、撒きました!!』
撒きました!! じゃなくて、撒きます!! だからね。ハピちゃんもやる気満々だ。さっき頑張るって言ったばかりだしな。
ハピちゃんが最初に少しだけ水を出す。いつも通り、最初は少しの水魔法、その後にフワッと水魔法の範囲を広げて、大きなシャワーみたいにしたら。そのまま畑全面を飛んで、水撒きをしてくれる。
『広げる!!』
そうハピちゃんが言った次の瞬間だった。いつもは僕達が全員入るくらいの範囲の水シャワーになるのに、一気に水の範囲が広がって。なんと畑全体が入ってしまうくらいの広さに。そうしていつもよりもちょっと強い水が降って。一瞬にして水撒きが終わってしまった。
「え?」
『『え?』』
『あれぇ? 全部終わっちゃったぁ?』
よく分からないまま、1つ目の畑の水撒きが終わってしまった。え? まさか? もしかしてハピちゃんもセレン達と同じか!?
すぐにハピちゃんに僕の所へ来てもらって、セレン達にした質問と同じ質問をする。そうして返ってきた答えは、セレン達と同じで。
いやいやいや、いくらみんなが頑張って訓練しているとはいえ、全員が同じ時にレベルアップできるなんて事があるか? 確かに絶対にないとは限らない。だけど、だけどだよ。それにしたって全員なんて事があるか?
『確かめる!!』
自分が本当にレベルアップできたのか。たまたまできたのか。隣の畑に行って確かめるって。すぐに移動したハピちゃんは、同じように水魔法を使って。そして結果はセレン達と同じで。しかも他のことも判明した。
水魔法がレベルアップして、喜んだハピちゃん。僕達の所へ戻ってこようとした時、ハピちゃんの近くを虫が通ったんだけど。その虫に向かって水攻撃をしたハピちゃん。その水魔法の威力が上がっていた。
今まではピュッ!! って感じだったのに。今回はビュッ!! って感じで。鋭さが増していたんだよ。
その事実にさらに盛り上がるハピちゃん達。僕も考えるのは後にして、ハピちゃんをいっぱい褒めてあげる。
『ハピちゃん凄いね。もしかして僕達も、他に何かレベルアップしてるものがあるかも!』
『俺、それだったら嬉しいぞ!!』
『ハピちゃんお兄ちゃん、凄いがいっぱい!!』
「ハピちゃん良かったね。頑張ったもんね」
『ハピちゃん嬉しい!! 嬉しいがいっぱい!!』
ハピちゃんのおかげで、水撒きもいつもよりも早く終わって、さらに早く畑仕事が終わった僕達。みんな頑張ってくれたから、片付けは全部僕がする事にして。みんなにもう遊んで良いよって言うと、すぐに遊び始めるみんな。
道具をかたずけながら、みんなの事を考える。どうしてみんな同じ日にレベルアップを? あの力、かなりのものだと思うんだけどな。もちろん成長は嬉しいけど、嬉しいだけで本当に良いのか。後でお父さん達には必ず報告しないとな。
『うん!! でも、本当にいっぱい練習しないといけないんだよ』
『学校にも行って、他の魔獣を観察もするんだぞ』
『でもきっと、頑張れば強くなれる。一緒に頑張る!!』
『うん!! ぼくハピちゃんお兄ちゃんと、一緒に頑張る!!』
セレンとモグーは、これから更に頑張って、もっともっと強くなるって。そしてハピちゃんと子ベアーは一緒に頑張ろうって、次の目標ができたみんな。僕もみんなに負けないように頑張らないと、と思いながら。最後の水撒きをしようとする。
「僕がここからここまで巻くから、みんなは……」
それぞれ水を撒いてもらう場所を決める。水魔法を使えるのは僕とハピちゃん。だから僕達はそのまま魔法で水撒きをするけれど。他のみんなはバケツに汲んであげた水を、手でバシャバシャ撒く感じだ。
セレンもモグーも、いつも攻撃する時の手の動きが早いから、ただ手で水を撒くだけでも、かなりの広範囲に、多くも少なくもなく、綺麗に水を撒く事ができるんだ。
それから初めての子ベアーだったけど。住んでいた森の湖で、よく水遊びをしていたみたいで、教えたら上手に手で水を撒いていた。
そうしてどんどん水を撒いていった僕達。セレンとモグーのおかげで、今日は予定よりも早くここまでの作業が終わったから。別の畑の水撒きもする事に。
子ベアーが1番楽しそうにやっていて。それに湖でよく遊んでいたって言っていたから、水遊び感覚で楽しいんだろう。
そうだな。後でお母さんに聞いてみないと分からないけど。ほら、体が弱いって事は、体が冷えるとかで、あんまり水遊びはダメって言われるかもしれないし。
でも聞いてみて、遊んでも良いっていうのなら、ここに小さな池を作ってあげても良いかもな。セレン達も喜ぶだろうし。いつもは街の中心辺りにある噴水で、時々遊ばせてあげてるんだよ。
「さぁ、みんな。頼んだ場所の水撒きは終わった?」
『うん!! 終わった!!』
『こっちも終わりだぞ!!』
『ボクも終わり!!』
『終わったぁ!!』
「じゃあみんな僕の方へ来て!! それからハピちゃん、いつもみたいによろしくね!」
『任せる!!』
任せる!! じゃなくて、任せて!! だよ。ハピちゃん以外のみんなが僕の所に集まる。
『ハピちゃんお兄ちゃん、これから何かするの?』
『ハピちゃんはお水の魔法が得意なんだよ。だから飛びながら、僕達よりも綺麗に、全体的にお水が撒けるんだ!』
『俺達がうまく水が撒けなかったところも、ハピちゃんのおかげでバッチリなんだぞ!!』
『綺麗に水を撒く?』
「こんな水魔法をやるんだよ」
僕は水魔法で柔らかい、シュワシュワシュワって感じのシャワーみたいな水を出す。
「ハピちゃんは飛べるから、畑の奥の方まで飛んでいって、水を撒いてくれるんだ」
『綺麗なお水!! ハピちゃんお兄ちゃん、このお水を飛んで撒いてくれるの?』
「うん」
『わあぁぁぁ、ハピちゃんお兄ちゃんも、お兄ちゃん達みたいに凄いねぇ!!』
『じゃあ、撒きました!!』
撒きました!! じゃなくて、撒きます!! だからね。ハピちゃんもやる気満々だ。さっき頑張るって言ったばかりだしな。
ハピちゃんが最初に少しだけ水を出す。いつも通り、最初は少しの水魔法、その後にフワッと水魔法の範囲を広げて、大きなシャワーみたいにしたら。そのまま畑全面を飛んで、水撒きをしてくれる。
『広げる!!』
そうハピちゃんが言った次の瞬間だった。いつもは僕達が全員入るくらいの範囲の水シャワーになるのに、一気に水の範囲が広がって。なんと畑全体が入ってしまうくらいの広さに。そうしていつもよりもちょっと強い水が降って。一瞬にして水撒きが終わってしまった。
「え?」
『『え?』』
『あれぇ? 全部終わっちゃったぁ?』
よく分からないまま、1つ目の畑の水撒きが終わってしまった。え? まさか? もしかしてハピちゃんもセレン達と同じか!?
すぐにハピちゃんに僕の所へ来てもらって、セレン達にした質問と同じ質問をする。そうして返ってきた答えは、セレン達と同じで。
いやいやいや、いくらみんなが頑張って訓練しているとはいえ、全員が同じ時にレベルアップできるなんて事があるか? 確かに絶対にないとは限らない。だけど、だけどだよ。それにしたって全員なんて事があるか?
『確かめる!!』
自分が本当にレベルアップできたのか。たまたまできたのか。隣の畑に行って確かめるって。すぐに移動したハピちゃんは、同じように水魔法を使って。そして結果はセレン達と同じで。しかも他のことも判明した。
水魔法がレベルアップして、喜んだハピちゃん。僕達の所へ戻ってこようとした時、ハピちゃんの近くを虫が通ったんだけど。その虫に向かって水攻撃をしたハピちゃん。その水魔法の威力が上がっていた。
今まではピュッ!! って感じだったのに。今回はビュッ!! って感じで。鋭さが増していたんだよ。
その事実にさらに盛り上がるハピちゃん達。僕も考えるのは後にして、ハピちゃんをいっぱい褒めてあげる。
『ハピちゃん凄いね。もしかして僕達も、他に何かレベルアップしてるものがあるかも!』
『俺、それだったら嬉しいぞ!!』
『ハピちゃんお兄ちゃん、凄いがいっぱい!!』
「ハピちゃん良かったね。頑張ったもんね」
『ハピちゃん嬉しい!! 嬉しいがいっぱい!!』
ハピちゃんのおかげで、水撒きもいつもよりも早く終わって、さらに早く畑仕事が終わった僕達。みんな頑張ってくれたから、片付けは全部僕がする事にして。みんなにもう遊んで良いよって言うと、すぐに遊び始めるみんな。
道具をかたずけながら、みんなの事を考える。どうしてみんな同じ日にレベルアップを? あの力、かなりのものだと思うんだけどな。もちろん成長は嬉しいけど、嬉しいだけで本当に良いのか。後でお父さん達には必ず報告しないとな。
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