169 / 180
連載
342 ジャガルド達到着!! お仕置き開始!!
しおりを挟む こうして遊んだり話しをしたりして、待つこと約2時間。スノーラが突然パッッ! と顔を上げて、そろそろ見えてくるぞって言いました。
急いで手を洗ったり、その辺を片付けたりする僕達。片付けながらスノーラが見ている方を見たら、小さな薄い灯りが見えてきました。今は真夜中近く。あんな薄い光でここまで来たの? 周りがよく見えなくて大変じゃない?
「あかり、ちいちゃい。しょれに、うしゅい」
「ああ。あれはなるべく、他の人達に知られないように、ワザと明かりを小さくしているんだ。今回はエン達がいて、分からなくなる結界を張るから大丈夫だって言われたんだが、それでも一応な」
普通はドラちゃんお父さんみたいみ、強力な護衛はつかないからね。もしも捕まった人達の仲間が、仲間を助けるために馬車を襲ってきたら大変。だからなるべく目立たず、行動しないといけないんだって。
「あの馬車、外から見ると、普通の馬車だっただろう? でも中身は頑丈にできていて。あれも対策の1つなんだ。犯罪者の仲間が。どの馬車に犯罪者が乗っているか分からないように、普通の馬車みたいに見せているんだぞ」
そうか、馬車で運ぶって、周りを警戒すれば良いだけじゃないんだね。安全のために色々な事をするんだ。
そんな話しを聞かせてもらいながら、片付けを終わらせた僕達。その後は馬車がつくまで、1箇所に集まって待っていました。ルリ達の顔が、すっごいニコニコ顔だったよ。それからニヤニヤもしていたし。
そして灯りが見えてから数分後。馬車が僕達がいる、少し開けた場所へ入ってきました。そして馬車の上から飛び降りてくるドラゴンお父さん達。ジュエイムソンさんも馬車から降りてきました。
「時間ピッタリだ」
「俺だけならともかく、今回はこいつら関連だからな。きちんと時間は守るさ。と、あっちの土の山は何だ?」
「ああ、みんな待ちきれないでな。かなり早くここへ来て、時間があり過ぎて遊んで待っていたんだ」
「は? どれくらいの早く来たんだ?」
「2時間半以上か」
「そんなに早く来たのか!?」
「ああ。どうにも止まらなくてな。それで……」
『お話しあと、早くお仕置きする!!』
『うん!! お仕置きなの!!』
『何ぐたぐた話してるのさ』
『早くお仕置き見たいなぁ』
「待て待て、今用意するから」
「これは余計な話しをしていると暴動が起きそうだな」
「それでジャガルドは?」
「あの特別な紐? で縛ってきた。今のところは静かにしている。それよりあの紐良いな。戻る時ももらいたいんだが」
「後で聞いてみよう。よし、じゃあ紐を使ってジャガルド達を出すか。スノーラ頼めるか?」
『ああ。おい、出すぞ』
スノーラとドラちゃんお父さん、それからカースが、馬車のドアを開けてすぐ、馬車の中へ入りました。フーリの光の紐を持って。そうして数分後。馬車から何かが飛び出してきて。紐でグルグル巻きの、ジャガルドの仲間達だったよ。
仲間達は無理やりドラちゃんお父さんとカースに立たされて、馬車から離れて場所に立たされます。
そして次に出てきたのがスノーラ。スノーラはドラちゃん達の隣に立つと紐を引っ張って。やっぱり馬車の中から勢いよき何かが飛び出しきたんだけど。それがジャガルドでした。
ジャガルドはそのまま引きずられてスノーラ達の所に。それからスノーラが立ち膝で立ち上がらせます。ジャガルドの足はあのまま。そうないままだから、流石に立てないからね。だから立ち膝で。
そんなジャガルドだけど、膝立ちさせられると、僕達の方を見て睨んできました。うん、なんか元気そうで良かったよ。これでしっかりと、みんなの見たいお仕置きが見られるからね。
他の仲間は顔色が悪いし、とっても不安そうな顔をしている。何よりずっと下を向いたまま。全然こっちを見てきませんでした。
「さて、お前達には話していた通り、これから罰を受けてもらう。これは陛下から許可が出ており、何も問題はない。ふっ、しっかりと罰を受けるんだな。そう簡単には終わりそうにない罰をな」
ジュエイムソンさんの言葉に、誰も何も言いません。ジュエイムソンさんはそのままお父さんに向かって頷くと、お父さんは今度はスノーラ達に頷いて。いよいよを仕置きの開始です。
スノーラ達は更に馬車のから離れると、ケビンさんから紙を受け取ります。それにささっと目をとおして。
あの紙には、これからやってもらうお仕置きが書いてあるの。やるものはしっかりと分かっているけれど。でももしも1つでも忘れると、今度はスノーラ達がルリ達に襲われるって。ケビンさんにお仕置きの種類を書いた紙を、用意してもらっておいたんだ。
『よし、では流れ的に、これから最初にやるか』
『そうだな。それが良いだろう』
『これが1番最後だね』
『1番盛り上がるだろうからな』
『お仕置き始まる!』
『始まるなの!!』
『たくさんお仕置きが見られて良かったねフーリ』
『うん!』
まずは光の紐と白い透明ボールを飛ばすお仕置きからです。ちょうど良い感じに人数を分けて、それぞれ白い透明ボールに入れて。全部で4つのボールができました。ジャガルドは1人ね。ジャガルドはずっと僕達を睨んでいたよ。
あ、そうそう。今回はいっぱいお仕置きをするでしょう? それで毎回気絶させられて、起きるのを待っていると時間がなくなっちゃって、全部のお仕置きを見られなくなっちゃうから。
気絶できないようになる、特別な木の実があるらしくて。それをドラちゃんお父さんが見つけてきてくれて。それをジャガルド達に食べさせたんだ。だから気絶の心配みありません。
『よし、始めるぞ!!』
『『『わあぁぁぁぁぁぁ!!』』』
ついにお仕置きが始まりです。
急いで手を洗ったり、その辺を片付けたりする僕達。片付けながらスノーラが見ている方を見たら、小さな薄い灯りが見えてきました。今は真夜中近く。あんな薄い光でここまで来たの? 周りがよく見えなくて大変じゃない?
「あかり、ちいちゃい。しょれに、うしゅい」
「ああ。あれはなるべく、他の人達に知られないように、ワザと明かりを小さくしているんだ。今回はエン達がいて、分からなくなる結界を張るから大丈夫だって言われたんだが、それでも一応な」
普通はドラちゃんお父さんみたいみ、強力な護衛はつかないからね。もしも捕まった人達の仲間が、仲間を助けるために馬車を襲ってきたら大変。だからなるべく目立たず、行動しないといけないんだって。
「あの馬車、外から見ると、普通の馬車だっただろう? でも中身は頑丈にできていて。あれも対策の1つなんだ。犯罪者の仲間が。どの馬車に犯罪者が乗っているか分からないように、普通の馬車みたいに見せているんだぞ」
そうか、馬車で運ぶって、周りを警戒すれば良いだけじゃないんだね。安全のために色々な事をするんだ。
そんな話しを聞かせてもらいながら、片付けを終わらせた僕達。その後は馬車がつくまで、1箇所に集まって待っていました。ルリ達の顔が、すっごいニコニコ顔だったよ。それからニヤニヤもしていたし。
そして灯りが見えてから数分後。馬車が僕達がいる、少し開けた場所へ入ってきました。そして馬車の上から飛び降りてくるドラゴンお父さん達。ジュエイムソンさんも馬車から降りてきました。
「時間ピッタリだ」
「俺だけならともかく、今回はこいつら関連だからな。きちんと時間は守るさ。と、あっちの土の山は何だ?」
「ああ、みんな待ちきれないでな。かなり早くここへ来て、時間があり過ぎて遊んで待っていたんだ」
「は? どれくらいの早く来たんだ?」
「2時間半以上か」
「そんなに早く来たのか!?」
「ああ。どうにも止まらなくてな。それで……」
『お話しあと、早くお仕置きする!!』
『うん!! お仕置きなの!!』
『何ぐたぐた話してるのさ』
『早くお仕置き見たいなぁ』
「待て待て、今用意するから」
「これは余計な話しをしていると暴動が起きそうだな」
「それでジャガルドは?」
「あの特別な紐? で縛ってきた。今のところは静かにしている。それよりあの紐良いな。戻る時ももらいたいんだが」
「後で聞いてみよう。よし、じゃあ紐を使ってジャガルド達を出すか。スノーラ頼めるか?」
『ああ。おい、出すぞ』
スノーラとドラちゃんお父さん、それからカースが、馬車のドアを開けてすぐ、馬車の中へ入りました。フーリの光の紐を持って。そうして数分後。馬車から何かが飛び出してきて。紐でグルグル巻きの、ジャガルドの仲間達だったよ。
仲間達は無理やりドラちゃんお父さんとカースに立たされて、馬車から離れて場所に立たされます。
そして次に出てきたのがスノーラ。スノーラはドラちゃん達の隣に立つと紐を引っ張って。やっぱり馬車の中から勢いよき何かが飛び出しきたんだけど。それがジャガルドでした。
ジャガルドはそのまま引きずられてスノーラ達の所に。それからスノーラが立ち膝で立ち上がらせます。ジャガルドの足はあのまま。そうないままだから、流石に立てないからね。だから立ち膝で。
そんなジャガルドだけど、膝立ちさせられると、僕達の方を見て睨んできました。うん、なんか元気そうで良かったよ。これでしっかりと、みんなの見たいお仕置きが見られるからね。
他の仲間は顔色が悪いし、とっても不安そうな顔をしている。何よりずっと下を向いたまま。全然こっちを見てきませんでした。
「さて、お前達には話していた通り、これから罰を受けてもらう。これは陛下から許可が出ており、何も問題はない。ふっ、しっかりと罰を受けるんだな。そう簡単には終わりそうにない罰をな」
ジュエイムソンさんの言葉に、誰も何も言いません。ジュエイムソンさんはそのままお父さんに向かって頷くと、お父さんは今度はスノーラ達に頷いて。いよいよを仕置きの開始です。
スノーラ達は更に馬車のから離れると、ケビンさんから紙を受け取ります。それにささっと目をとおして。
あの紙には、これからやってもらうお仕置きが書いてあるの。やるものはしっかりと分かっているけれど。でももしも1つでも忘れると、今度はスノーラ達がルリ達に襲われるって。ケビンさんにお仕置きの種類を書いた紙を、用意してもらっておいたんだ。
『よし、では流れ的に、これから最初にやるか』
『そうだな。それが良いだろう』
『これが1番最後だね』
『1番盛り上がるだろうからな』
『お仕置き始まる!』
『始まるなの!!』
『たくさんお仕置きが見られて良かったねフーリ』
『うん!』
まずは光の紐と白い透明ボールを飛ばすお仕置きからです。ちょうど良い感じに人数を分けて、それぞれ白い透明ボールに入れて。全部で4つのボールができました。ジャガルドは1人ね。ジャガルドはずっと僕達を睨んでいたよ。
あ、そうそう。今回はいっぱいお仕置きをするでしょう? それで毎回気絶させられて、起きるのを待っていると時間がなくなっちゃって、全部のお仕置きを見られなくなっちゃうから。
気絶できないようになる、特別な木の実があるらしくて。それをドラちゃんお父さんが見つけてきてくれて。それをジャガルド達に食べさせたんだ。だから気絶の心配みありません。
『よし、始めるぞ!!』
『『『わあぁぁぁぁぁぁ!!』』』
ついにお仕置きが始まりです。
120
お気に入りに追加
6,150
あなたにおすすめの小説

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

私に姉など居ませんが?
山葵
恋愛
「ごめんよ、クリス。僕は君よりお姉さんの方が好きになってしまったんだ。だから婚約を解消して欲しい」
「婚約破棄という事で宜しいですか?では、構いませんよ」
「ありがとう」
私は婚約者スティーブと結婚破棄した。
書類にサインをし、慰謝料も請求した。
「ところでスティーブ様、私には姉はおりませんが、一体誰と婚約をするのですか?」

魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。

「魔道具の燃料でしかない」と言われた聖女が追い出されたので、結界は消えます
七辻ゆゆ
ファンタジー
聖女ミュゼの仕事は魔道具に力を注ぐだけだ。そうして国を覆う大結界が発動している。
「ルーチェは魔道具に力を注げる上、癒やしの力まで持っている、まさに聖女だ。燃料でしかない平民のおまえとは比べようもない」
そう言われて、ミュゼは城を追い出された。
しかし城から出たことのなかったミュゼが外の世界に恐怖した結果、自力で結界を張れるようになっていた。
そしてミュゼが力を注がなくなった大結界は力を失い……

【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。