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279.マサキさんとご挨拶
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『さて、じゃあ封印を始めようか。そうだな、見ていても大丈夫だけど、最低でもこれくらい離れていてくれ』
マサキさんがちょっと向こうの木を指差しました。
『今、最初の魔法陣は封印する対象を、しっかりとディアブナスとコレイションにしているけど、下手したらスノーラ達も対象になっていたんだぞ? みんな魔法陣に乗っているんだから。たまたまお前達が対象にならなかったのか…。まぁ、ディアブナス達だけ封印の対象になって良かったよ』
あれ? そういえば? 僕は自分の足元を見ました。僕の足元にはしっかりと最初の魔法陣が光っていて。確かに僕が読んだ小説では、封印する対象だけ魔法陣に乗っていたよね? そうだよ!? 僕達も封印されちゃうんじゃ!?
バッ!と顔を上げる僕。そうしたらスノーラ達も魔法陣を見ていて。それでそれぞれ、そう言えばそうだなって言ったんだよ。
スノーラもドラゴンお父さん達も、しっかりしてよ!! それに他の人達も。確かにディアブナスを封印する事で頭がいっぱいだったし、みんなギリギリだったけどさ。そう言う大切な事はちゃんとしないと!
『いやぁ、まいった。本当よくみんな封印対象にならなかったな!』
『確かに昔も、他の魔法陣も、みんな魔法陣から出ていたね。忘れていたよ』
『全くだ、ハハハッ!!』
ちょっと強い魔獣3人組! スノーラ、ドラゴンお父さん、カースが、封印について詳しいんだから、笑ってる場合じゃないよ!
僕はスノーラの脚をパシパシ叩いて、ルリやアイス、ドラちゃんとブローもスノーラ達を怒ります。あっ! ルリとアイスの連携攻撃が決まった。スノーラの鼻に2匹の突きと蹴りがしっかり、グサッ!と。
『いっ!? す、すまん、すまん。我も封印する事しか考えていなかったのだ』
僕の肩に戻ってきて、もう1回攻撃しようと攻撃体勢に入るルリ達。僕はそれを止めて。ルリもアイスも、これから封印だから後で怒ろう。今は封印が大切。でも一応ね。僕もスノーラに気をつけてって言いました。
『はは、そんな連携攻撃もあるのか。お前達は面白いな。さて、俺の魔法陣は対象をちゃんと絞れるからな。完全に魔法陣から出なくても良いんだけど、一応危ないから少し離れていてくれ』
みんながぞろぞろ、マサキさんに言われた場所まで離れていきます。ドッグさん達が離れて、フィオーナさんとエイデンお兄ちゃんとダイルさん達が、マサキさんにお礼と挨拶をして離れて。
その後ドラゴンお父さんとユイゴさん達が、やっぱりマサキさんがのお礼を言って離れました。
そしていよいよ僕達が離れる番です。まずカースがマサキさんにお礼と別れを。そう、カースだって昔、マサキさん達と一緒に戦ったんだもんね。僕達はお話しできたけど、カースはお話ししなくて良かったのかな? 確かに時間はなかったかもしれないけど。
『マサキ、会えて良かったよ。それにまたディアブナス達を封印してくれてありがとう。これで森に戻ってまたゴロゴロできる』
『カースも相変わらずみたいだな。俺も会えて良かったよ。いつまでもスノーラの友人でいてくれな』
『ま、昔からの腐れ縁だからね。マサキ本当にありがとう』
そう言ってマサキさんと握手して、カースが先にその場を離れました。最後は僕達です。
『マサキ、今回は本当に助かった。ありがとう』
『いや、俺だけの力だけじゃない。みんなの力があってこそ、ディアブナス達を封印できるんだ』
『それでもだ、ありがとう』
「ましゃきしゃん! ありがちょ!!」
『ありがと!』
『ありがとうなの!!』
『良いか、家族みんな幸せに暮らすんだぞ。いつも笑って過ごして、たまには喧嘩するのも良い。苦しい事つらい事もあるかもしれない。でも必ず最後にはみんなで笑って、そして幸せに暮らすんだ』
『もちろん』
「みにゃいちょ! はにゃれにゃい! ねぇ」
『ねぇ!』
『ねぇなの!』
『よし!!』
1人ずつマサキさんに抱きついて、最後にスノーラがマサキさんと抱き合って。みんなで笑ってマサキさんから離れようとしました。
でもその時また、ディアブナスが騒ぎ始めたんだよ。もう、せっかく良い感じなのに邪魔しないでよ。それにマサキさんが封印してくれるのに、騒いだら邪魔になるでしょう!
『何故だ! 何故私はこんな事に! 許さん、許さんぞ!!』
僕はすぐにディアブナスに近づいて、ディアブナスをはたきました。パシッ!!とね。それでディアブナスと目があったんだけど。
『お前のせいで…、お前のせいだ。私は絶対に許さんぞ!!』
そう言ってきたんだよ。許さないって、そんなの僕は知らないよ。この世界を消そうとしたから、みんなが力を合わせてディアブナスを倒そうとしたんだよ。
僕はもう1回ディアブナスをはたきます。そうしたらまた静かになったディアブナス。もう復活しないでね。
僕はついでにコレイションを見ました。もうピクリとも動かないコレイション、ただただ息をしているだけって感じです。これからディアブナスと一緒に封印されるけど、コレイションももう復活しないでね。
『本当にレンのはたく攻撃は凄いな、どれだけこれに助けられたか。レンありがとう、これからしっかり封印するからな!』
「うん!!」
スノーラが僕を抱っこして、最後にマサキさんの顔を見てみんなで笑った後、僕達はみんなが待っている場所へ歩き始めました。そして木の所に着くとすぐにその場に下ろしてもらって、しっかりとスノーラと手を繋ぎます。
ついにディアブナスの封印が始まります。
マサキさんがちょっと向こうの木を指差しました。
『今、最初の魔法陣は封印する対象を、しっかりとディアブナスとコレイションにしているけど、下手したらスノーラ達も対象になっていたんだぞ? みんな魔法陣に乗っているんだから。たまたまお前達が対象にならなかったのか…。まぁ、ディアブナス達だけ封印の対象になって良かったよ』
あれ? そういえば? 僕は自分の足元を見ました。僕の足元にはしっかりと最初の魔法陣が光っていて。確かに僕が読んだ小説では、封印する対象だけ魔法陣に乗っていたよね? そうだよ!? 僕達も封印されちゃうんじゃ!?
バッ!と顔を上げる僕。そうしたらスノーラ達も魔法陣を見ていて。それでそれぞれ、そう言えばそうだなって言ったんだよ。
スノーラもドラゴンお父さん達も、しっかりしてよ!! それに他の人達も。確かにディアブナスを封印する事で頭がいっぱいだったし、みんなギリギリだったけどさ。そう言う大切な事はちゃんとしないと!
『いやぁ、まいった。本当よくみんな封印対象にならなかったな!』
『確かに昔も、他の魔法陣も、みんな魔法陣から出ていたね。忘れていたよ』
『全くだ、ハハハッ!!』
ちょっと強い魔獣3人組! スノーラ、ドラゴンお父さん、カースが、封印について詳しいんだから、笑ってる場合じゃないよ!
僕はスノーラの脚をパシパシ叩いて、ルリやアイス、ドラちゃんとブローもスノーラ達を怒ります。あっ! ルリとアイスの連携攻撃が決まった。スノーラの鼻に2匹の突きと蹴りがしっかり、グサッ!と。
『いっ!? す、すまん、すまん。我も封印する事しか考えていなかったのだ』
僕の肩に戻ってきて、もう1回攻撃しようと攻撃体勢に入るルリ達。僕はそれを止めて。ルリもアイスも、これから封印だから後で怒ろう。今は封印が大切。でも一応ね。僕もスノーラに気をつけてって言いました。
『はは、そんな連携攻撃もあるのか。お前達は面白いな。さて、俺の魔法陣は対象をちゃんと絞れるからな。完全に魔法陣から出なくても良いんだけど、一応危ないから少し離れていてくれ』
みんながぞろぞろ、マサキさんに言われた場所まで離れていきます。ドッグさん達が離れて、フィオーナさんとエイデンお兄ちゃんとダイルさん達が、マサキさんにお礼と挨拶をして離れて。
その後ドラゴンお父さんとユイゴさん達が、やっぱりマサキさんがのお礼を言って離れました。
そしていよいよ僕達が離れる番です。まずカースがマサキさんにお礼と別れを。そう、カースだって昔、マサキさん達と一緒に戦ったんだもんね。僕達はお話しできたけど、カースはお話ししなくて良かったのかな? 確かに時間はなかったかもしれないけど。
『マサキ、会えて良かったよ。それにまたディアブナス達を封印してくれてありがとう。これで森に戻ってまたゴロゴロできる』
『カースも相変わらずみたいだな。俺も会えて良かったよ。いつまでもスノーラの友人でいてくれな』
『ま、昔からの腐れ縁だからね。マサキ本当にありがとう』
そう言ってマサキさんと握手して、カースが先にその場を離れました。最後は僕達です。
『マサキ、今回は本当に助かった。ありがとう』
『いや、俺だけの力だけじゃない。みんなの力があってこそ、ディアブナス達を封印できるんだ』
『それでもだ、ありがとう』
「ましゃきしゃん! ありがちょ!!」
『ありがと!』
『ありがとうなの!!』
『良いか、家族みんな幸せに暮らすんだぞ。いつも笑って過ごして、たまには喧嘩するのも良い。苦しい事つらい事もあるかもしれない。でも必ず最後にはみんなで笑って、そして幸せに暮らすんだ』
『もちろん』
「みにゃいちょ! はにゃれにゃい! ねぇ」
『ねぇ!』
『ねぇなの!』
『よし!!』
1人ずつマサキさんに抱きついて、最後にスノーラがマサキさんと抱き合って。みんなで笑ってマサキさんから離れようとしました。
でもその時また、ディアブナスが騒ぎ始めたんだよ。もう、せっかく良い感じなのに邪魔しないでよ。それにマサキさんが封印してくれるのに、騒いだら邪魔になるでしょう!
『何故だ! 何故私はこんな事に! 許さん、許さんぞ!!』
僕はすぐにディアブナスに近づいて、ディアブナスをはたきました。パシッ!!とね。それでディアブナスと目があったんだけど。
『お前のせいで…、お前のせいだ。私は絶対に許さんぞ!!』
そう言ってきたんだよ。許さないって、そんなの僕は知らないよ。この世界を消そうとしたから、みんなが力を合わせてディアブナスを倒そうとしたんだよ。
僕はもう1回ディアブナスをはたきます。そうしたらまた静かになったディアブナス。もう復活しないでね。
僕はついでにコレイションを見ました。もうピクリとも動かないコレイション、ただただ息をしているだけって感じです。これからディアブナスと一緒に封印されるけど、コレイションももう復活しないでね。
『本当にレンのはたく攻撃は凄いな、どれだけこれに助けられたか。レンありがとう、これからしっかり封印するからな!』
「うん!!」
スノーラが僕を抱っこして、最後にマサキさんの顔を見てみんなで笑った後、僕達はみんなが待っている場所へ歩き始めました。そして木の所に着くとすぐにその場に下ろしてもらって、しっかりとスノーラと手を繋ぎます。
ついにディアブナスの封印が始まります。
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