38 / 78
38話 思い出を持ち帰る?
しおりを挟む
『絵ですか?』
『うん! この前友達の友達に、絵を描いてあげたらさ、すっごく喜ばれて。次の遊びに来た時、また描いてくれないかって言われたんだ』
昨日のアクアからの情報で、これから森へ来る可能性が高い、イントッシュ•アッシュフィールドのことは、アマディアスさん達が調べ、対策してくれるということで。俺は何も変わらず、いつも通りの生活をしていたんだけど。
その日の夕方、仕事を終えた俺の所へ、ジェラルドさんの仲間のグランヴィルが、話しがあるとやって来た。
ジェラルドさんの仲間では1番年下だけど、かなりガタイが良く、ジェラルドさんよりもかなり大きい格闘家だ。少し魔法も使えるけれど、魔法で何かするよりも、ただ殴る蹴るをするだけで、簡単に相手を倒してしまう。
そしてガタイが良いのを利用して、ジェラルドさん達の盾として、常に前線で守り戦ってくれる。ジェラルドさん達がとても信頼してる人物だ。
そんなグランヴィル。やはり森のために敵と戦い守ってくれているんだけど。それ以外の日は何をしているかといえば。街に家があるにもかかわらず、街ではなく森のその辺に、すぐに取り壊しができる小さな小屋を建てて。そこで魔獣達と過ごしている。
グランヴィルは魔獣達が大大大好きなんだ。それはそれはあまりの溺愛ぶりに、初めて会った人達は必ず引いてしまうほどに。
まぁ、別に悪いことじゃないから、良いっていえば良いんだけど。暇な時に会えば、魔獣の話しを永遠に聞かされて。グランヴィルを知っている俺達でさえ、最後ぐったりしてしまうこともある。
そしてそれは、魔獣達も同じで。魔獣達が大好きなグランヴィルは、魔獣達が何か困っていれば、必ずそれを解決し。魔獣達の幸せを1番に考えてくれる優しい人物のため。勿論そんなグランヴィルのことを魔獣達も大好きなんだけど。
時々その思いが暴走し過ぎて、魔獣達にも引かれることが。この前も抱っこされていたリスに似ている魔獣リッスーが。思い切り引いている姿を見てしまった。
と、ちょっと困った所もあるグランヴィルだけど。魔獣達と過ごす以外の趣味が、絵を描くことで。とても素晴らしい絵を描く。
それでこの前、施設にグランヴィルの友達家族が遊びに来たらしく。その時思い出に絵を描いてくれと頼まれたと。そにためグランヴィルはその家族の子供が、1番気に入っていた遊技場を背景に、家族の絵を描くことに。
そうして出来上がった絵を受け取った友人家族は……。かなり喜んでくれて、また遊びに来た時に描いてくれと、興奮気味にお願いされながら帰って行ったと。
その喜んでくれた姿が、とても嬉しかったグランヴィル。その事を絵描き仲間にすぐに話したらしい。
すると他の絵描き仲間も、時々そういう思い出の絵を描いてくれと、頼まれたことがあったことが発覚。
そのためさらに詳しい状況を確認し、話し合った結果。もしできるのであれば、この施設へ遊びに来た人々が、思い出を持って帰れるように。この施設の一角にお店を出させてもらえないか、と。グランヴィルが代表して、俺に話しを持って来たんだ。
それを聞いた俺。なるほどなと思った。この世界で絵を描いてもらうのは、お金持ちが多い。それは絵を描いてもらうのに、かなりの金額を取られるからだ。
もちろん一般市民も描いてもらわないこともないが、ぼったくる画家もいて、有名画家に頼むことはほとんどない。この世界では画家は結構面倒な連中なんだ。
ただ絵を描くことが好きな住民はいるから、そういう人達が時々絵を描いて、お金を稼いでいるが、他の街だと取り締まりの対象になる時も。
その点この森にある街では、そんなことは一切なく。絵を自由に描いている人達が多い。そしてグランヴィルは、かなりの腕前の持ち主で。彼の友人も同じくらい絵が上手い。
「思い出を持って帰るなんて、俺、今まであんまりそういうの考えたことなかったよ。楽しく絵が描ければ良いって。その時の事を描き留められれば、それで良いって。でもさ、楽しい時の事を家に持って帰って。それでその絵を見るたびに、みんなが楽しかった時の事を思い出して、また楽しい気持ちになってくれたら。それもとっても嬉しいなって」
そうか、そうだよな。この世界には写真やビデオカメラなんて、そんな機会ないんだもんな。思い出は心の中にが普通だ。
それがもしも目に見える物として、持って帰ることができるのなら。グランヴィルの言うように、より楽しい気持ちを味わってもらえたら。
『うん、良いじゃないか!! ただ、そうなると、やはり料金が問題になるな。友人にはプレゼントで良かったが、商売となるとな』
「それなんだけど。紙をさ、買うんじゃなくて、自分達で作れる、簡単な紙を使おうと思って。それでかなりお金が浮くんだよ」
俺はその辺、よく知らなかったが、どうも簡単に作れる紙があるらしい。特別な魔獣の力を借りるそうで。グランヴィル達はその魔獣達と契約をしていた。紙を作ってもらう代わりに、魔獣達が必要な物を用意する。
そうして簡単な紙を作って、たくさん絵を描いていたと。もちろん質は下がるが、絵を描くことに問題はないらしい。売っている紙は高いんだよ。
そして絵の具の方も。お店で売っているような絵の具は、きちんとどの素材を使うって決まっていて、そこそこの値段がするんだけど。
グランヴィル達はその辺の自然の物を使って、ささっと絵の具を作るため。毎回少しの色の変化はあるが、その色の変化も楽しみながら絵を描いているらしい。
「人によって、色が変わっちゃうけど、それでもかなり金額が抑えられるからさ。そうしたらかなりのお客さんが、絵を依頼できると思うんだ。ええと、みんなで話してて、絵の大きさで金額を変えようって。3種類用意したんだ。1番小さいのが……」
『うん! この前友達の友達に、絵を描いてあげたらさ、すっごく喜ばれて。次の遊びに来た時、また描いてくれないかって言われたんだ』
昨日のアクアからの情報で、これから森へ来る可能性が高い、イントッシュ•アッシュフィールドのことは、アマディアスさん達が調べ、対策してくれるということで。俺は何も変わらず、いつも通りの生活をしていたんだけど。
その日の夕方、仕事を終えた俺の所へ、ジェラルドさんの仲間のグランヴィルが、話しがあるとやって来た。
ジェラルドさんの仲間では1番年下だけど、かなりガタイが良く、ジェラルドさんよりもかなり大きい格闘家だ。少し魔法も使えるけれど、魔法で何かするよりも、ただ殴る蹴るをするだけで、簡単に相手を倒してしまう。
そしてガタイが良いのを利用して、ジェラルドさん達の盾として、常に前線で守り戦ってくれる。ジェラルドさん達がとても信頼してる人物だ。
そんなグランヴィル。やはり森のために敵と戦い守ってくれているんだけど。それ以外の日は何をしているかといえば。街に家があるにもかかわらず、街ではなく森のその辺に、すぐに取り壊しができる小さな小屋を建てて。そこで魔獣達と過ごしている。
グランヴィルは魔獣達が大大大好きなんだ。それはそれはあまりの溺愛ぶりに、初めて会った人達は必ず引いてしまうほどに。
まぁ、別に悪いことじゃないから、良いっていえば良いんだけど。暇な時に会えば、魔獣の話しを永遠に聞かされて。グランヴィルを知っている俺達でさえ、最後ぐったりしてしまうこともある。
そしてそれは、魔獣達も同じで。魔獣達が大好きなグランヴィルは、魔獣達が何か困っていれば、必ずそれを解決し。魔獣達の幸せを1番に考えてくれる優しい人物のため。勿論そんなグランヴィルのことを魔獣達も大好きなんだけど。
時々その思いが暴走し過ぎて、魔獣達にも引かれることが。この前も抱っこされていたリスに似ている魔獣リッスーが。思い切り引いている姿を見てしまった。
と、ちょっと困った所もあるグランヴィルだけど。魔獣達と過ごす以外の趣味が、絵を描くことで。とても素晴らしい絵を描く。
それでこの前、施設にグランヴィルの友達家族が遊びに来たらしく。その時思い出に絵を描いてくれと頼まれたと。そにためグランヴィルはその家族の子供が、1番気に入っていた遊技場を背景に、家族の絵を描くことに。
そうして出来上がった絵を受け取った友人家族は……。かなり喜んでくれて、また遊びに来た時に描いてくれと、興奮気味にお願いされながら帰って行ったと。
その喜んでくれた姿が、とても嬉しかったグランヴィル。その事を絵描き仲間にすぐに話したらしい。
すると他の絵描き仲間も、時々そういう思い出の絵を描いてくれと、頼まれたことがあったことが発覚。
そのためさらに詳しい状況を確認し、話し合った結果。もしできるのであれば、この施設へ遊びに来た人々が、思い出を持って帰れるように。この施設の一角にお店を出させてもらえないか、と。グランヴィルが代表して、俺に話しを持って来たんだ。
それを聞いた俺。なるほどなと思った。この世界で絵を描いてもらうのは、お金持ちが多い。それは絵を描いてもらうのに、かなりの金額を取られるからだ。
もちろん一般市民も描いてもらわないこともないが、ぼったくる画家もいて、有名画家に頼むことはほとんどない。この世界では画家は結構面倒な連中なんだ。
ただ絵を描くことが好きな住民はいるから、そういう人達が時々絵を描いて、お金を稼いでいるが、他の街だと取り締まりの対象になる時も。
その点この森にある街では、そんなことは一切なく。絵を自由に描いている人達が多い。そしてグランヴィルは、かなりの腕前の持ち主で。彼の友人も同じくらい絵が上手い。
「思い出を持って帰るなんて、俺、今まであんまりそういうの考えたことなかったよ。楽しく絵が描ければ良いって。その時の事を描き留められれば、それで良いって。でもさ、楽しい時の事を家に持って帰って。それでその絵を見るたびに、みんなが楽しかった時の事を思い出して、また楽しい気持ちになってくれたら。それもとっても嬉しいなって」
そうか、そうだよな。この世界には写真やビデオカメラなんて、そんな機会ないんだもんな。思い出は心の中にが普通だ。
それがもしも目に見える物として、持って帰ることができるのなら。グランヴィルの言うように、より楽しい気持ちを味わってもらえたら。
『うん、良いじゃないか!! ただ、そうなると、やはり料金が問題になるな。友人にはプレゼントで良かったが、商売となるとな』
「それなんだけど。紙をさ、買うんじゃなくて、自分達で作れる、簡単な紙を使おうと思って。それでかなりお金が浮くんだよ」
俺はその辺、よく知らなかったが、どうも簡単に作れる紙があるらしい。特別な魔獣の力を借りるそうで。グランヴィル達はその魔獣達と契約をしていた。紙を作ってもらう代わりに、魔獣達が必要な物を用意する。
そうして簡単な紙を作って、たくさん絵を描いていたと。もちろん質は下がるが、絵を描くことに問題はないらしい。売っている紙は高いんだよ。
そして絵の具の方も。お店で売っているような絵の具は、きちんとどの素材を使うって決まっていて、そこそこの値段がするんだけど。
グランヴィル達はその辺の自然の物を使って、ささっと絵の具を作るため。毎回少しの色の変化はあるが、その色の変化も楽しみながら絵を描いているらしい。
「人によって、色が変わっちゃうけど、それでもかなり金額が抑えられるからさ。そうしたらかなりのお客さんが、絵を依頼できると思うんだ。ええと、みんなで話してて、絵の大きさで金額を変えようって。3種類用意したんだ。1番小さいのが……」
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~
スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」
悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!?
「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」
やかましぃやぁ。
※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる