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44.俺達を運んでくれる大きくて可愛いカウロウ
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『グオォォォー!!』
『ブオォォォー!!』
な、何の音だ? ビックリして音がした方を見た俺。
『あっ!! カウロウだ!!』
『わぁ、いっぱい居るよ!!』
『ん? 箱が付いてる?』
シャインとフラフィーがラピーを掴んで飛んで、音の聞こえた方を確認しながらそう言った。カウロウ? もしかして今のは魔獣の声か? かなり野太い声だな。それにあれだけの大きな声、大きな魔獣の声っぽいけど、どんな魔獣なんだろう。
『あんなにいっぱい、俺、初めて見たぞ』
『僕も』
『ぼくもそう。レイナママ』
「なぁに?」
『カウロウに大きな箱が付いてた。あれ何?』
「箱? ああ、みんなはあれを見るのが初めてだったかしら。あれは私達が乗るための乗り物なのよ。あの箱にたくさんのエルフが乗って、一気にカウロウに運んでもらうの」
『エルフ、走ると速いのに、運んでもらうのか?』
「今から避難するのは小さい子ばかり。みんなエルフの小さい子達が走っているところ、見た事あるでしょう? 私達よりもぜんぜん遅いでしょう?」
『そういえば、みんな遅いな』
『それにけっこう転ぶ』
『1度転んで、ぼくの方に倒れて来た。それで潰れた。あいつはごめん言わないでいなくなった。ぼくは潰れても大丈夫だけど、でも謝らないのは許さない』
あ、うん。ラピー。わざとじゃないだろうから、そんなに怒らないであげてな。それにどのくらい小さい子だったか分からないけど。もしかして転んで驚いて、そのまま泣いて帰っちゃったんじゃないか?
うん、後で話しを聞いてあげよう。今のラピーは目が据わっちゃっているから。でもラピーに怪我がなくて良かったよ。それは本当に良かった。
「そうでしょう? 今はそういう小さな子達が避難するから、そんなに早く移動できないのよ。だから大き乗り物に乗って、カウロウに引っ張ってもらって、みんなで一気に素早く移動するのよ」
『あっ!! 今走って行ったぞ!!』
『カウロウ、走るの速いもんね』
『僕達の側をビュッ!! って走ってく』
『この前カウロウが走った時に起きた風で、友達が飛ばされたもんな』
『大丈夫かな? 飛ばされないかな?』
『危険』
「大丈夫よ。ちゃんと結界を張って移動するから、少ししから風を感じないわ」
走って風が起こって、みんなが飛ばされるって、どれだけ速く走るんだよ。精霊だから小さくて飛ばされたとか? でもレイナさんは結界を張るって言ったしな。ちょっとカウロウを見るのが楽しみになってきた。
『グオォォォー!!』
『ブオォォォー!!』
あいかわらず大きな声が聞こえる中、ゆっくり進んだ俺達。そうして少し前のエルフ達がごっそりいなくなると、大きな鳴き声の魔獣の姿がついに見えた。
レイナさんが俺を籠から抱き上げてくれて、よく見えるようにしてくれたんだよ。籠はアロイスアスが持ってくれる。
「ティニー、あれがカウロウよ」
姿は何かで見た事があったような。テレビだったか、何かの雑誌だったか。牛にツノが生えていて毛がフサフサの生き物。そうだ!! ヤクっていう生き物に似ているんだ!! それで大きさは大人の像と同じくらい大きい。たぶんだけど。
何しろ自分が小さくなり過ぎてるから、どんな物でも大きく見えちゃうんだよ。エルフだって、背の高いエルフはただの壁だからな。もしかしたら俺が思っている以上に、大きいかもしれない。
そうか。あれはカウロウっていう魔獣なのか。体の割に目が小さくてまん丸で可愛いなぁ。エルフとは仲が良い魔獣なんだよな? じゃなきゃ運んでくれないだろうし。でも人間はどうだろう? 俺、今日じゃなくて良いから、ちょっと触ってみたいんだけど。
カウロウの体にロープが巻かれていて、その先には大きな箱型の台車みたいな物が付いていた。それにどんどん乗り込んでいくエルフ達。
おっ! 最初の方に乗った小さい子が、カウロウのことを撫でた。そうしたらカウロウが振り向いて、優しく笑ったような感じが。
「あう!! ばぶう!!」
『ティニーがカッコいい!! 可愛い!! って言ってるぞ』
「そう。大きいから怖がるかもと思ったけれど、大丈夫みたいね。カウロウはとっても優しい魔獣なのよ。だから私達も優しく接してあげないといけないの」
「あう?」
『撫でても良い? って聞いてるよ』
「ええ、大丈夫よ。カウロウは、撫でてもらうのがとっても大好きなの。でも、さすがに今は忙しいから、今度みんながゆっくりしている時にね」
やった! 撫でても大丈夫らしい。しかもとっても喜ぶとか。こんな大きな生き物と触れ合えるなんて、なんて素晴らしい世界なんだ!!
と、さっきカウロウを撫でていた子が乗っている乗り物が満員になって、後ろ部分の板がしっかりと上に上げられると。みんなを順番に乗せているエルフが、カウロウと荷台、全部に結界を張って。
結界を張り終わると、カウロウに乗っているエルフが、トンと足でカウロウの背中を叩いた。次の瞬間。
あっという間だった。ビュッ!! っと新幹線よりも速いくらいの速度で、あっという間に走って行ってしまったんだ。
「あう?」
思わず声を出してしまって俺。でもシャイン達は。
『普通くらいのカウロウだね』
『うん、普通』
『もっと速いカウロウが見たいぞ!』
なんて言いだして。さっき飛ばされないかって心配してなかったか? もっと速い方が良いって、十分速いだろう。新幹線よりも速いんだぞ。新幹線とはいえないから、みんなには黙っていたけど、あまりの速さに驚いてしまった。
ゾウくらいの大きさで、あんなに速く走れるものなのか? それに見た目とっても重そうだから、走ったらかなりの振動がすると思うんだけど。
それともこの世界の魔獣は魔法を使うからな。もしかしたら何か魔法を使って、あれだけの速さで走っていて、振動も起こらないのか?
「確かに平均的な速さかしらね。今まで私がみた中で1番早かったカウロウは、今の倍くらいの速さで走っていたわね。まぁ、あの子は特別ではあったけれど。今は別の森で生活しているけれど、ゆっくり暮らしているかしら?」
え? 今のカウロウの倍?
『ブオォォォー!!』
な、何の音だ? ビックリして音がした方を見た俺。
『あっ!! カウロウだ!!』
『わぁ、いっぱい居るよ!!』
『ん? 箱が付いてる?』
シャインとフラフィーがラピーを掴んで飛んで、音の聞こえた方を確認しながらそう言った。カウロウ? もしかして今のは魔獣の声か? かなり野太い声だな。それにあれだけの大きな声、大きな魔獣の声っぽいけど、どんな魔獣なんだろう。
『あんなにいっぱい、俺、初めて見たぞ』
『僕も』
『ぼくもそう。レイナママ』
「なぁに?」
『カウロウに大きな箱が付いてた。あれ何?』
「箱? ああ、みんなはあれを見るのが初めてだったかしら。あれは私達が乗るための乗り物なのよ。あの箱にたくさんのエルフが乗って、一気にカウロウに運んでもらうの」
『エルフ、走ると速いのに、運んでもらうのか?』
「今から避難するのは小さい子ばかり。みんなエルフの小さい子達が走っているところ、見た事あるでしょう? 私達よりもぜんぜん遅いでしょう?」
『そういえば、みんな遅いな』
『それにけっこう転ぶ』
『1度転んで、ぼくの方に倒れて来た。それで潰れた。あいつはごめん言わないでいなくなった。ぼくは潰れても大丈夫だけど、でも謝らないのは許さない』
あ、うん。ラピー。わざとじゃないだろうから、そんなに怒らないであげてな。それにどのくらい小さい子だったか分からないけど。もしかして転んで驚いて、そのまま泣いて帰っちゃったんじゃないか?
うん、後で話しを聞いてあげよう。今のラピーは目が据わっちゃっているから。でもラピーに怪我がなくて良かったよ。それは本当に良かった。
「そうでしょう? 今はそういう小さな子達が避難するから、そんなに早く移動できないのよ。だから大き乗り物に乗って、カウロウに引っ張ってもらって、みんなで一気に素早く移動するのよ」
『あっ!! 今走って行ったぞ!!』
『カウロウ、走るの速いもんね』
『僕達の側をビュッ!! って走ってく』
『この前カウロウが走った時に起きた風で、友達が飛ばされたもんな』
『大丈夫かな? 飛ばされないかな?』
『危険』
「大丈夫よ。ちゃんと結界を張って移動するから、少ししから風を感じないわ」
走って風が起こって、みんなが飛ばされるって、どれだけ速く走るんだよ。精霊だから小さくて飛ばされたとか? でもレイナさんは結界を張るって言ったしな。ちょっとカウロウを見るのが楽しみになってきた。
『グオォォォー!!』
『ブオォォォー!!』
あいかわらず大きな声が聞こえる中、ゆっくり進んだ俺達。そうして少し前のエルフ達がごっそりいなくなると、大きな鳴き声の魔獣の姿がついに見えた。
レイナさんが俺を籠から抱き上げてくれて、よく見えるようにしてくれたんだよ。籠はアロイスアスが持ってくれる。
「ティニー、あれがカウロウよ」
姿は何かで見た事があったような。テレビだったか、何かの雑誌だったか。牛にツノが生えていて毛がフサフサの生き物。そうだ!! ヤクっていう生き物に似ているんだ!! それで大きさは大人の像と同じくらい大きい。たぶんだけど。
何しろ自分が小さくなり過ぎてるから、どんな物でも大きく見えちゃうんだよ。エルフだって、背の高いエルフはただの壁だからな。もしかしたら俺が思っている以上に、大きいかもしれない。
そうか。あれはカウロウっていう魔獣なのか。体の割に目が小さくてまん丸で可愛いなぁ。エルフとは仲が良い魔獣なんだよな? じゃなきゃ運んでくれないだろうし。でも人間はどうだろう? 俺、今日じゃなくて良いから、ちょっと触ってみたいんだけど。
カウロウの体にロープが巻かれていて、その先には大きな箱型の台車みたいな物が付いていた。それにどんどん乗り込んでいくエルフ達。
おっ! 最初の方に乗った小さい子が、カウロウのことを撫でた。そうしたらカウロウが振り向いて、優しく笑ったような感じが。
「あう!! ばぶう!!」
『ティニーがカッコいい!! 可愛い!! って言ってるぞ』
「そう。大きいから怖がるかもと思ったけれど、大丈夫みたいね。カウロウはとっても優しい魔獣なのよ。だから私達も優しく接してあげないといけないの」
「あう?」
『撫でても良い? って聞いてるよ』
「ええ、大丈夫よ。カウロウは、撫でてもらうのがとっても大好きなの。でも、さすがに今は忙しいから、今度みんながゆっくりしている時にね」
やった! 撫でても大丈夫らしい。しかもとっても喜ぶとか。こんな大きな生き物と触れ合えるなんて、なんて素晴らしい世界なんだ!!
と、さっきカウロウを撫でていた子が乗っている乗り物が満員になって、後ろ部分の板がしっかりと上に上げられると。みんなを順番に乗せているエルフが、カウロウと荷台、全部に結界を張って。
結界を張り終わると、カウロウに乗っているエルフが、トンと足でカウロウの背中を叩いた。次の瞬間。
あっという間だった。ビュッ!! っと新幹線よりも速いくらいの速度で、あっという間に走って行ってしまったんだ。
「あう?」
思わず声を出してしまって俺。でもシャイン達は。
『普通くらいのカウロウだね』
『うん、普通』
『もっと速いカウロウが見たいぞ!』
なんて言いだして。さっき飛ばされないかって心配してなかったか? もっと速い方が良いって、十分速いだろう。新幹線よりも速いんだぞ。新幹線とはいえないから、みんなには黙っていたけど、あまりの速さに驚いてしまった。
ゾウくらいの大きさで、あんなに速く走れるものなのか? それに見た目とっても重そうだから、走ったらかなりの振動がすると思うんだけど。
それともこの世界の魔獣は魔法を使うからな。もしかしたら何か魔法を使って、あれだけの速さで走っていて、振動も起こらないのか?
「確かに平均的な速さかしらね。今まで私がみた中で1番早かったカウロウは、今の倍くらいの速さで走っていたわね。まぁ、あの子は特別ではあったけれど。今は別の森で生活しているけれど、ゆっくり暮らしているかしら?」
え? 今のカウロウの倍?
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