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62僕達の魔力は白い光
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ウルちゃんが分かったって、それからムーちゃんにいくよって言いました。僕とぷるちゃんは静かにウルちゃん達を見つめて。でも全然、何も分かりませんでした。ウルちゃんとムーちゃんがお手々繋いでるだけ。
「ドラゴンおじさん、まりょくながれてる?」
『ぷゆゆゆゆん?』
ぷるちゃんが何て言ったか、ウルちゃんは今お話できないから分からないけど、たぶん分かんないって言ってるよ。何となく分かるんだ。
「ちゃんと流れているぞ。今半分くらい、ウルの魔力がムーに流れた所だ。ふむ、だが我には分かるが、お前達には分からんな。どれ、これでどうだ?」
ドラゴンおじさんがさっきみたいに、僕達の頭に大きな爪をくっ付けます。それで爪がちょっと光って、すぐに元通りに。
「良し、2人を見て見ろ」
僕達はウルちゃん達を見ます。そしたら白い綺麗な光りが、ウルちゃんからムーちゃんに、どんどん流れてました。体半分くらいに光りがフワッて。でも見てたら、ウルちゃんの方の光りが少なくなっていって、ムーちゃんの方が多くなってきて。
白い光りなぁに?って聞いたら、それが魔力だって教えてくれました。ドラゴンおじさんの魔法で僕達が魔力が見えるようにしてくれたんだって。
よく見てみろって言われて、もう1回じっと見ます。ウルちゃんの手からムーちゃんの手の方に、白い光りが移動してました。
「どうだ? ちゃんと流れているだろう。ちゃんと魔力がムーにわたっているという事だ。これから同じことをお前達がするんだぞ。ぷに、ちゃんと分かったな」
『ぷゆゆゆゆん!!』
「ぼくもわかった!!」
ウルちゃん、ちゃんとムーちゃんに魔力流せてるんだね。僕達もちゃんとムーちゃんにお届けしないと。僕とぷるちゃんは2人で顔を見て、うんって頷きました。
それからもう少して、ほとんどの白い光りがムーちゃんに。それを見てたドラゴンおじさんがウルちゃんに、もう良いぞって。ウルちゃんがちゃんとに出来たっておじさんに聞いたら、おじさんは大きな翼で、ウルちゃんの頭をそっとなでなで。ウルちゃんニコニコです。
次はぷるちゃんの番です。ぷるちゃんはお手々繋ぐよりも、ムーちゃんの頭の上に乗った方が良いかもって。すぐにムーちゃんの頭の上に。それですぐにぷるちゃんから白い光りが出て来て、ムーちゃんの中に入って行きます。
その間にドラゴンおじさんが、ウルちゃんにも白い光りが見えるようにしてくれて、白い光を見たウルちゃんは。
『ねぇ、エリアス。僕上手に出来てた?』
って聞いて来たから、僕はウルちゃんの頭をなでなで、それから拍手してあげました。ウルちゃんまたニコニコしてたよ。
ぷるちゃんもウルちゃんと同じくらいで、ほとんどの魔力をムーちゃんに。それからドラゴンおじさんに褒めてもらってニコニコ。
いよいよ僕の番です。僕はムーちゃんの前に立って、ムーちゃんの手をギュッと握りました。
「ムーちゃん、ぼくのまりょくあげるね」
『ガウガア!!』
魔力が流れるように、流れるように。ドラゴンおじさんに言われたことを思い出しながら、僕はムーちゃんに、自分の魔力が流れるのを考えます。
すぐでした。僕の体の中から白い光りがどんどん手の方に行って、それがムーちゃんの中に。ポカポカがだんだんなくなって来て。それで白い光もなくなったら、ポカポカは全部消えちゃいました。
ドラゴンおじさんがもう良いぞって。僕もちゃんとムーちゃんに魔力あげられました。良かったぁ、難しなくて。早く石を壊さないといけないのに、時間がいっぱいはダメだもんね。
「良し、これでムーの準備は整った。アスール!」
『なぁに?』
「今から我は、エリアス達に、もう1回結界を張る。ムーの攻撃がどのくらいになるか分からんからな。だからお前も一応、エリアス達に結界を張ってくれ」
『分かったぁ』
僕達はムーちゃんからちょっと離れて、みんなでくっ付きます。それでドラゴンおじさん達が結界を張ってくれて。その後はムーちゃんとお話のおじさん。
「よく聞くのだぞ。体に溜まっている魔力が分かるな」
『ガウ!!』
「その魔力をすべて炎に込めろ。そして石の陣、一気に消す感覚で炎を放つのだ。父の言っていることが分かるか?」
『ガウガ!!』
「良し! お前ならば絶対にアレを破壊することができる。父はすぐ隣で見ているからな」
『ガウガウガァ!!』
お話終わったみたい。ムーちゃんがフンッて石の方向いて、キリッとしたお顔して立ちました。僕達は側に居られないから、離れた結界の中からムーちゃんを応援です。
「ムーちゃん、がんばれぇ~!!」
『頑張れっ!!』
『ぷゆゆゆゆん!!』
ムーちゃんが僕達の方を振り向いて、ニコッて笑ってお手々を振ってくれて。それからまた石の方を見てキリッとした顔します。ムーちゃんカッコいい!! 頑張れ!!
周りが一気に静かになりました。結界の外から時々、サワサワって音と、魔獣の鳴き声が聞こえるけど、それが聞こえないと、し~んって。そして…。
ムーちゃんの体の中の白い光りが、もっと強く光り始めました。
「良し!! やれ!! ムー!!」
『ガウガウガアァァァッ!!』
「ドラゴンおじさん、まりょくながれてる?」
『ぷゆゆゆゆん?』
ぷるちゃんが何て言ったか、ウルちゃんは今お話できないから分からないけど、たぶん分かんないって言ってるよ。何となく分かるんだ。
「ちゃんと流れているぞ。今半分くらい、ウルの魔力がムーに流れた所だ。ふむ、だが我には分かるが、お前達には分からんな。どれ、これでどうだ?」
ドラゴンおじさんがさっきみたいに、僕達の頭に大きな爪をくっ付けます。それで爪がちょっと光って、すぐに元通りに。
「良し、2人を見て見ろ」
僕達はウルちゃん達を見ます。そしたら白い綺麗な光りが、ウルちゃんからムーちゃんに、どんどん流れてました。体半分くらいに光りがフワッて。でも見てたら、ウルちゃんの方の光りが少なくなっていって、ムーちゃんの方が多くなってきて。
白い光りなぁに?って聞いたら、それが魔力だって教えてくれました。ドラゴンおじさんの魔法で僕達が魔力が見えるようにしてくれたんだって。
よく見てみろって言われて、もう1回じっと見ます。ウルちゃんの手からムーちゃんの手の方に、白い光りが移動してました。
「どうだ? ちゃんと流れているだろう。ちゃんと魔力がムーにわたっているという事だ。これから同じことをお前達がするんだぞ。ぷに、ちゃんと分かったな」
『ぷゆゆゆゆん!!』
「ぼくもわかった!!」
ウルちゃん、ちゃんとムーちゃんに魔力流せてるんだね。僕達もちゃんとムーちゃんにお届けしないと。僕とぷるちゃんは2人で顔を見て、うんって頷きました。
それからもう少して、ほとんどの白い光りがムーちゃんに。それを見てたドラゴンおじさんがウルちゃんに、もう良いぞって。ウルちゃんがちゃんとに出来たっておじさんに聞いたら、おじさんは大きな翼で、ウルちゃんの頭をそっとなでなで。ウルちゃんニコニコです。
次はぷるちゃんの番です。ぷるちゃんはお手々繋ぐよりも、ムーちゃんの頭の上に乗った方が良いかもって。すぐにムーちゃんの頭の上に。それですぐにぷるちゃんから白い光りが出て来て、ムーちゃんの中に入って行きます。
その間にドラゴンおじさんが、ウルちゃんにも白い光りが見えるようにしてくれて、白い光を見たウルちゃんは。
『ねぇ、エリアス。僕上手に出来てた?』
って聞いて来たから、僕はウルちゃんの頭をなでなで、それから拍手してあげました。ウルちゃんまたニコニコしてたよ。
ぷるちゃんもウルちゃんと同じくらいで、ほとんどの魔力をムーちゃんに。それからドラゴンおじさんに褒めてもらってニコニコ。
いよいよ僕の番です。僕はムーちゃんの前に立って、ムーちゃんの手をギュッと握りました。
「ムーちゃん、ぼくのまりょくあげるね」
『ガウガア!!』
魔力が流れるように、流れるように。ドラゴンおじさんに言われたことを思い出しながら、僕はムーちゃんに、自分の魔力が流れるのを考えます。
すぐでした。僕の体の中から白い光りがどんどん手の方に行って、それがムーちゃんの中に。ポカポカがだんだんなくなって来て。それで白い光もなくなったら、ポカポカは全部消えちゃいました。
ドラゴンおじさんがもう良いぞって。僕もちゃんとムーちゃんに魔力あげられました。良かったぁ、難しなくて。早く石を壊さないといけないのに、時間がいっぱいはダメだもんね。
「良し、これでムーの準備は整った。アスール!」
『なぁに?』
「今から我は、エリアス達に、もう1回結界を張る。ムーの攻撃がどのくらいになるか分からんからな。だからお前も一応、エリアス達に結界を張ってくれ」
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「よく聞くのだぞ。体に溜まっている魔力が分かるな」
『ガウ!!』
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『ガウガ!!』
「良し! お前ならば絶対にアレを破壊することができる。父はすぐ隣で見ているからな」
『ガウガウガァ!!』
お話終わったみたい。ムーちゃんがフンッて石の方向いて、キリッとしたお顔して立ちました。僕達は側に居られないから、離れた結界の中からムーちゃんを応援です。
「ムーちゃん、がんばれぇ~!!」
『頑張れっ!!』
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周りが一気に静かになりました。結界の外から時々、サワサワって音と、魔獣の鳴き声が聞こえるけど、それが聞こえないと、し~んって。そして…。
ムーちゃんの体の中の白い光りが、もっと強く光り始めました。
「良し!! やれ!! ムー!!」
『ガウガウガアァァァッ!!』
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