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52大きな爆発。あれ? ここ何処かな?
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「シューおにいさん」
『何だ?』
「こえがきこえたぁ」
『声?』
僕がそう言ったら、シューお兄さんが周りをキョロキョロ。それでどんな声だって聞かれて、僕はウルちゃん達みたいな声って言いました。大人の人じゃないの。
シューお兄さんが、もう1回周りを見ます。
『今も聞こえるか?』
「ううん。いまはきこえない」
さっき1回だけ聞こえてから、その後は声が聞こえません。シューお兄さんはまた聞こえたら教えろって。それから僕やにぃに、ぷるちゃん達にソファーに戻るぞって言いました。
ソファーに戻った僕達。応援はちょっとお休み。シューお兄さんがまた煩くなるといけないから、眠らなくても良いから、ゴロゴロしてろって。だから僕達はソファーの上でゴロゴロ。シューお兄さんは窓の所に戻って、また外を見始めました。
でもそれからすぐでした。
『不味い!!』
シューお兄さんがいきなり叫んで窓から離れて、あの綺麗な魔獣のシューリーに変身。僕達の所に走って来て、僕達の周りに結界を張りました。お部屋にも結界が張ってあるのにどうしたのかな? 聞こうと思ったんだけど、ラッセルにぃにが静かに動いちゃダメって。僕やウルちゃんのこと抱きしめて、ダレルにぃにもムウちゃん達のこと抱きしめます。
その後すぐでした。またシューお兄さんが叫びます。
『いいか絶対に動くなよ!!』
そのとたん、大きな音がして、僕達のお部屋の前や、お城のいろんな所、後、遠くからもたくさん爆発するとこが聞こえて、僕はお目々を瞑って、それからお耳も塞ぎます。
パリン、バリンッ!! 窓が割れる音がして、ビュウゥゥゥッ!!凄い風が。爆発の音も止まりません。
「にぃに!!」
「大丈夫だぞ! 兄ちゃんが付いてるからな!」
「僕もいるからね!」
『くそっ、やられた! 皆目を瞑れ!! 良いと言うまで目を瞑ったまま、動くんじゃないぞ!!』
僕もうお目々瞑ってたから、頭の上に乗ってたぷるちゃんを下ろしてギュって抱きしめて、言われた通り、大きな爆発の音がすぐ側でしても、動かないように我慢しました。
そしたらなんか体が浮かんだような気がして、何処まで飛ばされるか分からんなって、シューお兄さんの声が。その後周りから、ビュビョオォォォッ!! 風の凄い音が。
ずっとお目々瞑ってた僕。にぃにが時々シューお兄さんにお目々開けて良いか聞くけど、シューお兄さんはまだダメだって。その後もずっとお目々瞑ったまんまでした。
『あれだけの攻撃、すぐには同じ規模の攻撃はできないだろう。今のうちか? 良し、皆目を開けて良いぞ』
やっとお目々開けられたよ。お目々を擦って、周りをキョロキョロ。シューお兄さんの張ってくれた結界の周りは、モクモク煙ばっかりで、他に何も見えませんでした。すぐにシューお兄さんがお兄さんだけ結界から出て、風の魔法で煙を消してくれます。
「ん?」
周りはボロボロの石や、壁みたいなやつ、それから土や草や木、後いろんなものがゴロゴロ転がってました。僕達お部屋に居たよね? 何でこんなに周りボロボロ、ゴロゴロなの? 僕達のお部屋は?
お兄ちゃんが僕が思ったことシューお兄さんに聞きます。そしたら僕達は悪い魔獣さん達の攻撃で、ちょっと飛ばされちゃったんだって。
「見てみろ」
シューお兄さんが指さした方を見ます。そしたらお城が見えたんだけど。お城の半分から上の所、またまた半分なくなってました。あそこの半分お城のなくなってる所に、悪い魔獣さん達が攻撃したから、なくなっちゃったんだって。
それで僕達がいたお部屋は、あのなくなったった所にあって、僕達は攻撃のせいで、お城からちょっと離れたここまで飛ばされちゃったの。
「シューお兄さん。母様や父様大丈夫?」
『ああ、お前達の親は無事だ。あのライオネルとシェーラという人間もな』
「良かった。でも俺達早く戻らないと、母様たち心配するよ」
『分かっている。だが気を付けて戻らなないといけない。こちらに先程攻撃した魔獣とは別の魔獣達が近づいて来ているんだ。だが、安心しろ。俺が必ず守って、お前達を家族の所に連れて行ってやる』
このまますぐに戻ると、悪い魔獣さん達に見つかっちゃうから、ちょっと向こうの方からお城に戻るんだって。
すぐに出発するぞって、僕達は立ちあがって、シューお兄さんが最初にラッセルにぃにのこと咥えて、ヒョイって自分の背中に飛ばして乗せました。次がダレルにぃに。それから次が僕で、僕がぷるちゃんとウルちゃんを抱っこして、ヒョイって飛ばされて乗りました。
ラッセルにぃにがダレルにぃにを落ちないようにギュってして、ダレルにぃにが僕をギュって、ぷるちゃんは僕の頭にくっ付いて、落ちないように、お体を少し伸ばして、肩にもくっ付きました。ウルちゃんは僕のお洋服に体を半分入れて、それからシューお兄さんの毛を咥えて落ちないように。
最後にムウちゃんがヒョイって飛ばされて、1番後ろに乗りました。
『ムウ、そんなに爪を立てるな。痛いだろう。それに、お前は飛ぶ練習をした方が良いな』
みんながシューお兄さんに乗っかって、お城に向かって出発です。
『何だ?』
「こえがきこえたぁ」
『声?』
僕がそう言ったら、シューお兄さんが周りをキョロキョロ。それでどんな声だって聞かれて、僕はウルちゃん達みたいな声って言いました。大人の人じゃないの。
シューお兄さんが、もう1回周りを見ます。
『今も聞こえるか?』
「ううん。いまはきこえない」
さっき1回だけ聞こえてから、その後は声が聞こえません。シューお兄さんはまた聞こえたら教えろって。それから僕やにぃに、ぷるちゃん達にソファーに戻るぞって言いました。
ソファーに戻った僕達。応援はちょっとお休み。シューお兄さんがまた煩くなるといけないから、眠らなくても良いから、ゴロゴロしてろって。だから僕達はソファーの上でゴロゴロ。シューお兄さんは窓の所に戻って、また外を見始めました。
でもそれからすぐでした。
『不味い!!』
シューお兄さんがいきなり叫んで窓から離れて、あの綺麗な魔獣のシューリーに変身。僕達の所に走って来て、僕達の周りに結界を張りました。お部屋にも結界が張ってあるのにどうしたのかな? 聞こうと思ったんだけど、ラッセルにぃにが静かに動いちゃダメって。僕やウルちゃんのこと抱きしめて、ダレルにぃにもムウちゃん達のこと抱きしめます。
その後すぐでした。またシューお兄さんが叫びます。
『いいか絶対に動くなよ!!』
そのとたん、大きな音がして、僕達のお部屋の前や、お城のいろんな所、後、遠くからもたくさん爆発するとこが聞こえて、僕はお目々を瞑って、それからお耳も塞ぎます。
パリン、バリンッ!! 窓が割れる音がして、ビュウゥゥゥッ!!凄い風が。爆発の音も止まりません。
「にぃに!!」
「大丈夫だぞ! 兄ちゃんが付いてるからな!」
「僕もいるからね!」
『くそっ、やられた! 皆目を瞑れ!! 良いと言うまで目を瞑ったまま、動くんじゃないぞ!!』
僕もうお目々瞑ってたから、頭の上に乗ってたぷるちゃんを下ろしてギュって抱きしめて、言われた通り、大きな爆発の音がすぐ側でしても、動かないように我慢しました。
そしたらなんか体が浮かんだような気がして、何処まで飛ばされるか分からんなって、シューお兄さんの声が。その後周りから、ビュビョオォォォッ!! 風の凄い音が。
ずっとお目々瞑ってた僕。にぃにが時々シューお兄さんにお目々開けて良いか聞くけど、シューお兄さんはまだダメだって。その後もずっとお目々瞑ったまんまでした。
『あれだけの攻撃、すぐには同じ規模の攻撃はできないだろう。今のうちか? 良し、皆目を開けて良いぞ』
やっとお目々開けられたよ。お目々を擦って、周りをキョロキョロ。シューお兄さんの張ってくれた結界の周りは、モクモク煙ばっかりで、他に何も見えませんでした。すぐにシューお兄さんがお兄さんだけ結界から出て、風の魔法で煙を消してくれます。
「ん?」
周りはボロボロの石や、壁みたいなやつ、それから土や草や木、後いろんなものがゴロゴロ転がってました。僕達お部屋に居たよね? 何でこんなに周りボロボロ、ゴロゴロなの? 僕達のお部屋は?
お兄ちゃんが僕が思ったことシューお兄さんに聞きます。そしたら僕達は悪い魔獣さん達の攻撃で、ちょっと飛ばされちゃったんだって。
「見てみろ」
シューお兄さんが指さした方を見ます。そしたらお城が見えたんだけど。お城の半分から上の所、またまた半分なくなってました。あそこの半分お城のなくなってる所に、悪い魔獣さん達が攻撃したから、なくなっちゃったんだって。
それで僕達がいたお部屋は、あのなくなったった所にあって、僕達は攻撃のせいで、お城からちょっと離れたここまで飛ばされちゃったの。
「シューお兄さん。母様や父様大丈夫?」
『ああ、お前達の親は無事だ。あのライオネルとシェーラという人間もな』
「良かった。でも俺達早く戻らないと、母様たち心配するよ」
『分かっている。だが気を付けて戻らなないといけない。こちらに先程攻撃した魔獣とは別の魔獣達が近づいて来ているんだ。だが、安心しろ。俺が必ず守って、お前達を家族の所に連れて行ってやる』
このまますぐに戻ると、悪い魔獣さん達に見つかっちゃうから、ちょっと向こうの方からお城に戻るんだって。
すぐに出発するぞって、僕達は立ちあがって、シューお兄さんが最初にラッセルにぃにのこと咥えて、ヒョイって自分の背中に飛ばして乗せました。次がダレルにぃに。それから次が僕で、僕がぷるちゃんとウルちゃんを抱っこして、ヒョイって飛ばされて乗りました。
ラッセルにぃにがダレルにぃにを落ちないようにギュってして、ダレルにぃにが僕をギュって、ぷるちゃんは僕の頭にくっ付いて、落ちないように、お体を少し伸ばして、肩にもくっ付きました。ウルちゃんは僕のお洋服に体を半分入れて、それからシューお兄さんの毛を咥えて落ちないように。
最後にムウちゃんがヒョイって飛ばされて、1番後ろに乗りました。
『ムウ、そんなに爪を立てるな。痛いだろう。それに、お前は飛ぶ練習をした方が良いな』
みんながシューお兄さんに乗っかって、お城に向かって出発です。
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