28 / 72
26みんな大変?
しおりを挟む
ウィリスさんとマクマスターのカッコいい練習が終わりました。でも…カッコ良かったけど、地面穴ぼこだらけです。せっかくのお花たくさんなくなっちゃいました。
「ウィリス! マクマスター!」
僕達みんなでビクッてしちゃったよ。いきなり誰かが大きなお声で、ウィリスさん達のお名前呼びました。
後ろ向いたら騎士さん達のお家から、ちょっと太ってる女の人がでてきて、それでその女の人がとっても怒ってます。
「パーシバルも来なさい!」
さっきまでニコニコ僕達の方見てた、ウィリスさんとマクマスターがなんか嫌そうなお顔になりました。それから困ってるお顔もしてます。パーシバルおじちゃんも困ったお顔してるよ。
どんどん歩いてくる女の人が、僕達にご挨拶してくれました。そのときはニコニコお顔になった女の人。でもパーシバルおじちゃん達見てまた怖いお顔に戻っちゃいました。
パーシバルおじちゃん達がのろのろ女の人の方に歩いてきます。
僕が横見たら他のドラゴンさん達は、僕のかあ様が怒ってて逃げてたときみたいに、ドラゴンさんのお家からこっち見てました。いつお家に入ったの? 僕ぜんぜん気づかなかったよ。
「パーシバル! ウィリス! いつも言っているでしょう! 激しい訓練をするときは必ず結界を張ってって。それからなるべく地面に穴が開く訓練はしないでくれって。もしやるのなら、そこでも結界を張ってくださいねって。何回言わせれば気が済むんだい!」
「み、ミーネすまない、いろいろあって忘れていたんだ」
わわ、怖い! 僕達はライオネルの後ろに急いで隠れます。女の人のお名前はミーネっていうみたいです。ミーネは僕のかあ様が怒ったときみたいにとっても怖いの。パーシバルおじちゃんがぺこぺこごめんなさいしてます。
それから今パーシバルおじちゃんのお隣に来たウィリスさんとマクマスターも、何回もごめんなさいしました。
「訓練が大事なことは分かってます。でも宿舎を掃除するのは私なんですよ。中だけではなく外壁、宿舎の前の花壇、いろいろと私が綺麗にしているんだから。それに地面に穴をあけると、土煙のせいで洗濯物が汚れると、また洗い直しになったら面倒だと、何回言ったら分かるんだい!
ミーネ止まりません。パーシバルおじちゃん達は何か言おうとするけど、ぜんぜんお話しできなくて、だんだんなんか、しゅんってなっちゃいました。マクマスターはクルルルルって寂しそうに鳴いてます。
「エリアス様、まだ話は終わらないでしょうから、1度宿舎に戻りましょう。あちらは終わっているでしょうから」
あちら? 僕達はそっとパーシバルおじちゃん達から離れます。
騎士さん達のお家に入って、ご飯食べるお部屋に入ったら、ドラゴンおじさんがパンケーキ食べてました。パンケーキがお山みたいになってます。かあ様もとう様も一緒だよ。かあ様もう怒ってません。僕はかあ様に駆け寄って抱きつきました。
「かあさま! すごかったの!」
「あら、どんな事が凄かったの?」
僕がお話しようと思ったら、ご飯作る所からギムルが大きなお声で叫びました。
「こっちも凄い…いや、大変な事になってるぞ!」
ん? どうしたの? ギムルの方に走って行って、ぴょんぴょんしながら中を見ます。ライオネルが僕のこと抱っこしてくれました。
ギムルの前に5個のフライパンがあって、ぜんぶ蓋がしてあります。急にギムルがお目々をぱっちり開きました。
ばばばばばって蓋を開けて、それからフライパンを両方のお手々にもって、さって上にあげました。フライパンから何かが飛び出し、またフライパンに戻ります。それをあと2回やって、また蓋をしました。今飛んだのなぁに?
「エリアス様、今のはパンケーキですよ。早すぎてよく見えませんでしたね」
今のパンケーキ? ほんとうに?
「坊っちゃん達が戻ってきたなら、もう1回焼かないとダメか?」
ギムルがぶつぶつ言いながら、フライパンをもう1個用意して、とろとろの何かを入れました。
その時がやがや誰かがお部屋に入ってきて、パーシバルおじちゃんとウィリスさんでした。なんかケンカしながら入ってきて、入ってきてすぐクンクン匂いを嗅ぎます。それでギムルに俺達にもってお願いしました。
「ちっ、座って待ってろ!」
パーシバルおじちゃんがお椅子に座って僕達のこと呼びます。僕はパーシバルおじちゃんのお隣に座りました。
「どうだった? カッコ良かったろう」
「うん!」
「今度からムーもここでいろんな事勉強するんだぞ」
「???」
今ドラゴンおじさんはお家でかあ様がお勉強してるでしょう? かあ様だけだとお勉強教えるの大変です。だからムーちゃんはパーシバルおじちゃんやウィリスさん、それからヘッドやマクマスター、他の騎士さんとドラゴンさん達が教えてくれるんだって。
僕はとう様の方に走っていきます。ムーちゃんここでお勉強? お泊りして? 聞きたいこといっぱいです。
僕がとう様の所に行ったら、ギムルができたぞって叫びました。
「ウィリス! マクマスター!」
僕達みんなでビクッてしちゃったよ。いきなり誰かが大きなお声で、ウィリスさん達のお名前呼びました。
後ろ向いたら騎士さん達のお家から、ちょっと太ってる女の人がでてきて、それでその女の人がとっても怒ってます。
「パーシバルも来なさい!」
さっきまでニコニコ僕達の方見てた、ウィリスさんとマクマスターがなんか嫌そうなお顔になりました。それから困ってるお顔もしてます。パーシバルおじちゃんも困ったお顔してるよ。
どんどん歩いてくる女の人が、僕達にご挨拶してくれました。そのときはニコニコお顔になった女の人。でもパーシバルおじちゃん達見てまた怖いお顔に戻っちゃいました。
パーシバルおじちゃん達がのろのろ女の人の方に歩いてきます。
僕が横見たら他のドラゴンさん達は、僕のかあ様が怒ってて逃げてたときみたいに、ドラゴンさんのお家からこっち見てました。いつお家に入ったの? 僕ぜんぜん気づかなかったよ。
「パーシバル! ウィリス! いつも言っているでしょう! 激しい訓練をするときは必ず結界を張ってって。それからなるべく地面に穴が開く訓練はしないでくれって。もしやるのなら、そこでも結界を張ってくださいねって。何回言わせれば気が済むんだい!」
「み、ミーネすまない、いろいろあって忘れていたんだ」
わわ、怖い! 僕達はライオネルの後ろに急いで隠れます。女の人のお名前はミーネっていうみたいです。ミーネは僕のかあ様が怒ったときみたいにとっても怖いの。パーシバルおじちゃんがぺこぺこごめんなさいしてます。
それから今パーシバルおじちゃんのお隣に来たウィリスさんとマクマスターも、何回もごめんなさいしました。
「訓練が大事なことは分かってます。でも宿舎を掃除するのは私なんですよ。中だけではなく外壁、宿舎の前の花壇、いろいろと私が綺麗にしているんだから。それに地面に穴をあけると、土煙のせいで洗濯物が汚れると、また洗い直しになったら面倒だと、何回言ったら分かるんだい!
ミーネ止まりません。パーシバルおじちゃん達は何か言おうとするけど、ぜんぜんお話しできなくて、だんだんなんか、しゅんってなっちゃいました。マクマスターはクルルルルって寂しそうに鳴いてます。
「エリアス様、まだ話は終わらないでしょうから、1度宿舎に戻りましょう。あちらは終わっているでしょうから」
あちら? 僕達はそっとパーシバルおじちゃん達から離れます。
騎士さん達のお家に入って、ご飯食べるお部屋に入ったら、ドラゴンおじさんがパンケーキ食べてました。パンケーキがお山みたいになってます。かあ様もとう様も一緒だよ。かあ様もう怒ってません。僕はかあ様に駆け寄って抱きつきました。
「かあさま! すごかったの!」
「あら、どんな事が凄かったの?」
僕がお話しようと思ったら、ご飯作る所からギムルが大きなお声で叫びました。
「こっちも凄い…いや、大変な事になってるぞ!」
ん? どうしたの? ギムルの方に走って行って、ぴょんぴょんしながら中を見ます。ライオネルが僕のこと抱っこしてくれました。
ギムルの前に5個のフライパンがあって、ぜんぶ蓋がしてあります。急にギムルがお目々をぱっちり開きました。
ばばばばばって蓋を開けて、それからフライパンを両方のお手々にもって、さって上にあげました。フライパンから何かが飛び出し、またフライパンに戻ります。それをあと2回やって、また蓋をしました。今飛んだのなぁに?
「エリアス様、今のはパンケーキですよ。早すぎてよく見えませんでしたね」
今のパンケーキ? ほんとうに?
「坊っちゃん達が戻ってきたなら、もう1回焼かないとダメか?」
ギムルがぶつぶつ言いながら、フライパンをもう1個用意して、とろとろの何かを入れました。
その時がやがや誰かがお部屋に入ってきて、パーシバルおじちゃんとウィリスさんでした。なんかケンカしながら入ってきて、入ってきてすぐクンクン匂いを嗅ぎます。それでギムルに俺達にもってお願いしました。
「ちっ、座って待ってろ!」
パーシバルおじちゃんがお椅子に座って僕達のこと呼びます。僕はパーシバルおじちゃんのお隣に座りました。
「どうだった? カッコ良かったろう」
「うん!」
「今度からムーもここでいろんな事勉強するんだぞ」
「???」
今ドラゴンおじさんはお家でかあ様がお勉強してるでしょう? かあ様だけだとお勉強教えるの大変です。だからムーちゃんはパーシバルおじちゃんやウィリスさん、それからヘッドやマクマスター、他の騎士さんとドラゴンさん達が教えてくれるんだって。
僕はとう様の方に走っていきます。ムーちゃんここでお勉強? お泊りして? 聞きたいこといっぱいです。
僕がとう様の所に行ったら、ギムルができたぞって叫びました。
38
お気に入りに追加
1,606
あなたにおすすめの小説

元捨て子の新米王子様、今日もお仕事頑張ります!
藤なごみ
ファンタジー
簡易説明
転生前も転生後も捨て子として育てられた少年が、大きく成長する物語です
詳細説明
生まれた直後に病院に遺棄されるという運命を背負った少年は、様々な境遇の子どもが集まった孤児院で成長していった。
そして孤児院を退寮後に働いていたのだが、本人が気が付かないうちに就寝中に病気で亡くなってしまいす。
そして再び少年が目を覚ますと、前世の記憶を持ったまま全く別の世界で新たな生を受ける事に。
しかし、ここでも再び少年は生後直ぐに遺棄される運命を辿って行く事になります。
赤ん坊となった少年は、果たして家族と再会する事が出来るのか。
色々な視点が出てきて読みにくいと思いますがご了承ください。
家族の絆、血のつながりのある絆、血のつながらない絆とかを書いて行く予定です。
※小説家になろう様でも投稿しております

聖女として召還されたのにフェンリルをテイムしたら追放されましたー腹いせに快適すぎる森に引きこもって我慢していた事色々好き放題してやります!
ふぃえま
ファンタジー
「勝手に呼び出して無茶振りしたくせに自分達に都合の悪い聖獣がでたら責任追及とか狡すぎません?
せめて裏で良いから謝罪の一言くらいあるはずですよね?」
不況の中、なんとか内定をもぎ取った会社にやっと慣れたと思ったら異世界召還されて勝手に聖女にされました、佐藤です。いや、元佐藤か。
実は今日、なんか国を守る聖獣を召還せよって言われたからやったらフェンリルが出ました。
あんまりこういうの詳しくないけど確か超強いやつですよね?
なのに周りの反応は正反対!
なんかめっちゃ裏切り者とか怒鳴られてロープグルグル巻きにされました。
勝手にこっちに連れて来たりただでさえ難しい聖獣召喚にケチつけたり……なんかもうこの人たち助けなくてもバチ当たりませんよね?
簡単に聖女に魅了されるような男は、捨てて差し上げます。~植物魔法でスローライフを満喫する~
Ria★発売中『簡単に聖女に魅了〜』
ファンタジー
ifルート投稿中!作品一覧から覗きに来てね♪
第15回ファンタジー小説大賞 奨励賞&投票4位 ありがとうございます♪
◇ ◇ ◇
婚約者、護衛騎士・・・周りにいる男性達が聖女に惹かれて行く・・・私よりも聖女が大切ならもう要らない。
【一章】婚約者編
【二章】幼馴染の護衛騎士編
【閑話】お兄様視点
【三章】第二王子殿下編
【閑話】聖女視点(ざまぁ展開)
【四章】森でスローライフ
【閑話】彼らの今
【五章】ヒーロー考え中←決定(ご協力ありがとうございます!)
主人公が新しい生活を始めるのは四章からです。
スローライフな内容がすぐ読みたい人は四章から読むのをおすすめします。
スローライフの相棒は、もふもふ。
各男性陣の視点は、適宜飛ばしてくださいね。
◇ ◇ ◇
【あらすじ】
平民の娘が、聖属性魔法に目覚めた。聖女として教会に預けられることになった。
聖女は平民にしては珍しい淡い桃色の瞳と髪をしていた。
主人公のメルティアナは、聖女と友人になる。
そして、聖女の面倒を見ている第二王子殿下と聖女とメルティアナの婚約者であるルシアンと共に、昼食を取る様になる。
良好だった関係は、徐々に崩れていく。
婚約者を蔑ろにする男も、護衛対象より聖女を優先する護衛騎士も要らない。
自分の身は自分で守れるわ。
主人公の伯爵令嬢が、男達に別れを告げて、好きに生きるお話。
※ちょっと男性陣が可哀想かも
※設定ふんわり
※ご都合主義
※独自設定あり

【完結】政略結婚をしたらいきなり子持ちになりました。義娘が私たち夫婦をニヤニヤしながら観察してきます。
水都 ミナト
恋愛
私たち夫婦は祖父同士が決めた政略結婚だ。
実際に会えたのは王都でのデビュタントだけで、それ以外は手紙で長らく交流を重ねてきた。
そんなほぼ初対面にも等しき私たちが結婚して0日目。私たちに娘ができた。
事故で両親を亡くした遠い親戚の子を引き取ることになったのだ。
夫婦としてだけでなく、家族としてもお互いのことを知っていかねば……と思っていたら、何やら義娘の様子がおかしくて――?
「推しカプ最高」って、なんのこと?
★情緒おかしめの転生幼女が推しカプ(両親)のバッドエンド回避のため奔走するハイテンション推し活コメディです
★短編版からパワーアップしてお届け。第一話から加筆しているので、短編版をすでにご覧の方も第一話よりお楽しみいただけます!
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。

転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~
柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。
想像と、違ったんだけど?神様!
寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。
神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗
もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。
とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗
いくぞ、「【【オー❗】】」
誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。
「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。
コメントをくれた方にはお返事します。
こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。
2日に1回更新しています。(予定によって変更あり)
小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。
少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_

野草から始まる異世界スローライフ
深月カナメ
ファンタジー
花、植物に癒されたキャンプ場からの帰り、事故にあい異世界に転生。気付けば子供の姿で、名前はエルバという。
私ーーエルバはスクスク育ち。
ある日、ふれた薬草の名前、効能が頭の中に聞こえた。
(このスキル使える)
エルバはみたこともない植物をもとめ、魔法のある世界で優しい両親も恵まれ、私の第二の人生はいま異世界ではじまった。
エブリスタ様にて掲載中です。
表紙は表紙メーカー様をお借りいたしました。
プロローグ〜78話までを第一章として、誤字脱字を直したものに変えました。
物語は変わっておりません。
一応、誤字脱字、文章などを直したはずですが、まだまだあると思います。見直しながら第二章を進めたいと思っております。
よろしくお願いします。

次は幸せな結婚が出来るかな?
キルア犬
ファンタジー
バレンド王国の第2王女に転生していた相川絵美は5歳の時に毒を盛られ、死にかけたことで前世を思い出した。
だが、、今度は良い男をついでに魔法の世界だから魔法もと考えたのだが、、、解放の日に鑑定した結果は使い勝手が良くない威力だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる