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232 エルフの連絡手段
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「私達は花や草、木を通して、連絡を取り合うことができるのだ」
え? どういうこと? 花? 草? それに木って。それを使って何かを作って、それにメッセージを書いて送るってこと? 自然の物だから、さっき考えていた小鳥さんに運んでもらえるとか。
それか後は、あれかな。ほら僕とフィル、クルクルは家族だけど。家族じゃなくて仕事仲間とか、友達とかで魔獣と契約する人達もいるって。だからアルフォンスさんにも、そういう契約している魔獣がいて、その魔獣に運んでもらってる?
「まじゅ、けやくちてりゅ?」
「何だ? どうして急に契約の話しが出てきたんだ? 今は連絡の取り方を話しているのだが」
いやだからね。僕が言ったのはその連絡に関係することなんだけど。僕はなんとかアルフォンスさんに、僕が考えていたことを話しました。でもアルフォンスさんは、僕の話しを半分理解して半分は何を言っているかも分からなかったみたい。
洞窟にいる時は、大切なことだけを短くアルフォンスさんに伝えていたから。説明にここまで長く話したのは初めてだったかも。そしてもちろん僕の話し方は、お子様な話し方で。頑張って説明したんだけど、お子様言葉が邪魔をして、半分しか伝わらなかったんだよ。
でも今半分分かったなら、もう1回説明したら伝えられるかも。そう思った僕は、またすぐに話しを始めて。と、それに気づいたフィル達が、すぐに僕の所に戻ってきてくれました。
うん、これでばっちり伝えられるね。フィル達は僕の言葉を全てしっかり理解してくれるから、とっても助かるよ。2匹が居てくれて良かったぁ。
こうしてやっとアルフォンスさんに話せた僕。アルフォンスさんは、ああって。それから契約している魔獣はいないって言ったんだ。
「私達エルフは、基本契約はしないんだ。契約しなくても森の魔獣達は、家族のようなもので、契約が必要ないのだ。私達自身も、契約などというもので相手縛ろうとは考えたこともない。そしてどちらが上というものもない。昔からずっとその関係を続けてきたのだ」
けいやく、縛る……。僕もフィル達を縛っちゃってる? そう聞く僕に、アルフォンスは首を振ります。
「それぞれ形というものがあるのだ。私達ハイエルフは、ずっと昔からそれが当たり前という生活を送ってきた。そしてそれは森では当たり前のこととして、皆が皆それぞれの生活をしている。だが…」
エンシェントドラゴンおじさんみたいに、無理矢理契約は勿論、絶対にやっちゃいけないことだけど、でも契約主と契約者、それぞれが納得しているのなら、問題はないって。そうすることで本当の家族になる人達もいるから。僕やフィル、クルクルみたいにね。
「要は、お互いの気持ちが大切ということだ。フィル、クルクル、お前達はカナデと契約をして、不幸だと思ったことはあるか?」
『カナデ、かぞくなの!! ぼくうれしいなの!!』
『クルクルも! とっても楽しい、嬉しい! ずっとみんな家族!!』
「即答だな。しかもいい顔だ。カナデ、2人はお前を家族だと認めていて、今は幸せなのだ。そういう時の契約は何の問題はない。お前達には契約が必要で、私達エルフには契約は必要ないというだけのこと。必要か必要じゃないか、ただそれだけだ。だからあまり気にするな」
アルフォンスさんの話しが途切れると、ニコニコのフィルとクルクルが、僕に擦り寄ってきました。それで家族、家族って。そうだよね、契約はそれぞれだけど、僕たは家族だよね。
でも、もし契約が嫌になったら言ってね。その時は寂しいだろうけど、ちゃんと契約解除するから。やり方は知らないんだけど…。でもエセルバードさんやアルフォンスさんとかなら知ってると思うし。
僕がフィル達を見て笑ったら、2匹がこの場で飛び跳ねたり、クルクル回りました。それが終わったらクルクルが話しを元に戻して。
『どうやって連絡? お花使うのは、お花飛ばす?』
そうアルフォンスさんに聞きました。そうそう、その話しをしていたんだよ。契約のことで、そっちに気がいっちゃったけど。お花や草、それから木で、どうやって連絡をするの?
「私達エルフは、自然を通して連絡を取ることができるのだ。そうだな、見せた方が早いだろ。あれでもできるか? ちょうどそろそろ連絡の時間だな」
アルフォンスさんは最後の方、ぶつぶつと何か言った後、僕に花を出してくれって。僕達洞窟から飛び立つ前に、小鳥さんや虫さん達が途中で花が欲しいってなるかもしれないから、少し洞窟周りの花を摘んできたんだ。ご飯にもなるし、寝る時に安心できるだろうって。
途中で摘んでも良かったんだけど、慣れてる花もあった方が良いだろうって、アルフォンスさんの風魔法でささっとね。それを僕のカバンに入れてきたの。
僕はカバンをゴソゴソ、花を1本取り出しました。それをアルフォンスさんに渡します。それを見て、遊んでいた小鳥さんや虫さんも、僕達の周りに集まってきました。
みんな興味深々。アルフォンスさんが楽しいことは何もないぞって。そんなことないよ、僕達の知らないことなら、なんだって楽しいになるんだから。悪いこと以外は…。
アルフォンスさんが、花を口の近くに持っていきます。そして何か、小さな声でブツブツ言うと、すぐに花が光り始めたんだ。みんなビックリ。でもすぐに、更にビックリすることが起きて。
「×⚪︎△☆*」
突然花から、誰かの声が聞こえてきたんだよ。もうね、僕もみんなもビックリ。どんどん前に乗り出しちゃって、アルフォンスさんが花を僕達から遠ざけます。
「そんなにか!?」
「×⚪︎△☆*」
「*☆△⚪︎×」
花からまた声がして、今度はその分からない言葉で、アルフォンスさんが話しました。一体何?
え? どういうこと? 花? 草? それに木って。それを使って何かを作って、それにメッセージを書いて送るってこと? 自然の物だから、さっき考えていた小鳥さんに運んでもらえるとか。
それか後は、あれかな。ほら僕とフィル、クルクルは家族だけど。家族じゃなくて仕事仲間とか、友達とかで魔獣と契約する人達もいるって。だからアルフォンスさんにも、そういう契約している魔獣がいて、その魔獣に運んでもらってる?
「まじゅ、けやくちてりゅ?」
「何だ? どうして急に契約の話しが出てきたんだ? 今は連絡の取り方を話しているのだが」
いやだからね。僕が言ったのはその連絡に関係することなんだけど。僕はなんとかアルフォンスさんに、僕が考えていたことを話しました。でもアルフォンスさんは、僕の話しを半分理解して半分は何を言っているかも分からなかったみたい。
洞窟にいる時は、大切なことだけを短くアルフォンスさんに伝えていたから。説明にここまで長く話したのは初めてだったかも。そしてもちろん僕の話し方は、お子様な話し方で。頑張って説明したんだけど、お子様言葉が邪魔をして、半分しか伝わらなかったんだよ。
でも今半分分かったなら、もう1回説明したら伝えられるかも。そう思った僕は、またすぐに話しを始めて。と、それに気づいたフィル達が、すぐに僕の所に戻ってきてくれました。
うん、これでばっちり伝えられるね。フィル達は僕の言葉を全てしっかり理解してくれるから、とっても助かるよ。2匹が居てくれて良かったぁ。
こうしてやっとアルフォンスさんに話せた僕。アルフォンスさんは、ああって。それから契約している魔獣はいないって言ったんだ。
「私達エルフは、基本契約はしないんだ。契約しなくても森の魔獣達は、家族のようなもので、契約が必要ないのだ。私達自身も、契約などというもので相手縛ろうとは考えたこともない。そしてどちらが上というものもない。昔からずっとその関係を続けてきたのだ」
けいやく、縛る……。僕もフィル達を縛っちゃってる? そう聞く僕に、アルフォンスは首を振ります。
「それぞれ形というものがあるのだ。私達ハイエルフは、ずっと昔からそれが当たり前という生活を送ってきた。そしてそれは森では当たり前のこととして、皆が皆それぞれの生活をしている。だが…」
エンシェントドラゴンおじさんみたいに、無理矢理契約は勿論、絶対にやっちゃいけないことだけど、でも契約主と契約者、それぞれが納得しているのなら、問題はないって。そうすることで本当の家族になる人達もいるから。僕やフィル、クルクルみたいにね。
「要は、お互いの気持ちが大切ということだ。フィル、クルクル、お前達はカナデと契約をして、不幸だと思ったことはあるか?」
『カナデ、かぞくなの!! ぼくうれしいなの!!』
『クルクルも! とっても楽しい、嬉しい! ずっとみんな家族!!』
「即答だな。しかもいい顔だ。カナデ、2人はお前を家族だと認めていて、今は幸せなのだ。そういう時の契約は何の問題はない。お前達には契約が必要で、私達エルフには契約は必要ないというだけのこと。必要か必要じゃないか、ただそれだけだ。だからあまり気にするな」
アルフォンスさんの話しが途切れると、ニコニコのフィルとクルクルが、僕に擦り寄ってきました。それで家族、家族って。そうだよね、契約はそれぞれだけど、僕たは家族だよね。
でも、もし契約が嫌になったら言ってね。その時は寂しいだろうけど、ちゃんと契約解除するから。やり方は知らないんだけど…。でもエセルバードさんやアルフォンスさんとかなら知ってると思うし。
僕がフィル達を見て笑ったら、2匹がこの場で飛び跳ねたり、クルクル回りました。それが終わったらクルクルが話しを元に戻して。
『どうやって連絡? お花使うのは、お花飛ばす?』
そうアルフォンスさんに聞きました。そうそう、その話しをしていたんだよ。契約のことで、そっちに気がいっちゃったけど。お花や草、それから木で、どうやって連絡をするの?
「私達エルフは、自然を通して連絡を取ることができるのだ。そうだな、見せた方が早いだろ。あれでもできるか? ちょうどそろそろ連絡の時間だな」
アルフォンスさんは最後の方、ぶつぶつと何か言った後、僕に花を出してくれって。僕達洞窟から飛び立つ前に、小鳥さんや虫さん達が途中で花が欲しいってなるかもしれないから、少し洞窟周りの花を摘んできたんだ。ご飯にもなるし、寝る時に安心できるだろうって。
途中で摘んでも良かったんだけど、慣れてる花もあった方が良いだろうって、アルフォンスさんの風魔法でささっとね。それを僕のカバンに入れてきたの。
僕はカバンをゴソゴソ、花を1本取り出しました。それをアルフォンスさんに渡します。それを見て、遊んでいた小鳥さんや虫さんも、僕達の周りに集まってきました。
みんな興味深々。アルフォンスさんが楽しいことは何もないぞって。そんなことないよ、僕達の知らないことなら、なんだって楽しいになるんだから。悪いこと以外は…。
アルフォンスさんが、花を口の近くに持っていきます。そして何か、小さな声でブツブツ言うと、すぐに花が光り始めたんだ。みんなビックリ。でもすぐに、更にビックリすることが起きて。
「×⚪︎△☆*」
突然花から、誰かの声が聞こえてきたんだよ。もうね、僕もみんなもビックリ。どんどん前に乗り出しちゃって、アルフォンスさんが花を僕達から遠ざけます。
「そんなにか!?」
「×⚪︎△☆*」
「*☆△⚪︎×」
花からまた声がして、今度はその分からない言葉で、アルフォンスさんが話しました。一体何?
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