95 / 113
連載
226.時間切れ? 後少しなのに!!
しおりを挟む
「塞いでいる岩を片付けろ!! 私は何かあった時のために結界を張ることに専念する!!』
「はっ!!」
アルフォンスさんがカーライルさんに、さっきおじさんが奴隷契約の魔法が発動した時に、苦しんで暴れて、出入り口に向かう道を塞いじゃった岩を片付けろって。
確かに片付けるのは大事だけど、でも今は、後少しであの1番太い鎖を切ることができそうなんだから、早くみんなで戻って鎖を攻撃しようよ。
と考えていた僕。でも違うことも考えていて。たぶんだけど、僕達が間に合わなかった。そんなことを考えたくはなかったけど。
でもエンシェントドラゴンおじさんの様子も、アルフォンスさん達の様子も、そしてエンシェントドラゴンおじさんの下で今までで1番光っている魔法陣も、それを表している感じが…。
フィル達の方を見たら、フィル達も何かを感じているのか黙ったまま、とっても心配そうに、でも寂しそうに、エンシェントドラゴンおじさんを見ていました。
確かにもうダメだと思ったら逃げるってみんなで約束したよ。でもカーライルさんが入り口を開けている時間だけでも。鎖を攻撃できない? 後数回叩いたら切れるかもしれないよ。だってあんなにヒビが入っているんだもん。
じっと悲しそうにエンシェントドラゴンおじさんを見ているアルフォンスさんに、僕は声をかけました。それで鎖にことを言ったんだけど。
「カナデ、もう無理だ。確かにカーライルが入り口を開けている時間は攻撃できるかもしれない。だが、あれはいつ発動しても良いほどに、魔力が膨れ上がってしまった。あの魔法陣に足を踏み入れた瞬間、魔法陣が発動する可能性もあるのだ」
「でも…」
「今は少しでも離れ、いつでも逃げられるようにしておかなければ。カナデもう無理なのだ」
アルフォンスさんの言葉に、僕達は下を向きました。あれだけ頑張ったのに。後あの1番太い鎖だけなのに。もう少しなんだよ? コースタスク、もう少し待ってくれないかな? 後5分でも良いからさ。
『ふっ、カナデ、フィル、クルクル、下を向くな』
エンシェントドラゴンおじさんが話しかけてきて、バッ!! っと顔を上げる僕達。エンシェントドラゴンおじさんは、なんか今までで1番スッキリした顔で笑っていました。何でこんな状況で、そんなに笑っていられるの? もうすぐコースタスクの所に、強制的に戻されちゃうんだよ。
「おじしゃん、いちゃう」
『わるいやつのとこ、もどっちゃうなの』
『戻ったら、もっとお仕置きされちゃう』
『ふっ、心配してくれるのは嬉しいが、お前達が思っているよりも、我なら大丈夫だ。お前達が鎖を切ってくれたからな。この感じ、もしかしたら我が思っているよりも早く、コースタスクの奴隷契約を解除できるかもしれん』
え? どういうこと? だってエンシェントドラゴンおじさんの奴隷契約は、コースタスクがかなり強い奴隷契約をしたから、そう簡単に契約破棄できないんでしょう?
「エンドラ、どういうことだ?」
アルフォンさんもおかしいと思ったみたい。変な顔をしながらエンシェントドラゴンおじさんに聞きました。
『いや、気を失う前は、相変わらず奴の、コースタスクの力を強く感じていたのだが、。皆が鎖を切るにつれて、そのコースタスクの力が弱まってきた気がするのだ。今ではかなり奴の力が薄れている』
エンシェントドラゴンおじさんの話によると、このままコースタスクの力が弱まったままなら、エンシェントドラゴンおじさんの魔力がもっと、昔くらいまで回復すれば。もしかしたらエンシェントドラゴンおじさん自ら、無理やり契約解除ができるかもしれないって。
でもまたコースタスクが、契約をしなおしちゃったら? って聞く僕。それも少しなら時間があるみたいなんだ。とっても難しい奴隷契約だからね、コースタスクもそう簡単にひょいひょいと契約し直しはできないだろうって。
本当? もしかしたらなんでしょう? なら今、なんとか鎖を切れない?
『カナデ、大丈夫だ。お前達を無理やりここへつれてきてしまい申し訳ないが、どうか今は無事に逃げてくれ。我は我でできることをやってみる。皆泣くな、我は諦めん』
僕もフィルもクルクルも、いつの間にか泣いちゃっていたよ。エンシェントドラゴンおじさんは大丈夫だって言っているけど。でもまだ鎖は体に食い込んでいて、とっても痛そうで。
本当に後少しだったのに、それができなくて、悔しくて悲しくて、いつの間にか勝手に涙が。フォルとクルクルもそうなんじゃないかな。
『お前達が諦めずに我を助けようとしてくれたように、我も諦めん。この奴隷契約を解除し、自由を手に入れる。もしできるならばコースタスクを消すことも。だからカナデ達も今はここから逃げることだけ考えるのだ』
僕達を見てくるエンシェントドラゴンおじさん。その目はとってもしっかりしています。その時クルクルが。
『クルクル、おじさん信じる。信じて待つ。それにアルフォンスさんが奴隷契約消す方法考えるって。それも信じる。だから今は待つ』
そう言いました。そしてすぐにフィルが。
『ボクもしんじるなの!! おじさんつよい、だからわるいひとやっつけて、けいやくもけしちゃうなの!! だからまってるなの!!』
2匹は目を擦って、しっかりとエンシェントドラゴンおじさんを見たよ。うん、そうだよね! 僕達がメソメソしてちゃダメだよね。僕も急いで涙を拭いて頷きました。
『よし、その調子だ。お前達は元気でいなければな』
「アルフォンス様、もうすぐ開きます。用意を」
みんなが頷き合った時、カーライルさんがそう言ってきて。後ろを見たら岩の壁に穴が空いていました。そしてそれを確認したのとほぼ同時に、エンシェントドラゴンおじさんの方から、黒い光を感じたんだ。
「はっ!!」
アルフォンスさんがカーライルさんに、さっきおじさんが奴隷契約の魔法が発動した時に、苦しんで暴れて、出入り口に向かう道を塞いじゃった岩を片付けろって。
確かに片付けるのは大事だけど、でも今は、後少しであの1番太い鎖を切ることができそうなんだから、早くみんなで戻って鎖を攻撃しようよ。
と考えていた僕。でも違うことも考えていて。たぶんだけど、僕達が間に合わなかった。そんなことを考えたくはなかったけど。
でもエンシェントドラゴンおじさんの様子も、アルフォンスさん達の様子も、そしてエンシェントドラゴンおじさんの下で今までで1番光っている魔法陣も、それを表している感じが…。
フィル達の方を見たら、フィル達も何かを感じているのか黙ったまま、とっても心配そうに、でも寂しそうに、エンシェントドラゴンおじさんを見ていました。
確かにもうダメだと思ったら逃げるってみんなで約束したよ。でもカーライルさんが入り口を開けている時間だけでも。鎖を攻撃できない? 後数回叩いたら切れるかもしれないよ。だってあんなにヒビが入っているんだもん。
じっと悲しそうにエンシェントドラゴンおじさんを見ているアルフォンスさんに、僕は声をかけました。それで鎖にことを言ったんだけど。
「カナデ、もう無理だ。確かにカーライルが入り口を開けている時間は攻撃できるかもしれない。だが、あれはいつ発動しても良いほどに、魔力が膨れ上がってしまった。あの魔法陣に足を踏み入れた瞬間、魔法陣が発動する可能性もあるのだ」
「でも…」
「今は少しでも離れ、いつでも逃げられるようにしておかなければ。カナデもう無理なのだ」
アルフォンスさんの言葉に、僕達は下を向きました。あれだけ頑張ったのに。後あの1番太い鎖だけなのに。もう少しなんだよ? コースタスク、もう少し待ってくれないかな? 後5分でも良いからさ。
『ふっ、カナデ、フィル、クルクル、下を向くな』
エンシェントドラゴンおじさんが話しかけてきて、バッ!! っと顔を上げる僕達。エンシェントドラゴンおじさんは、なんか今までで1番スッキリした顔で笑っていました。何でこんな状況で、そんなに笑っていられるの? もうすぐコースタスクの所に、強制的に戻されちゃうんだよ。
「おじしゃん、いちゃう」
『わるいやつのとこ、もどっちゃうなの』
『戻ったら、もっとお仕置きされちゃう』
『ふっ、心配してくれるのは嬉しいが、お前達が思っているよりも、我なら大丈夫だ。お前達が鎖を切ってくれたからな。この感じ、もしかしたら我が思っているよりも早く、コースタスクの奴隷契約を解除できるかもしれん』
え? どういうこと? だってエンシェントドラゴンおじさんの奴隷契約は、コースタスクがかなり強い奴隷契約をしたから、そう簡単に契約破棄できないんでしょう?
「エンドラ、どういうことだ?」
アルフォンさんもおかしいと思ったみたい。変な顔をしながらエンシェントドラゴンおじさんに聞きました。
『いや、気を失う前は、相変わらず奴の、コースタスクの力を強く感じていたのだが、。皆が鎖を切るにつれて、そのコースタスクの力が弱まってきた気がするのだ。今ではかなり奴の力が薄れている』
エンシェントドラゴンおじさんの話によると、このままコースタスクの力が弱まったままなら、エンシェントドラゴンおじさんの魔力がもっと、昔くらいまで回復すれば。もしかしたらエンシェントドラゴンおじさん自ら、無理やり契約解除ができるかもしれないって。
でもまたコースタスクが、契約をしなおしちゃったら? って聞く僕。それも少しなら時間があるみたいなんだ。とっても難しい奴隷契約だからね、コースタスクもそう簡単にひょいひょいと契約し直しはできないだろうって。
本当? もしかしたらなんでしょう? なら今、なんとか鎖を切れない?
『カナデ、大丈夫だ。お前達を無理やりここへつれてきてしまい申し訳ないが、どうか今は無事に逃げてくれ。我は我でできることをやってみる。皆泣くな、我は諦めん』
僕もフィルもクルクルも、いつの間にか泣いちゃっていたよ。エンシェントドラゴンおじさんは大丈夫だって言っているけど。でもまだ鎖は体に食い込んでいて、とっても痛そうで。
本当に後少しだったのに、それができなくて、悔しくて悲しくて、いつの間にか勝手に涙が。フォルとクルクルもそうなんじゃないかな。
『お前達が諦めずに我を助けようとしてくれたように、我も諦めん。この奴隷契約を解除し、自由を手に入れる。もしできるならばコースタスクを消すことも。だからカナデ達も今はここから逃げることだけ考えるのだ』
僕達を見てくるエンシェントドラゴンおじさん。その目はとってもしっかりしています。その時クルクルが。
『クルクル、おじさん信じる。信じて待つ。それにアルフォンスさんが奴隷契約消す方法考えるって。それも信じる。だから今は待つ』
そう言いました。そしてすぐにフィルが。
『ボクもしんじるなの!! おじさんつよい、だからわるいひとやっつけて、けいやくもけしちゃうなの!! だからまってるなの!!』
2匹は目を擦って、しっかりとエンシェントドラゴンおじさんを見たよ。うん、そうだよね! 僕達がメソメソしてちゃダメだよね。僕も急いで涙を拭いて頷きました。
『よし、その調子だ。お前達は元気でいなければな』
「アルフォンス様、もうすぐ開きます。用意を」
みんなが頷き合った時、カーライルさんがそう言ってきて。後ろを見たら岩の壁に穴が空いていました。そしてそれを確認したのとほぼ同時に、エンシェントドラゴンおじさんの方から、黒い光を感じたんだ。
41
お気に入りに追加
4,225
あなたにおすすめの小説
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
【5/22 書籍1巻発売中!】
侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
異世界でフローライフを 〜誤って召喚されたんだけど!〜
はくまい
ファンタジー
ひょんなことから異世界へと転生した少女、江西奏は、全く知らない場所で目が覚めた。
目の前には小さなお家と、周囲には森が広がっている。
家の中には一通の手紙。そこにはこの世界を救ってほしいということが書かれていた。
この世界は十人の魔女によって支配されていて、奏は最後に召喚されたのだが、宛先に奏の名前ではなく、別の人の名前が書かれていて……。
「人違いじゃないかー!」
……奏の叫びももう神には届かない。
家の外、柵の向こう側では聞いたこともないような獣の叫ぶ声も響く世界。
戻る手だてもないまま、奏はこの家の中で使えそうなものを探していく。
植物に愛された奏の異世界新生活が、始まろうとしていた。
異世界でチート能力貰えるそうなので、のんびり牧場生活(+α)でも楽しみます
ユーリ
ファンタジー
仕事帰り。毎日のように続く多忙ぶりにフラフラしていたら突然訪れる衝撃。
何が起こったのか分からないうちに意識を失くし、聞き覚えのない声に起こされた。
生命を司るという女神に、自分が死んだことを聞かされ、別の世界での過ごし方を聞かれ、それに答える
そして気がつけば、広大な牧場を経営していた
※不定期更新。1話ずつ完成したら更新して行きます。
7/5誤字脱字確認中。気づいた箇所あればお知らせください。
5/11 お気に入り登録100人!ありがとうございます!
8/1 お気に入り登録200人!ありがとうございます!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
異世界に召喚されたけど間違いだからって棄てられました
ピコっぴ
ファンタジー
【異世界に召喚されましたが、間違いだったようです】
ノベルアッププラス小説大賞一次選考通過作品です
※自筆挿絵要注意⭐
表紙はhake様に頂いたファンアートです
(Twitter)https://mobile.twitter.com/hake_choco
異世界召喚などというファンタジーな経験しました。
でも、間違いだったようです。
それならさっさと帰してくれればいいのに、聖女じゃないから神殿に置いておけないって放り出されました。
誘拐同然に呼びつけておいてなんて言いぐさなの!?
あまりのひどい仕打ち!
私はどうしたらいいの……!?
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
異世界に召喚されたけど、聖女じゃないから用はない? それじゃあ、好き勝手させてもらいます!
明衣令央
ファンタジー
糸井織絵は、ある日、オブルリヒト王国が行った聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界ルリアルークへと飛ばされてしまう。
一緒に召喚された、若く美しい女が聖女――織絵は召喚の儀に巻き込まれた年増の豚女として不遇な扱いを受けたが、元スマホケースのハリネズミのぬいぐるみであるサーチートと共に、オブルリヒト王女ユリアナに保護され、聖女の力を開花させる。
だが、オブルリヒト王国の王子ジュニアスは、追い出した織絵にも聖女の可能性があるとして、織絵を連れ戻しに来た。
そして、異世界転移状態から正式に異世界転生した織絵は、若く美しい姿へと生まれ変わる。
この物語は、聖女召喚の儀に巻き込まれ、異世界転移後、新たに転生した一人の元おばさんの聖女が、相棒の元スマホケースのハリネズミと楽しく無双していく、恋と冒険の物語。
2022.9.7 話が少し進みましたので、内容紹介を変更しました。その都度変更していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。