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196.エンシェントドラゴンおじさんの封印 後悔と封印
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『現にその頃、何処へ行っても民の話しにできるのは、カナデの話ばかりでな。国王とその周りの連中は、あまり良いように言われていなかった』
国王は敵を倒すために、もちろん村からも街からも、国全体からみんなの力を借りていて。借りていてっていうか、絶対に戦力に向かない人や、成人したばかりの人達まで、そこら中から集めてきて。それで敵の相手をさせていました、
この国の成人年齢は、人間で言えば15歳だって。他の国は15歳だったり、18歳だったり。ハイエルフやエルフなんかは、人間で言えば10歳で成人なんだって。ビックリだよね。そんな早くに成人だなんて。
戦いに向かない人は、体が弱かったり、病気や怪我をしていたり、それからお爺さんお婆さんだったり。この世界の人達は魔法が使えるからね、動けなくても魔法ならその場で使えるだろうって、連れて行ったんだよ。
それでそんな戦いに向かない人や、成人したばかりの人が戦いに行ってもね。無事に戻って来れた人はあんまり。帰ってきても大怪我をしていて、一生動けなくなったり、動けても今までみたいには動く事ができなかったり。
ただ国王とその周りの人達からは、戦いに行く人はほとんどいませんでした。身内を戦いにやるのを嫌がったんだよ。いや、全員がそういうわけじゃないよ。しっかりと民の事を考えながら、自分の所からもちゃんと人員を出す。
そういう偉い人達もいたんだけど、どうにも国王とその周りの人達は。そんな国王達に、大きな声では言えなかったけど、不満を抱く民はどんどん増えていっていました。その状況でのアサヒさんだからね。アサヒさんの人気が上がらないわけないよね。
そしてアサヒさんもまた、国王達の民に対する姿勢をちゃんと理解していて。戦況が悪くなる中、民達のためにずっと動き続けていたんだ。そのおかげで段々と、少しずつだけど、勝利する事が増えてきて。いつの間にか形成は逆転。
そう、その頃から国王達は考えていました。このままでは自分達の地位が危ないと。そしてアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんを、どうにかしようと考え始めたのもこの頃。
全ての敵を倒した後、国民が反乱を起こしたら? 今までの楽な、やりたい放題暮らせていた地位を奪われたら、自分達が待っている未来は…、ってね。
そして国王達が出した答え。それは敵と共に、邪魔なアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんを、なんとか様子を伺い、上手い事奴隷として契約をして一生こき使うか。またはこの国からの抹殺でした。
ただ、国王達にとって、脅威のアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんは、いつも共に行動していたからね。最強の2人が揃っていては、どう行動したところで、国王達に勝機はなく。少しでも動きやすくするために、取り敢えず2人をなるべく引き離す事が必要がありました。
それで、2人を引き離すためにした事が、アサヒさんの免罪事件だったんだ。
『我はまんまと奴等の作戦にハマってしまったのだ。最後までこの事件を疑い調べ続け、奴隷契約やら抹殺やらに気づければ。アサヒを何とか連れ出し、この国を出て2人で遠い場所、国王達が来られない場所まで行き、新たな生活を始められたかもしれないのに。いや、気づかなくとも、アサヒを信じ続け、無視などせずに接していれば、アサヒは死なずに済んだかもしれないのに。まったく我はどれだけ愚か者なのか』
違う、違うよ、エンシェントドラゴンおじさん。おじさんは悪くないよ。悪いのはおじさん達を利用するだけ利用して、自分達が怖くなったからって、脅かす存在だって。エンシェントドラゴンおじさん達を奴隷契約しようとしたり、抹殺しようとしたり、そんなバカなことをしようとした、国王達が悪いんだよ。
今までの事を全て話した国王。黙って聞いていたエンシェントドラゴンおじさん。そんなおじさんに最後に国王は。
「アサヒに奴隷契約を試すことができなかったのは残念だが、もう奴はこの世界にいないからな。まぁ、それはそれで良かった。まったく何が民のためだ、余計なことばかりしおって。せいせいしたは」
『………あいつは最後まで民の事を考えていた。お前達とは大違いだ。何故お前達のような者が、この国の1番上に』
「ふん、戦いだけをしていれば良かったものを。余計な事をするから、あいつが死んだのは自業自得だ」
『…そうか』
そんなふざけた事を言った国王。そんな国王と、今までの出来事、そして最後までアサヒさんを信じることができなかった自分自身の愚かさに。
おじさんは全てがいやになりました。この国も自分自身も、ううん、この世界丸ごといやになったって。
それでね、今からでも何とかすれば、エンシェントドラゴンおじさんを抑えている力から、そして封印される前に、逃げる事ができるかもしれなかったけど。でも全てが嫌になったエンシェントドラゴンおじさんは、この世界から消えてしまいたいと思って。
だからそのまま封印される事を選んだんだ。自分で命を断つこともできたけど、その時のエンシェントドラゴンおじさんは、とにかく何もする気になれませんでした。国王達が自分を封印すると言っているのだから、そのまま封印されれば良いって。それだけを考えて。
「お前達のおかげで世界も平和になり、これでお前を封印すれば、わしを脅かす者は全ていなくなる。なんと素晴らしいことか!」
そう言った国王、それと同時に封印の準備も終わって。ついにエンシェントドラゴンおじさんの封印が始まりました。
封印されている途中、ずっとエンシェントドラゴンおじさんはアサヒさんに、心の中で謝っていたって。せめてアサヒさんを死なせずにいられたらって。
「ハハハハハッ!! これで全てはわしの思い通りだ!! なんと素晴らしい日か。城に帰ったら盛大なパーティーを開こうではないか!! お前は永遠の封印の中で、ずっと後悔し続けるといい!!」
これが封印される前に聞いた、最後の国王の言葉で。こうしてエンシェントドラゴンおじさんは封印されました。そう永遠に封印されるはずで、今何故か、何百年?以上もたって復活したけどね。
国王は敵を倒すために、もちろん村からも街からも、国全体からみんなの力を借りていて。借りていてっていうか、絶対に戦力に向かない人や、成人したばかりの人達まで、そこら中から集めてきて。それで敵の相手をさせていました、
この国の成人年齢は、人間で言えば15歳だって。他の国は15歳だったり、18歳だったり。ハイエルフやエルフなんかは、人間で言えば10歳で成人なんだって。ビックリだよね。そんな早くに成人だなんて。
戦いに向かない人は、体が弱かったり、病気や怪我をしていたり、それからお爺さんお婆さんだったり。この世界の人達は魔法が使えるからね、動けなくても魔法ならその場で使えるだろうって、連れて行ったんだよ。
それでそんな戦いに向かない人や、成人したばかりの人が戦いに行ってもね。無事に戻って来れた人はあんまり。帰ってきても大怪我をしていて、一生動けなくなったり、動けても今までみたいには動く事ができなかったり。
ただ国王とその周りの人達からは、戦いに行く人はほとんどいませんでした。身内を戦いにやるのを嫌がったんだよ。いや、全員がそういうわけじゃないよ。しっかりと民の事を考えながら、自分の所からもちゃんと人員を出す。
そういう偉い人達もいたんだけど、どうにも国王とその周りの人達は。そんな国王達に、大きな声では言えなかったけど、不満を抱く民はどんどん増えていっていました。その状況でのアサヒさんだからね。アサヒさんの人気が上がらないわけないよね。
そしてアサヒさんもまた、国王達の民に対する姿勢をちゃんと理解していて。戦況が悪くなる中、民達のためにずっと動き続けていたんだ。そのおかげで段々と、少しずつだけど、勝利する事が増えてきて。いつの間にか形成は逆転。
そう、その頃から国王達は考えていました。このままでは自分達の地位が危ないと。そしてアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんを、どうにかしようと考え始めたのもこの頃。
全ての敵を倒した後、国民が反乱を起こしたら? 今までの楽な、やりたい放題暮らせていた地位を奪われたら、自分達が待っている未来は…、ってね。
そして国王達が出した答え。それは敵と共に、邪魔なアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんを、なんとか様子を伺い、上手い事奴隷として契約をして一生こき使うか。またはこの国からの抹殺でした。
ただ、国王達にとって、脅威のアサヒさんとエンシェントドラゴンおじさんは、いつも共に行動していたからね。最強の2人が揃っていては、どう行動したところで、国王達に勝機はなく。少しでも動きやすくするために、取り敢えず2人をなるべく引き離す事が必要がありました。
それで、2人を引き離すためにした事が、アサヒさんの免罪事件だったんだ。
『我はまんまと奴等の作戦にハマってしまったのだ。最後までこの事件を疑い調べ続け、奴隷契約やら抹殺やらに気づければ。アサヒを何とか連れ出し、この国を出て2人で遠い場所、国王達が来られない場所まで行き、新たな生活を始められたかもしれないのに。いや、気づかなくとも、アサヒを信じ続け、無視などせずに接していれば、アサヒは死なずに済んだかもしれないのに。まったく我はどれだけ愚か者なのか』
違う、違うよ、エンシェントドラゴンおじさん。おじさんは悪くないよ。悪いのはおじさん達を利用するだけ利用して、自分達が怖くなったからって、脅かす存在だって。エンシェントドラゴンおじさん達を奴隷契約しようとしたり、抹殺しようとしたり、そんなバカなことをしようとした、国王達が悪いんだよ。
今までの事を全て話した国王。黙って聞いていたエンシェントドラゴンおじさん。そんなおじさんに最後に国王は。
「アサヒに奴隷契約を試すことができなかったのは残念だが、もう奴はこの世界にいないからな。まぁ、それはそれで良かった。まったく何が民のためだ、余計なことばかりしおって。せいせいしたは」
『………あいつは最後まで民の事を考えていた。お前達とは大違いだ。何故お前達のような者が、この国の1番上に』
「ふん、戦いだけをしていれば良かったものを。余計な事をするから、あいつが死んだのは自業自得だ」
『…そうか』
そんなふざけた事を言った国王。そんな国王と、今までの出来事、そして最後までアサヒさんを信じることができなかった自分自身の愚かさに。
おじさんは全てがいやになりました。この国も自分自身も、ううん、この世界丸ごといやになったって。
それでね、今からでも何とかすれば、エンシェントドラゴンおじさんを抑えている力から、そして封印される前に、逃げる事ができるかもしれなかったけど。でも全てが嫌になったエンシェントドラゴンおじさんは、この世界から消えてしまいたいと思って。
だからそのまま封印される事を選んだんだ。自分で命を断つこともできたけど、その時のエンシェントドラゴンおじさんは、とにかく何もする気になれませんでした。国王達が自分を封印すると言っているのだから、そのまま封印されれば良いって。それだけを考えて。
「お前達のおかげで世界も平和になり、これでお前を封印すれば、わしを脅かす者は全ていなくなる。なんと素晴らしいことか!」
そう言った国王、それと同時に封印の準備も終わって。ついにエンシェントドラゴンおじさんの封印が始まりました。
封印されている途中、ずっとエンシェントドラゴンおじさんはアサヒさんに、心の中で謝っていたって。せめてアサヒさんを死なせずにいられたらって。
「ハハハハハッ!! これで全てはわしの思い通りだ!! なんと素晴らしい日か。城に帰ったら盛大なパーティーを開こうではないか!! お前は永遠の封印の中で、ずっと後悔し続けるといい!!」
これが封印される前に聞いた、最後の国王の言葉で。こうしてエンシェントドラゴンおじさんは封印されました。そう永遠に封印されるはずで、今何故か、何百年?以上もたって復活したけどね。
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