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186.集まる虫と鳥、準備万端のエンシェントドラゴンおじさん
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『…これは一体どういうことだ?』
15分くらいして、後ろから声をかけてきたエンシェントドラゴンおじさん。振り返るとそこにはドラゴン姿じゃなくて、人の姿のエンシェントドラゴンおじさんが。それで僕達をジト目で見ていました。
どういうことだ?って、おじさんこそそんな目をしてどうしたの? 僕達何か変? 別に変なことないと思うんだけど。
『どういうこと?』
『なんなの?』
「ぼくたち、へん?」
『いや、別に変ではないが、いやいや、やはりおかしいな。どうしてお前達の周りに、それだけの虫と鳥が集まっているんだ』
僕達は周りを見ます。僕達の周りには今、そこら辺に居た虫達と鳥達が集まっています。花畑に入ってすぐね、僕達に気づいたみんなが、どんどん集まってきたんだ。
呼び方が合っているか分からないけど、イモムシやケムシ、チョウにトンボにてんとう虫、カマキリにハチにカブトムシにクワガタ。他にもいっぱいに虫が。まぁ、完璧に地球と同じ姿だったり、ちょっと違うのもあるけど、そんな感じの虫がいっぱいね。
それから鳥の方は、もちろんクルクルと同じで、まだまだ子供の鳥もいるけど。なんと僕の手のひらサイズ、クルクルと同じくらいの大きさなのに、それでもう成鳥の鳥もいて。クルクルに聞いたんだけど、ドラゴンの森では見た事がないって言っていました。
それからここにいる虫や鳥はみんな仲良しで、いつもこの花畑で遊んでいるんだって。ちなみにこの花畑と、少し花畑から出たところしか、行動はしないみたい。周りの森には行かないんだって。
そんな話しをフィルとクルクルに通訳してもらった数分後、僕達の周りは虫と鳥でいっぱいに。周りに集まっただけじゃなくて、僕の頭、肩、体全部にくっ付いたりとまったり。フィルの背中も体も虫と鳥だらけ。
そんな事をしているうちに、エンシェントドラゴンおじさんが戻ってきたんだよ。ね。別にみんなが集まっているだけで、別に変なことはないでしょう?
『いや、どう考えてもおかしいだろう、そんなに時間が経っていないのに、なぜ皆が集まる』
そう言われても。みんなで顔を見合わせます。
『まぁ、それも後で聞く。取り敢えず洞窟の中へ入るぞ。付いてこい』
そう言われて僕達は立ち上がると、エンシェントドラゴンおじさんに付いて歩き始めました。それでスタスタ歩いて行くおじさん、僕がそれに付いて行けるわけもなく、どんどん離れちゃって。
フィルが急いで僕を背中に乗せてくれようとして、それでまたわたわたしていたら。
そんな僕達に気づいたエンシェントドラゴンおじさんは、すぐに戻ってきて、僕の事を抱っこしてくれました。それでまた歩き始めて。でもすぐにまた問題が。
僕達の周りに集まっていた虫や鳥達が、ぞろぞろ付いて来たんだ。早く動けない子や飛べない子は、別の虫や鳥が運びながらぞろぞろね。
『何故、皆付いて来るのだ?』
『ピピピッ!!』
『ピュピピピ!!』
『シュウゥゥゥ!!』
『ジィー、ジィー!』
鳥達だけじゃなくて、虫まで何かを言っていて、それに応えるエンシェントドラゴンおじさん。
『分かった、分かった。が、それは後だ。我には時間がないのだ。おそらく私はここから、戻ることになるだろう。その後はおそらく、あやつがこの者達の面倒を見てくれるはずだ。気配が近づいて来ているからな。そうしたら自由にしてくれ。今はダメだ』
それを聞いて、ぶすっとなる虫と鳥達。クルクルに聞いてみたんだけど、何かみんな、僕達と一緒に行きたいって言ってたみたい。でもエンシェントドラゴンおじさんはダメだって言って。
なかなか引かない虫と鳥達。最後は、絶対に後で一緒に遊ばせて、ってエンシェントドラゴンおじさんに約束させていたよ。それでエンシェントドラゴンおじさんがしっかりと約束すると、虫と鳥達は花畑に戻って行きました。何回も僕達の方を振り向きながら。
『はぁ、これで中に入れる』
洞窟に向かって、再び歩き始めるエンシェントドラゴンおじさん。洞窟の入り口は光魔法で少し明るくしてあって、奥の方はもっと明るくなっていました。
そして中に入ると、入り口に向かって手をかざして。何をしたのか聞いたら、中が見えなくなる魔法をかけたんだって。入り口の前に来ても、そこに洞窟があるなんて分からない、ただの岩盤に見える魔法。
『話しの邪魔をされたくないからな。まぁ、あやつには関係ないが』
あやつ? すぐにまた歩き始めて少し進むと、かなり開けた場所についた僕達。エンシェントドラゴンおじさんは僕を下ろして、それから僕達に木の葉をいっぱい用意したから、その上に座れって指差しました。
エンシェントドラゴンおじさんの指差した場所には確かに、いっぱいの木の葉の山が2つと、小さな木の葉の山が1つ置いてあったよ。小さいのはクルクルようだって。
みんなでそっちに歩いて行って、木の葉の上にそっとそっと座ってみます。おおお! おおおおお!! これは!!
見た感じ、木の葉がふわふわしているから。このトンネルの中で座っても、木の葉のおかげで、お尻は痛くないはずって思っていたけど。まさかこんなに木の葉の座布団がふわふわだなんて!!
もしかしてエセルバードさんのお屋敷の、あのふわふわソファーよりふわふわなんじゃ。ただの木の葉だよ? どうしてこんなにふわふわなの?
『どうだ。お尻は痛くないだろう?』
ぶんぶん頷く僕達。
『それからこれも用意した。話しをする前に、喉を潤した方が良いと思ってな』
おじさんが手を軽く上げると風が吹いて、別の場所から木の葉が飛んできました。そしてその木の葉が地面に敷かれると、次は果物と木の実が飛んできて木の葉の上に。
『それを食べたら、話しを始める』
僕達はすぐに果物と木の実を食べ始めました。そんな僕達を見たり、周りを見たり。それからエンシェントドラゴンおじさんは、聞き取れない小さな声で、何か独り言を呟いていました。
『ここは昔と変わりはないな。中が無事で良かった。それに木の葉と食べ物も、昔と変わらずに豊富で良かった。ささっと集めただけで、かなり集まったからな。ふむ、話しが終わったら、もっと良い寝所を用意してやるか。今の木の葉は座る用にして』
『カナデ、おいしいねなの!』
『うん、おいちいね!』
『ボク、この木の実好き』
『…あと3日くらいなら余裕があるからな。その後は最後まで面倒をみられなくて悪いが、あいつにお前達を任せ、我はお前達から離れなければ。強制的に連れ帰る前に。できるだけ遠くに』
15分くらいして、後ろから声をかけてきたエンシェントドラゴンおじさん。振り返るとそこにはドラゴン姿じゃなくて、人の姿のエンシェントドラゴンおじさんが。それで僕達をジト目で見ていました。
どういうことだ?って、おじさんこそそんな目をしてどうしたの? 僕達何か変? 別に変なことないと思うんだけど。
『どういうこと?』
『なんなの?』
「ぼくたち、へん?」
『いや、別に変ではないが、いやいや、やはりおかしいな。どうしてお前達の周りに、それだけの虫と鳥が集まっているんだ』
僕達は周りを見ます。僕達の周りには今、そこら辺に居た虫達と鳥達が集まっています。花畑に入ってすぐね、僕達に気づいたみんなが、どんどん集まってきたんだ。
呼び方が合っているか分からないけど、イモムシやケムシ、チョウにトンボにてんとう虫、カマキリにハチにカブトムシにクワガタ。他にもいっぱいに虫が。まぁ、完璧に地球と同じ姿だったり、ちょっと違うのもあるけど、そんな感じの虫がいっぱいね。
それから鳥の方は、もちろんクルクルと同じで、まだまだ子供の鳥もいるけど。なんと僕の手のひらサイズ、クルクルと同じくらいの大きさなのに、それでもう成鳥の鳥もいて。クルクルに聞いたんだけど、ドラゴンの森では見た事がないって言っていました。
それからここにいる虫や鳥はみんな仲良しで、いつもこの花畑で遊んでいるんだって。ちなみにこの花畑と、少し花畑から出たところしか、行動はしないみたい。周りの森には行かないんだって。
そんな話しをフィルとクルクルに通訳してもらった数分後、僕達の周りは虫と鳥でいっぱいに。周りに集まっただけじゃなくて、僕の頭、肩、体全部にくっ付いたりとまったり。フィルの背中も体も虫と鳥だらけ。
そんな事をしているうちに、エンシェントドラゴンおじさんが戻ってきたんだよ。ね。別にみんなが集まっているだけで、別に変なことはないでしょう?
『いや、どう考えてもおかしいだろう、そんなに時間が経っていないのに、なぜ皆が集まる』
そう言われても。みんなで顔を見合わせます。
『まぁ、それも後で聞く。取り敢えず洞窟の中へ入るぞ。付いてこい』
そう言われて僕達は立ち上がると、エンシェントドラゴンおじさんに付いて歩き始めました。それでスタスタ歩いて行くおじさん、僕がそれに付いて行けるわけもなく、どんどん離れちゃって。
フィルが急いで僕を背中に乗せてくれようとして、それでまたわたわたしていたら。
そんな僕達に気づいたエンシェントドラゴンおじさんは、すぐに戻ってきて、僕の事を抱っこしてくれました。それでまた歩き始めて。でもすぐにまた問題が。
僕達の周りに集まっていた虫や鳥達が、ぞろぞろ付いて来たんだ。早く動けない子や飛べない子は、別の虫や鳥が運びながらぞろぞろね。
『何故、皆付いて来るのだ?』
『ピピピッ!!』
『ピュピピピ!!』
『シュウゥゥゥ!!』
『ジィー、ジィー!』
鳥達だけじゃなくて、虫まで何かを言っていて、それに応えるエンシェントドラゴンおじさん。
『分かった、分かった。が、それは後だ。我には時間がないのだ。おそらく私はここから、戻ることになるだろう。その後はおそらく、あやつがこの者達の面倒を見てくれるはずだ。気配が近づいて来ているからな。そうしたら自由にしてくれ。今はダメだ』
それを聞いて、ぶすっとなる虫と鳥達。クルクルに聞いてみたんだけど、何かみんな、僕達と一緒に行きたいって言ってたみたい。でもエンシェントドラゴンおじさんはダメだって言って。
なかなか引かない虫と鳥達。最後は、絶対に後で一緒に遊ばせて、ってエンシェントドラゴンおじさんに約束させていたよ。それでエンシェントドラゴンおじさんがしっかりと約束すると、虫と鳥達は花畑に戻って行きました。何回も僕達の方を振り向きながら。
『はぁ、これで中に入れる』
洞窟に向かって、再び歩き始めるエンシェントドラゴンおじさん。洞窟の入り口は光魔法で少し明るくしてあって、奥の方はもっと明るくなっていました。
そして中に入ると、入り口に向かって手をかざして。何をしたのか聞いたら、中が見えなくなる魔法をかけたんだって。入り口の前に来ても、そこに洞窟があるなんて分からない、ただの岩盤に見える魔法。
『話しの邪魔をされたくないからな。まぁ、あやつには関係ないが』
あやつ? すぐにまた歩き始めて少し進むと、かなり開けた場所についた僕達。エンシェントドラゴンおじさんは僕を下ろして、それから僕達に木の葉をいっぱい用意したから、その上に座れって指差しました。
エンシェントドラゴンおじさんの指差した場所には確かに、いっぱいの木の葉の山が2つと、小さな木の葉の山が1つ置いてあったよ。小さいのはクルクルようだって。
みんなでそっちに歩いて行って、木の葉の上にそっとそっと座ってみます。おおお! おおおおお!! これは!!
見た感じ、木の葉がふわふわしているから。このトンネルの中で座っても、木の葉のおかげで、お尻は痛くないはずって思っていたけど。まさかこんなに木の葉の座布団がふわふわだなんて!!
もしかしてエセルバードさんのお屋敷の、あのふわふわソファーよりふわふわなんじゃ。ただの木の葉だよ? どうしてこんなにふわふわなの?
『どうだ。お尻は痛くないだろう?』
ぶんぶん頷く僕達。
『それからこれも用意した。話しをする前に、喉を潤した方が良いと思ってな』
おじさんが手を軽く上げると風が吹いて、別の場所から木の葉が飛んできました。そしてその木の葉が地面に敷かれると、次は果物と木の実が飛んできて木の葉の上に。
『それを食べたら、話しを始める』
僕達はすぐに果物と木の実を食べ始めました。そんな僕達を見たり、周りを見たり。それからエンシェントドラゴンおじさんは、聞き取れない小さな声で、何か独り言を呟いていました。
『ここは昔と変わりはないな。中が無事で良かった。それに木の葉と食べ物も、昔と変わらずに豊富で良かった。ささっと集めただけで、かなり集まったからな。ふむ、話しが終わったら、もっと良い寝所を用意してやるか。今の木の葉は座る用にして』
『カナデ、おいしいねなの!』
『うん、おいちいね!』
『ボク、この木の実好き』
『…あと3日くらいなら余裕があるからな。その後は最後まで面倒をみられなくて悪いが、あいつにお前達を任せ、我はお前達から離れなければ。強制的に連れ帰る前に。できるだけ遠くに』
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