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139.色々な種類の魔獣達と子魔獣達の避難完了
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続々とフラワーバードの背中から降りてくる子魔獣達。リーシュの子魔獣兄弟が2匹。うさぎに似ている魔獣、名前もうさぎにそっくりなワタうさぎ。毛がワタみたいで、とっても気持ち良いんだ。ワタうさぎは姉妹で2匹。
それからハムスターみたいな魔獣、その名もハーム。ハームも2匹だけど、兄弟じゃなくてお友達です。
最後は穴掘りが大好きな、小鳥のディグバード1匹。全部で7匹だよ。
「こんちゃ!」
『みんな、ようこそ!!』
『みんないっしょなの!』
『後でクルクル回ろう!』
うん、クルクル。回るのは後でにしてね。みんなと挨拶してる間に、もう1回下に降りて、親リーシュを運んできたフラワーバード。まだまだ他の魔獣の所を回らないといけないみたいで、すぐにどこかに飛んで行きました。
どうもみんなの連絡係りをしてくれてるみたい。飛んでいく前に、そのうちまた戻ってくるって言ってました。
みんなとすぐに遊んでも良かったんだけど、その前に部屋の中の説明をする事に。ほら危ない物もあるからね。ただ説明前に、僕達はもう少し外を見ていたくて。見える限り、どんな子魔獣達が来るか見たかったんだ。
だからみんなには待ってもらって、また外を観察です。この部屋からでも里の様子は見えるからね。あっ、あそこ。この前エセルバードさんが保護してる魔獣の中にいたカメ魔獣と同じカメ魔獣が! 子供でもかなり大きいんだね。
あっちにはサイみたいな魔獣が。こっちからはパンダみたいな魔獣が来た! 初めて見る魔獣達に、僕もフィルも大興奮です。避難しているんだから喜んじゃいけないんだけど、でもどうしてもね。やっぱり初めての事になると。
『俺達のピリピリした空気がつたわって、怖がられるよりも、少しでも安心していてほしいからな』
『あれが何なのか、全く分からないですからね』
『ああ、だが確実に近づいて来ている』
『カナデ様、フィル、クルクル、皆を守らなければ』
そんな話しを、僕達の後ろで、クラウドとジェロームがしていたなんて、まったく知りませんでした。
1番興奮した魔獣は、首長竜みたいな魔獣が来た時。まさかこんな魔獣が見られるなんて。恐竜じゃないけど、ほぼほぼ恐竜の魔獣に会えるなんて。
しかも首長竜だけじゃありません。翼竜みたいな魔獣もいるし、ティラノサウルス似の魔獣まで。あの魔獣達もドラゴン種かな?
前にセバスチャンが図鑑を見せてくれて、同じドラゴンでも色々な種類のドラゴンがいるって教えてもらったんだ。ええと、ワイバーンに岩トカゲに、他にも色々。
何十種類もいて、全然覚えられなかったんだけど、たぶんその中に、今見ている子達もいたと思うんだよね。
そしてそんな興奮する僕以上に、喜んでいたのがフィルでした。いっぱいの子魔獣達に、みんなと友達のなりたいって言い始めて。
これだけいっぺんに魔獣を見ることなんてないからね。避難が終わったらみんなと話しをして、それでお友達になれたら良いなぁって。
本当、避難をしないといけない事が起きたのは困るけど、フィルがこんなに喜んでるんだもん。ここまま何も起きなくて避難が解除されたら、急いで魔獣達に会いに行こうかな?
数10分後、ジェロームが魔獣の大きな動きが止まったって。子魔獣達の里の中への移動が完了したみたいです。後は里の中、細かく別れて避難すれば、子魔獣達の避難は完了です。
『僕も森で、いろんな魔獣に会ったけど、1度にこんなにたくさんの、魔獣を見たの初めてだよ』
『アリスターもはじめてなの? じゃあじゃあ、みんなでおともだちになりたいなの!』
『うん! 何もなかったら会いに行って、お友達になろうね!』
アリスターの言葉に、部屋の中を走り回るフィル。色々な物が用意してあっても、まだまだフィリが走れるほどの広さが。あれだけ荷物を運んできたのにね。
子魔獣達の移動を見終わったら、今度はリーシュ達に、部屋の説明をします。まぁ、ほとんど僕達と一緒だけどね。武器、防具が置いてある場所には近づかないとか、調理場には近づかないとかね。
と、食料置き場の前に来た時でした。急いで窓の所に戻った親リーシュ。それで大きな葉っぱの塊を指さして。さっき最後に親リーシュが戻って来た時、大きな葉っぱの塊を、3つも持って来たんだよ。
1つはフラワーバードの背中に、自分と一緒に乗せて。2つはフラワーバードが掴んで持って来ました。
クラウドがサッと飛んで、全部まとめて持つと、親リーシュを抱えて、僕達の所に戻って来ます。それから1つの葉っぱの塊をゴソゴソする親リーシュ。そのうちぺらっと葉っぱが捲れると、中からいっぱいの木の実が。
1つ目が終わると2つ目、3つ目と葉っぱを捲った親リーシュ。2つ目には果物が、3つ目には木の実と果物、両方が入ってたよ。
『キキキィ、キキィ!』
『そうか、皆しっかり食料を持って来たんだな。じゃあ、お前達の食糧も、食料置き場に置いておこう。俺達の方から食べても良いからな。何か必要に物があるなら言うんだぞ』
里に来た魔獣達。みんなしっかりご飯を持って来たんだって。公園や洞窟にいる子達もだよ。みんな準備万端、凄いよね。もともとドラゴンの森は危険だからね。何かあった時ように、みんな食料を保管してるみたいなんだ。
僕、地球にいる時、ちょっとした避難の道具は用意してたけど、こんなしっかりとはね。みんな危機対策が凄いや。
親リーシュが持って来た食料を、しっかり食料の1番取りやすい場所に置いたら完璧です。その後は部屋の説明の続き。寝る場所はどこにするとか、トイレの場所はここだとか色々ね。みんなしっかり、ジェロームの説明を聞いていたよ。
うん、子魔獣達が避難できて良かった。本当にこのまま何も起こらないと良いな。
それからハムスターみたいな魔獣、その名もハーム。ハームも2匹だけど、兄弟じゃなくてお友達です。
最後は穴掘りが大好きな、小鳥のディグバード1匹。全部で7匹だよ。
「こんちゃ!」
『みんな、ようこそ!!』
『みんないっしょなの!』
『後でクルクル回ろう!』
うん、クルクル。回るのは後でにしてね。みんなと挨拶してる間に、もう1回下に降りて、親リーシュを運んできたフラワーバード。まだまだ他の魔獣の所を回らないといけないみたいで、すぐにどこかに飛んで行きました。
どうもみんなの連絡係りをしてくれてるみたい。飛んでいく前に、そのうちまた戻ってくるって言ってました。
みんなとすぐに遊んでも良かったんだけど、その前に部屋の中の説明をする事に。ほら危ない物もあるからね。ただ説明前に、僕達はもう少し外を見ていたくて。見える限り、どんな子魔獣達が来るか見たかったんだ。
だからみんなには待ってもらって、また外を観察です。この部屋からでも里の様子は見えるからね。あっ、あそこ。この前エセルバードさんが保護してる魔獣の中にいたカメ魔獣と同じカメ魔獣が! 子供でもかなり大きいんだね。
あっちにはサイみたいな魔獣が。こっちからはパンダみたいな魔獣が来た! 初めて見る魔獣達に、僕もフィルも大興奮です。避難しているんだから喜んじゃいけないんだけど、でもどうしてもね。やっぱり初めての事になると。
『俺達のピリピリした空気がつたわって、怖がられるよりも、少しでも安心していてほしいからな』
『あれが何なのか、全く分からないですからね』
『ああ、だが確実に近づいて来ている』
『カナデ様、フィル、クルクル、皆を守らなければ』
そんな話しを、僕達の後ろで、クラウドとジェロームがしていたなんて、まったく知りませんでした。
1番興奮した魔獣は、首長竜みたいな魔獣が来た時。まさかこんな魔獣が見られるなんて。恐竜じゃないけど、ほぼほぼ恐竜の魔獣に会えるなんて。
しかも首長竜だけじゃありません。翼竜みたいな魔獣もいるし、ティラノサウルス似の魔獣まで。あの魔獣達もドラゴン種かな?
前にセバスチャンが図鑑を見せてくれて、同じドラゴンでも色々な種類のドラゴンがいるって教えてもらったんだ。ええと、ワイバーンに岩トカゲに、他にも色々。
何十種類もいて、全然覚えられなかったんだけど、たぶんその中に、今見ている子達もいたと思うんだよね。
そしてそんな興奮する僕以上に、喜んでいたのがフィルでした。いっぱいの子魔獣達に、みんなと友達のなりたいって言い始めて。
これだけいっぺんに魔獣を見ることなんてないからね。避難が終わったらみんなと話しをして、それでお友達になれたら良いなぁって。
本当、避難をしないといけない事が起きたのは困るけど、フィルがこんなに喜んでるんだもん。ここまま何も起きなくて避難が解除されたら、急いで魔獣達に会いに行こうかな?
数10分後、ジェロームが魔獣の大きな動きが止まったって。子魔獣達の里の中への移動が完了したみたいです。後は里の中、細かく別れて避難すれば、子魔獣達の避難は完了です。
『僕も森で、いろんな魔獣に会ったけど、1度にこんなにたくさんの、魔獣を見たの初めてだよ』
『アリスターもはじめてなの? じゃあじゃあ、みんなでおともだちになりたいなの!』
『うん! 何もなかったら会いに行って、お友達になろうね!』
アリスターの言葉に、部屋の中を走り回るフィル。色々な物が用意してあっても、まだまだフィリが走れるほどの広さが。あれだけ荷物を運んできたのにね。
子魔獣達の移動を見終わったら、今度はリーシュ達に、部屋の説明をします。まぁ、ほとんど僕達と一緒だけどね。武器、防具が置いてある場所には近づかないとか、調理場には近づかないとかね。
と、食料置き場の前に来た時でした。急いで窓の所に戻った親リーシュ。それで大きな葉っぱの塊を指さして。さっき最後に親リーシュが戻って来た時、大きな葉っぱの塊を、3つも持って来たんだよ。
1つはフラワーバードの背中に、自分と一緒に乗せて。2つはフラワーバードが掴んで持って来ました。
クラウドがサッと飛んで、全部まとめて持つと、親リーシュを抱えて、僕達の所に戻って来ます。それから1つの葉っぱの塊をゴソゴソする親リーシュ。そのうちぺらっと葉っぱが捲れると、中からいっぱいの木の実が。
1つ目が終わると2つ目、3つ目と葉っぱを捲った親リーシュ。2つ目には果物が、3つ目には木の実と果物、両方が入ってたよ。
『キキキィ、キキィ!』
『そうか、皆しっかり食料を持って来たんだな。じゃあ、お前達の食糧も、食料置き場に置いておこう。俺達の方から食べても良いからな。何か必要に物があるなら言うんだぞ』
里に来た魔獣達。みんなしっかりご飯を持って来たんだって。公園や洞窟にいる子達もだよ。みんな準備万端、凄いよね。もともとドラゴンの森は危険だからね。何かあった時ように、みんな食料を保管してるみたいなんだ。
僕、地球にいる時、ちょっとした避難の道具は用意してたけど、こんなしっかりとはね。みんな危機対策が凄いや。
親リーシュが持って来た食料を、しっかり食料の1番取りやすい場所に置いたら完璧です。その後は部屋の説明の続き。寝る場所はどこにするとか、トイレの場所はここだとか色々ね。みんなしっかり、ジェロームの説明を聞いていたよ。
うん、子魔獣達が避難できて良かった。本当にこのまま何も起こらないと良いな。
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