24 / 56
我を忘れる
しおりを挟む
三木さんは抱かれる方と言っていたが、今の状況は俺が抱かれる側になってる。
俺に跨り、腕を押さえられ、抵抗し首を振り続ける俺の首元に唇を這わせる。自然と首を振れなくなると首元から移動し、スッと俺の唇をかすめる。触れるか触れないかというところをかすめる。
なぜだろうか、そうされると唇が三木さんの唇を求めて追ってしまう。
誘われた唇は迎えにきた唇を受ける。
上唇だけを軽く挟み愛おしそうに舌で舐める。それだけなのにゾクゾクする。
ぷにぷにと充分感触を楽しむと、今度は卑猥な舌が俺の舌を迎えにきた。
早く早く!とこちらが求めしまう。受け入れあった舌たちはそれを喜ぶかのように存分に絡み合う。
もう何が起きているのか分からない。
頭の中が快感で埋め尽くされる。
ゆっくり唇を離すと三木さんは
「ここからは八雲さんがリードして…」と囁く。外の明かりだけでもその綺麗な顔がはっきり分かりむしゃぶりつきたくなる。
ぐるんと体を入れ替え、俺が上になる。
夢中でキスする、三木さんが俺の首に腕をまわす。
誰かとすることも、一人ですることも今の俺には必要なく、完全に枯れたと思っていた。
それが男の三木さん相手に男としての本能が目覚めた。
胸元へ下りた唇が硬くなった乳首を捉える。
軽く噛むと
「ん…ああ…」と三木さんが声を漏らす。
この顔、この体、そして声全てが俺を止まらせてくれない。
下へ手を伸ばす、かなり大きい。
バスローブの下は全裸だったので三木さんは無防備な状態で俺の前に晒されている。
自分以外の男のモノを触ったことはないが、自分でする時のようにすればいいのだろうか。
それしか知らないからそうする。
そっと握りゆっくり擦り上げる、カリの部分まで来たらカリを指で挟みながら、親指で先端をクリクリと弄る。
「うあっ!あ…ん…」
続けると三木さんは甘い声で、
「あ…もっと…もっと…」と強請る。
速度を速め、カリと先端の刺激を同時に行う。トロトロになってきてそれが潤滑油となる。
「あ…イく、ああ…!」
三木さんが果てたが、俺はもう自分を止められない。三木さんの後ろにも手を伸ばす。
指を当てがうと意外とすんなり指を受け入れた。
あまりにもすんなり入ったので中を探る。
途端に三木さんが、
「…あ、あ、ああ…ダメ…」と反応する所があった。
何かあるのか?反応した所を押す、すると、
「ああっ!ん…あ…あ…」と三木さんが乱れる。あまりによがるので指を増やして更に刺激した。
「…もう…ああ…気持ちいい…もっとして…」
お望み通り2本の指で刺激すると三木さんは甘い声をあげながらまた果てた。
グッタリしながらも
「早く、早く挿れて…」と全身で俺を呼ぶ。
迷いとか躊躇なんてとっくに捨てた。
俺は三木さんの中に入りたい。
欲望のまま挿れる。
「あ!…あ…壊れる…ん…あ…」
キツい、こんなにキツいのか。
ゆっくり動かないと俺がイってしまいそうなくらい吸いつかれている。
ゆっくり動きたいのに、あまりの気持ちよさに腰が動いてしまう。
パン!パン!と打ち付ける音やぐちゅぐちゅと淫靡な音が快感を増す。
三木さんは俺の首に腕を回ししきりにキスを求める。
グーーッとギリギリまで引き抜きカリで入り口を擦る。
キスしていた唇を離すほど仰け反り、
「やあっ!ああ…あ…ん…もっとお…」
俺はそれに応えるように奥へと更に突き立てる。
「ああっ!…あ…や…やだ…んん…」
イキそうなのがわかる、俺もイかせてもらう。
三木さんは透明な液体しか出ないのに何度もイった。
外が白んだ朝焼けに変わるまで俺は止まらなかった。
俺に跨り、腕を押さえられ、抵抗し首を振り続ける俺の首元に唇を這わせる。自然と首を振れなくなると首元から移動し、スッと俺の唇をかすめる。触れるか触れないかというところをかすめる。
なぜだろうか、そうされると唇が三木さんの唇を求めて追ってしまう。
誘われた唇は迎えにきた唇を受ける。
上唇だけを軽く挟み愛おしそうに舌で舐める。それだけなのにゾクゾクする。
ぷにぷにと充分感触を楽しむと、今度は卑猥な舌が俺の舌を迎えにきた。
早く早く!とこちらが求めしまう。受け入れあった舌たちはそれを喜ぶかのように存分に絡み合う。
もう何が起きているのか分からない。
頭の中が快感で埋め尽くされる。
ゆっくり唇を離すと三木さんは
「ここからは八雲さんがリードして…」と囁く。外の明かりだけでもその綺麗な顔がはっきり分かりむしゃぶりつきたくなる。
ぐるんと体を入れ替え、俺が上になる。
夢中でキスする、三木さんが俺の首に腕をまわす。
誰かとすることも、一人ですることも今の俺には必要なく、完全に枯れたと思っていた。
それが男の三木さん相手に男としての本能が目覚めた。
胸元へ下りた唇が硬くなった乳首を捉える。
軽く噛むと
「ん…ああ…」と三木さんが声を漏らす。
この顔、この体、そして声全てが俺を止まらせてくれない。
下へ手を伸ばす、かなり大きい。
バスローブの下は全裸だったので三木さんは無防備な状態で俺の前に晒されている。
自分以外の男のモノを触ったことはないが、自分でする時のようにすればいいのだろうか。
それしか知らないからそうする。
そっと握りゆっくり擦り上げる、カリの部分まで来たらカリを指で挟みながら、親指で先端をクリクリと弄る。
「うあっ!あ…ん…」
続けると三木さんは甘い声で、
「あ…もっと…もっと…」と強請る。
速度を速め、カリと先端の刺激を同時に行う。トロトロになってきてそれが潤滑油となる。
「あ…イく、ああ…!」
三木さんが果てたが、俺はもう自分を止められない。三木さんの後ろにも手を伸ばす。
指を当てがうと意外とすんなり指を受け入れた。
あまりにもすんなり入ったので中を探る。
途端に三木さんが、
「…あ、あ、ああ…ダメ…」と反応する所があった。
何かあるのか?反応した所を押す、すると、
「ああっ!ん…あ…あ…」と三木さんが乱れる。あまりによがるので指を増やして更に刺激した。
「…もう…ああ…気持ちいい…もっとして…」
お望み通り2本の指で刺激すると三木さんは甘い声をあげながらまた果てた。
グッタリしながらも
「早く、早く挿れて…」と全身で俺を呼ぶ。
迷いとか躊躇なんてとっくに捨てた。
俺は三木さんの中に入りたい。
欲望のまま挿れる。
「あ!…あ…壊れる…ん…あ…」
キツい、こんなにキツいのか。
ゆっくり動かないと俺がイってしまいそうなくらい吸いつかれている。
ゆっくり動きたいのに、あまりの気持ちよさに腰が動いてしまう。
パン!パン!と打ち付ける音やぐちゅぐちゅと淫靡な音が快感を増す。
三木さんは俺の首に腕を回ししきりにキスを求める。
グーーッとギリギリまで引き抜きカリで入り口を擦る。
キスしていた唇を離すほど仰け反り、
「やあっ!ああ…あ…ん…もっとお…」
俺はそれに応えるように奥へと更に突き立てる。
「ああっ!…あ…や…やだ…んん…」
イキそうなのがわかる、俺もイかせてもらう。
三木さんは透明な液体しか出ないのに何度もイった。
外が白んだ朝焼けに変わるまで俺は止まらなかった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
開発される少年たち・家庭教師の淫らな性生活
ありさわ優那
BL
派遣家庭教師として働く三枝は、行く先々で少年の精通をさせてやったり、性的に開発することを趣味としていた。三枝は、勉強を教えながらも次々に派遣先で少年を毒牙にかける。勉強よりも、エッチなことを求めるようになってしまった少年たちの行方は……。
R-18作品です。少し無理矢理(あまり嫌がりません)。
乳首開発描写多めです。
射精管理やアナル開発の描写もありますが、既に開発されちゃってる子も多く出ます。
※少年ごとにお話を書いていきます。初作品です。よろしくお願いします。
隠れSな攻めの短編集
あかさたな!
BL
こちら全話独立、オトナな短編集です。
1話1話完結しています。
いきなりオトナな内容に入るのでご注意を。
今回はソフトからドがつくくらいのSまで、いろんなタイプの攻めがみられる短編集です!隠れSとか、メガネSとか、年下Sとか…⁉︎
【お仕置きで奥の処女をもらう参謀】【口の中をいじめる歯医者】
【独占欲で使用人をいじめる王様】
【無自覚Sがトイレを我慢させる】
【召喚された勇者は魔術師の性癖(ケモ耳)に巻き込まれる】
【勝手にイくことを許さない許嫁】
【胸の敏感なところだけでいかせたいいじめっ子】
【自称Sをしばく女装っ子の部下】
【魔王を公開処刑する勇者】
【酔うとエスになるカテキョ】
【虎視眈々と下剋上を狙うヴァンパイアの眷属】
【貴族坊ちゃんの弱みを握った庶民】
【主人を調教する奴隷】
2022/04/15を持って、こちらの短編集は完結とさせていただきます。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
前作に
・年下攻め
・いじわるな溺愛攻め
・下剋上っぽい関係
短編集も完結してるで、プロフィールからぜひ!
専業種夫
カタナカナタ
BL
精力旺盛な彼氏の性処理を完璧にこなす「専業種夫」。彼の徹底された性行為のおかげで、彼氏は外ではハイクラスに働き、帰宅するとまた彼を激しく犯す。そんなゲイカップルの日々のルーティーンを描く。
肌が白くて女の子みたいに綺麗な先輩。本当におしっこするのか気になり過ぎて…?
こじらせた処女
BL
槍本シュン(やりもとしゅん)の所属している部活、機器操作部は2つ上の先輩、白井瑞稀(しらいみずき)しか居ない。
自分より身長の高い大男のはずなのに、足の先まで綺麗な先輩。彼が近くに来ると、何故か落ち着かない槍本は、これが何なのか分からないでいた。
ある日の冬、大雪で帰れなくなった槍本は、一人暮らしをしている白井の家に泊まることになる。帰り道、おしっこしたいと呟く白井に、本当にトイレするのかと何故か疑問に思ってしまい…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる