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軽口と痛み
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「あーらーたー、そろそろ起きろよ」
雪成に起こされようやく目が覚めた。
さすがに徹夜はキツかった。
「飯どうする?どこか食いに行こうぜ」
「うーん、作るのも面倒だし行くか」
のそのそ起きだすと雪成が
「さっき隣のイケメンさんと話したぜ」
と言い出した。
「え?藤代さん?」
「そうそう、藤代さん。本気のイケメン見たわ。あれはやばいわ」
「須藤のことお前の彼女だと思ってたみたいだぞ。新に彼女がいるわけないって言っておいた」と笑う雪成。
「いるわけないってなんだよ、失礼だな」と枕を投げつけると
「でも事実いないだろ?」とニヤリと笑う。
お前だっていないくせに上から言うな。
くだらない言い争いをしながら、飯を食いに部屋を出た。
軽口にしたつもりだけど、藤代さん、須藤のこと気にしてたの?
もしそうならなんで?
藤代さんのこと好きって言ったのに、女の子といたから?
でもなんでそれを藤代さんが気にするの?
気にしてくれたの?なんで?とぐるぐる考えちゃうし疑問しか湧いてこない。
『困らせないでくれ』
藤代さんの言葉を思い出すとあの夜を思い出して胸が痛い。
雪成に起こされようやく目が覚めた。
さすがに徹夜はキツかった。
「飯どうする?どこか食いに行こうぜ」
「うーん、作るのも面倒だし行くか」
のそのそ起きだすと雪成が
「さっき隣のイケメンさんと話したぜ」
と言い出した。
「え?藤代さん?」
「そうそう、藤代さん。本気のイケメン見たわ。あれはやばいわ」
「須藤のことお前の彼女だと思ってたみたいだぞ。新に彼女がいるわけないって言っておいた」と笑う雪成。
「いるわけないってなんだよ、失礼だな」と枕を投げつけると
「でも事実いないだろ?」とニヤリと笑う。
お前だっていないくせに上から言うな。
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軽口にしたつもりだけど、藤代さん、須藤のこと気にしてたの?
もしそうならなんで?
藤代さんのこと好きって言ったのに、女の子といたから?
でもなんでそれを藤代さんが気にするの?
気にしてくれたの?なんで?とぐるぐる考えちゃうし疑問しか湧いてこない。
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