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課題
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「終わる気がしない」
「全くもって同感です」
雪成と須藤が文字通り頭を抱えてる。
他人事ではない、俺もだ。
「ちょっとこれは難しい上に時間もかかる課題なので、1人では厳しいと思ったら協力し合って取り組んで構いません」と教授が難題を出してきた。
毎年恒例のこの課題に先輩たちも苦しんできたらしい、名物だそうだ。
とは言え1人で大丈夫だろうと思ってたけど期限が迫る中、本格的にこれはまずいと焦り出した。
雪成も須藤もそれは同じで誰ともなく
「ヤバいんですが…」
とヘルプを求め合っていた。
週明けが期限で進捗具合からいって、夜通し協力してやらないと絶対間に合わないと踏んだ俺らは、時間を気にせずできる俺の部屋で課題に取り組むことにした(2人とも実家暮らし)。
須藤は一応女の子なので親御さんにも連絡して俺の住所を伝えて、男の部屋で夜通し課題をやるなんて心配しない親なんていないだろうが、心配かけるようなことはないので安心してほしいと直接話をした。
須藤が
「お願い!これ落とすと本気でまずいから高瀬くんの家でみんなで課題やらせて!なんならお父さんとお母さんも高瀬くんの家に来ていいから!」と親御さんに斜め上の懇願をし、ようやく了承してもらった。
それくらい俺たちは切羽詰まっていたわけだ。
「全くもって同感です」
雪成と須藤が文字通り頭を抱えてる。
他人事ではない、俺もだ。
「ちょっとこれは難しい上に時間もかかる課題なので、1人では厳しいと思ったら協力し合って取り組んで構いません」と教授が難題を出してきた。
毎年恒例のこの課題に先輩たちも苦しんできたらしい、名物だそうだ。
とは言え1人で大丈夫だろうと思ってたけど期限が迫る中、本格的にこれはまずいと焦り出した。
雪成も須藤もそれは同じで誰ともなく
「ヤバいんですが…」
とヘルプを求め合っていた。
週明けが期限で進捗具合からいって、夜通し協力してやらないと絶対間に合わないと踏んだ俺らは、時間を気にせずできる俺の部屋で課題に取り組むことにした(2人とも実家暮らし)。
須藤は一応女の子なので親御さんにも連絡して俺の住所を伝えて、男の部屋で夜通し課題をやるなんて心配しない親なんていないだろうが、心配かけるようなことはないので安心してほしいと直接話をした。
須藤が
「お願い!これ落とすと本気でまずいから高瀬くんの家でみんなで課題やらせて!なんならお父さんとお母さんも高瀬くんの家に来ていいから!」と親御さんに斜め上の懇願をし、ようやく了承してもらった。
それくらい俺たちは切羽詰まっていたわけだ。
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