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欲情
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自分でも驚くほど強引に藤代さんを抱き寄せて
「キスしたい」と欲望を抑えながらいうと
「高瀬くん、待って、なに言ってるの?俺男だよ?」と笑いながらも戸惑っている。
俺が全く笑い返さないことに何かを察した彼は
「ごめん、俺そんなつもりなくて…なにか誤解させたなら謝るよ」と体を離そうとする。
謝ってほしくなんかない。俺だって男だし、そんなの関係ない。
ただ藤代さんとキスしたいんだ、藤代さんのことが好きだ。それをたった今自覚した。
「藤代さんは俺のこと嫌いですか?」
「嫌いもなにも…高瀬くんはいいお隣さんだなって思ってて…」
「いいお隣さんなだけ?」
「ごめん…」
そう答える彼の言葉の続きを聞きたくなくて、
「藤代さん、好きです」俺はそう言って彼の口を塞いだ。
軽くキスしただけだったのに全身が痺れたようになり、完全に俺の中のなにかが壊れた。
貪るように深いキスをする。
舌を絡め上顎をなぞると藤代さんは
「ん…」と声漏らし抵抗していた力が少しだけど緩む。
「キスしたい」と欲望を抑えながらいうと
「高瀬くん、待って、なに言ってるの?俺男だよ?」と笑いながらも戸惑っている。
俺が全く笑い返さないことに何かを察した彼は
「ごめん、俺そんなつもりなくて…なにか誤解させたなら謝るよ」と体を離そうとする。
謝ってほしくなんかない。俺だって男だし、そんなの関係ない。
ただ藤代さんとキスしたいんだ、藤代さんのことが好きだ。それをたった今自覚した。
「藤代さんは俺のこと嫌いですか?」
「嫌いもなにも…高瀬くんはいいお隣さんだなって思ってて…」
「いいお隣さんなだけ?」
「ごめん…」
そう答える彼の言葉の続きを聞きたくなくて、
「藤代さん、好きです」俺はそう言って彼の口を塞いだ。
軽くキスしただけだったのに全身が痺れたようになり、完全に俺の中のなにかが壊れた。
貪るように深いキスをする。
舌を絡め上顎をなぞると藤代さんは
「ん…」と声漏らし抵抗していた力が少しだけど緩む。
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