2 / 6
大公殿下は恐ろしい?
しおりを挟む
『可愛すぎる嫁……って、レオカディア王女のことか?』
大公に惚気られたゲーザは、訝しむように言った。
『他に誰がいる! オレの嫁は一人だけだ、大爺さまの遺言で『西の文化に合わせて妻は一人にしろ』って話になってる』
『そういう話をしたいわけじゃなくてだな。なんというか……俺も見たが、随分とお高くとまった感じの女だっただろう?』
それを聞いて思い出した。ゲーザは、イシュトヴァーンの乗る馬の後ろに付き従うように馬を走らせていた男だ。大公の側近か侍従か、いずれにせよイシュトヴァーンと親しい仲なのだろう。
その彼の目にも自分は『お高くとまった』風に見えていたのか。今後のオルドグでの生活を思うと、聞き飽きた苦言でも胸にずしりと響いた。
『ああ。警戒して毛を逆立てた猫みたいで可愛かったな!』
まあ、夫の浮かれて弾んだ声を聞いて、レオカディアの後悔は瞬時に吹き飛ばされたのだが。
『猫って。馬や犬や羊なら分かるが、あんな扱いにくくて家畜に向かない動物が好きなのは、お前くらいだよ』
『そこが可愛いのに。人生半分損してるな、ゲーザ』
『他人の人生を勝手に半分にするな!……んで? 初夜にその可愛い嫁をほったらかして、お前は何をやってんだよ』
よくぞ聞いてくれた、と心の中でゲーザを褒め称える。
好感を抱いたのならそう伝えてくれればよかった。言葉少なに性急な情事を終えるなり部屋を出て、レオカディアに惨めな思いをさせなくたってよかったじゃないか。
物陰から不満を湛えた目でじっと夫を睨んでいると、大公はあっけらかんと言ってのけた。
『バルトールの姫君は、蛮族が嫌いだろう? 触れられたくもないはずだ。今日は人生で一番ショックな日だろうに、傍にオレがいたら泣くことすらできない。役得だから抱くけどさ、オレだって直接それを聞くのはキツいし』
なんだ、その理由は。――最初に覚えたのは怒りだった。
大公はレオカディアがどれだけの覚悟を持って嫁いできたと思っているのか。まったくふざけている、馬鹿にしている。
そう思ったのに話に割って入らなかったのは、大公の言葉に悲しんでいるような気配が全く無く、彼が否定も慰めも必要としていなかったからだ。まるで公知のことを語るように述べていた。
『ディアドラ様のことは忘れろ。あのクソ女がおかしいだけだ』
『あまり悪く言わないでくれ。あのひとも哀れな立場だ』
『……お前が気遣うことじゃないだろ』
『ゲーザ』
『はいはい、悪かったよ』
まだ中っ腹な様子のゲーザも窘められて口をつぐみ、レオカディアの位置から彼らの声は聞こえなくなった。
聞こえた会話の意味を取り違えていないのなら、イシュトヴァーンはレオカディアを気に入っているらしい。いったいどこが、どういうきっかけで気に入られたのかは分からないが――。
「早く脚を開け」
――これが本当に同一人物の言うことだろうかと、レオカディアは内心で悪態を吐いた。
昨夜の言葉通りに今夜も寝室を訪れたイシュトヴァーンは、昨夜と同じく四つん這いの姿勢をとるように命じてきた。太すぎる男根に踏み荒らされたばかりの膣からはまだ血が滲んでいるし、下腹部には鈍い痛みがある。それでも次期オルドグ大公を生産するためには夫の求めに応えねばならない。
犬のように這いつくばったレオカディアの秘部に、夫は躊躇いなく腕を伸ばしてくる。挿入に怯えて強張る体に、彼の指は思いのほか繊細に触れた。
「腫れているし、出血もある。しばらくは無理だな。……できないなら先にそう言え」
『性交できないのなら訪れなかった』という言葉は『体目当てだ』と言われたも同然だ。もういいと声をかけられたのも昨夜と同じ。だが、レオカディアの腰に手をかけて楽な姿勢に変えた仕草は、昨夜と違って打ち捨てられたようには感じなかった。
「七日後にまた来る。それまでに体を癒せ」
「っ、待って!」
去ろうとするイシュトヴァーンの服の裾を、レオカディアは慌てて捉えて引き留めた。
「お待ちください、大公殿下。お相手できないことは申し訳ございませんが、今夜はこの部屋で過ごしていただけませんか」
「何故だ」
「何故? それは……」
どうしてだろう。昨夜の性交は痛いばかりで、避けられるのならば避けたいと思う。七日も猶予をくれてありがたいとも思った。
彼の言う通り、子作りができないのなら、彼と一緒に過ごす理由など無いけれど――。
「新婚早々、夜離れしたと噂が立つと困ります。これは友好のための婚姻なのですから」
「分かった。そういうことであれば、同じ寝台で寝よう」
「え? ええ……」
時間をおいて思いついた言い訳に、イシュトヴァーンは食い気味に返事を寄越した。そのまま寝台に並んで横たわり、分厚い掛布を上から被る。
(おかしなひと……)
何か言葉を交わすでもなく、ただ隣にいるだけ。その沈黙と温もりの心地よさに眠気を誘われて、レオカディアは深い眠りの中へと落ちていった。
翌朝レオカディアが目覚めるのを見るや否や部屋を出て行ったイシュトヴァーンの後を尾行すると、彼はやはり行き合ったゲーザと話をしていた。
『嫁からベッドに誘ってくれたんだ!』
『へえ? それでお前はがっついて飛びかかったと』
『そんなことはしてない! ちゃんと紳士のままだった!』
『下半身は紳士じゃなかっただろ、どうせ』
『うるさいな、そりゃ勃ったけど我慢した! 嫁には気づかれなかったからセーフだ』
話題はまたレオカディアのことだ。おまけに合わせて彼の生理的な事情のことも知ってしまった。彼がむっつりとした表情をしていたのも『我慢』のせいだったのかと想像してしまう。
『……それだけ好きなら、嫁さんに言えばいいのに。お前らなら愛し合う夫婦になれるかもしれない』
ゲーザの声に、レオカディアはその通りだと頷いた。
こんなところで妻の惚気話をする暇があるなら、直接妻に言えばいいだろう。否、言うべきだ。
今度は口を挟もうと、一歩前に踏み出しかけた足は途中で止まった。
『愛し合うなんて無理だろう。オレが『愛している』なんて言おうものなら尚更な。前をおっ勃てた野獣と同じベッドで休めるか? 寝室での話だけじゃない、オルドグの地のどこにいたって安心できなくなるだろう』
オルドグ人に愛されてもレオカディアは喜ばない。むしろ怯えて恐れるだけだ、とイシュトヴァーンが言うのが聞こえた。
どうして彼はそんな悲しいことを淡々と言うのだろう。せめて自虐的に言ってくれれば、否定することも慰めることもできるのに、『それが真実だ』と固く信じ込んでいるような、それが世界の常識であるかのような言い方だった。
「……でも、それは違うわ。あなたの考えは間違っている」
レオカディアはそう思う。だが、考えの凝り固まった者を説得するには証拠が必要だ。まずは説得の材料を集めようかと、レオカディアは目の照準を『夫をよく知る親しい仲の相手』に合わせた。
大公に惚気られたゲーザは、訝しむように言った。
『他に誰がいる! オレの嫁は一人だけだ、大爺さまの遺言で『西の文化に合わせて妻は一人にしろ』って話になってる』
『そういう話をしたいわけじゃなくてだな。なんというか……俺も見たが、随分とお高くとまった感じの女だっただろう?』
それを聞いて思い出した。ゲーザは、イシュトヴァーンの乗る馬の後ろに付き従うように馬を走らせていた男だ。大公の側近か侍従か、いずれにせよイシュトヴァーンと親しい仲なのだろう。
その彼の目にも自分は『お高くとまった』風に見えていたのか。今後のオルドグでの生活を思うと、聞き飽きた苦言でも胸にずしりと響いた。
『ああ。警戒して毛を逆立てた猫みたいで可愛かったな!』
まあ、夫の浮かれて弾んだ声を聞いて、レオカディアの後悔は瞬時に吹き飛ばされたのだが。
『猫って。馬や犬や羊なら分かるが、あんな扱いにくくて家畜に向かない動物が好きなのは、お前くらいだよ』
『そこが可愛いのに。人生半分損してるな、ゲーザ』
『他人の人生を勝手に半分にするな!……んで? 初夜にその可愛い嫁をほったらかして、お前は何をやってんだよ』
よくぞ聞いてくれた、と心の中でゲーザを褒め称える。
好感を抱いたのならそう伝えてくれればよかった。言葉少なに性急な情事を終えるなり部屋を出て、レオカディアに惨めな思いをさせなくたってよかったじゃないか。
物陰から不満を湛えた目でじっと夫を睨んでいると、大公はあっけらかんと言ってのけた。
『バルトールの姫君は、蛮族が嫌いだろう? 触れられたくもないはずだ。今日は人生で一番ショックな日だろうに、傍にオレがいたら泣くことすらできない。役得だから抱くけどさ、オレだって直接それを聞くのはキツいし』
なんだ、その理由は。――最初に覚えたのは怒りだった。
大公はレオカディアがどれだけの覚悟を持って嫁いできたと思っているのか。まったくふざけている、馬鹿にしている。
そう思ったのに話に割って入らなかったのは、大公の言葉に悲しんでいるような気配が全く無く、彼が否定も慰めも必要としていなかったからだ。まるで公知のことを語るように述べていた。
『ディアドラ様のことは忘れろ。あのクソ女がおかしいだけだ』
『あまり悪く言わないでくれ。あのひとも哀れな立場だ』
『……お前が気遣うことじゃないだろ』
『ゲーザ』
『はいはい、悪かったよ』
まだ中っ腹な様子のゲーザも窘められて口をつぐみ、レオカディアの位置から彼らの声は聞こえなくなった。
聞こえた会話の意味を取り違えていないのなら、イシュトヴァーンはレオカディアを気に入っているらしい。いったいどこが、どういうきっかけで気に入られたのかは分からないが――。
「早く脚を開け」
――これが本当に同一人物の言うことだろうかと、レオカディアは内心で悪態を吐いた。
昨夜の言葉通りに今夜も寝室を訪れたイシュトヴァーンは、昨夜と同じく四つん這いの姿勢をとるように命じてきた。太すぎる男根に踏み荒らされたばかりの膣からはまだ血が滲んでいるし、下腹部には鈍い痛みがある。それでも次期オルドグ大公を生産するためには夫の求めに応えねばならない。
犬のように這いつくばったレオカディアの秘部に、夫は躊躇いなく腕を伸ばしてくる。挿入に怯えて強張る体に、彼の指は思いのほか繊細に触れた。
「腫れているし、出血もある。しばらくは無理だな。……できないなら先にそう言え」
『性交できないのなら訪れなかった』という言葉は『体目当てだ』と言われたも同然だ。もういいと声をかけられたのも昨夜と同じ。だが、レオカディアの腰に手をかけて楽な姿勢に変えた仕草は、昨夜と違って打ち捨てられたようには感じなかった。
「七日後にまた来る。それまでに体を癒せ」
「っ、待って!」
去ろうとするイシュトヴァーンの服の裾を、レオカディアは慌てて捉えて引き留めた。
「お待ちください、大公殿下。お相手できないことは申し訳ございませんが、今夜はこの部屋で過ごしていただけませんか」
「何故だ」
「何故? それは……」
どうしてだろう。昨夜の性交は痛いばかりで、避けられるのならば避けたいと思う。七日も猶予をくれてありがたいとも思った。
彼の言う通り、子作りができないのなら、彼と一緒に過ごす理由など無いけれど――。
「新婚早々、夜離れしたと噂が立つと困ります。これは友好のための婚姻なのですから」
「分かった。そういうことであれば、同じ寝台で寝よう」
「え? ええ……」
時間をおいて思いついた言い訳に、イシュトヴァーンは食い気味に返事を寄越した。そのまま寝台に並んで横たわり、分厚い掛布を上から被る。
(おかしなひと……)
何か言葉を交わすでもなく、ただ隣にいるだけ。その沈黙と温もりの心地よさに眠気を誘われて、レオカディアは深い眠りの中へと落ちていった。
翌朝レオカディアが目覚めるのを見るや否や部屋を出て行ったイシュトヴァーンの後を尾行すると、彼はやはり行き合ったゲーザと話をしていた。
『嫁からベッドに誘ってくれたんだ!』
『へえ? それでお前はがっついて飛びかかったと』
『そんなことはしてない! ちゃんと紳士のままだった!』
『下半身は紳士じゃなかっただろ、どうせ』
『うるさいな、そりゃ勃ったけど我慢した! 嫁には気づかれなかったからセーフだ』
話題はまたレオカディアのことだ。おまけに合わせて彼の生理的な事情のことも知ってしまった。彼がむっつりとした表情をしていたのも『我慢』のせいだったのかと想像してしまう。
『……それだけ好きなら、嫁さんに言えばいいのに。お前らなら愛し合う夫婦になれるかもしれない』
ゲーザの声に、レオカディアはその通りだと頷いた。
こんなところで妻の惚気話をする暇があるなら、直接妻に言えばいいだろう。否、言うべきだ。
今度は口を挟もうと、一歩前に踏み出しかけた足は途中で止まった。
『愛し合うなんて無理だろう。オレが『愛している』なんて言おうものなら尚更な。前をおっ勃てた野獣と同じベッドで休めるか? 寝室での話だけじゃない、オルドグの地のどこにいたって安心できなくなるだろう』
オルドグ人に愛されてもレオカディアは喜ばない。むしろ怯えて恐れるだけだ、とイシュトヴァーンが言うのが聞こえた。
どうして彼はそんな悲しいことを淡々と言うのだろう。せめて自虐的に言ってくれれば、否定することも慰めることもできるのに、『それが真実だ』と固く信じ込んでいるような、それが世界の常識であるかのような言い方だった。
「……でも、それは違うわ。あなたの考えは間違っている」
レオカディアはそう思う。だが、考えの凝り固まった者を説得するには証拠が必要だ。まずは説得の材料を集めようかと、レオカディアは目の照準を『夫をよく知る親しい仲の相手』に合わせた。
2
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説

ヤクザの若頭は、年の離れた婚約者が可愛くて仕方がない
絹乃
恋愛
ヤクザの若頭の花隈(はなくま)には、婚約者がいる。十七歳下の少女で組長の一人娘である月葉(つきは)だ。保護者代わりの花隈は月葉のことをとても可愛がっているが、もちろん恋ではない。強面ヤクザと年の離れたお嬢さまの、恋に発展する前の、もどかしくドキドキするお話。
断る――――前にもそう言ったはずだ
鈴宮(すずみや)
恋愛
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

騎士団長のアレは誰が手に入れるのか!?
うさぎくま
恋愛
黄金のようだと言われるほどに濁りがない金色の瞳。肩より少し短いくらいの、いい塩梅で切り揃えられた柔らかく靡く金色の髪。甘やかな声で、誰もが振り返る美男子であり、屈強な肉体美、魔力、剣技、男の象徴も立派、全てが完璧な騎士団長ギルバルドが、遅い初恋に落ち、男心を振り回される物語。
濃厚で甘やかな『性』やり取りを楽しんで頂けたら幸いです!

次期騎士団長の秘密を知ってしまったら、迫られ捕まってしまいました
Karamimi
恋愛
侯爵令嬢で貴族学院2年のルミナスは、元騎士団長だった父親を8歳の時に魔物討伐で亡くした。一家の大黒柱だった父を亡くしたことで、次期騎士団長と期待されていた兄は騎士団を辞め、12歳という若さで侯爵を継いだ。
そんな兄を支えていたルミナスは、ある日貴族学院3年、公爵令息カルロスの意外な姿を見てしまった。学院卒院後は騎士団長になる事も決まっているうえ、容姿端麗で勉学、武術も優れているまさに完璧公爵令息の彼とはあまりにも違う姿に、笑いが止まらない。
お兄様の夢だった騎士団長の座を奪ったと、一方的にカルロスを嫌っていたルミナスだが、さすがにこの秘密は墓場まで持って行こう。そう決めていたのだが、翌日カルロスに捕まり、鼻息荒く迫って来る姿にドン引きのルミナス。
挙句の果てに“ルミタン”だなんて呼ぶ始末。もうあの男に関わるのはやめよう、そう思っていたのに…
意地っ張りで素直になれない令嬢、ルミナスと、ちょっと気持ち悪いがルミナスを誰よりも愛している次期騎士団長、カルロスが幸せになるまでのお話しです。
よろしくお願いしますm(__)m
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。

ゆるふわな可愛い系男子の旦那様は怒らせてはいけません
下菊みこと
恋愛
年下のゆるふわ可愛い系男子な旦那様と、そんな旦那様に愛されて心を癒した奥様のイチャイチャのお話。
旦那様はちょっとだけ裏表が激しいけど愛情は本物です。
ご都合主義の短いSSで、ちょっとだけざまぁもあるかも?
小説家になろう様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる