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本編
第2話
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「あれ、藤本…?」
彼も俺に見覚えがあったようだ。
どうやら間違いではなかったらしい。
こいつは香山――高校の同級生だ。
「香山か」
「やっぱりそうか!久しぶりだな。何だよ、旅行か?いや、スーツでそれはないか」
さも親しげに笑いかけてくる香山に内心虫酸が走る。
こいつはスマホ紛失の事件の主犯格で、希未を傷つけた張本人だ。
俺が言えた立場ではないが、俺は奴がしたことが許せない…殺意さえ沸くほどに。
だがもう俺も子どもじゃない。
殴り飛ばしてやりたい衝動をなんとか堪えた。
「友達の結婚式でな。お前は仕事か?」
「いや、彼女に会いに来た」
香山はにやっと意味深に笑うと、受付の女の子を一瞥した。
「俺、こいつと結婚するんだ」
彼女の肩がびくりと震えた。
恥ずかしいのか俯いて顔を背けている。
さっき説明をしてくれた時の凛とした姿とはかなりのギャップがあった。
「そうなのか。おめでとう」
「サンキュ。藤本は?結婚の予定とかあんの?」
「まさか。俺には付き合ってる奴もいないし」
「あれ、汐崎と復縁したって聞いたけど」
「誰からだよ。あいつはただの友達だよ…」
答えながら垂れてきた鬱陶しい前髪を掻き上げた。
根も葉もない噂に呆れる…一体誰が流してるんだ?
「へえ…知らなかったな。お前ら今でも連絡取り合ってんだ」
「まあ…大学も会社も同じだしな」
「会社も同じ?すげーな。もしかして汐崎も来てるのか?」
「なんでだよ」
「だってお前ら、付き合ってた時から2人でセットだったじゃんか」
明らかに面白がって聞いてくる香山に苛々が募る。
「だからそれはもう終わった話だろ…」
「でも大学も会社も一緒なんて、たまたま、偶然、なんてことじゃないだろ?」
「たまたま、偶然だよ」
「ふーん…そうかね。俺はそう思わないけどな。別れた後も一緒にいるってことは、まだ好きだ、一緒にいたいってことだろ」
香山は意地悪く微笑うと、後ろを振り返った。
「な、お前もそう思うよな?」
その声に侮蔑の色が混じっているのを、俺ははっきりと感じ取った。
婚約中の女性にかけるにしては違和感がある。
怪訝な顔をすると、それに気付いた香山は再び女性に向き直り、腕を伸ばして横を向いていた彼女の肩を掴んで振り向かせた。
女性から驚きと動揺の声が上がる。
「ほら、ちゃんと挨拶してやれよ、希未。10年ぶりの再会だろ?」
俺は、香山に「きみ」と呼ばれた女性の顔をまじまじと見つめた。
髪を少し乱して、目を潤ませて俯く彼女に、瞠目する。
どうして会ったときに一目で気がつかなかったんだ。
時が経っているとはいえ、中学を卒業するまでずっと一緒に暮らしてきたからわかる。
化粧をしていても、髪が短くなっていても、声が大人びていても…忘れるはずがなかったのに。
「希未…なのか…?」
声をかけると、彼女は返事の代わりに視線を泳がせた。
「おいおい、ちゃんと返事してやれよ。悪いな、こいつお前のこと相当トラウマになってるみたいでさ」
苦笑を向ける香山に、希未が何か言いたげに顔を上げる。
「ほら、お前高校の時言っただろ。みんなのいる前で、『俺に話しかけるな』とかって」
「か、香山くん…!」
「その時こいつの父親、危篤だったんだよ。知ってるか?」
冗談めかした口調だったが、目は真剣だった。
どうやら香山はあの時の俺をたしなめたいらしい。
それがどんなに残酷なことだったか、想像できないほど馬鹿ではない。
だがそれは俺と希未の問題だ。
他人にどうこう言われる筋合いはないし、ましてやこいつにだけは言われたくない。
俺以上に希未を苦しめたこいつにだけは。
「お前には関係ない」
冷たい声でいい放つと、香山から作り笑いが消えた。
「開き直るのか?」
「お前には関係ないと言ったんだ」
「最低だな」
「それをそのまま返してやる。人を責められる立場か?」
鬼のように睨みつけてやれば、何故かにやりと、香山が笑った。
「へーえ?お前、知ってるんだ?俺が、こいつに何したか」
「…お前がペラペラ喋ってたんだろ。一昨年の同窓会で」
「ハッ、傑作!だってさ、希未。ごめんな~あんなに必死に隠してたのにな~?」
はっとして希未を見ると、彼女は顔面蒼白になって震えていた。
「『水城にだけは言わないで…!』って…必死になってたのに、残念だったなぁ」
「…、っ…」
香山が希未の声真似をした。
実際にそう言っていたのだろう、か細い声を再現して揶揄している。
希未は何かを言いたげに唇を震わせたが、ぎゅっと目を閉じて俯いてしまった。
もしかして、今までそれで脅されていたのか…?
香山と結婚するのも、俺に過去のことを知られたくなくて…?
「これでもう吹っ切れただろ。結婚前に再会できてよかったな」
香山が下を向いた希未の顎を掴んで強引に上を向かせる。
希未の手は震えていて、その目には恐怖が浮かんでいた。
香山は勝ち誇ったように笑っている。
だが香山の妻になるという彼女は、心から結婚を喜んでいるようにはとても見えなかった。
「希未」
「…っ!」
「お前は、いま幸せか?」
「はあ?お前俺に喧嘩売って…」
「いま、幸せだって心から言えるのか?」
「…」
俺の問いかけに、彼女は答えない。
俺に希未だと知られてから、俺と顔を合わせようと…目を見ようとしない。
それは俺があの日言ったからだ。
『俺に話しかけるな。お前の声なんて聞きたくない』
『お前みたいな奴、視界にも入れたくない』
その命令のような残酷な言葉を、彼女は忠実に守っている。
連絡がなかったのは…折り返しも返信もなかったのは、完全に俺の自業自得だった。
「…香山。撤回するわ」
「あ?」
「おめでとう、って言ったことだ。俺は希未が幸せになれない結婚は祝福できない」
「フン、言ってろよ。お前に祝福されようとされなかろうと、俺達は来週には結婚するんだからな」
香山はまるで俺のものだと主張するように硬直している希未を強引に引き寄せてキスをした。
希未は最初こそ抵抗したが、諦めたように香山の挑発するようなキスに身を任せている。
その光景が…過去にこれ程の激情に駆られたことがあっただろうかと思うくらいに、俺の中に強い怒りを沸き上らせた。
(お前に…希未は、渡さない…)
怒りを悟られないように、俺は関心がないふりをしてその場から離れた。
靴を履き、そのまま部屋に戻るべく受付の前を通り過ぎる。
冷静な俺を拍子抜けしたように見ていた香山が、去り際に俺の背中に吠えた。
「招待状送ってやるよ、藤本!」
香山の茶化したような捨て台詞が聞こえたが、俺は構わずエレベーターに乗り込んで7階のボタンを押した。
この後香山と希未がどうするかを考えると腸が煮えくり返るので想像しないことに決めた。
(香山…、お前が希未を縛り付けられるのも、今日までだ…)
俺は必ず、2人が入籍する前に香山から希未を略奪する。
決意を込めて、俺は手の中にある脱衣場のロッカーキーを握りしめた。
彼も俺に見覚えがあったようだ。
どうやら間違いではなかったらしい。
こいつは香山――高校の同級生だ。
「香山か」
「やっぱりそうか!久しぶりだな。何だよ、旅行か?いや、スーツでそれはないか」
さも親しげに笑いかけてくる香山に内心虫酸が走る。
こいつはスマホ紛失の事件の主犯格で、希未を傷つけた張本人だ。
俺が言えた立場ではないが、俺は奴がしたことが許せない…殺意さえ沸くほどに。
だがもう俺も子どもじゃない。
殴り飛ばしてやりたい衝動をなんとか堪えた。
「友達の結婚式でな。お前は仕事か?」
「いや、彼女に会いに来た」
香山はにやっと意味深に笑うと、受付の女の子を一瞥した。
「俺、こいつと結婚するんだ」
彼女の肩がびくりと震えた。
恥ずかしいのか俯いて顔を背けている。
さっき説明をしてくれた時の凛とした姿とはかなりのギャップがあった。
「そうなのか。おめでとう」
「サンキュ。藤本は?結婚の予定とかあんの?」
「まさか。俺には付き合ってる奴もいないし」
「あれ、汐崎と復縁したって聞いたけど」
「誰からだよ。あいつはただの友達だよ…」
答えながら垂れてきた鬱陶しい前髪を掻き上げた。
根も葉もない噂に呆れる…一体誰が流してるんだ?
「へえ…知らなかったな。お前ら今でも連絡取り合ってんだ」
「まあ…大学も会社も同じだしな」
「会社も同じ?すげーな。もしかして汐崎も来てるのか?」
「なんでだよ」
「だってお前ら、付き合ってた時から2人でセットだったじゃんか」
明らかに面白がって聞いてくる香山に苛々が募る。
「だからそれはもう終わった話だろ…」
「でも大学も会社も一緒なんて、たまたま、偶然、なんてことじゃないだろ?」
「たまたま、偶然だよ」
「ふーん…そうかね。俺はそう思わないけどな。別れた後も一緒にいるってことは、まだ好きだ、一緒にいたいってことだろ」
香山は意地悪く微笑うと、後ろを振り返った。
「な、お前もそう思うよな?」
その声に侮蔑の色が混じっているのを、俺ははっきりと感じ取った。
婚約中の女性にかけるにしては違和感がある。
怪訝な顔をすると、それに気付いた香山は再び女性に向き直り、腕を伸ばして横を向いていた彼女の肩を掴んで振り向かせた。
女性から驚きと動揺の声が上がる。
「ほら、ちゃんと挨拶してやれよ、希未。10年ぶりの再会だろ?」
俺は、香山に「きみ」と呼ばれた女性の顔をまじまじと見つめた。
髪を少し乱して、目を潤ませて俯く彼女に、瞠目する。
どうして会ったときに一目で気がつかなかったんだ。
時が経っているとはいえ、中学を卒業するまでずっと一緒に暮らしてきたからわかる。
化粧をしていても、髪が短くなっていても、声が大人びていても…忘れるはずがなかったのに。
「希未…なのか…?」
声をかけると、彼女は返事の代わりに視線を泳がせた。
「おいおい、ちゃんと返事してやれよ。悪いな、こいつお前のこと相当トラウマになってるみたいでさ」
苦笑を向ける香山に、希未が何か言いたげに顔を上げる。
「ほら、お前高校の時言っただろ。みんなのいる前で、『俺に話しかけるな』とかって」
「か、香山くん…!」
「その時こいつの父親、危篤だったんだよ。知ってるか?」
冗談めかした口調だったが、目は真剣だった。
どうやら香山はあの時の俺をたしなめたいらしい。
それがどんなに残酷なことだったか、想像できないほど馬鹿ではない。
だがそれは俺と希未の問題だ。
他人にどうこう言われる筋合いはないし、ましてやこいつにだけは言われたくない。
俺以上に希未を苦しめたこいつにだけは。
「お前には関係ない」
冷たい声でいい放つと、香山から作り笑いが消えた。
「開き直るのか?」
「お前には関係ないと言ったんだ」
「最低だな」
「それをそのまま返してやる。人を責められる立場か?」
鬼のように睨みつけてやれば、何故かにやりと、香山が笑った。
「へーえ?お前、知ってるんだ?俺が、こいつに何したか」
「…お前がペラペラ喋ってたんだろ。一昨年の同窓会で」
「ハッ、傑作!だってさ、希未。ごめんな~あんなに必死に隠してたのにな~?」
はっとして希未を見ると、彼女は顔面蒼白になって震えていた。
「『水城にだけは言わないで…!』って…必死になってたのに、残念だったなぁ」
「…、っ…」
香山が希未の声真似をした。
実際にそう言っていたのだろう、か細い声を再現して揶揄している。
希未は何かを言いたげに唇を震わせたが、ぎゅっと目を閉じて俯いてしまった。
もしかして、今までそれで脅されていたのか…?
香山と結婚するのも、俺に過去のことを知られたくなくて…?
「これでもう吹っ切れただろ。結婚前に再会できてよかったな」
香山が下を向いた希未の顎を掴んで強引に上を向かせる。
希未の手は震えていて、その目には恐怖が浮かんでいた。
香山は勝ち誇ったように笑っている。
だが香山の妻になるという彼女は、心から結婚を喜んでいるようにはとても見えなかった。
「希未」
「…っ!」
「お前は、いま幸せか?」
「はあ?お前俺に喧嘩売って…」
「いま、幸せだって心から言えるのか?」
「…」
俺の問いかけに、彼女は答えない。
俺に希未だと知られてから、俺と顔を合わせようと…目を見ようとしない。
それは俺があの日言ったからだ。
『俺に話しかけるな。お前の声なんて聞きたくない』
『お前みたいな奴、視界にも入れたくない』
その命令のような残酷な言葉を、彼女は忠実に守っている。
連絡がなかったのは…折り返しも返信もなかったのは、完全に俺の自業自得だった。
「…香山。撤回するわ」
「あ?」
「おめでとう、って言ったことだ。俺は希未が幸せになれない結婚は祝福できない」
「フン、言ってろよ。お前に祝福されようとされなかろうと、俺達は来週には結婚するんだからな」
香山はまるで俺のものだと主張するように硬直している希未を強引に引き寄せてキスをした。
希未は最初こそ抵抗したが、諦めたように香山の挑発するようなキスに身を任せている。
その光景が…過去にこれ程の激情に駆られたことがあっただろうかと思うくらいに、俺の中に強い怒りを沸き上らせた。
(お前に…希未は、渡さない…)
怒りを悟られないように、俺は関心がないふりをしてその場から離れた。
靴を履き、そのまま部屋に戻るべく受付の前を通り過ぎる。
冷静な俺を拍子抜けしたように見ていた香山が、去り際に俺の背中に吠えた。
「招待状送ってやるよ、藤本!」
香山の茶化したような捨て台詞が聞こえたが、俺は構わずエレベーターに乗り込んで7階のボタンを押した。
この後香山と希未がどうするかを考えると腸が煮えくり返るので想像しないことに決めた。
(香山…、お前が希未を縛り付けられるのも、今日までだ…)
俺は必ず、2人が入籍する前に香山から希未を略奪する。
決意を込めて、俺は手の中にある脱衣場のロッカーキーを握りしめた。
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