9 / 27
結成?「猫の見えざる手」 その6
しおりを挟む
「ところでさ、今回のクエスト何持って帰るんだったけ?」
「ロスト殿、ソレクライ覚えてオキマショウよ……
『最奥部にいるモンスターの体内に生成される希少な宝石の入手』がコンカイの目的デス」
「最奥部のモンスター…… 仲間に出来ないかな……?」
ロストのスキルが『特定のモンスターと会話する』スキルだと分かってから何かと話しが通じるモンスターを探して仲間にしたそうにするロスト。
幸いにも会話できるモンスターはくとぅるふ以外っではまだ出会えて居ないので厩舎がカオスになる事はまだ無さそで良かったとアカネはひっそりと思った。
「一応言うが、今回は内部の宝石を取らぬといけないんじゃからな?」
「こう、ペッて吐き出して貰って……」
「カエルが胃袋トリダスような感覚でイワナイデ下さい……」
そうこう歩いていると、再びモンスターと出会う。
「何か、蜘蛛のモンスターが多くなって来たの」
目の前には抱くとこが出来そうな程大きな蜘蛛のモンスターが数匹。
奥部に進むにつれてこのような蜘蛛ばかりにエンカウントする三人。
「ほれミケ行くんじゃ。蜘蛛の糸はわちきの火で燃やしてやろう」
アカネは蜘蛛に近付きたく無く、全て戦闘をミケに任せっきりである。
「何ででボクばかりシュツゲキさせるんデスカ…… ロスト殿けっこうヤルキですよ?」
「可愛いよねあの蜘蛛、もしもし蜘蛛さんー?」
ロストが蜘蛛を怖がるどころか、どうにか会話出来ないかと頑張っていた。
「ミケお主、このような幼子を蜘蛛の前出させようとするなど大人としてどうなんじゃ?」
「僕は幼子では無いから!」
「ではアカネ殿がイキマスか……?」
言外にアカネも手伝ってくれとミケは言うが……
「じゃから火を焚いてやっとるじゃろ、ほれ頑張れ」
「エー………」
もういい加減に蜘蛛退治はイヤになったのかかなり渋るミケ。
「……しかし、ミケが頑張ってくれるから未夜何て要らないと思ってしまうの。ミケは未夜以上に優れておる気がするの」
「ヨシ蜘蛛何て直ぐにタオシますよ!!」
「チョロイの」
元気に蜘蛛へ立ち向かうミケを見てフッとあくどく笑うアカネ。
「と言うかさ、蜘蛛さんこちらが話し終わるまで攻撃してこなかったけど、やっぱり話し合えば仲間にでもなってくれるんじゃ……」
「ホントに止めてくりゃれ……」
「ハノー、ハハネホノ」
と、くぐもったミケの声がして、ふとアカネがミケの方を見て見ると、
「フミハヘン、ヒョットヒッヘフアアイ」
そこには蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされて捕獲されているミケが居た。
「……ミケ、弱いね」
その様子を見てぽつりとロストは言う。
そう言われても仕方ないと言うくらいに即落ち二コマな状態のミケ。
「まぁ便利じゃし良いじゃろ。ほれ『フレア』じゃ」
アカネはミケに向かって炎の魔法を唱える。
「アッツイ! チョット待って下さい! ボクごとモヤサナイでクダサイッ!!」
蜘蛛の糸に火が付き、そのままミケにまで火が付き、辺りを転げ回っているミケ。
一見地獄絵図だが死なないので問題は無い。
「ほれそのまま転がって蜘蛛に火でも付けてれば良いじゃろ」
「アカネ殿まで自爆特攻をススメルのですか!?」
これならご主人のデバフ貰う方が良かったと、言われた通り転がって蜘蛛に火を付け回りながらミケはそう思ったのであった。
「ソロソロ、デスカネ………」
疲れたようにミケは言う。
「ふむ、そろそろ最奥部じゃの。いやー、ミケのお陰でそこそこ体力を温存出来たぞ」
「道中ありがとう、ミケ」
「ソ、ソウデスカ……?」
女の子二人にお礼を言われて少し照れるミケ。やはりチョロい。
そして最奥部へと入る三人。
最奥部はボスが居そうな円形の大きな空洞になっていて、先の方にこれまたボスが出てきそうな、崖崩れを起こしたような深い穴があった。
「トリアエズは何もいませんが……」
三人は深い穴を見やる。
「………誰が見る?」
「ミケじゃろ」
ノーモーションでミケを指名するアカネ。
「またボクデスか…… 少しは他のヒトがヤリマショウ?」
雑用係に任命されまくってそろそろイヤになってきたミケ。
「ミケ、ここは頑張ってくりゃれ?」
可愛らしくアカネは言う。
「ココ『も』ガンバってでしょう……? オネガイですから少しはシンガリやってくれませんか? ホントにそろそろ疲れたんデス。少しキュウケイ入れさせてクダサイ……」
本当に疲れているのだろう、かなり大きなため息を付いてミケは言う。
「……ホントに疲れてるみたいだし、アカネちゃん行ったら?」
「えわちき!?」
「なら僕が行くけど」
「む、むう……」
出来るだけロストには危険な目にはあって欲しくないアカネ。
幾ら自分が行きたくないとは言え、流石にロストが行くと言われると……
「く、くとぅるふはどうじゃ? 行かぬか?」
「キキーーーーー」
「『他人頼みはダメですよ』って」
「ぐぬぬ……」
まさかモンスターに正論を言われるとは思わなかったアカネ。
「キューーーー、キュー キューーーーーキューーー、キューーーー」
「『そもそも、敵の巣窟に足を運ぶ原因は狼とお聞きしましたが、それなのにそうゆう事を言うんですか?』だってさ……」
「モンスターの癖に生意気な……」
「キュキーーーー」
「『わんわんは臆病でプライドが高いのですね』だって」
「だ、誰がわんわんじゃ!!!」
そう言われてはプライドが高いアカネは行くしかない。
覚悟を決めて深い穴へと近付く。
「…………ちょっとロスト一緒に見ぬか?」
一旦足を止めて振り向くアカネ。
「オウジョウギワが悪い……」
ため息を付きながらミケは言う。
だがそんな恐がりなところも尚可愛い、ミケは内心そう思った。
「…………キュ」
「ん?『そんなに怖いのでしたらこの不肖くとぅるふが一緒に「わちき一人で行く!」
今度こそ覚悟を決めて深い穴へと近付く。
「見た途端何かが跳ねて来るのは勘弁じゃぞ……」
恐る恐る穴の覗くアカネ。
そこは蜘蛛の巣が至る所に張り巡らされていて、何処か巨大なモンスターを嵌める罠のようにも、巨大モンスターの巣にも見えた。
「落ちたら一生上がってこれなさそうじゃの……」
そんな事を思いながらアカネは更に中を見渡す。
よく見ると至るところで赤い粒つぶが光っていた。
目を凝らして見るとそれはどうやら小さい蜘蛛のようで、蜘蛛が大量に生息していた。
「中々にキモイの…… ……それにしても、確か最奥部に大きなモンスターが居るはずなんじゃが……」
いくら蜘蛛の巣穴の中を覗いてもそれらしい物は見つからない。
外出中だろうか……
「うむ…… 小さい蜘蛛しかおらぬぞ?」
振り返ってアカネが言う。
「……む? どうしたんじゃお主ら?」
アカネが振り返ると何故かくとぅるふに支えられて青い顔をするロストと戦闘態勢のミケ。
その様子を不思議がるアカネ。
「……アカネ殿、まずはコチラに歩いて来てクダサイ」
「む? 何故じゃ?」
「イイデスカラとにかう上を向かずに」
「上……?」
向くなと言われたにも関わらずつい上を向いてしまったアカネ。
「キュルルルルルルル…………」
「----------」
そこには、人間程度なら丸のみに出来そうなほど大きな蜘蛛が居た。
「------ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
一瞬の硬直の後大きな叫びを上げるアカネ。
それを合図にするかのように蜘蛛はアカネ達に襲いかかって来た。
「ロスト殿、ソレクライ覚えてオキマショウよ……
『最奥部にいるモンスターの体内に生成される希少な宝石の入手』がコンカイの目的デス」
「最奥部のモンスター…… 仲間に出来ないかな……?」
ロストのスキルが『特定のモンスターと会話する』スキルだと分かってから何かと話しが通じるモンスターを探して仲間にしたそうにするロスト。
幸いにも会話できるモンスターはくとぅるふ以外っではまだ出会えて居ないので厩舎がカオスになる事はまだ無さそで良かったとアカネはひっそりと思った。
「一応言うが、今回は内部の宝石を取らぬといけないんじゃからな?」
「こう、ペッて吐き出して貰って……」
「カエルが胃袋トリダスような感覚でイワナイデ下さい……」
そうこう歩いていると、再びモンスターと出会う。
「何か、蜘蛛のモンスターが多くなって来たの」
目の前には抱くとこが出来そうな程大きな蜘蛛のモンスターが数匹。
奥部に進むにつれてこのような蜘蛛ばかりにエンカウントする三人。
「ほれミケ行くんじゃ。蜘蛛の糸はわちきの火で燃やしてやろう」
アカネは蜘蛛に近付きたく無く、全て戦闘をミケに任せっきりである。
「何ででボクばかりシュツゲキさせるんデスカ…… ロスト殿けっこうヤルキですよ?」
「可愛いよねあの蜘蛛、もしもし蜘蛛さんー?」
ロストが蜘蛛を怖がるどころか、どうにか会話出来ないかと頑張っていた。
「ミケお主、このような幼子を蜘蛛の前出させようとするなど大人としてどうなんじゃ?」
「僕は幼子では無いから!」
「ではアカネ殿がイキマスか……?」
言外にアカネも手伝ってくれとミケは言うが……
「じゃから火を焚いてやっとるじゃろ、ほれ頑張れ」
「エー………」
もういい加減に蜘蛛退治はイヤになったのかかなり渋るミケ。
「……しかし、ミケが頑張ってくれるから未夜何て要らないと思ってしまうの。ミケは未夜以上に優れておる気がするの」
「ヨシ蜘蛛何て直ぐにタオシますよ!!」
「チョロイの」
元気に蜘蛛へ立ち向かうミケを見てフッとあくどく笑うアカネ。
「と言うかさ、蜘蛛さんこちらが話し終わるまで攻撃してこなかったけど、やっぱり話し合えば仲間にでもなってくれるんじゃ……」
「ホントに止めてくりゃれ……」
「ハノー、ハハネホノ」
と、くぐもったミケの声がして、ふとアカネがミケの方を見て見ると、
「フミハヘン、ヒョットヒッヘフアアイ」
そこには蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされて捕獲されているミケが居た。
「……ミケ、弱いね」
その様子を見てぽつりとロストは言う。
そう言われても仕方ないと言うくらいに即落ち二コマな状態のミケ。
「まぁ便利じゃし良いじゃろ。ほれ『フレア』じゃ」
アカネはミケに向かって炎の魔法を唱える。
「アッツイ! チョット待って下さい! ボクごとモヤサナイでクダサイッ!!」
蜘蛛の糸に火が付き、そのままミケにまで火が付き、辺りを転げ回っているミケ。
一見地獄絵図だが死なないので問題は無い。
「ほれそのまま転がって蜘蛛に火でも付けてれば良いじゃろ」
「アカネ殿まで自爆特攻をススメルのですか!?」
これならご主人のデバフ貰う方が良かったと、言われた通り転がって蜘蛛に火を付け回りながらミケはそう思ったのであった。
「ソロソロ、デスカネ………」
疲れたようにミケは言う。
「ふむ、そろそろ最奥部じゃの。いやー、ミケのお陰でそこそこ体力を温存出来たぞ」
「道中ありがとう、ミケ」
「ソ、ソウデスカ……?」
女の子二人にお礼を言われて少し照れるミケ。やはりチョロい。
そして最奥部へと入る三人。
最奥部はボスが居そうな円形の大きな空洞になっていて、先の方にこれまたボスが出てきそうな、崖崩れを起こしたような深い穴があった。
「トリアエズは何もいませんが……」
三人は深い穴を見やる。
「………誰が見る?」
「ミケじゃろ」
ノーモーションでミケを指名するアカネ。
「またボクデスか…… 少しは他のヒトがヤリマショウ?」
雑用係に任命されまくってそろそろイヤになってきたミケ。
「ミケ、ここは頑張ってくりゃれ?」
可愛らしくアカネは言う。
「ココ『も』ガンバってでしょう……? オネガイですから少しはシンガリやってくれませんか? ホントにそろそろ疲れたんデス。少しキュウケイ入れさせてクダサイ……」
本当に疲れているのだろう、かなり大きなため息を付いてミケは言う。
「……ホントに疲れてるみたいだし、アカネちゃん行ったら?」
「えわちき!?」
「なら僕が行くけど」
「む、むう……」
出来るだけロストには危険な目にはあって欲しくないアカネ。
幾ら自分が行きたくないとは言え、流石にロストが行くと言われると……
「く、くとぅるふはどうじゃ? 行かぬか?」
「キキーーーーー」
「『他人頼みはダメですよ』って」
「ぐぬぬ……」
まさかモンスターに正論を言われるとは思わなかったアカネ。
「キューーーー、キュー キューーーーーキューーー、キューーーー」
「『そもそも、敵の巣窟に足を運ぶ原因は狼とお聞きしましたが、それなのにそうゆう事を言うんですか?』だってさ……」
「モンスターの癖に生意気な……」
「キュキーーーー」
「『わんわんは臆病でプライドが高いのですね』だって」
「だ、誰がわんわんじゃ!!!」
そう言われてはプライドが高いアカネは行くしかない。
覚悟を決めて深い穴へと近付く。
「…………ちょっとロスト一緒に見ぬか?」
一旦足を止めて振り向くアカネ。
「オウジョウギワが悪い……」
ため息を付きながらミケは言う。
だがそんな恐がりなところも尚可愛い、ミケは内心そう思った。
「…………キュ」
「ん?『そんなに怖いのでしたらこの不肖くとぅるふが一緒に「わちき一人で行く!」
今度こそ覚悟を決めて深い穴へと近付く。
「見た途端何かが跳ねて来るのは勘弁じゃぞ……」
恐る恐る穴の覗くアカネ。
そこは蜘蛛の巣が至る所に張り巡らされていて、何処か巨大なモンスターを嵌める罠のようにも、巨大モンスターの巣にも見えた。
「落ちたら一生上がってこれなさそうじゃの……」
そんな事を思いながらアカネは更に中を見渡す。
よく見ると至るところで赤い粒つぶが光っていた。
目を凝らして見るとそれはどうやら小さい蜘蛛のようで、蜘蛛が大量に生息していた。
「中々にキモイの…… ……それにしても、確か最奥部に大きなモンスターが居るはずなんじゃが……」
いくら蜘蛛の巣穴の中を覗いてもそれらしい物は見つからない。
外出中だろうか……
「うむ…… 小さい蜘蛛しかおらぬぞ?」
振り返ってアカネが言う。
「……む? どうしたんじゃお主ら?」
アカネが振り返ると何故かくとぅるふに支えられて青い顔をするロストと戦闘態勢のミケ。
その様子を不思議がるアカネ。
「……アカネ殿、まずはコチラに歩いて来てクダサイ」
「む? 何故じゃ?」
「イイデスカラとにかう上を向かずに」
「上……?」
向くなと言われたにも関わらずつい上を向いてしまったアカネ。
「キュルルルルルルル…………」
「----------」
そこには、人間程度なら丸のみに出来そうなほど大きな蜘蛛が居た。
「------ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
一瞬の硬直の後大きな叫びを上げるアカネ。
それを合図にするかのように蜘蛛はアカネ達に襲いかかって来た。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。
婚約破棄された悪役令嬢。そして国は滅んだ❗私のせい?知らんがな
朋 美緒(とも みお)
ファンタジー
婚約破棄されて国外追放の公爵令嬢、しかし地獄に落ちたのは彼女ではなかった。
!逆転チートな婚約破棄劇場!
!王宮、そして誰も居なくなった!
!国が滅んだ?私のせい?しらんがな!
18話で完結
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
無限に進化を続けて最強に至る
お寿司食べたい
ファンタジー
突然、居眠り運転をしているトラックに轢かれて異世界に転生した春風 宝。そこで女神からもらった特典は「倒したモンスターの力を奪って無限に強くなる」だった。
※よくある転生ものです。良ければ読んでください。 不定期更新 初作 小説家になろうでも投稿してます。 文章力がないので悪しからず。優しくアドバイスしてください。
改稿したので、しばらくしたら消します
どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
西藤島 みや
ファンタジー
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
チート狩り
京谷 榊
ファンタジー
世界、宇宙そのほとんどが解明されていないこの世の中で。魔術、魔法、特殊能力、人外種族、異世界その全てが詰まった広大な宇宙に、ある信念を持った謎だらけの主人公が仲間を連れて行き着く先とは…。
それは、この宇宙にある全ての謎が解き明かされるアドベンチャー物語。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる