29 / 88
第28話 ファンロン、おなかいっぱい食べるアル。
しおりを挟む
「ほあああああああああ~~~~~~~~~~♪ 美味しそうなものがいっぱいアル~~~~~~~~~~!!」
長いテーブルの上に所狭しと置かれた料理にファンロン目を輝かせるアル。
隣ではゆうしゃとウィスが椅子に座っているけど、何だか様子が変アル。どうしたアルか?
そう思いつつも、漂ってくる香りにファンロンメロメロアル!
「うふふ、そっちの子はもう我慢の限界みたいね」
「す、すみません、アホが……」
「えっと、その……すみません」
ちょっと前までは何だか、いっぱいの人間が居る部屋にゆうしゃたちと一緒に連れて行かれたファンロンだったけど、気にせずお腹を鳴らしたらウィスが溜息を吐いたアル。
しかも、何だか何時も以上にファンロンをバカにするように見てたアル。
失礼アルよね?
けど、そのお陰でファンロン、食事にありつけたアル!
そんでもって、ファンロンたちの向かいにはこくおーの隣に座っていた女性が座っているアル。
たしか、えーっと……えーっと、何ていうアルか? じょうおー? ファンロンわかんないアル!
けど、部屋の中に居るのはゆうしゃと、ファンロン、ウィス、それと向かいの女性だけアル。なんでも、ゆうしゃを落ち着かせたいと言うことらしいアル。
「まあ、そんなこといわれてもわかんないアル。それよりも、早く食べるアル~~~~!!」
「そうね。それじゃあ、いっぱい召し上がってちょうだい。美味しいですから」
「わ~~い、いただきま~~すアル~~~~!!」
フォークを握り締め、ファンロン分厚い肉に刺してパクッと食べたアル。
すると、口の中に入れた肉は簡単に噛み砕けて、ジュワ~っと脂が広がってきたアル!
もぐもぐ、もぐもぐ、ファンロン、ぐるめだからゆっくり味わって食べるアル。
じじょちょーさんが言ってたこーしんりょーの味も広がってくるアル。
「もぐもぐ、もぐ…………ごっくん、おいし~アル~~~~!!」
「そう、よかったね……」
ウィスがお腹が空いてるのか、ファンロン見ながらそう言うアル。
何で食べないアルか、ファンロンの食べるアルか? と肉を差し出したアル。
「ちょっとじじょちょーさんが作ってくれてたのよりも美味しくないけど、こっちも美味しいアルよ」
「……あ、あんたは…………」
「? どうしたアルか? やっぱりお腹空いているアル? ほら、食べるアルよ。いっぱい食べるアル!」
「え、えっと、僕達はまだお腹が空いていないから……ファンロンさんが食べてくれる、かな?」
ギロッとウィスがファンロン睨み付けたけど、お腹空いてるとイライラするアル。
だから、お腹空いているに決まってるアル。そう思っていると、ゆうしゃが良く分かんない表情でそう言ってきたアル。
ん~、そうアルか? だったら、ファンロンおなかいっぱい食べるアル!
「もぐもぐ、シチュー美味しいアル~~。生のオークは美味しくなかったけど、こっちのオーク肉美味しいアル~~!」
「あらあら、良かったですね」
「……あの、何だかすみません。あのアホがすみません…………」
「別に良いのですよ。それよりも、勇者様ももう一人のお連れの方もどうぞ召し上がってください」
「「わ、わかりました……」」
ファンロンニコニコしていると、何でか隣のゆうしゃとウィスが頭を下げてるアル。どうしてアルか?
けど、女性は優しく微笑みつつ、ゆうしゃたちにご飯を勧めたアル。その言葉に従うようにして、シチューに口を付けると……ふたりとも食べ始めたアル!
ミルクの味が口の中に広がって美味しいアルよね?
美味しい食事にファンロン笑顔になったアル。……ん? 視線を感じるアル?
視線がする方向を見ると、向こうに座ってる女性が微笑ましそうにファンロン達を見ていたアル。
「どうしたアルか?」
「別に何でもないですよ」
「? ま、良いアル。……あ、この味、すっごく美味しいアル~~~~!! じじょちょーのとは違うけど、何だか何て言えば良いのか分からないけど……すっごくすっごく美味しいアル~~~~~~~~~!!」
女性が見ている理由はわからないけど、ファンロン次に食べた蒸し饅頭が凄くおいしくて、ちょうニコニコ笑顔アル!
何ていうか、懐かしい? そんな感じがするアル! どうしてアルか??
まあ、わかんないけど、美味しい物は美味しいアル。だから、ファンロン蒸し饅頭をパクパク食べたアル。
蒸し饅頭、分厚く焼かれたステーキ、鳥の丸焼き、オークの蒸し焼き、パン、魚のむにえる(?)、ふらいをぱくばくと食べ続けて、ファンロンお腹満たされてきたアル。
途中からゆうしゃとウィスが食べるのを止めたけど、休憩アルか? ファンロンまだまだ食べれるアルよ?
そう思っていると、今度は甘い香りが漂ってきたアル!
「もしかして、デザートアルか!? 食べるアル、ファンロンいっぱい食べるアル!!」
「こいつ……見てて気持ち悪くなる位に食べてるって言うのに、まだ食べるのか…………」
「あ、あはは……」
運ばれてくるデザートにファンロン目をキラキラさせるアル。
そんなファンロン見ながら、ウィスとゆうしゃは良くわからない顔をしているアル。どうしたアルか、デザート食べないアル?
首を傾げているとデザートが並べられたアル。
たっぷりの果物、その果物を調理した物、クリームが掛かっていないけどけーきだと思う物、たっぷりのクッキー。
他にも色々わかんないけど、良い匂いがするデザートタップリアル!
それらを前にして、ファンロンもうにっこり笑顔たっぷりアル!
は~、ファンロン幸せ~アル~~♪
長いテーブルの上に所狭しと置かれた料理にファンロン目を輝かせるアル。
隣ではゆうしゃとウィスが椅子に座っているけど、何だか様子が変アル。どうしたアルか?
そう思いつつも、漂ってくる香りにファンロンメロメロアル!
「うふふ、そっちの子はもう我慢の限界みたいね」
「す、すみません、アホが……」
「えっと、その……すみません」
ちょっと前までは何だか、いっぱいの人間が居る部屋にゆうしゃたちと一緒に連れて行かれたファンロンだったけど、気にせずお腹を鳴らしたらウィスが溜息を吐いたアル。
しかも、何だか何時も以上にファンロンをバカにするように見てたアル。
失礼アルよね?
けど、そのお陰でファンロン、食事にありつけたアル!
そんでもって、ファンロンたちの向かいにはこくおーの隣に座っていた女性が座っているアル。
たしか、えーっと……えーっと、何ていうアルか? じょうおー? ファンロンわかんないアル!
けど、部屋の中に居るのはゆうしゃと、ファンロン、ウィス、それと向かいの女性だけアル。なんでも、ゆうしゃを落ち着かせたいと言うことらしいアル。
「まあ、そんなこといわれてもわかんないアル。それよりも、早く食べるアル~~~~!!」
「そうね。それじゃあ、いっぱい召し上がってちょうだい。美味しいですから」
「わ~~い、いただきま~~すアル~~~~!!」
フォークを握り締め、ファンロン分厚い肉に刺してパクッと食べたアル。
すると、口の中に入れた肉は簡単に噛み砕けて、ジュワ~っと脂が広がってきたアル!
もぐもぐ、もぐもぐ、ファンロン、ぐるめだからゆっくり味わって食べるアル。
じじょちょーさんが言ってたこーしんりょーの味も広がってくるアル。
「もぐもぐ、もぐ…………ごっくん、おいし~アル~~~~!!」
「そう、よかったね……」
ウィスがお腹が空いてるのか、ファンロン見ながらそう言うアル。
何で食べないアルか、ファンロンの食べるアルか? と肉を差し出したアル。
「ちょっとじじょちょーさんが作ってくれてたのよりも美味しくないけど、こっちも美味しいアルよ」
「……あ、あんたは…………」
「? どうしたアルか? やっぱりお腹空いているアル? ほら、食べるアルよ。いっぱい食べるアル!」
「え、えっと、僕達はまだお腹が空いていないから……ファンロンさんが食べてくれる、かな?」
ギロッとウィスがファンロン睨み付けたけど、お腹空いてるとイライラするアル。
だから、お腹空いているに決まってるアル。そう思っていると、ゆうしゃが良く分かんない表情でそう言ってきたアル。
ん~、そうアルか? だったら、ファンロンおなかいっぱい食べるアル!
「もぐもぐ、シチュー美味しいアル~~。生のオークは美味しくなかったけど、こっちのオーク肉美味しいアル~~!」
「あらあら、良かったですね」
「……あの、何だかすみません。あのアホがすみません…………」
「別に良いのですよ。それよりも、勇者様ももう一人のお連れの方もどうぞ召し上がってください」
「「わ、わかりました……」」
ファンロンニコニコしていると、何でか隣のゆうしゃとウィスが頭を下げてるアル。どうしてアルか?
けど、女性は優しく微笑みつつ、ゆうしゃたちにご飯を勧めたアル。その言葉に従うようにして、シチューに口を付けると……ふたりとも食べ始めたアル!
ミルクの味が口の中に広がって美味しいアルよね?
美味しい食事にファンロン笑顔になったアル。……ん? 視線を感じるアル?
視線がする方向を見ると、向こうに座ってる女性が微笑ましそうにファンロン達を見ていたアル。
「どうしたアルか?」
「別に何でもないですよ」
「? ま、良いアル。……あ、この味、すっごく美味しいアル~~~~!! じじょちょーのとは違うけど、何だか何て言えば良いのか分からないけど……すっごくすっごく美味しいアル~~~~~~~~~!!」
女性が見ている理由はわからないけど、ファンロン次に食べた蒸し饅頭が凄くおいしくて、ちょうニコニコ笑顔アル!
何ていうか、懐かしい? そんな感じがするアル! どうしてアルか??
まあ、わかんないけど、美味しい物は美味しいアル。だから、ファンロン蒸し饅頭をパクパク食べたアル。
蒸し饅頭、分厚く焼かれたステーキ、鳥の丸焼き、オークの蒸し焼き、パン、魚のむにえる(?)、ふらいをぱくばくと食べ続けて、ファンロンお腹満たされてきたアル。
途中からゆうしゃとウィスが食べるのを止めたけど、休憩アルか? ファンロンまだまだ食べれるアルよ?
そう思っていると、今度は甘い香りが漂ってきたアル!
「もしかして、デザートアルか!? 食べるアル、ファンロンいっぱい食べるアル!!」
「こいつ……見てて気持ち悪くなる位に食べてるって言うのに、まだ食べるのか…………」
「あ、あはは……」
運ばれてくるデザートにファンロン目をキラキラさせるアル。
そんなファンロン見ながら、ウィスとゆうしゃは良くわからない顔をしているアル。どうしたアルか、デザート食べないアル?
首を傾げているとデザートが並べられたアル。
たっぷりの果物、その果物を調理した物、クリームが掛かっていないけどけーきだと思う物、たっぷりのクッキー。
他にも色々わかんないけど、良い匂いがするデザートタップリアル!
それらを前にして、ファンロンもうにっこり笑顔たっぷりアル!
は~、ファンロン幸せ~アル~~♪
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

アレク・プランタン
かえるまる
ファンタジー
長く辛い闘病が終わった
と‥‥転生となった
剣と魔法が織りなす世界へ
チートも特典も何もないまま
ただ前世の記憶だけを頼りに
俺は精一杯やってみる
毎日更新中!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


ダンマス(異端者)
AN@RCHY
ファンタジー
幼女女神に召喚で呼び出されたシュウ。
元の世界に戻れないことを知って自由気ままに過ごすことを決めた。
人の作ったレールなんかのってやらねえぞ!
地球での痕跡をすべて消されて、幼女女神に召喚された風間修。そこで突然、ダンジョンマスターになって他のダンジョンマスターたちと競えと言われた。
戻りたくても戻る事の出来ない現実を受け入れ、異世界へ旅立つ。
始めこそ異世界だとワクワクしていたが、すぐに碇石からズレおかしなことを始めた。
小説になろうで『AN@CHY』名義で投稿している、同タイトルをアルファポリスにも投稿させていただきます。
向こうの小説を多少修正して投稿しています。
修正をかけながらなので更新ペースは不明です。

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!

とある元令嬢の選択
こうじ
ファンタジー
アメリアは1年前まで公爵令嬢であり王太子の婚約者だった。しかし、ある日を境に一変した。今の彼女は小さな村で暮らすただの平民だ。そして、それは彼女が自ら下した選択であり結果だった。彼女は言う『今が1番幸せ』だ、と。何故貴族としての幸せよりも平民としての暮らしを決断したのか。そこには彼女しかわからない悩みがあった……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる