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小説(ラノベ)を書くということ
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読者の皆様、おはようございます。こんにちは。それとも
こんばんはになりますでしょうか。
一応、私の中では記念すべき第1回目になる随想録なのですが、今回は小説を書く
ということについてつらつらと記していこうと思います。
私はそもそも今日初めて自分ではない他者に作品を公開したばかりでして、
とてもではありませんが自分は小説家であると喧伝することなど出来ません。
しかしある作家の方が、物語を書き始めたその瞬間から
その人は小説家になるのだと仰っていました。
物書きによって生計を立てている、いわば職業としての教義的な意味において、
私は作家ではありません。
だけれども少なからず、私はその方の威光をお借りして、自身を小説家の端くれに
でもなったような気持ちで小説を書くという行為を論じていきたいと思います。
論じるというと仰々しい物言いになってしまいますね。すみません。
コラム?のような感じで気軽に読んでいただけると嬉しいです。
免罪符としての前置きはこのぐらいにして、今回小説を書いてみて
私の感じたことを率直に書かせていただきますと、
「ごめんなさい。小説を書くということを舐めてました」
この言葉に尽きます。
手前味噌ながら読書量は人一倍多い自信がありました。
そして実際、日本人平均の上位5%に食い込むぐらいにそれは事実だと思います。
(謎の自信)
絶対私には面白い小説を書く力があると、自惚れていました。
いやはや、お恥ずかしいかぎりですわ。
知識と実践とでは大きな乖離があるということは往々にしてある問題でして
何が言いたいかと言いますと、
「もっと文章を書く訓練をしなくちゃいけない」
ということなんです。自明の理なんですけれども、ことに技術的な営みに
かんしてはセンスだとか才能だとかそういったベースあっての努力ではないかと
考えていた私は、とりあえず本を読めばセンスが磨けると
思い込んでいたのであります。
そして次の発言は更なる不評を買う恐れがあるので、あんまり
書くべきではないのかもしれませんが、自戒の意味を込めてあえて書きますね。
「ごめんなさい。ラノベ舐めてました」
考えてみたら、私はラノベをほとんど読んでこなかったんです。
その理由は、なんとなく稚拙だからという最低な理由でした。
サブカルを下位文化とみなすような眼差しで今までラノベを
認識していたことをここに懺悔します。
実際に書こうとすると、まず人称の統一という点からつまずきました。
一人称で書こうとするとうまく表現できない部分が生じ、
かといって三人称で書こうとすると今度はさっきまで表現出来ていたことが
うまくまとめられないといった有様です。
なんとか外観はそれらしく取り繕ったものの、
先述した知識と実践という観点において、ラノベを書く事に対する
この二つの支柱が欠けていた私は、見るも恥ずかしい駄文を
世間に晒してしまったのであります。
書いてみて自身の素養のなさに驚愕するとともに、他の作家様の作品を
読んでみて更に凹んでしまいました。どの方の作品も構成がしっかりしていて、
かつ堅苦しくなくサクッと読めて面白いんです。
この軽快な文体、これは今まで私が触れてきたことのない未知の領域でした。
また、文体にかんする自由度もバリエーションが豊富で飽きがないんです。
独白形式だったり、会話文と地の文が混在一体となっていたり。
ともかく、面白い。
私が小説を書く際、はじめにラノベというジャンルを選んだのは
多くの読者の皆様に読んでいただきたいと思ったからです。
しかしラノベがなぜ多くの読者を引き付けるのかについては
誤解していました。
たしか数年前にラノベを読むことは読書と呼べるか?否か?
みたいなニュースが流れていて、そのときの私は否定的な意見を
持っていたのですが、よくよく考えてみると読書とは『書いてあるものを
読む』ことを意味する言葉なので、その議論自体がナンセンスだったなと。
とにもかくにも、ラノベの面白さを発見した私なのでした。
そして、こんな面白い話を書きたいと、自身の決意がより強固な
ものとなった私でもあります。
幸運なことにも1名の読者の方がお気に入りに登録してくださいました。
本当に、ほんとうにうれしいです。ありがとうございます。
それとともに、自分の作品を卑下することはその方の期待を裏切ること
だから二度としないぞ、と深く反省しました。
たった1人であっても、だれかが自身の作品を読んで好意的な評価を
下してくださるということは励みになります。
朝起きて見てみたらもう1人ぐらい増えていないかな。なんてね。
その決意を実現するための一つの試みとして、ラノベを書くにあたっての
難点や自分なりの工夫などメモ書きのようなものを
残しておきたいなと思いまして。
そうした経緯で第1回のトピックをこの話題に決定しました。
そんなわけで、あと数回は小説の中でもラノベというジャンルにこだわって
徒然に書き散らかしていきます。
まあでも気の向くままに書くのがこのエッセイの醍醐味なので
ちょくちょく話題は転換させてしまうと思いますが、悪しからず。
それでは読者の皆様、行ってらっしゃい。おかえりなさい。おやすみなさいませ。
(Youtuber的なノリでなにかよい書き始めと結びの言葉を試行錯誤してます。)
こんばんはになりますでしょうか。
一応、私の中では記念すべき第1回目になる随想録なのですが、今回は小説を書く
ということについてつらつらと記していこうと思います。
私はそもそも今日初めて自分ではない他者に作品を公開したばかりでして、
とてもではありませんが自分は小説家であると喧伝することなど出来ません。
しかしある作家の方が、物語を書き始めたその瞬間から
その人は小説家になるのだと仰っていました。
物書きによって生計を立てている、いわば職業としての教義的な意味において、
私は作家ではありません。
だけれども少なからず、私はその方の威光をお借りして、自身を小説家の端くれに
でもなったような気持ちで小説を書くという行為を論じていきたいと思います。
論じるというと仰々しい物言いになってしまいますね。すみません。
コラム?のような感じで気軽に読んでいただけると嬉しいです。
免罪符としての前置きはこのぐらいにして、今回小説を書いてみて
私の感じたことを率直に書かせていただきますと、
「ごめんなさい。小説を書くということを舐めてました」
この言葉に尽きます。
手前味噌ながら読書量は人一倍多い自信がありました。
そして実際、日本人平均の上位5%に食い込むぐらいにそれは事実だと思います。
(謎の自信)
絶対私には面白い小説を書く力があると、自惚れていました。
いやはや、お恥ずかしいかぎりですわ。
知識と実践とでは大きな乖離があるということは往々にしてある問題でして
何が言いたいかと言いますと、
「もっと文章を書く訓練をしなくちゃいけない」
ということなんです。自明の理なんですけれども、ことに技術的な営みに
かんしてはセンスだとか才能だとかそういったベースあっての努力ではないかと
考えていた私は、とりあえず本を読めばセンスが磨けると
思い込んでいたのであります。
そして次の発言は更なる不評を買う恐れがあるので、あんまり
書くべきではないのかもしれませんが、自戒の意味を込めてあえて書きますね。
「ごめんなさい。ラノベ舐めてました」
考えてみたら、私はラノベをほとんど読んでこなかったんです。
その理由は、なんとなく稚拙だからという最低な理由でした。
サブカルを下位文化とみなすような眼差しで今までラノベを
認識していたことをここに懺悔します。
実際に書こうとすると、まず人称の統一という点からつまずきました。
一人称で書こうとするとうまく表現できない部分が生じ、
かといって三人称で書こうとすると今度はさっきまで表現出来ていたことが
うまくまとめられないといった有様です。
なんとか外観はそれらしく取り繕ったものの、
先述した知識と実践という観点において、ラノベを書く事に対する
この二つの支柱が欠けていた私は、見るも恥ずかしい駄文を
世間に晒してしまったのであります。
書いてみて自身の素養のなさに驚愕するとともに、他の作家様の作品を
読んでみて更に凹んでしまいました。どの方の作品も構成がしっかりしていて、
かつ堅苦しくなくサクッと読めて面白いんです。
この軽快な文体、これは今まで私が触れてきたことのない未知の領域でした。
また、文体にかんする自由度もバリエーションが豊富で飽きがないんです。
独白形式だったり、会話文と地の文が混在一体となっていたり。
ともかく、面白い。
私が小説を書く際、はじめにラノベというジャンルを選んだのは
多くの読者の皆様に読んでいただきたいと思ったからです。
しかしラノベがなぜ多くの読者を引き付けるのかについては
誤解していました。
たしか数年前にラノベを読むことは読書と呼べるか?否か?
みたいなニュースが流れていて、そのときの私は否定的な意見を
持っていたのですが、よくよく考えてみると読書とは『書いてあるものを
読む』ことを意味する言葉なので、その議論自体がナンセンスだったなと。
とにもかくにも、ラノベの面白さを発見した私なのでした。
そして、こんな面白い話を書きたいと、自身の決意がより強固な
ものとなった私でもあります。
幸運なことにも1名の読者の方がお気に入りに登録してくださいました。
本当に、ほんとうにうれしいです。ありがとうございます。
それとともに、自分の作品を卑下することはその方の期待を裏切ること
だから二度としないぞ、と深く反省しました。
たった1人であっても、だれかが自身の作品を読んで好意的な評価を
下してくださるということは励みになります。
朝起きて見てみたらもう1人ぐらい増えていないかな。なんてね。
その決意を実現するための一つの試みとして、ラノベを書くにあたっての
難点や自分なりの工夫などメモ書きのようなものを
残しておきたいなと思いまして。
そうした経緯で第1回のトピックをこの話題に決定しました。
そんなわけで、あと数回は小説の中でもラノベというジャンルにこだわって
徒然に書き散らかしていきます。
まあでも気の向くままに書くのがこのエッセイの醍醐味なので
ちょくちょく話題は転換させてしまうと思いますが、悪しからず。
それでは読者の皆様、行ってらっしゃい。おかえりなさい。おやすみなさいませ。
(Youtuber的なノリでなにかよい書き始めと結びの言葉を試行錯誤してます。)
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