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俺のこと愛してる幼馴染が彼女持ちだった件聞く?③

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×× tatumi side ××

俺の那由多コレクションが見つかってしまったけどきっといつかはバラすつもりだったし調度いい。
高校時代は間違えた選択ばかりして体は手に入ったが心は手に入らなかった。けれど那由多が記憶を失ってやり直すチャンスを得た。今度はちゃんと心まで手に入れたい。俺というものを受け入れてもらいたい。
那由多の敏感な乳首を畳に擦り付けながらズボン越しに性器を尻穴へと擦りつけた。どうやら今日は気持悪くなる日のようで、両手で必死に口を押さえていたが逃してやれそうにはなかった。何とか快楽で誤魔化しながら進めようと執拗に乳首ばかりを攻める。
畳に擦り付けて赤くなった乳首の先端をコリコリと引っ掻いていい感じに充血してくるとまた畳へと擦り付けた。そして暫く擦るとまた浮かせて先端だけを弾く事を繰り返す。

「はぁっ♡♡♡巽ッ、俺そこよわいから……ッ!!」
「弱いじゃなくて、気持ちいいでしょ?」
「っん♡♡出る、漏れるッ」
「もう母乳でちゃうの?エッチなおっぱいになっちゃったね?」
「……ッ誰のせいだよッ」
「……俺のせいかな?ちゃんと責任は取るよ……? 
「っっっっっ♡♡♡♡」
「ほら見て、これ小学校のときの運動会だよ?」
「やぁっ、なんでこんなのもって……♡♡♡」
「で、こっちは修学旅行。おんなじ部屋だったから襲わないの大変だったんだからね」
「っっっっッ!?……ぅ♡♡そんな前から……」
「そうだよ?俺はずっと那由多の事……好きだったから」
「でも、彼女とか……ッ♡♡♡」
「もし、小学生とかで俺が那由多に告白したらどうしてた?」
「そ、それは……っあああ♡」
「ね?だから、そういう事かな……全部、那由多のかわりだよ」
「……ぅ、そんなっ、そんなのって」
「好き、那由多。……愛してる」
「ぅぅっ♡♡あ、たつ、たつみっ!駄目、ダメッ、んなはやく擦りつけたら、っっっっぁああああっ♡♡♡♡」

ギュッと胸の突起の付け根を摘んでぷっくり膨れた先端を交互にザリザリッと擦った。乳腺が緩んで母乳が滲んできたのか畳が変色し始めたとき、更に強く押し付けて押しつぶす様に擦り付けると那由多は背をしならせながらイった。

∞∞ nayuta side ∞∞

最悪だ。
幼い頃の自分の写真に囲まれて、畳に乳首を擦り付けながらイっちまった。たまになる巽とセックスしたときの気持ち悪さは有るけど乳首からあがる快楽のほうが強かった。
船酔いのようなグルグルと回る気持ち悪さはあるが頭がボーッとするだけで余計に快楽を感じた。
性器にはまだ触っても無いのに乳首だけで射精してしまって冷静な思考が全てに溶けていった。畳にシミを広げて行く様を見詰めているがまだ乳首への愛撫は終わらなかった。
次は巽の手でコリコリコリと爪で引っかかれ、痛いほど引っ張られて血液が止まって肌が白くなる頃に離される。ブワッと血流が一気に良くなり熱を持った乳首をまた親指と人差し指で挟んで擦られる。

「あ♡あ゙♡♡お゙ッ!た、たつっ♡♡」
「那由多、お漏らししてるみたいにパンツの中ぐしょぐしょ?」
「ひ、い、ぁああああっ♡♡触る……なっ♡♡」
「俺のチンコ欲しくなったら言ってね?やめてあげるから……」
「は?ちょっ!!っ♡♡♡ぁあああっ!や、だめぇ♡♡また、畳ッッッッッ!!」
「この網目がいいの?」
「違っ♡ちがっ!」
「違うなら大丈夫だよだよね」
「は?たつ、たつみぃぃぃっ!!♡♡」

うつ伏せで突っ伏している腕が崩れて完全に倒れ込んだが巽が更に上から覆いかぶさってもうピクリとも動けなかった。巽の手の甲を引っ掻くけど傷口は塞がるし、余計に乳首を引っ張られて畳に擦り付けられる。右とひだりを交互にすられてひっきりなしに快楽に染まって行った。
首を横に降っても、メチャクチャに暴れても乳首の愛撫止まらずに擦れ過ぎて熱を持ち始めたけどそれでも終わらなかった。俺の腰すらも自然に揺れ始めたらズボン越しに巽のペニスを擦られた。

「はぁ♡はぁ♡も、乳首ッッッッ」
「まだまだいけるかな……」
「♡♡♡ッ!!そこばっかりっっ!!」
「ほら、濡れてないとこに……ね?」
「♡♡♡♡♡!はぁっ!これ………ッッ!」

また新しい網目に乳首を擦り付けられる。
違う、俺は巽のセックスを拒まないと、拒まないといけないんだッ。でも、でも……。

「ほら、自分で擦りつけてくれるならチンコ触ってあげるけど?」

そう言って巽は俺の乳首を畳に押さえつけたまま、ズボンの上から性器に触れた。
射精はしたけど直接は触れられてないそこに俺の喉はゴクリとなった。完全に目先の欲に囚われた俺は自分のの乳首を握った。

「あっ♡あっ♡あああっ♡イイッ、たつみっ♡♡畳にッ、たたみっ♡♡んー♡」
「那由多、ちくおな上手だね?へやでもやってる?」
「やってなぁぁ♡♡い♡はぁっ♡♡これ、これっ」
「もっと気持ちよくしてあげる」
「あっああああっ♡♡♡や、ぁ、止まらないっ止まらなっ!!」

堕ちるのは簡単だった。
ズリっと畳に乳首を擦りつけてみたら想像以上に気持ちよかった。そうなると欲望に忠実な体はもう止まらなかった。潰れたカエルのように畳に寝転んだまま乳首を擦り付ける。ケツだけ少し上げていると、巽がズボン越しに射精してグチャグチャなパンツの上からペニスを揉まれた。
そして、俺の後頭部に巽の額がコツンと当たった瞬間俺の体の興奮と体温が一気に上がった。

「ひゃぅぅぅ♡♡♡はぁぁああああっ♡♡♡イく!もー、い、……く!?」
「那由多、はやいよ?」
「無理無理無理ッ、イくぅぅっ!!」

体の中の数値が一気に上がった気がした。
巽が俺の中のアドレナリンを多量に分泌させたようだった。そうなるともう止まらなくて腰をくねられせながら必至に畳で乳首を引っ掻いた。そしてその腰の動きに合わせて巽はペニスをズボンから引きずり出すと敏感な先端を畳へと押し付けた。

「っっっっッぁああああっ♡♡♡♡」

×× tatumi side ××

那由多だけが俺の能力である〝自己治癒力〟を受けいる事ができる。その仕組みは高校時代から分からないままなんだけど、俺が自分の体に出来る事は那由多にする事ができる。だから怖い事が起きたあとはセロトニンやオキシトシンの分泌を増やして安堵感を与える事が出来る。ゆっくりだけど俺と一緒にいれば落ち着くと思わせる事が出来るんだ。逆に興奮させたいときはアドレナリン、でも俺にも従順で居させたいからオキシトシンも一緒に分泌させてやる。俺とセックスすると気持ち悪くなるのは何故かははっきりとまだ分からないけどなんとか誤魔化す事は出来そうだと畳に吐き出された精液を伸ばすようにとイったばかりの尿道口を畳へと擦りつけた。

「っっっつうううん゙♡♡♡♡はぁ、たつみっ、おれっ、お、……れ、イった♡♡はぁッッ」
「俺のベッド那由多の精液と母乳でびちゃびちゃだね」
「それ、絶対、おまえっ……の、せっ♡♡」
「ほら、続けてもっかいイけるよね?ココも触ってあげるからさ。ちゃんとオッパイもチンコも畳に擦りつけとくんだよ?」
「ッッッッ゙♡♡も、無理だッ!気持ちよッッッッはぁっ♡♡俺のっ、俺の尻の穴ッ♡♡」

那由多に覆い被さったらままズボンを引き摺り下ろして露わになったキュッと閉じたアナルに精液を掬って濡れた指を抜き差ししていく。
完全に快楽にトリップしてる那由多の耳の後ろに顔を埋めて俺にとっては刺激的な甘い香りを堪能する。俺が普段寝てる畳が体液でベチョベチョになればなるほど興奮するし、明日からは俺のオナニースポットになるだろう。
もっともっと自分の私物が那由多にまみれればいいのにと前立腺を指で圧し潰しながらペニスを那由多の腰の動きに合わせて畳に擦りつけた。

「はぁぁぁあん゙♡♡ッも、だめ、だめ、だめぇっっっ♡♡また、イくっ、イ…………ッああ゙♡♡♡」

那由多残しの動きが止まってびゅるっと精液が飛び散る。
それでも性器の先端は畳に擦りつけてやるとビクっ、ビクッと小刻みに体が跳ねていた。快楽に堕ちている間にアナルを拡げるように指をもう一本添えて中に入れこむとバラバラと動かし始めて体を丸めている那由多の熱をまた燻っていく。

∞∞ nayuta side ∞∞

ううぅぅ゙……だめだ、気持ちいいのと悪いのが頭の中で混乱して……ッ
酔っている感じがするのに気持ち悪さが快楽に流されて体が麻痺したように動かない。乳首もチンコも赤く充血しているだろうけど畳から離すとスン……と外気に触れるのすら疼きを感じてまた擦り付けたくなる。尻の穴の中が熱くなって物足りないと思ったところで巽の指が奥まで入ってきた。

「ぁあっ♡♡……っんー♡♡」

待ちわびた明確な刺激に全身が震えながら快楽を感じてしまう。この感じは昔から知っている気がするのが不思議だった。俺と巽は大学で、喫茶【シロフクロウ】で食霊《しょくれい》 するようになってこうなった筈なのに……。でも、でも、巽が俺にこんなに執着してたってことは記憶を無くした高校時代にも、もしかして何かが……!
そんな俺の考えが一気に霧散する。
グリっと音が聞こえそうなほど巽が尻穴のシコリのような部分を押し付けたまま指を抜き差しし始めたからだ。

「……ッ!?んーん゙ー♡♡そこっ、そ、こっ♡♡」
「那由多、ココ好きだよね……ッ、はぁ、それそろ俺も我慢できないから挿れるね?」
「ぅ……待て、ま、て、たつ、たつみぃっ♡♡♡───────ッああああっ♡♡」

巽のチンコが内壁を割って奥まで侵入してきた。
陰茎が曲がっているのか癖のある擦り方をして奥までみっちりと拡げてくる。直ぐに興奮の絶頂アクメまで頭の中が到達してしまって背中を弓なりに撓らせたいのに巽が後ろからホールドしてしまっているので無理だった。ただ密着して巽の心音が俺の背中越しに聞こえる事に更に俺の絶頂が続く。

「あ゙ッ、あ♡♡あーッ♡♡゙た、たつみっ!♡」
「……ふ、ッ、那由多、挿れただけでいっちゃったの?」
「ちがっ、ちがっ、……ッ」
「じゃあ、中が、きゅってしてるはなんで?」
「うぅぅっ、あ゙!?イってる、イったから突くなッ♡♡♡止まれッッ」
「だって……那由多はいっぱいイってるけど俺はまだだから……ッ」
「~~~~~~~ッッッた、つ、…………ッ!!」

パンパンパンパンッ───と、陰嚢が潰れるのでは無いかと思うほど力強く抽挿《ちゅうそう》が繰り返される。尻肉が弛んで元に戻らない間に次の打ち付けが奥まで来る。浅めから最奥まで擦るかと思えば奥ばかりをグリグリと開かれて、しかも体を抑え込まれている窮屈感が一層俺の性感を昂ぶらせた。

「ほら、那由多も腰振って?」
「へ?はぁ、ぁ、あああああっ♡♡♡擦れ、擦れるぅぅぅ♡♡♡゙♡゙」

巽が俺の腰を掴んで更に畳に押し付けながら俺自身すらも畳に擦り付けるように打ち付けを変えた。ズリズリッ、ズリぃぃぃっと俺の乳首や陰茎の先端が畳の網目に擦れて悶絶したけど力強い打ち付ける力と押さえ付ける力に俺の抵抗は虚しくただ感じきった声が部屋の中に木霊した。
そして巽がペニスの皮を確りと引っ張って圧し潰すように畳に擦りつけたので目の前に星が飛んだ。疼くようなむず痒いような痛いようなすべての興奮がマックスまで上がって俺は果てた。

「ッッッッッッッッッッイく!イってるのに、またイ………くぅぅぅ♡♡♡♡゙♡゙♡゙」


×× tatumi side ××

那由多が俺の腕の中で体を痙攣させながらイった。
この瞬間が愛おしくてしかたがない。
イったばかりで痙攣しているアナルの中を収縮に逆らいながら突き上げる。次させてもらえるのはいつになるかわからないので直ぐには手放せなかった。
那由多とその近くに散らばった那由多の写真を見ながら俺は一心不乱に腰を振った。

「ひ、ぅぅぅぅうんん゙♡♡♡♡も、イった!おれ、イった♡♡」
「まだダメ……ッ、那由多が毎日させてくれるなら終わりにしてもいいけど?」
「無理ッ♡♡♡壊れるッ、こんなのっ、一回でも壊れるッ、お尻の穴まくれっ♡♡」
「あ……、また畳濡れちゃってるね?母乳止まらなくなるかも?」
「巽がっ!巽のせいで……ッ♡♡」
「ちゃんと、いつでも責任取るけど?」
「…………ッ!!?そんな、ッ♡♡う、ぁあああっ♡♡♡お゙!?おっ、おっ、奥ッ、あたっ、あだっ!?♡♡」

これだけ快楽に染めてやってるのに那由多はうんとは言わなかった。まぁ、セックス中しか伝えられない俺も卑怯だけど那由多を失ったら俺は生きていけないから。
那由多を畳に完全に押し付けるとガツガツガツと腰を振った。前立腺からその奥をこすり上げていると那由多は蛙がひしゃげたような声を上げていたがこれも可愛い、録音したい。背中を押しつけつつ畳に擦れるようにと前後に那由多を動かしながら奥まで突き上げて俺は絶頂した。

「はっ、那由多………ッ、愛してる」
「た、たつ、イ、い、い、ぃ、ひぁあああああっ♡♡♡♡」

俺の最後の愛の言葉が聞こえたかどうかは分からないが最後に那由多はまた絶頂してそのまま意識を飛ばしていた。
ズルンと俺のペニスは抜けたけどまだまだ勃起したままで那由多の尻肉に先端を擦りつけながらそのまま手でペニスを扱く。

「困るなぁ……俺まだ、全然イけるんだけどな……?ね、ほら那由多だけだと壊しちゃうでしょ?これ、全部那由多が受け止めてくれるなら俺は那由多一人がいいんだけど」

意識を失った相手に言っても届かないのは分かっているが言わずには居られなかった。ペニスを扱きながら尻肉に擦り付けて、はっ、はっ、はっと細かく呼吸をしてからもう一度射精した。
畳は甘い匂いや精液のむせた匂いですごい事になっていたが全てが那由多のものだと思うとまた興奮してきて、挿入は我慢できたけど今度は那由多を仰向けにして母乳が滴る乳首に擦りつけながら何度も俺は射精を繰り返した。

「はやく、俺のものになってよ……那由多」
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